ニュースヘッドライン

11/16/2009 Xen Cloud Platformがバージョン0.1に到達(20091116-7)
10/21/2009 Citrix社がXenServerを完全オープンソース化へ - 記事更新(20091021-1)
10/13/2009 Citrix社がLinux Foundationに加盟。狙いはXenベースのカーネルか?(20091013-1)
9/14/2009 リリース:VMLogix LabManager Cloud Edition 1.0(20090914-2)
8/30/2009 Xen Cloud PlatformとVMware vCloud ExpressがVMworldで発売へ(20090830-1)
8/27/2009 EC2をプライベート仮想データセンタ(Xenベース)に変えるAmazon社(20090827-5)
8/24/2009 見えてきたXen 4.0のロードマップ(200908024-11)
Citrix Open vSwitchがネットに登場(200908024-10)
Red Hat社製品が近い将来VMware ESXに対応か(200908024-7)
7/22/2009 トレーニング:オープンソースXenハイパーバイザ入門(20090722-3)
7/15/2009 Oracle社がWindowsゲストOS用の準仮想化ドライバをリリース(20090715-3)(情報更新)
Red Hat社には仮想化の顧客に質の高いサポートは提供できないとするOracle社(20090715-4)
6/24/2009 イベント:Xen Directions Europe 2009(20090624-1)
6/11/2009 議論の続くLinuxカーネルへのXen統合(20090611-2)
自社のXenベースクラウドインフラのセキュリティ確保に取り組むAmazon社(20090611-3)
6/01/2009 Xenがバージョン3.4に到達し、Hyper-Vをデフォルトでサポート(20090601-5)
5/13/2009 Amazon社はいつXenからXenServerへの移行を実施するか?(20090513-3)
4/16/2009 Linux FoundationはXenからKVMへの移行を推奨か?(20090416-8)
4/09/2009 正式登場前のCitrix XenWorkstationのオープンソースコードが公開(20090409-8)
3/16/2009 リリース:Convirture ConVirt 1.0(20090316-6)
3/10/2009 SAP社がXenServerで500台のサーバを仮想化へ(20090310-1)
3/09/2009 Citrix社がVHDインプリメンテーションをオープンソース化(20090309-2)
3/05/2009 Citrix社がデスクトップ用無償プラットフォームのXenWorkstationをリリースへ(20090305-9)
1/26/2009 Red Hat社がEnterprise Linux 5.3におけるXenの制限を拡大(20090126-1)
12/23/2008 Oracle社がXen審議会に参加(20081223-4)
12/08/2008 Xenがネイティブホストのフェイルオーバーにまもなく対応(20081208-4)
11/01/2008 携帯端末上での仮想化がARMで実現間近であることを正式に認めるCitrix社のIan Pratt氏(20081101-2)
10/29/2008 Sun xVM Serverは無償化されるものの仮想マシンの移行には疑問(20081029-5)
10/23/2008 Amazon EC2のLinux VMが現場投入準備完了。Windows VMはベータテスト開始(20081023-4)
VMware社に続いてAmazon社のクラウドコンピューティングビジネスを狙うRackspace社(20081023-2)
10/22/2008 Fedora 10にはXenが搭載されず、KVMの独走が続く(20081022-2)
10/09/2008 Amazon社がEC2でWindows仮想マシンを提供へ(20081009-7)

Xen Cloud Platformがバージョン0.1に到達(20091116-7)

11/16/2009   |   原文はこちら (English)

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Citrix社は8月末、「VMware vCloud Express」のリリースに対抗するXenとクラウドコンピューティング関連の新しい本格的な取り組みを発表した

現在、「Xen Cloud Platform(XCP)」という名前と、新旧の技術を統合するという意図以外にこのプロジェクトの詳細はあまりなく、Citrix社はそれ以上のことを明らかにしていない。

そして今、Xen.orgがXCP 1.0で提案されているコンポーネント一覧の詳細を明らかにし同プラットフォームを公開してダウンロード可能にしたことで、いろいろなことが見え始めてきた。

  • 最新のXen 3.4.1
  • Linux 2.6.27カーネル
  • Windows PVドライバ、Microsoft認定済み(バイナリのみ)
  • XAPI Enterprise-class Management Tool Stack(ウェブベースの管理インターフェース)
    • VMライフサイクル:スナップショット、チェックポイント、移行
    • リソースプール:安全なライブ再配置、自動コンフィギュレーション、DR
    • ホストコンフィギュレーション:柔軟なストレージ管理、ネットワーキング、パワーマネジメント
    • イベントトラッキング:プログレス、通知
    • SSLを使ったセキュア通信
    • アップグレードおよびパッチ機能
    • リアルタイムパフォーマンスモニタとアラート
  • 基本的なSR-IOVサポート
  • CD-ROMおよびネットワークホストインストーラ
  • フル機能の「xe」CLIとWebサービスAPI

Xen.orgではほかにも、バージョン1.0の仮ロードマップを公開している。

  • vSwitchの統合 - VMの移行を追跡し、仮想ポートの柔軟なトラフィック監視を行うためのファイアウォールやルーティングルールを可能にするマルチテナントネットワークインフラ実現に向けた第一歩。
  • Netchannel 2の統合 - 大規模システムにおけるXenネットワークのスケーラビリティを改善し、VM間のトラフィックを加速させる。
  • SR-IOVネットワーキング - XenはSR-IVO NICをすでにサポートしているが、コンフィギュレーションには手作業が必要とされている。コントロールスタックを拡張することで、可能な部分で自動的に行われる透過的最適化をSR-IOVで可能にする。
  • SR-IOV HBAからのゲストの起動。
  • Libvirtのバインディング。
  • ツールスタックでOVFをネイティブサポートする。
  • DMTF標準を仮想化やクラウドにも対応。
  • ハードウェアエラーの影響を最小限に抑えるスマートなエラーリカバリ。
  • ほかのプロジェクトやベンダーと密接に連携し、ウェブベースのマルチテナント管理とプロビジョニングを実現する(例:Eucalyptus、Enomaly、OpenNebulaなど)。
  • 数千台のXenホストに対応する管理スケーラビリティの拡大 - リソースプールのフェデレーション。
  • 安価なローカルストレージの集約 - 統合drdb/parallax。
  • OCFS2統合。

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Citrix社がXenServerを完全オープンソース化へ - 記事更新(20091021-1)

10/21/2009   |   原文はこちら (English)

citrix logo

virtualization.infoがつい先週掲載した「Citrix社がLinux Foundationに加盟。狙いはXenベースのカーネルか?」という記事に非常に多くの関心やコメントが集まった。
Citrix社の仮想化/管理事業部担当最高技術責任者(CTO)のSimon Crosby氏などは、XenServer無償化の背景にある理由や戦略について、複数の読者に対して個人的に回答を寄せている。

Crosby氏はそのなかで非常に興味深い情報を明らかにしている。同氏はまず、「XenServerはVMware社の売上に年間3億ドルの損失をもたらす」と主張したが、これはおそらく現在のマーケットシェアを考慮した上でのCitrix社の社内予測だと思われる。

それよりはるかに重要なこととして、Crosby氏は10月21日、Citrix社がXenServerを完全オープンソース化しようとしていることを率直に明かした。
入力ミスではない。同社のCTOが言及しているのは、既にオープンソースコミュニティーによって開発とメンテナンスが行われているXenのことではない。同氏が言及しているのは、Citrix社がこれまで投資をし、2月から無償製品として提供されVMware ESX同等のエンタープライズ対応力があるとBurton Group社が考える商用インプリメンテーションのXenServerの方である。

この速報を含んだ同氏の回答の全文を以下に示す。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

XenServerは完全に無償だが、まもなく完全にオープンソース化もされる。ここからの売上は全くない。マーケットシェア拡大、顧客との直接対話、コア製品の心臓部としての仮想化機能内蔵というわれわれの目標と一致していることから、XenAppの顧客は全員がXenAppのライセンスでXSのサポートも無償で受けることになる。XenDesktopmについても同じだ。われわれは「Essentials for XenServer」と「Hyper-V」で利益を上げており、これが仮想化環境とセルフサービス仮想ラボ、そしてとステージ管理の自動管理機能を加わている。これは大きなビジネスで、急速な成長を遂げているが、XenDesktopやXenAppの付加価値スタック(Enterprise/Platinumエディション)を含めることで顧客に価値も提供している。したがって、XenAppに対抗する製品を持たず、XenDesktopに対抗する製品には今のところ拡張性がないというVMware社と直接比較することはできない。

Crosby氏は上述のコメントを行った上で自らの発言を正式に認めている。

この動きがCitrix社のマーケットシェアを変化させるのかどうか、そしてVMware社に予想より早くESXの値下げを余儀なくさせるのかどうかは分からない。
virtualization.infoでは、新たな詳細が分かり次第お伝えする。

一方で、これが明確になったときのOracle社とNovell社の対応も検討に値する。
両社ともにXenの独自インプリメンテーションを持っており、XenServerが現在提供するものと同じ機能を持つ一段と洗練されたプラットフォームをリリースしようとしている。
Citrix社がコードを無償で提供する場合、Oracle社とNovell社がハイパーバイザーの自社開発を続ける意味はあるのだろうか?

この動きによって、管理レイヤだけに焦点を当てれば良いことから仮想化市場への参入が大幅に簡単かつ低コストになるため、仮想化ベンダーが今後増えていくのかどうかも興味深い。


最新情報:Citrix社からvirtualization.infoにコンタクトがあり、この動きに関する正式な声明が寄せられた。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

XenServerは、「Xen Cloud Platform(XCP)」の基盤としてコミュニティーに提供されている。  コミュニティーのほかのパートナー各社からもさまざまな投稿が多数寄せられるだろうが、われわれは、XenServer(ステートレスMicrosoft .NETクライアントGUIであるため、XCPコミュニティーや、 大規模クラウドがその自動化機能と管理システムを使って使用/自動化する優れたクラウドプラットフォームになるというその目的に適さないXenCenterは除く)のすべての技術をOSSでコミュニティーに提供する。 

ほかにも、「Open vSwitch」のような機能が搭載され、そこから新たなストレージレポジトリなどを開発していく。  しかし、大きな重点が置かれているのはコミュニティー全体の出発点としてXCPをプラットフォームに使う部分であり、そのためにわれわれはXenServerのコードベースを提供した。 

VA Linux社、Oracle社、Novell社、富士通社、およびIntel社やAMD社などの重要なパートナー各社は、全社が同プラットフォームへの新たな価値の提供継続を支持しているため、複数の市場参入ルートと強力なISVコミュニティーが実現し、市場の幅広い範囲で利益につながることが期待される。

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Citrix社がLinux Foundationに加盟。狙いはXenベースのカーネルか?(20091013-1)

10/13/2009   |   原文はこちら (English)

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Microsoft社の強力な盟友の1社であるCitrix社が、オープンソース製品(Xenハイパーバイザー)が成功のカギを握る新興企業のXenSource社を買収した2007年当時、それがコミュニティーに何らかのメリットを与えるだろうと本当に信じていた者はいなかった。

時間の経過に伴ってCitrix社がXenの開発を断念して独自ハイパーバイザーの開発に専念すること、そしてCitrix社がMicrosoft社に対して間接的な利点を与えるようXenの開発に影響を与えようとすることや、Citrix社がXenプロジェクトへの影響力を活かし、それに依存するすべての競合各社(当時はVirtual Iron社、Novell社、Red Hat社、Sun社、そしてOracle社)にダメージを与えることが最も懸念された。

XenSource社買収後、一部の主要ベンダー(Red Hat社やIBM社など)や個人参加者がXenプロジェクトに対する関心を失い、KVM(IBMの取り組みRed Hatの取り組み)の開発に専念していった。それが、Citrix社とMicrosoft社との間の関係なのか、Citrix社がオープンソースを支持したことがなかったからなのかは分からない。
もちろん、VMware社の方はXenプロジェクトからの集団移動促進に最善を尽くした。

virtualization.infoでは、ここ2年で進化を遂げ、見事なロードマップを用意したXenSource社買収後のXenプロジェクトに対するCitrix社の貢献内容を正確に追跡することも評価することもできない。
そこで、この点に関する情報に詳しい方には本記事のコメント欄で詳細を教えていただければ幸いだ。

Citrix社がオープンソースの世界に別のアングルからアプローチしてきたことは確かだ。同社はオープンソースソフトウェアルータでCisco社と競合するネットワーキングベンダーのVyatta社に出資した。Citrix社では仮想インフラ用初のオープンソース仮想スイッチ、「Open Virtual Switch」の開発が遅れており、オープンソースのクラウドコンピューティングプラットフォーム、「Xen Cloud Platform(XCP)」の作成支援も開始している。

同社がこれまで何をしてこようとも、KVMと一緒にXenをカーネルに搭載するようLinus Torvalds氏をはじめとするLinuxのメインテナーに説得するには不十分だった。
単に技術的な問題のようにも思えるが、それだけではないのかもしれない。

そこで出てきたCitrix社のオープンソース関連の新しい動きがLinux Foundationへの参加である。

この動きの公式の理由は、XCPクラウドや、まもなく登場するXenClientクライアントハイパーバイザー内でLinux OSの相性が最高になるよう保証するというものだ。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Xen.orgの設立者で会長、そしてCitrix Systems社の高度製品担当バイスプレジデンであるIan Pratt氏は、「Linux Foundationは、Linuxに対する要件の開発や、Xen Project、Xen Client hypervisor Initiative(XCI)、そしてXen Cloud Platform(XCP)構想などの補完プロジェクトを行う協調作業のための中立フォーラムを提供している。Citrix社は、Xen Projectのリーダーとして、そしてXenベースの製品を市販する立場からLinux Foundationに参加した」と述べている。

Xenハイパーバイザーの開発に加え、Xenコミュニティーでは、安全かつ最適化されたVirtual Machine MonitorランタイムとしてLinuxを組み込む完成度の高いクライアントハイパーバイザーやクラウド仮想化プラットフォーム製品の開発にも取り組んでいる。Xenコミュニティーでは、Microsoft Hyper-VやVMware ESX ServerなどのほかのハイパーバイザーでもLinuxが最適なパフォーマンスを出せるようにするオープンソース技術の開発も行う。

いずれにせよ、Citrix社は何よりすべての市販LinuxディストリビューションにXenが最初から搭載されるようにしたいのだと推測しても問題ないだろう。そして、Linux Foundationのメンバーになることはそれを実現するための第一歩なのかもしれない。

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リリース:VMLogix LabManager Cloud Edition 1.0(20090914-2)

9/14/2009   |   原文はこちら (English)

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VMLogix社は6月、Amazon EC2をサポート可能な専用バージョンの仮想ラボ自動化システム製品がまもなく登場すると発表した。

「LabManager Cloud Edition(CE)」と呼ばれる同製品は、2週間前にVMworld 2009でリリースされた。

前回のわれわれの記事でお伝えしたプライバシーとセキュリティに関する懸念は残るものの、VMLogix社が今後数カ月のトレンドを作り出すベンダーの1社であることは事実だ。クラウドコンピューティングを採用することにした顧客なら、サードパーティーのIaaSアーキテクチャを拡張して仮想ラボ自動化システムのような特定の作業を実現する管理コンソールの必要性は容易に認識できることだろう。

そこには明らかなメリットがいくつかある。

LabManagerCE

買収先としてのVMLogix社の立場はますます興味深いものとなりつつある。
Essentialの一部としてLabManagerを流通させるべく同社との間で既にOEM契約を結んでいるCitrix社は、VMLogix社がXenベースのクラウドコンピューティング関係製品の扱いに熟達しているのを目の当たりにして大喜びしているに違いない。

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Xen Cloud PlatformとVMware vCloud ExpressがVMworldで発売へ(20090830-1)

8/30/2009   |   原文はこちら (English)

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vmware logo

先週はじめ、Amazon社は同社の「Virtual Private Cloud(VPC)」製品群を発表した。これはXenベースのElastic Computing Cloud(EC2)をセグメント化したバージョンで、VPN回線でのみ接続可能となっている。

今VPCを投入することには少なくとも2つの理由があった。もちろん、EC2が登場3年目の節目ということもあるが、VMware主催のカンファレンスで2009年はクラウドコンピューティングを重要視することになるVMworld開催の前週ということが大きい。

実際、Xen.orgとVMware社は、「Xen Cloud Platform(XCP)」および「VMware vCloud Express」という2つの新しい解説策を投入する。

XCPは同ハイパーバイザーをクラウドコンピューティング用プラットフォームとして拡張するツールセットで、当然オープンソースとして配布される。また、Citrix社、HP社、Intel社、Novell社、そしてOracle社を含むXen.org諮問委員会の全メンバーによってサポートされる。

Xen Cloud Platformは新旧のソフトウェアを1つのパッケージにまとめることになるのだが、正確に何がこのプラットフォームに組み込まれるのかについては今のところ明らかになっていない。

ただし、XCPがDMFTの新旧の標準をサポートすることは確実だ。あらゆるサードパーティーハイパーバイザー(Citrix社、VMware社、Microsoft社など)から仮想マシンを読み込み、それらを統合クラウド全体に移行するOVF や、まもなく登場するVMANインターフェースなどだ。
VMANのサポートだけではプライベート仮想データセンタからパブリックもしくはプライベートのXCPクラウドへのシームレスな移行はできないので、同プラットフォームが仮想マシンのライブマイグレーション機能を複数サポートする可能性は非常に高い。

さらに、XCPは登場したばかりのOpen vSwitchも統合する。これは、「vSphere 4.0」で「Cisco Nexus 1000V」が提供するものに似た機能を実現するオープンソース仮想スイッチ。

XCPはマルチテナントのクラウドサービスをサポートする高度なストレージ機能も用意するが、それは、Citrix社が「StorageLink」技術の一部をオープンソースでリリースしてプロジェクトに参加することを意味する。

標準化されたインターフェースとオープンコンポーネントの存在は、近い将来、どの市販製品でもXen Cloud Platformに対応して拡張や管理ができるようになることを意味する。
そして、これにはAmazon EC2や「RackSpace Cloud Servers」(旧Mosso)などの既存のクラウドのほか、VMware社などのベンダーが発売する各種製品も含まれる。

もちろん、Citrix社がXCP対応版Essentialを発売するのは完全に想定内だが、Xen Cloud Platformが「Eucalyptus」(NASAが採用)や「OpenNebula」などのオープンソース管理ソリューションをサポートしていくことも先刻承知だ。

VMware vCloud Expressの存在は、数日前にForbesによって明らかにされたばかりだ。
Forbesはこれを「vCloudサービスの運用を開始するための簡単な方法の1つ」と説明しているが、今のところ、これに関するニュースはほかにはない。
VMware社は今週はじめに同製品を正式に発表するとみられている。

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EC2をプライベート仮想データセンタ(Xenベース)に変えるAmazon社(20090827-5)

8/27/2009   |   原文はこちら (English)

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VMware社が自社クラウドコンピューティングのスローガンを新たに掲げた1年前、そこには少なくとも4種類の反応があった。期待、懐疑論、いら立ち、そして混乱だ。

一部は、VMware社の予測どおりデータセンタがわずか2年で電力網のように簡単に幅広く使えるようになることを心から期待した。 一方、(本サイトも含め)このような革命がこれだけ短期間で起こる可能性やSMBにとっての適性について懐疑的な意見もあった。 また、VMware社の新最高経営責任者(CEO)、Paul Maritz氏が公の場に登場してすぐにGoogle社のクラウドコンピューティングに対するアプローチが根本的に間違っていると語ったことに対し、同検索大手はいら立ちを見せた。 そして、そのほかはパブリックプライベートの両クラウドの登場に混乱するばかりだった。

VMware社の話に出たパブリッククラウドはサービスとしてのインフラ(IaaS) アーキテクチャで、仮想マシンがオンデマンドでプロビジョニングされ、顧客はペイ・パー・ユースモデルで課金される(ほかにもいろいろあるが、全員が記憶しているのはこれら2つの基本的な側面だ)。

しかし、プライベートクラウドとは正確にどのようなものなのだろうか? これは、既に非常に素晴らしく、ハードウェア仮想化が今も重要な部品として残るデータセンタのセット化の概念よりさらに素晴らしく新しい方法なのだろうか? それとも、クラウドのなかにクラウドを入れたソリューションで、ハウジングと仮想化が組み合わさったものなのだろうか? もしくは、それよりさらに異なるものなのだろうか?

XenベースのIaaSアーキテクチャを2年前から提供しているAmazon社が先ごろこれに対する回答を寄せてきた。これは、「Virtual Private Cloud(VPC)」と呼ばれ、基本的には同社で人気の高いElastic Computing Cloud(EC2)内のプライベートセグメントになっており、顧客はVPN回線で接続する。

amazonvpc

EC2の新たな進化に関連してAmazon社と提携するRightScale社が、このVPCを顧客がどのようにコンフィギュレーションできるのかについて新たな詳細を明らかにしている。

VPCは現在、まだ限定ベータの段階だが、既にXenにとっての大きな節目となっている。 Amazon社がEC2を拡大し、新しい顧客を集めれば集めるほど、多くの企業がパブリック/プライベートの両IaaSソリューションでEC2を「デフォルト」の選択肢として認識するようになり、Citrix社やOracle社など、Xenを利用するこれらの仮想化ベンダーの信頼性も高まる。

VMware社にはそれが分かっており、だからTerremark社に出資しSprintSource社の買収を進めているのだ。vSphereがクラウド対応だという認識を維持したいのであれば、VMware社はAmazon EC2に対抗できるものを開発する必要がある。

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見えてきたXen 4.0のロードマップ(200908024-11)

8/24/2009   |   原文はこちら (English)

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6月、Xenがバージョン3.4に到達し、Hyper-Vをデフォルトでサポートし、同プラットフォームを優れたクライアントハイパーバイザーにするための一連の機能を強化してきた。

Xenは今月初めにさらにバージョン3.4.1へと到達した。これはメンテナンスリリースに過ぎないが、本当に興味深いものがXen 4.0のロードマップのなかにある(以下の強調部分)。

  • RDMAライブマイグレーションのサポート
  • Linux 2.6.30以降でのDom0カーネル
  • Marvell 6480ディスクドライバでのDom0サポート
  • PVゲストでのパススルーUSBコントローラ/デバイス
  • フォールトトレランス - Remus/Kemariプロジェクト
  • DomUsへ流れるネットワークトラフィックの監視、制限、コントロール
  • 国際化/Unicodeのサポート
  • 実スイッチのような仮想ブリッジのコンフィギュレーション(例:VLANやポートステータスのコントロール)
  • VMコンフィギュレーションファイル内におけるNIC単位でのVLanタギング
  • 仮想イーサネットスイッチ
  • ネイティブUEFI(pUEFI)および仮想UEFI(vUEFI)サポート経由での物理Xenブート/インストールのサポート 
  • VMの各ディスクのI/O制限(クレジットスケジューラウェイトと同様)
  • 過剰割り当てRAMのDMM(Dynamic Memory Management)
  • VT-d用のPCI CGAパススルー(Nvidia社やATI社などのベンダー製カード)
  • AMD IOMMUの完全サポート
  • DomUディスクのオンラインリサイズ
  • Xenとモジュラービルドのクロスコンパイル

このかなり興味深いリストに加え、(Xen.orgの会長、XenSourceの創設者、そしてCitrix社の高度製品担当バイスプレジデントでもある)Xen社最高技術責任者(CTO)のIan Pratt氏は、開発協力者を募集している複数の分野に非公式に言及している。また、このリストには多くの貴重な詳細も含まれている(こちらも強調してある)。

  • Xen社では、openvswitch.orgプロジェクトで開発されたopenflow vswitchをもうすぐ組み込む。SR-IOVネットワークハードウェアをサポートするには、最初にvswitch経由でトラフィックをルーティングし、それから個々のフローをダイレクトハードウェアパスにルーティングする(SR-IOV VFが外された場合はvswitch経由での通常のソフトウェアパスに戻る)指示をvswitchから受け取れる専用のボンドドライバがゲストに必要だ。 
  • ケンブリッジ大学で行われたTungsten Graphics社のGalliumをデバイスにもAPIにも依存しない3Dリモートプロトコルとして利用する研究をベースに構築。
  • HVMゲスト内で動作するblkback/netbackドライバを取得し、domain0がHVMゲストにもなれるオプションを実現。
  • domain0の再起動機能を完全実装し、ほかのシステムの再起動が不要なdom0の再起動やアップグレードを事実上可能にする(これに関しては既に多数の作業が行われているがまだ完成には至っていない)。
  • ハイパーバイザーによる大容量NANDフラッシュメモリの最適な利用方法について調査する(ディスクAPI経由だけでなくネイティブのフラッシュとしても)
  • xenの確定的再実行(ミシガン州立大学の論文参照)。
  • xenのARM移植版の開発を進め、x86ポート版と同レベルにする。
  • UBC Remus for HVMゲストを実装し、これをメインのXenツリーに統合。
  • GPUをデバイスに依存しない形で仮想化する(だれもがデバイスに依存しない形で行ってきたが、デバイスに特化した形で行っていた方がパフォーマンスや忠実度的に絶対に良かったかもしれない)。Intel GPUドライバはオープンソースであるため、これはIntel GPUで行うことが可能。
  • Cambridge/UBC Parallaxを拡張して内容アドレスハッシングをインプリメントしてハードディスク容量を節約。
  • PV SCSIをnetchannel2リングプロトコルの使用に切り替え、パフォーマンスを向上する。

現在Xenに依存する主要仮想化ベンダーは、Citrix社、Oracle社、そしてNovell社のわずか3社となっている。
どのベンダーも、この「基本」機能セットに追加されるエンタープライズグレードの機能によって技術革新を試みることになる。
顧客にはこれで3社の方向性がよく見えてきたのではないだろうか。唯一の問題は、上記の機能の全部もしくは一部でもそのリリース日を公表できるベンダーがいないという点だ。

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Citrix Open vSwitchがネットに登場(200908024-10)

8/24/2009   |   原文はこちら (English)

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Citrix社は主力カンファレンスであるSynergy開催中の5月、Cisco社がVMware vSphere用に投入した「Nexus 1000V」と競合する可能性のあるオープンソース仮想スイッチの存在を発表した。

Citrix社の最高技術責任者(CTO)、Simon Crosby氏も、これに関するかなりの詳細を6月上旬に明らかにしたが、仮想化コミュニティーの大半は今のところ詳細を把握していない。しかし、同プロジェクトの公式サイトがその姿をネット上にひっそりと現した。同製品は「Open vSwitch」と呼ばれ、Apache 2オープンソースライセンスでリリースされている。

最初のリリース(ほぼ完全版で、ネットからも入手可能)は、(Cisco Nexus 1000V同様)分散ネットワーキングをサポートする設計になっており、次のような機能がある。

  • NetFlow、SPAN、およびRSPANによるVM間コミュニケーションの可視性
  • トランキング付きの標準802.1Q VLANモデル
  • VM単位のポリシング
  • ソースMAC負荷バランシング付きのNICボンディング
  • Kernelベースのフォワーディング
  • OpenFlowのサポート
  • Linuxブリッジングコード用の互換レイヤ
    (普通のLinuxディストリビューション内でOSブリッジの代わりにOpen vSwitchを使うことも可能)

open_vswitch

その上、ロードマップには以下の機能も含まれている。

  • ユーザ領域フォワーディングエンジン
  • sFlow
  • VDE用互換レイヤ
  • Ethernet over GRE(ERSPANおよびVPNの作成用)
  • L3の完全サポート + NAT
  • プライオリティベースのQoS
  • 管理インターフェースの追加(IOSライクなCLI、SNMP、NetFlow)
  • 802.1x/RADIUS
  • ハードウェアアクセラレーション(VMDQ、SR-IOV NIC上のスイッチングチップ)のサポート

ネットでダウンロード可能なバージョンは製品版に近い(0.90.4)が、入手できるのはソースコードだけとなっている。
ネットにある資料では、XenServer 5.5ホストとの連係方法が既に解説されている。

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Red Hat社製品が近い将来VMware ESXに対応か(200908024-7)

8/24/2009   |   原文はこちら (English)

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Red Hat社のサポートを受ける多数の開発者が、ハイパーバイザーの管理を標準化し、ベンダー各社間のインプリメンテーションの違いを排除する仮想化インターフェースの開発をかなり以前から進めていた。

このAPIは「libvirt」と呼ばれるもので、2006年初頭に登場した。

2008年6月に発表されたように、登場間近のKVMベース仮想化製品がこれをベースにしているため、今のRed Hat社はこれに対する意気込みが強い。
このような理由から、同APIは市販製品への搭載が許される「GNU Lesser GNU General Public License」(LGPL)でリリースされた。

libvirtを介することで、Linux、Solaris、Mac OS、あるいはWindowsで動作する管理プラットフォームは既にXen、KVM、Sun VirtualBox、Parallels OpenVZ、QEMU、LXC、およびUser Mode Linux(UML)をコントロールすることができる。しかし、本命の登場はこれからだ。

リリースされたばかりのバージョン0.7.0にはIBM POWERハイパーバイザーのサポートや、初めてだと思われるVMware ESXのサポートなど、多数の注目すべき新機能が搭載されている。

もちろん、VMware社がこれでlibvirtを利用する製品にvCenter Serverを購入することなく自社のフラグシップハイパーバイザーを管理させるわけではない。
しかし、これでMicrosoft社が既にSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)と同時に投入済みのもの(1つの管理コンソールで複数のハイパーバイザーをコントロールする機能)をRed Hat社も近い将来投入できるようになることは確かだ。そして、それはvCenterを購入済みの顧客にとって極めて魅力的なことである。

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トレーニング:オープンソースXenハイパーバイザ入門(20090722-3)

7/22/2009   |   原文はこちら (English)

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Xen.orgは先ごろ、「Introduction to the Open Source Xen Hypervisor」(オープンソースXenハイパーバイザ入門)というタイトルの公式トレーニングスライドショーの改良版を「Creative Commons Attribution-Share Alike 2.0 Generic License」で公開した。 

残念ながら、この154ページのスライドには補足説明がなく、音声もないが、市場にある仮想化プラットフォームの半数(Citrix XenServerおよびOracle VM Server/Virtual Iron)の基盤となるハイパーバイザーの伝道活動を簡略化する歓迎すべき取り組みである。

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Oracle社がWindowsゲストOS用の準仮想化ドライバをリリース(20090715-3)(情報更新)

7/15/2009   |   原文はこちら (English)

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確かに、Oracle社が徐々にではあるが仮想化業界への攻撃頻度を高めている。
現在(自社のOracle VM、Sun xVM Server、そしてVirtual Ironという)3つのハイパーバイザーをコントロールする同社からは、遅かれ早かれ全体計画が出てくることが予想されている。

WindowsゲストOS用の準仮想化(PV)ドライバを発表するなど、今のところOracle社はそのごく一部しか明らかにしていない。

Oracle社ではこれをWindows Server 2003および2008のほか、Windows XPとVista向けにも用意している。また、これらはそれぞれに32ビット版と64ビット版が用意されている。もちろん、これらはOracle VMハイパーバイザーのみ対応となっている。

準仮想化ドライバは、AMD-V RVI(2007年9月からQuad-Core Opteron CPUに搭載)やIntel EPT(新しいXeon 5500 CPUに新たに搭載されている)などのハードウェア支援型仮想化技術の機能を強化できる可能性がない場合に仮想マシンのパフォーマンスを向上させる。

Oracle社が投入するPVドライバは、WindowsゲストOSのパフォーマンスを強化する一方で制限もいくつかある。一度これらをインストールすると、仮想マシンの状態を保存およびリストアすることができなくなり、ライブマイグレーションができなくなる。

現行のOracle社のアプローチと、同社の新しい子会社の1つであるVirtual Iron社のそれが大きく異なる点は興味深い。
Virtual Iron社は、同社がPVドライバの開発を中止する意向であることをちょうど3年前に発表した

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

…準仮想化ではOSの修正と保守に膨大な量のエンジニアリング作業が要求される。しかし、これらの大規模な取り組みも、x86系のムーアの法則やハードウェアの進化との戦いに敗れることは避けられない。準仮想化を搭載した初めての製品が市場に登場するころには、Intel社やAMD社から出荷されるx86サーバプロセッサの80%以上がハードウェアベースの仮想化アクセラレーション機能をチップに内蔵しているだろう(Intel-VTやAMD-V、あるいは「Rev-F」)。このハードウェアベースのアクセラレーションは、CPUの仮想化を中心に純粋に仮想化のパフォーマンスを最適化するよう設計されており、OSの準仮想化作業を完全に不要とし、技術的に時代遅れにする。…

最新情報:以下のいくつかのコメントでも浮き彫りになっているように、準仮想化に関してOracle社とVirtual Iron社の間に意見の相違があるという本稿最後の指摘は誤りだ。

Virtual Iron社は2006年、完全な準仮想化ゲストOS(カーネルのパッチが必要)を動作させる考えを拒否している。 
Oracle社も異なるアプローチは取っていない。同社はI/O処理を高速化するために準仮想化ドライバをリリースしているだけで、これは顧客にインストールが推奨されているゲストOSパッケージ(「VMware Tools」など)によってほかのすべての仮想化ベンダーもしていることだ。

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Red Hat社には仮想化の顧客に質の高いサポートは提供できないとするOracle社(20090715-4)

7/15/2009   |   原文はこちら (English)

oracle logo

Oracle社は、Oracle VM、Sun xVM Server、およびVirtual Ironの各ハイパーバイザーの統合プランについて相変わらず口を閉ざしているが、新しいライバル各社の話になると冗舌になる。

同社はちょうど2カ月前、「オモチャのアプライアンスしか搭載していない」としてVMware社の仮想アプライアンス構想と「Marketplace」を切り捨てた。
それから1カ月、Oracle社はx86/x64アーキテクチャ用のハイパーバイザーを提供する全仮想化ベンダーを排除するようサポートポリシーを修正し、同社の辞書に「コーペティション」という言葉がないことを明確にしてきた。

そして、7月15日に攻撃の的になったのがRed Hat社(部分的にはNovell社も)だった。
Oracle社は先週、自社の企業ブログでXenとオープンソースに対する意気込みを強調してきた

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

…Linux版初の商用データベースを1998年に投入してOracle社によるLinuxへのコミットは始まった。Oracle社はすべての業務をLinuxで行っているだけでなく、製品の基本開発もLinuxで行っている。現在、Oracle社には9000人以上の開発者がLinuxで作業を行っており、「Global Linux Support」は100カ国以上の国で提供している。…

この率直な書き込みの要点がOracle社にしか提供できないサポート品質にあることは明らかだ。
この主張を裏づけるため、Oracle社は「Oracle Unbreakable Linux」発売の背景にある理由に関する別の記事を指摘している

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Oracle Unbreakable Linuxは、既存の「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)インプリメンテーションあるいは新しい「Oracle Enterprise Linux」のインプリメンテーションのサポートプログラムとして2年前に発売された。Oracle Unbreakable Linuxプログラムは顧客がRed Hat社からは得られない(もしくは提供されない)エンタープライズクラスのサポートを提供するものだ。

Oracle社はLinuxのサポートでRed Hat社には不可能な以下をはじめ、最も品質の高いサポート、価値、そして実証済みのビジネス手法を実現している。

  • 145カ国で7500人以上の専門家が24時間体制でグローバルサポートを提供
  • ライフタイムサポートポリシー(7年以上の汎用製品サポートは年数無制限で期間延長可能)
  • プレミアバックポート(特定の機能のバックポートリクエストにより、アップデートがリリースされるたびに毎回アップグレードするプレッシャーから解放)

…Red Hat社のサポート品質に対する不満や、さらなる価値を追求したいという願望から、多くのユーザがRed Hat SupportからOracle Unbreakable Linux Supportに切り替えている。…

このメッセージはRed Hat社に直接向けられたものだが、それは、何年も前からXenを売り込んだ末にオープンソースハイパーバイザーをKVMに切り替えて完全な方向転換をした会社がRed Hat社であるためだ。

Red Hat社は新製品がようやく登場する9月にほかの仮想化ベンダーとの競争を(再)スタートさせる。
そして、顧客がKVMのトレンドに乗ることを全く考えないうちに、Oracle社は自社のサポートが格段に優れていることを周知させたい考えだ。

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イベント:Xen Directions Europe 2009(20090624-1)

6/24/2009   |   原文はこちら (English)

xen logo

Xen.orgコミュニティーとCitrix社が、「Xen Direction Europe 2009」という6月下旬にベルリンで開催される興味深いイベントの準備を進めている。

有名なXen Summitsに対し、Xenハッカー以外の層にはこちらの方が理解しやすいものと思われる(マーケティング関係の内容が多いということ)が、参加するだけの価値のあるプレゼンテーションが以下のようにいくつか予定されており、興味深さでは引けを取らない。

  • Virtualization - it's not just for servers anymore(仮想化はもはやサーバだけのものにあらず)
  • Highly available virtual infrastructures based on Xen Lufthansa Systems(Xen Lufthansa Systemsベースの高可用仮想インフラ)
  • HXEN:Hosted Xen Hypervisor Project

もちろん、「XenWorkstation」というCitrix社製品のエンジンとなる新しいホステドVMMアーキテクチャ(少なくともvirtualization.infoの情報筋によると)の進展をカバーするため、最後のものは特に興味深い。

また、1つ確実に面白くなるだろうと思われるのが以下のセッションだ(下線はわれわれの方で追加)。
Virtualization of mission-critical deployments Oracle with Xen: Oracle users choose Oracle VM(ミッションクリティカルな導入の仮想化、OracleとXen:OracleユーザがOracle VMを採用
Oracleユーザにも大きなチャンスがあるようだ。

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議論の続くLinuxカーネルへのXen統合(20090611-2)

6/11/2009   |   原文はこちら (English)

xen logo

現代の仮想化の歴史のなかで最も古くから(そして最も熱い)話題になっていたことの1つが、XenオープンソースハイパーバイザーがLinuxカーネルに統合できるかどうかという問題だ。

XenSource社では、この目標の達成を何年も前から目指しているが(一方のVMware社は何としてもこれを避けようとしてきた)、Linus Torvalds氏は2006年12月、Xenの代わりに別の仮想化プラットフォームを組み込む判断を発表した。KVMだ。

KVMは、2008年9月にRed Hat社によって買収された新興企業のQumranet社が開発とメンテナンスを行っていたが、当時はまだ登場からわずか6カ月しかたっておらず、Xenの方がはるかに熟成されていた。
にもかかわらず、KVMはそのアーキテクチャのおかげで(少なくともこれが正式な理由となっている)バージョン2.6.20からカーネルに組み込まれ、Xenの方は組み込まれなかった。

その後、XenSource社がCitrix社に買収され、XenをLinuxに組み込むというアイデアはお蔵入りが確定的になったように思われた。しかし、コミュニティーでは今もこの話題を巡る議論が続いている

これに対するTorvalds氏のコメントが言い得て妙だ。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

… Xenが一本化されていたらこのような議論はなかっただろう。しかし、さまざまな人のコードが集まってできているのがXenの現状だ。もしこれらの人々がXenに関心を持たないのなら、人々の大きな期待がかからなくても当然だろう。


このニュースを提供してくれたc0t0d0s0に謝辞を述べたい。

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自社のXenベースクラウドインフラのセキュリティ確保に取り組むAmazon社(20090611-3)

6/11/2009   |   原文はこちら (English)

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アーキテクチャの名前が「SaaS」であろうと、「PaaS」であろうと、「IaaS」であろうと構わない。顧客が今日市場に投入されているクラウドコンピューティングソリューションを信頼しない理由は多いが、その1つがセキュリティの欠如だ。

Amazon社は、最も古く、最も人気が高く、既存のもののなかでおそらく最大であるクラウドインフラを持っているが、そのXenベースのElastic Computing Cloud(EC2)を大企業の顧客が評価する際は常に非難されてきた。

同社は先ごろ、EC2やS3をはじめとするAmazon Web Services(AWS)関連施設のセキュリティを強化し、現在のセキュリティレベルを明確にするための一連の構想を発表した

  • 証明と認定
    AWSでは、インフラに対するさらなる安心感を顧客に与えるべく、適切なセキュリティ証明と認定を積極的に追求している。さらに、AWSを使ってHIPAAなどの標準に準拠したアプリケーションを構築する方法については今後も指針を公開していく。
  • 物理的セキュリティ
    Amazon社には大規模データセンタの設計、構築、および運営に関する何年もの経験がある。AWSのインフラはAmazon社が管理する世界中のデータセンタに収容されており、Amazon社の社内でも、これらのデータセンタがある実際の場所は正当なビジネスニーズのある者にしか知らされておらず、データセンタ自体も、不正アクセスを防止すべく物理的な各種対策によってセキュリティが確保されている。
  • セキュアサービス
    AWSクラウド内の各サービスはセキュリティ確保を考慮して構築されており、顧客が要求する柔軟性を犠牲にすることなく不正なアクセスや利用を制限する多数の機能が用意されている。AWSクラウドの各サービスに関する詳しい情報については「Amazon Web Services: Overview of Security Processes」(Amazon Web Servicesのセキュリティ処理概要)という白書を参照。
  • データのプライバシー
    AWSでは、ユーザがAWSクラウド内にある自分の個人もしくは業務データを暗号化することができるほか、顧客がAWS内部のデータフローを詳しく知ることができるよう、サービスとしてバックアップや冗長性関連のプロシージャを公開している。データのプライバシーや、AWSクラウド内の各サービス用バックアッププロシージャの詳細は、「Amazon Web Services: Overview of Security Processes」(Amazon Web Servicesのセキュリティ処理概要)白書を参照。

この取り組みによって、大企業の顧客が信頼することのできるセキュリティ対応クラウドコンピューティングインフラが誕生するかどうかはいずれ分かるだろう。もしかすると、あと10年以内に出てくるかもしれない。

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Xenがバージョン3.4に到達し、Hyper-Vをデフォルトでサポート(20090601-5)

6/01/2009   |   原文はこちら (English)

xen logo

オープンソースハイパーバイザーのXenが1年近くの開発期間を経てバージョン3.4に到達する

次のような重要な機能が投入されるため、これは同プロジェクトにとって重要な節目となる。

  • Xen Client Initiative(XCI)Enhancements
    Xen 3.4には最初のXCIコードリリースが含まれており、コミュニティーの拡張/向上のための基本クライアントハイパーバイザーが提供される。
    Citrix社の仮想化/管理事業部担当最高技術責任者(CTO)、Simon Crosby氏が、この点に関して興味深い新たな詳細を明かしている
    Xenプロジェクトでは初めて、単純にハイパーバイザーを提供するだけでなく、それをベンダー/ユーザ/開発者にまかせ、それぞれに自分のシステムを構築させようとしている。  このリリースには、管理ツールスタックの「Dom0」やXenなど、ありとあらゆるものが詰まっている。  つまり、Xenクライアントシステムの準備から運用開始までに必要なものすべてがそろっている。
  • RAS - Reliability(信頼性) - Availability(可用性) - Serviceability(保守性)
    Xen 3.4は、システムの不具合を回避および検知し、システム障害を切り離すことで最大限のアップタイムを実現し、システム障害を管理者に通知してハードウェア/ソフトウェアを適切に保守する多数の機能を用意している。これらのサービスを組み合わせることで、障害対応およびバックアップ機能を内蔵した堅牢なXenハイパーバイザーが実現する。
  • 電源管理
    Xen 3.4は、ピーク電力を節約するよう最適化されたスケジューラやタイマなど多数の新アルゴリズムによって節電機能を向上させ、プロセッサ管理を改善している。
  • Hyper-V啓もうインターフェースのサポート

XCIコンポーネントは、クライアントハイパーバイザーの提供を目指すすべてのベンダー(Citrix社、Phoenix Technologies社、Virtual Computer社、およびNeocleus社など)にとって重要なものだが、当然ながら最も興味深いのはXenのクローズドソース版とも言えるHyper-Vを特に設定しなくてもサポートする新機能だ。

同ハイパーバイザーを利用する主要ベンダーがCitrix社、Novell社、そしてOracle社(今ではSunVirtual Ironの両方)のわずか3社であることを考えると、今後はXenロードマップの進化が非常に興味深くなっていくだろう。

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Amazon社はいつXenからXenServerへの移行を実施するか?(20090513-3)

5/13/2009   |   原文はこちら (English)

amazon logo

あなたがVMware社、Citrix社、あるいはMicrosoft社の得意客であろうと無かろうと関係ない。これら3社のベンダー(あるいは同業界内のほかのベンダー)がクラウドコンピューティング分野で仮想化を使った自社の取り組みに言及するときはAmazon社が比較対象になる。

Amazon社は汎用クラウドコンピューティングインフラを初めて開発したベンダーであり、それを不特定多数に提供している。同社ではこの(ベータ)サービスを2006年8月に立ち上げ、推奨仮想化エンジンとしてオープンソースハイパーバイザーのXenを採用している。
これまでのところ、同社の「Elastic Computing Cloud(EC2)」は市場で最も規模が大きく、最も熟成された「サービスとしてのインフラ」(IaaS)アーキテクチャとなっている。

そして、ここ3年の間にXenプロジェクトを主導していたXenSource社がCitrix社に買収され、Xenの商用バージョンである市販インプリメンテーションの「XenServer」が無償でリリースされた。
Amazon社では、同社のXenインプリメンテーションについて何も明らかにしていないが、同社のエンジニアは多くのツールや機能をXen上で開発していると仮定するのが妥当だろう。
これで同社は、エンタープライズ管理、仮想マシンライブマイグレーション、リソース共有、統合ストレージ管理を無償で持てるようになっており、同時に、Citrix社が提供するようになったエンタープライズサポートにも頼ることができる。
これはEC2の保守費用削減にとってうまい話に違いない。

もし、将来Amazon社がEC2を使って大規模な仮想デスクトップインフラ(VDI)を開発し、コンシューマー市場にホステドデスクトップを提供したくなった場合もCitrix社では準備が整っている。同社はXenベースのクライアントハイパーバイザーである「XenClient」も無償で提供しようとしているからだ。

では、Amazon社がEC2でXenからXenServerに移行するのはいつになるのだろうか?

もしかしたらあまり時間はかからないかもしれない。Citrix社は、先週のSynergyカンファレンス(virtualization.info主催のVirtualization Congress 2009と共催)において、EC2仮想マシン上で同社の一部製品を投入およびサポートするためのAmazon社との新たな提携を発表しているからだ。

Burton Group社データセンタ戦略担当バイスプレジデントのRichard Jones氏が企業ブログで次のように述べている

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Synergyで5月6日に行われた社内/社外クラウドの相互運用性を巡るCitrix社とAmazon社のコラボレーションに関する発表からは、「EC2ハイパーバイザーのインフラをCitrix XenServerに移行する」という思わくがはっきり読み取れる。

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Linux FoundationはXenからKVMへの移行を推奨か?(20090416-8)

4/16/2009   |   原文はこちら (English)

SDTimesは今週はじめ、カリフォルニア州サンフランシスコで先週開催されたLinux FoundationのCollaboration Summitの簡単な記事を公開した。

記事中、かなり短い文章で注目すべき情報が浮き彫りになっている。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Zemlin氏[Linux FoundationエグゼクティブディレクターのJim Zemlin氏]は仮想化関係者に向け、Linux Foundationでは今後、ベンダー各社やデベロッパーに対し、XenではなくKVMでの標準化を推奨していくことを明らかにした。

もしこれが本当ならば、Citrix社が返還を進めているにもかかわらず、Citrix社によるXenServer社買収がオープンソースコミュニティーとの関係を壊したことになる。

ちなみに、KVMの開発と保守を行っていたQumranet社をRed Hat社が買収したときに今回と同じ影響がなかった点は興味深い。

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正式登場前のCitrix XenWorkstationのオープンソースコードが公開(20090409-8)

4/09/2009   |   原文はこちら (English)

citrix logo

virtualization.infoでは3月初め、「XenWorkstation」と呼ばれ、VMware Workstation、Parallels Workstation、Microsoft Virtual PC、VirtualBoxなどと競合するXenServerのホスティングバージョン(別名:タイプ2仮想マシンモニタ)をCitrix社がリリースしようとしていることを速報した。

これにはCitrix社にはそうすべきもっともな理由があり、この記事に膨大な数のアクセスがあったことで、このような製品への関心の高さが確認された。

だが、XenWorkstationは、われわれが推測した3月9日の週には発売されなかった。
この製品は存在しないという報告が複数(Citrix社の社員を名乗る人物も含め)から来ているが、われわれの情報筋によると、Citrix社は発売延期を決めたのだという。

それが本当かどうかは別として(virtualization.infoの長年の読者であれば、われわれの情報筋の信頼性がかなり高いことはご承知だろう)、Citrix社はつい先ごろ、現在「KXen」と呼ばれているタイプ2 VMM版XenのオープンソースコードをXenコミュニティーに公開した。

この仮想化プラットフォームは、ホストOSとしてWindows XP、Vista、そしてWindows 7(すべて32ビット)をサポートする。
これらの各種Windowsの64ビットバージョンや、Mac OS Xもまもなくサポートされるようになる。

注意したいのは、KXenのコードが現在XenServerで使われているXenのコードベースのスナップショットだという点だ
この製品の将来のバージョンはXen 3.4以降がベースになっていく。

コードの入手先は以下の通り。Windowsバージョン / Linuxバージョン

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リリース:Convirture ConVirt 1.0(20090316-6)

3/16/2009   |   原文はこちら (English)

convirture logo

ConVirt開発チームは、Xen用にオープンソースのマルチホスト管理コンソールを開発するという野心的なプロジェクトを2006年に開始した。「
当初は「XenMan」」と呼ばれていたこのツールは、その後「ConVirt」へと名前が変更され、ロードマップには待望の機能が次々に加わった。

ConVirtチームは3年後にConvirture社という会社へと変貌を遂げ、今も変わらずオープンソース製品となっているConVirtは、注目すべき数の機能を搭載してついにバージョン1.0へと到達した。

  • XenおよびKVMのサポート
  • マルチホスト仮想インフラのサポート
  • 仮想マシンのスナップショット、ライブマイグレーション、バックアップ、および運用停止のサポート
  • VMテンプレートと仮想アプライアンスのサポート
  • ストレージ利用率のサポート

convirt10

同製品はこちらから無償で入手可能。

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SAP社がXenServerで500台のサーバを仮想化へ(20090310-1)

3/10/2009   |   原文はこちら (English)

citrix logo

通常、virtualization.infoでは顧客の事例をカバーしていないが今回は例外だ。

ソフトウェアとしてのSAPは世界で最も重要でミッションクリティカルなアプリケーションの1つだ。
また、会社としてのSAP社の方は、業界で最も仮想化に関する知識が豊富な企業の1社だ。同社は2007年にハードウェア仮想化をフル採用し、VMware、Xen(Novell社とRed Hat社の両インプリメンテーション)、そしてMicrosoft Hyper-Vの各プラットフォームをサポートしている。
彼らは3日間にわたって開催されるVirtualization Weekというカンファレンスまで主催している。
しかし特に重要なのは、先ごろ開催されたVMworld Europe 2009においてPaul Maritz氏が開幕初日の基調講演でSAP社に30分以上の時間を提供して示されたように、SAP社がVMware社の重要なパートナーの1社であることだ。

SAP社がXenServerで約500台のサーバを仮想化している事実には要注目である。
これは本当の意味でCitrixのハイパーバイザーを実証するものだ。

とは言うものの、プレスリリースにはXenServerがまず世界中のトレーニングセンターの仮想化に利用され、その後プロジェクト管理に利用され、数百台の開発/テスト/サポートマシンのP2V移行が行われることへの言及がある。
したがって、SAP社ではまだXenServerを本番環境で利用する準備が整っていないのかもしれない(あるいは、準備はできているが実行できずにいるのかもしれない)。

いずれにせよ、VMware社の関係者はたびたび、XenServerはエンタープライズレベルのハイパーバイザーではないと話している。ならば、同社の最も優秀で最も信頼できるパートナーの1社がこれを大規模採用する理由をぜひ聞きたいものだ。
価格設定が悪いのだろうか?それともライバルを軽視しているのだろうか?

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Citrix社がVHDインプリメンテーションをオープンソース化(20090309-2)

3/09/2009   |   原文はこちら (English)

citrix logo

新たな新興企業がVMware VMFSを非公認のままオープンソース化しようとするなか、Citrix社がMicrosoft VHDフォーマットのインプリメンテーションを正式にオープンソース化してきた

Citrix社とMicrosoft社は、今後登場する全製品でVHDを採用するという提携を結んだ2007年9月から同じ仮想ハードディスクフォーマットを採用してきた。

Citrix社は2年以上にわたって最適化された同製品のインプリメンテーション開発を進めており、今度はXenコミュニティーにコードを出し、BSDライセンスで同ハイパーバイザーのコードベースに組み入れられるようにすることで、オープンソースコミュニティに還元しようとしている。

もしこれが承認されれば、Xenを採用するCitrix社のパートナーや競合各社(Virtual Iron社、Oracle社、Sun社など)が、これを「QEMU Copy-On-Write(QCOW)」と併用できるようになる。

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Citrix社がデスクトップ用無償プラットフォームのXenWorkstationをリリースへ(20090305-9)

3/05/2009   |   原文はこちら (English)

citrix logo

アプリケーション仮想化市場のトップの座を維持し、ハードウェア仮想化市場における重要性を高めるためなら、Citrix社が可能なことを何でもすることがそろそろはっきりしたはずだ。

その第一弾はXenServer(Live MigrationやResource Poolsなどを含む)の無償公開だった。

そして、第二弾となるのがデスクトップ用無償仮想化プラットフォームである「XenWorkstation」のリリースだ。

ただし、これがCitrix社がIntel社と共同開発中のクライアントハイパーバイザーとは無関係であることに注意したい。
これはXenの別タイプ(ホスティング版VMM)で、VMware Player/Workstation/Fusion、Parallels Workstation/Desktop、Sun VirtualBox、あるいはMicrosoft Virtual PCと同様に消費者向けハードウェア上で動作する。
また、virtualization.infoの情報筋によると、Citrix社はこれを早ければ来週にもリリースする可能性があるという。

Xenはカーネルモジュールとして動作し、WindowsとMac OS Xの両ホストに対応する。

VMware社が最初に成功を収めた背景にはWorkstationの活躍もあった。同製品はあまりに優れていたため世界中に普及し、企業への長期間の営業活動を行うこともなく世界有数の大企業各社に浸透していった。
新しい製品やOSのテスト、コードの開発、プライベートと業務の作業空間の分離など、システム/ソフトウェアエンジニアが簡単な日常業務にWorkstationを使ってVMwareの文化を社内に紹介しているのだ。

Citrix社には、仮想化コミュニティーにおける評判を確立する必要がどうしてもある。そして、そのためによい方法の1つが無償のXenWorkstationなのかもしれない。

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Red Hat社がEnterprise Linux 5.3におけるXenの制限を拡大(20090126-1)

1/26/2009   |   原文はこちら (English)

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2009年前半中にXenがKVMで置き代わるのを待つ間、Red Hat社では相変わらず既存の仮想化プラットフォームの改善作業を進めている。

同社は今週リリースされた新しい「Enterprise Linux(RHEL)5.3」でサポートされるXenの制限を大幅に拡大してきた。

  • 仮想CPUは8基から32基へ
  • vRAMは64Gバイトから80Gバイトへ
  • pCPUは32基から126基へ 
  • pRAMは64Gバイトから1Tバイトへ

さらに、RHEL 5.3に搭載されるXenは、新しいIntel Core i7(コード名:Nehalem)プロセッサに搭載されるIntel社のネステドページングテーブル技術であるEPTをサポートしている。

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Oracle社がXen審議会に参加(20081223-4)

12/23/2008   |   原文はこちら (English)

oracle logo

2007年11月、Oracle社は仮想化市場参入を決定し、自社製プラットフォームの「Oracle VM」を発表した。
同製品はオープンソースハイパーバイザーのXenをベースにして無償提供されており、「Oracle VM Manager」と呼ばれるエンタープライズ管理コンソールを搭載している。

同製品はこれまで、「Oracle Database」をほかのプラットフォーム(VMwareのこと)上で仮想化する顧客を中心に売り込まれてきたため、多くの見込み客がその存在に気付かず、同製品をあまり真剣に考えていなかった。
しかし、Oracle VMは多くの異なるワークロードをサポートする汎用ハイパーバイザーとして売り込まれているのが現実だ。

そして今回、Oracle社は同社が仮想化市場に真剣に取り組んでいることを示すべく、さらに一歩踏み込んだ。同社は先週、Xen審議会に入会した。

この動きには二重の効果がある。1つは、同製品の改善に向けた真剣な意気込みを強調することであり、もう1つは同社にKVMへ移行する意思がないことを明確にすることだ。
実際、Unbreakable LinuxがRed Hat Enterprise Linux(RHEL)から派生しており、Red Hat社がXenを捨ててKVMを採用しているため、Oracle社はKVMに切り替えたいのではないかとする憶測が流れていた。

Oracle社が代表に任命したのはUnbreakable Linuxの生みの親であるWim Coekaerts氏その人だ。
Oracle社は同氏に加え、Intel Itaniumアーキテクチャ版XenのリーダーDan Magenheimer氏も送り込む。

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Xenがネイティブホストのフェイルオーバーにまもなく対応(20081208-4)

12/08/2008   |   原文はこちら (English)

xen logo

先日東京で開催されたXen Summit 2008において、非常に興味深いあるプロジェクトがついにバージョン1.0に到達した。Kemariだ。
同プロジェクトの初公開は2007年4月のことだったが、今回、初めて一般公開用として十分に安定したバージョンになった。

田村芳明氏開発のKemariはホストのフェイルオーバーを追加する「Xen 3.3」用のパッチ。
LinuxとWindowsの両ゲストOSに対応している。

その仕組みは簡単な説明で容易に理解できる。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

VMM(仮想マシン・モニタ)内のKemariがイベントチャネルを利用して(サスペンドしていない)ゲストをポーズさせ、転送準備を行い、userland内のKemariがこのゲストを転送する。フェールオーバー時には、セカンダリマシン上のKemariがゲストをリストアし、dom0のバックエンドドライバがゲスト内の共有リングの状態からバックエンドリングをセットアップする。

以下は、2台構成のハードウェアクラスタで1つのノードがシャットダウンしたときにWindows XPの仮想マシンが生き残る様子を示している。

うれしいのは、KemariがXenのロードマップに組み込まれたというニュースで、これは同オープンソースハイパーバイザーがバージョン3.4到達直後に最初からフォールトトレランスをサポートする可能性があることを意味する。
Citrix社はかなり喜ぶことだろうが、Marathon Technologies社も喜ぶことになるのだろうか?

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携帯端末上での仮想化がARMで実現間近であることを正式に認めるCitrix社のIan Pratt氏(20081101-2)

11/01/2008   |   原文はこちら (English)

xen logo

2007年11月以降、複数の企業(仮想化ベンダー、携帯電話ベンダー、組み込みCPUベンダー各社)が携帯電話やPDAなどの携帯端末上でのハードウェア仮想化に取り組んでいる兆候が見られていた

このことは、Samsung社がXenをARMプロセッサに移植中との事実があるだけで十二分のはずだ。まだ不足だという向きには、もう1つ確証がある。

Xenの最高技術責任者(CTO)、Citrix社の先端技術製品担当バイスプレジデント、そしてXen.orgの会長を兼務するIan Pratt氏が10月31日にCNETとインタビューを行い次のように話している。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

質問:先端技術製品バイスプレジデントとしてどこに注目していますか?
答え: わたしは特にクライアントの仮想化に時間を割いています。これは、VMware社の脅威が多少はあるものの、Xenがリードしている分野です。この分野は、われわれが差別化できる分野であり、アプリケーションの配布によって主導権が決まります。

そう遠くない将来、仮想化対応スマートフォンも登場するでしょう。ARM社は仮想化機能を自社のプロセッサに組み込んでいますが、それは遊びでしているわけではありません。

組み込み市場の仮想化も、x86市場の仮想化と同様の戦略を取っていくことになるでしょう。また、クライアントの仮想化はかなり早急に実現するでしょう。カテゴリーとしての仮想化が存在しないため、ユーザが自分の仮想化ソリューションを選ぶ必要があるというフェーズを通ることはありません。デバイス購入時には既にその一部として組み込まれているようになります。…

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Sun xVM Serverは無償化されるものの仮想マシンの移行には疑問(20081029-5)

10/29/2008   |   原文はこちら (English)

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Sun社が同社初のハイパーバイザーである「xVM Server 1.0」と「xVM Ops Center 2.0」(11月リリース予定)の仕上げに取りかかるなか、同製品に関する新たな詳細が企業ブログからいくつか明らかになってきた。

そこにあるFAQ一覧には、xVMファミリーを巡る無償/有償の両戦略に関して興味深い(だが混乱する)指摘がある。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

質問:「Sun xVM Portfolio」では何がオープンソースとなり、何が有償になるのでしょうか?
回答:Sun xVM VirtualBoxとSun xVM Serverはオープンソースになります。ただし、ゲストの移行といった一部の機能は、Sun xVM Ops Centerの一部となります。また、Sun xVM Portfolioのパーツはどれについてもサービス契約の購入が可能です。

この一覧にはサポートされる仮想マシンフォーマットに関する新たな詳細もいくつか含まれている。 

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

質問:Sun xVM ServerはネイティブのXenフォーマットをサポートしますか?
回答:あまりご要望がなかったためサポートしません。

質問:Sun xVM Serverと同様のVMwareソリューションとの間でゲストを行き来させることはできますか?
回答:
一方向は可能です。Sun xVM Serverはvmdkファイルを読めますが、vmdkフォーマットへの書き出しはできませんので、ゲストを修正してから戻すということはできません。私の知っている範囲ではVMware社もわれわれのフォーマットをサポートしていません。

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Amazon EC2のLinux VMが現場投入準備完了。Windows VMはベータテスト開始(20081023-4)

10/23/2008   |   原文はこちら (English)

amazon logo

10月23日はAmazon社にとって特別な日だ。同社はXenベースのクラウドコンピューティングインフラである「Elastic Compute Cloud(EC2)」の現場投入準備完了宣言し、Service Level Agreement(SLA)を導入した。

アカウントはそれぞれ最大20台の仮想マシンのコンフィギュレーションが可能で、オプションでその数を増やすこともできる。
この仮想インフラ全体を管理するため、Amazonは新しいウェブ管理コンソールも投入する。

そのほか、EC2もようやく32ビット/64ビット版のWindows Server 2003仮想マシンをRDP経由で提供する。ただし、この新オプションは新しいベータプログラムの一部として考えられている。

Windowsに加え、Amazon社は「Authentication Services」(5アカウント以上もしくはLDAP接続用)、IIS6(ASP.NETを含む)、そして64ビット版「Microsoft SQL Server」(Standard Editionのみ)もサポートするが、提供するバージョンについては明らかになっていない。

EC2_Windows

Windows XPやVistaが仮想マシンでサポートされていないことは、Amazon社がまだオンデマンドのVDIを提供できないことを意味している。しかし、今回の最初のベータプログラムは間違いなくその方向へ一歩踏み出している。

Windowsベースのクラウドコンピューティングは、デスクトップOSがなくても大きなポテンシャルを秘めている。
Amazon社には現在、世界最大のインフラにおけるWindows VMのホスティングではXenにVMware ESXと同等の信頼性があることを示すまたとないチャンスが訪れている。

VMware社、Microsoft社、Citrix社、Virtual Iron社、Red Hat社、Novell社、Oracle社、Sun社、そしてXenコミュニティー全体が、今後はEC2に対して大幅に慎重になることだろう。

EC2と同じようなものの構築進めているRackspace社がこれと同等の関心を集めるには相当の努力が必要になるだろう。

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VMware社に続いてAmazon社のクラウドコンピューティングビジネスを狙うRackspace社(20081023-2)

10/23/2008   |   原文はこちら (English)

rackspace logo

VMware社は先月開催されたVMword 2008で、すべてがクラウドコンピューティングに依存する新しいビジョンを発表した。
Amazon社が同社の「Elastic Compute Cloud(EC2)」によって独力で確立したクラウドコンピューティングビジネスにVMware社が便乗したい考えであるのは明らかなようだ。

VMware社がEC2のようなものの構築を目指す(その可能性は実際のところほとんどない)のか、それともEC2のXen仮想マシンをESXで置き換えるだけが大きな目標なのかどうかはこれから明らかになっていくだろう。

いずれにせよ、現状の流れに乗りたいと考えているのはVMware社だけではない。米巨大ホスティングサービスプロバイダーで、8月に新規公募を実施し、広告付きのウェブの準備を進めるRackSpace社は、1万5000人の顧客に提供するオンデマンド仮想プライベートサーバにXen仮想マシンだけを利用する小規模ホスティングサービスプロバイダーのSlicehost社をつい先ごろ買収している

さらに、RackSpace社ではVMware Infrastructureを使ってVPSベースの仮想マシンを提供しているが、同社は今のところ、クラウドコンピューティング戦略の一部としては同製品に一度も言及していない。だが、Slicehost社については事情が異なる。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Cloud Servers -- サーバの機能を大小さまざまな企業にオンデマンドで提供するこの新しいホスティングソリューションは、Xen仮想化ソフトウェアを利用したSlicehost社開発による重要な技術を活用する。Slicehost社は自社の開発ブランドとして残り、Rackspace社の開発構想とともに共有知的財産から生まれる革新的新機能を開発していく。この発表の一環として、Slicehost社は大容量ハイパフォーマンスコンピューティング向けの新しく大きいスライス、価格の引き下げ、そして高可用性コンピューティング向けのIP共有も発表した。

Amazon社とちょうど同じように、Slicehost社もLinuxをスライス用のゲストOSとしてしか提供していない。RackSpace社の市場参入により、Amazon社には待望のWindowsゲストOSを投入する理由ができたことになる。

さて、VDIのホスティングはどこが真っ先に投入するのだろうか?

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Fedora 10にはXenが搭載されず、KVMの独走が続く(20081022-2)

10/22/2008   |   原文はこちら (English)

redhat logo

単なる偶然に過ぎないのかもしれないが、リリースされたばかりのFedora 10にはXenが搭載されていない。Red Hat社は、わずか1カ月前に同社の新しい仮想化戦略を発表し、KVMを採用するとともに、これをメンテナンスする新興企業のQumranet社を買収したばかりだ。

今回の想定外の措置は同プロジェクトの公式ニュースレターで次のように説明されている。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Fedora 10でDom0は非サポート

…「Fedora 10にXen Dom0ホストが搭載される可能性はほとんどゼロに等しい。Xenの上のレベルの開発者は、Dom0からparavirt_opsへの移行作業を着々と進めているが、Fedora 10に間に合わせるにはいかんせん時間が足りない。したがって、Fedora 10をホストとして利用する必要がある場合は、現時点ではKVMが唯一の実用的選択肢となる。Fedora 11を待てる(もしくはRHEL-5 / CentOS-5を使う)なら、Xenも選択肢に入るかもしれいない」…

ディストリビューションのライフサイクルを見ると、新しいメジャーリリースは平均約6カ月で出てくるようだ。
つまり、FedoraユーザにはKVMが提供するチャンスを詳しく調査する時間も十分にあることになる。またその一方で、Red Hat社はQumranet技術をベースにした興味深い新製品によってさらに多くのユーザを誘い込めるだろう。


情報を提供してくれたMike DiPetrillo氏に謝辞を述べたい。

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Amazon社がEC2でWindows仮想マシンを提供へ(20081009-7)

10/09/2008   |   原文はこちら (English)

Amazon社は、Xenハイパーバイザーを使ってオンデマンドで利用可能な仮想インフラの「Elastic Computing Cloud」(EC2)を2006年8月に立ち上げた。

われわれの知る限り、現在同サービスを利用中の顧客数は公表されていない。だが、当初はセキュリティの問題が発生し、障害も何度が発生したが、virtualization.infoが信頼性の高い情報筋から入手した情報によると素晴らしい数字を記録しているという。
とはいえ、Windows仮想マシンを提供し始めればAmazon社はさらに顧客を増やせるかもしれない。

実際、同社では今のところLinuxのインスタンスしか提供していない。これが技術的な問題(現在利用中のXenのバージョンなど)によるものなのか、方針の問題(EC2にはWindowsをホスティングする膨大な数の顧客をサポートするだけの堅牢性がないといった感触など)、あるいはライセンスの問題(このような大規模なインフラにはMicrosoft社の正式な承認が必要など)によるものなのかは明らかでない。

だが、今になってようやく変化が見え始めているようだ。Amazon社はネット上に簡単なメモを公開し、EC2が今秋からWindowsインスタンスを持つことになると発表した。

現時点では、このページでは最新情報の通知を受信するための申し込みしかできないが、大変興味深いことに、ここでは以下のような選択肢を用意し、読者にWindows仮想マシンで想定する使用方法のアンケートも取っている。

  • Web Server(ウェブサーバ)
  • Video Transcoding(ビデオトランスコーディング)
  • MS SQL Server Database(MS SQL Serverデータベース)
  • Desktop Software(デスクトップソフトウェア)
  • Microsoft Software(Microsoft製ソフトウェア)
  • Backoffice Software(バックオフィスソフトウェア)
  • Development(開発)
  • High Performance Computing(高速計算処理)

もちろん、これらのオプションのなかで最も興味深いのが(Amazon社がそれを認める保証もないが)デスクトップソフトウェアだ。これはつまり、EC2が世界最大のホステドVDIインフラになる可能性を秘めていることになる(Brian Maddenでは、このシナリオに対して興味深い疑問を呈している)。

ここで、Citrix社がXenコミュニティーに影響を与えていることと、VMware社に挑む同社にとってはVDIが主戦場になることを考えると、同社がこのプロジェクト全体にどのようにかかわるのかをぜひ知りたいところだ。

また、新興企業のDesktone社が関与するのかどうかもぜひ知りたい。ホステドVDIのシナリオ向けの技術を現在提供するのは同社が初めて(virtualization.infoの記事はこちらを参照)であり、すごい偶然だが、同社にはCitrix社も出資している。

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