ニュースヘッドライン
| 6/16/2009 | リリース:Liquidware Labs Stratusphere 4.2(20090616-3) |
| 5/19/2009 | Vizioncore社の元CEOがvmSight社を買収(20090519-1) |
| 2/18/2009 | Desktone社がvmSight社と提携(20090218-2) |
リリース:Liquidware Labs Stratusphere 4.2(20090616-3)
1カ月ほど前、Liquidware Labs社という新興企業がVDI市場に参入してきた。
同社の背後には、Vizioncore社(Quest社によって2008年1月に買収)の創業者・元最高経営責任者(CEO)と、Foedus社(VMware社によって2008年1月に買収)の創業者の存在がある。
Liquidware Labs社のベースにはvmSight社という別の新興企業の技術があるが、同社はステルスモードの時に既に買収され、今ではStratusphere社に社名が変更されている。
この新会社はvmSight社の業務をそのまま引き継ぎ、同じConnector ID技術を使ってVDI環境用の物理デスクトップ候補を格付けしたり、既存のVDI環境でユーザエクスペリエンスが劣る部分を特定する。
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Stratusphere 4.2では、その上で以下のような主要機能を搭載してきた。
- 新しいVDI Assessmentモジュール
Stratusphere 4.2はVDI Assessment用の全く新しいモジュールを追加してきた。これには、既存コンフィギュレーションやアプリケーション利用パターン、そして基準パフォーマンスやリソース利用率に関する多彩な実データ収集用としての分解型Connector ID Keysの物理デスクトップ導入と、環境評価とVDIへの移行計画立案用のすべてを網羅したレポート/分析ツールといった新機能も含まれている。分析ツールには、「マシンコンフィギュレーション」、「リソース利用率」、そして「コンフィギュレーションクラスタ分析」が搭載されたInspectorワークベンチのほかに、フルセットのVDI Assessmentレポートが含まれる。 - VDI用のVDI FitおよびVDI UX Breakthrough Metrics
Stratusphere 4.2には、2つの重要な新しい評価指標が新たに搭載されている。適性の格付け評価に利用される「VDI Fit」と、既存のVDIインストレーションのユーザエクスペリエンス格付け診断に利用される「VDI UX」だ。この評価指標は多変量分析プロファイルに依存しており、ツールを使ってプロファイルを調整し、現場でシステムを格付けする。この評価指標は調整や分析が可能となっており、最終的にはすべてのマシン、ユーザ、そしてアプリケーションを赤、青、黄色の3ランクで格付けする。分析グラフも用意されるので、管理者はグループ分けとその環境の問題を素早く特定することができる。
Brian Maddenが、同社のロードマップに関する新たな洞察を次のように公開している。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Liquidware Labs社は最終的に5つの製品を用意する計画だが、現在はまだそのうちの最初の2つしかない。機能面から見ると、同社の製品には次のようなものが含まれることになる。
- 評価モジュール(現在発売中)これは、物理デスクトップの詳細なコンフィギュレーションを収集し、実際のワークロードを測定してVDI環境の基準を確立する。VDI「適性」レポートを作成し、デスクトップ、リソース要件など(今後続々登場)のクラスタを特定する。
- 診断モジュール(現在発売中)これは、評価データをベースにしてアプリ、ネットワーク、ストレージなどの詳細な利用率情報を収集する。
- キャパシティプラニングモジュール(未発売)これは「Win7」を導入したらどうなるか?ハードウェアを切り替えたらどうなるか?huluを使わせたらどうなるか?といった「仮定」用のエンジンとなっている。自分から積極的に工夫をして拡張モデルを作り出すことも可能。
- 移行モジュール(未発売)これは、アプリ互換性リストとパッケージャを結びつけ、(評価データに基づき)必ず各自が適切なアプリを利用できるようにするなど、実際の移行作業を一部自動化できるコンポーネント。
- サポートセンターモジュール(未発売)これは、レベル1およびレベル2のサポート担当者用のツールで、ユーザのセルフサービスを実現するポテンシャルもある。VDI環境と接続してほかのモジュールからデータを取得する。
Vizioncore社の元CEOがvmSight社を買収(20090519-1)
Vizioncore社を創業し、同社を2008年1月にQuest社に売却し、そのわずか2カ月後に同社を去ったDavid Bieneman氏が戻ってきた。
もちろん、買収契約ではQuest/Vizioncore社と競合する企業への入社や、そのような企業の設立が厳格に禁止じられている。
そこで、Bieneman氏はLiquidware Labs社という新興企業で新しい仮想化市場に参入してきた。
同社にはほかに、2008年1月にVMware社に買収され、コンサルティング会社として活躍中のFoedus社を設立したJ. Tyler Rohrer氏が参加している。
Roher氏は、VMware社のエンタープライズデスクトップチーム(「VMware View」を担当する部署)に1年半近く勤務した後に同社を退社している。
The Art&Science of the Desktop(デスクトップを科学する)という同社のキャッチフレーズや、LinkedInにあるRoher氏のプロファイルからは、Liquidware Labs社がVDI分野で活躍し、PSO企業各社に対応し、ステルスモード時点の先ごろ未公表額で買収したvmSight社の技術を活用するであろうことがうかがえる。
新興企業のvmSight社は、ネットワーク関連アクティビティを分析し、仮想デスクトップでのユーザの作業をトラッキングするソリューションを提供する。
スヌーピングしたパケットを再収集してVDIセッションの履歴とパフォーマンスを理解し、トラブルシューティングを簡単にするネットワークスニッファのようなものだと考えられる。
Liquidware Labs社は13件の特許で保護されたこの技術を使って何をするのだろうか?
Roher氏の市場戦略は非常に明確だ。
市場を専用ツールで支援し、VDIプロジェクトの選定、使用、そしてスケーラビリティを実現する。
構築前にデザインし、デザイン前にそのあるべき姿を評価する必要があると考える。
PSO重視とアプリケーション優先の方法論
Liquidware Labs社の正式な発足はまだだが、新会社の買収が成功する可能性はかなり高いと思われる。
この話を明らかにしてくれたLanamark社(実際はLiquidware Labs社のライバル)に謝辞を述べたい。
Liquidware Labs社をvirtualization.infoの仮想化レーダーに追加した。
ラベル: Acquisitions, LiquidWare Labs, VDI, vmSight
Desktone社がvmSight社と提携(20090218-2)
米新興企業のDesktone社は2008年4月に創業し、Verizon社、SoftBank Telecom社、HP社、そしてIBM社と印象的な提携を結んできた。
その後また動きを見せなくなったが同社が、2月17日にvmSight社との新しい技術提携を発表した。
vmSight社は、仮想環境におけるアプリケーションのレスポンスタイムに重点を置いたパフォーマンスモニタを提供しており、これがVDI環境には特に便利だと思われる。
DABCC.comが同製品の詳細なレビュー記事を公開しているのでぜひ読まれたい。
Desktone社は、ホスティング版VDI(同社では「Desktop as a Service:DaaS」と呼んでいる)のプロバイダーがシステムを酷使している顧客と使い勝手が落ちている顧客を把握できるよう「vmSight Center」コンソールを提供する。
vmSight社をvirtualization.infoの仮想化レーダーに追加した。
ラベル: Alliances, Desktone, Performance Monitoring, VDI, vmSight
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