ニュースヘッドライン
Surgient社が仮想ラボ自動化システムからクラウドコンピューティングインプリメンテーションへ戦略を変更(20100125-4)
Surgient社は、ハードウェア仮想化初期の頃、VMware社が技術を主導して本格的に普及させるはるか前に初めて仮想インフラ上に価値を加えてきた新興企業の1社だった。
競合各社と異なり、Surgient社は長年ASP型の仮想ラボ自動化システムプラットフォームを提供してきた。
自社のビジネスモデルを拡大し、顧客が社内に製品をインストールできるようにしたのは2008年9月になってのことだった。
この最初の戦略変更は 競合ベンダーが非常に少ないにもかかわらず、市場が仮想ラボ自動化システムソリューションにあまり関心を示していないことに要因があったかもしれない。
その競合各社の1社がVMware社だということもあまり関係はない。この分野にいたもう1社のStackSafe社は、わずか15カ月間活動しただけで2009年3月には跡形もなく消滅してしまった。
とはいえ、Surgient社は2007年には1カ月あたり100万ドルの売上高をなんとか計上し、2009年8月には新たに430万ドルを調達する幸運にも恵まれた。
今進められている方向性の斬新な変更は、同社が「Virtual Automation Platform(VAP)6.0」を発売し、仮想ラボ自動化システムという具体的な名称を削除し、仮想マシンライフサイクル管理の各種作業に利用できる新しいポリシー主導のセルフサービスポータルを搭載してきた2008年後半に端を発する。
Surgient社では、自社プラットフォームの新しいパーツを保護すべく複数の特許まで申請してきた。
2010年まで話を進めると、同社は5万ドルの割引料金で30日以内にサービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS)プライベートクラウドを構築するサービスを立ち上げる。
このサービスには、このプライベートクラウドが仮想ラボ自動化システム用だとの記載がなく(違うからだが)、使用ハイパーバイザーの記載もない(Surgient社は「VMware vSphere 4.0」と「Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V」の両方をサポートしている)。
詳細で唯一明確なのは、「Cloud Express」には管理対象CPUが30基含まれるということだけだ。
この価格でプライベートクラウドインフラをインプリメントすることはどのベンダーにとっても難しい。2010年最初の記事の1本でvirtualization.infoが詳細を明らかにしているように、クラウドコンピューティングの本来の趣旨には、Surgient社が専門知識を有する自動化だけでなく、SLA、チャージバック、強力なセキュリティ、そして相互運用性も含まれる。
同社がどのようにこれらすべての機能を実現すべく複数の製品を1つにまとめ、本当にクラウドと呼べるものを提供するかは今後明らかになっていくだろう。
この投稿は新たな詳細が分かり次第早急に続報をお届けする。
VM Factoryを使ったラボの完全自動化でVisual Studio 2010の開発者を支援するMicrosoft社(20100121-2)
virtualization.infoの読者なら大半の方が既にご存じのように、Microsoft社はまもなく登場する仮想化対応に優れたバージョンの「IDE Visual Studio 2010」で.NETの開発者にもアプローチしてきた。
同製品は「Visual Studio Team System 2010 Lab Management」という名称になり、「Hyper-V R2」や「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)2008 R2」と統合して、「VMware Lab Manager」、「VMLogix LabManager」、「Surgient Virtual Automation Platform」などの各種製品と競合する仮想ラボ自動化システムプラットフォームを提供する。
Microsoft社は、その巨大なMSDNコミュニティーを活用してHyper-Vを新規顧客サイトに浸透させることがなかなかできずにいた。
皮肉なことに、同社はWorkstationのおかげで開発者市場を独占するVMware社が関心を失ったように思える今になって適切な措置を講じている。
2010年第2四半期にリリースされると思われる新しいVisual Studio 2010に加え、Microsoft社は先ごろもう1つの「VM Factory」というツールもリリースしてきた。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Visual Studio 2010 VM Factoryは、Visual Studio 2010と「Team Foundation Server 2010」の両仮想化環境の作成を自動化するソフトウェアソリューションのリファレンスインプリメンテーションだ。このプロジェクトの目的は、Visual Studio 2010の仮想化に関する規範指針と、VM Factoryを使った仮想マシン作成の完全自動化に関する指針を構築することだ。最低限の労力と最大限の自動化による仮想化環境のインストレーションとコンフィギュレーションでユーザを支援することがその目標だ。
Creative Commons 3.0ライセンスでリリースされた原案には以下が含まれる。
- Rangers Virtualization Guidance
- Rangers基本イメージの手動作成ガイドと、コンフィギュレーション作業の多くを自動化するためのPowerShellスクリプトの紹介に重点を置いている。
- プラニング、必須ソフトウェア、Microsoft社以外の仮想化技術の使用、そしてユースケースシナリオの紹介など、Team Foundation ServerとVisual Studioで仮想化を使う「理由」と「方法」を考える仮想化ガイド。
- Rangers Factory Package and Guidance
- Microsoft社の社内もしくは社外ファクトリをインストール、コンフィギュレーション、およびサポートしてTeam Foundation ServerとVisual Studioの両環境のインストレーションを自動化する方法の完全リファレンスマニュアル。
- Rangersファクトリの作成に使うMicrosoft Deployment ToolkitメタデータとPowerShellスクリプト。
Microsoft Visual Studio 2010 Lab Managementがベータ2に到達(20091116-5)
最初のベータ投入から5カ月後、Microsoft社が「Visual Studio Team System 2010 Lab Management」のベータ2投入準備を整えた。これは、「Hyper-V R2」や「System Center Virtual Machine Manager 2008 R2」と連動してフル機能搭載の仮想ラボ自動化システムプラットフォームを実現する人気の高いIDEの専用バージョンとなっている。
この新しいベータに特筆すべきものはあまりないが、セットアップや管理用のGUIが改善されているほか、ドメインコントローラとして機能する仮想マシンによるネットワークフェンシングがサポートされた(後者は非常にうれしい新機能だ)。
Visual Studio Lab Managementのチームでは、同プラットフォームの使い方や専用機能(ネットワークフェンシング)の仕組みに関する多数の詳細な説明を公開しており、これは必読である。
Embotics社がSurgient社と提携(20090915-3)
2008年末の資金調達によって新たに400万ドルを獲得したにもかかわらず、Embotics社では数カ月前からほとんど動きが見られない。
同社は「V-Commander」ライフサイクル管理製品のバージョン3.0を8月末にリリースしたが、同バージョンには同新興企業のビジョンや戦略を示す画期的な新機能は搭載されなかった。
このような情報は別の所から来る場合もある。VMworld 2009の開催直前、現在の仮想ラボ自動化システム市場で最も歴史のあるベンダーの1社であるSurgient社との提携をEmbotics社が発表した。
残念ながら、プレス発表ではこの提携が持つ真の意味合いという肝心な部分が説明されていない。
これは、V-Commanderが「Surgient Virtual Automation Platform」エンジンの一部を組み込むOEM契約である可能性もある。
また、Embotics社とSurgient社がVMライフサイクル管理と仮想ラボ自動化システムの両方を実現する新製品を共同開発する技術契約の可能性もある。
あるいは、両社の営業部隊が両製品を1つのバンドル製品として販売することを目指す共同マーケティング活動に過ぎない場合もある。
プレス発表にはこの共同作業が実際にいつ開始されるかの記述さえない。
しかし、Embotics社がVLAツールに関心を寄せており、2010年には提携以外のことも検討する可能性があることは明らかだ。
ラベル: Alliances, Embotics, Lifecycle Management, Surgient, Virtual Lab Automation
リリース:VMLogix LabManager Cloud Edition 1.0(20090914-2)
VMLogix社は6月、Amazon EC2をサポート可能な専用バージョンの仮想ラボ自動化システム製品がまもなく登場すると発表した。
「LabManager Cloud Edition(CE)」と呼ばれる同製品は、2週間前にVMworld 2009でリリースされた。
前回のわれわれの記事でお伝えしたプライバシーとセキュリティに関する懸念は残るものの、VMLogix社が今後数カ月のトレンドを作り出すベンダーの1社であることは事実だ。クラウドコンピューティングを採用することにした顧客なら、サードパーティーのIaaSアーキテクチャを拡張して仮想ラボ自動化システムのような特定の作業を実現する管理コンソールの必要性は容易に認識できることだろう。
そこには明らかなメリットがいくつかある。
買収先としてのVMLogix社の立場はますます興味深いものとなりつつある。
Essentialの一部としてLabManagerを流通させるべく同社との間で既にOEM契約を結んでいるCitrix社は、VMLogix社がXenベースのクラウドコンピューティング関係製品の扱いに熟達しているのを目の当たりにして大喜びしているに違いない。
ラベル: Amazon, Releases, Virtual Lab Automation, VMLogix, Xen
リリース:VMLogix LabManager 3.8(20090827-2)
VMLogix社は仮想ラボ自動化システム市場に2006年10月に参入してきた米新興企業。
このセグメントはほどよく空きがあり、競合ベンダーはわずか数社にとどまる。ただ、残念ながらそのなかには「vCenter Lab Manager」を擁するVMware社がいる。
それにもかかわらず、Linuxのサポート、異種仮想環境のサポート(2006年のAkimbi社買収直後にVMware社が捨てた仕様)、あるいはAmazon社のXenベースのクラウドインフラであるEC2のサポートなど、VMLogix社は常に有益な機能をタイムリーに提供してきた。
同社が競争をおそれていないことは確実で、そのために同社は注目すべきOEM契約をCitrix社との間で結ぶことができたほか、XenServerとMicrosoft Hyper-V用としてVMLogix社のフラグシップ製品までもがEssentialsパッケージに加わった。
そして同社は8月27日、「VMware vSphere 4.0」と「Microsoft Hyper-V Server 2008 R2」(スタンドアロンバージョンのHyper-V)を新たにサポートする「LabManager 3.8」をリリースする。
加えて、同製品はそのネットワークフェンシングエンジンを2通りに拡張する。
- 今後は、仮想マシンがラボのなかで双方向のトラフィックを処理できるよう複数の基本的なファイアウォールルールを定義できるようになる。
- 隔離されたネットワークコンフィギュレーション(IPゾーン)が複数の仮想ホストに同時に適用可能になる。
Surgient社が新たな資金調達により430万ドルを確保(200908024-2)
ちょうど1年前にSurgient社は黒字を計上した。仮想ラボ自動化システム市場への参入から4年が経過していた(同社は2003年の設立だが、市場参入は2004年中旬だった)。
2カ月ほど前、あるビジネス系のブログには同社が2007年には1カ月あたり100万ドルの売上高を計上していたとの投稿があった。
この情報が流出するわずか1週間前には、70社以上の顧客が製品を使用中であることをSurgient社自身が明らかにしている。
同社は2006年7月に2000万ドルを調達しているが、これが初めての資金調達だったかどうかは明らかでない。
いずにせよ、Goldman Sachs社、BlueStream Ventures社、およびCrosslink Capital社の各社主導で行われた資金調達により430万ドル(現在はまだわずか300万ドル)を確保するなど、同社はさらに多くの現金を必要としている。
これまでのところ、投資会社のAustin Ventures社、Seaport Capital社、SternHill Partners社、そしてMFI Capital社(トップはDell社の元最高財務責任者であるTom Meredith氏)や、個人投資家でCompaq Computer社の創業者兼元最高経営責任者(CEO)であるRod Canion氏、FCC元会長のReed Hundt氏、Sun社の創業者兼最高技術責任者(CTO)のBill Joy氏、TippingPoint Technologies社の共同創業者兼CEOのJohn McHale氏、そしてAOLの共同創業者であるMarc Seriff氏など、Surgient社には多数の企業や個人が新たに出資している。
リリース:VMware Lab Manager 4.0(Stage Managerと統合)(20090713-5)
VMware社は7月13日、第4世代の仮想ラボ自動化システムツール、「Lab Manager」をリリースした。
新しいバージョン4.0(ビルド1140)は新たに以下の機能を用意する。
- 複数作業空間のサポート(同組織内の複数の作業空間でのリソースの隔離、異なる作業空間でのコンフィギュレーションの共有)
- ネットワークフェンスを越えたホストのスパニング(ネットワークフェンスを採用した複数の仮想ラボが同じホストを見ることができる)
- リソース利用量の監視
- コンフィギュレーション履歴とアーカイブ
- vSphere 4.0のサポート(VMware FTとLinked Clones技術は除く)
新しいLab Managerの価格はCPUあたり1495ドルから。
いずれにせよ、最大のニュースはVMware社がLab Managerから派生したもう1つの製品である「Stage Manager」を切り捨てたことだ。
Stage Managerは13カ月前に発売され、その後はマイナーアップデートが1回行われただけだった。
virtualization.infoはその発売時、この製品がLab Managerのエンジンと(そして、さらにはエージェントとも)相当部分を共有していることを報じ、VMware社が前者を拡張して後者のステージング機能を実現しないことに疑問を呈した。
それから1年以上が経過し、同社もようやくこの意見に同意し、Stage ManagerとLab Manager 4.0を一緒に戻したようだ。
消滅することになったStage Manager 1.0.1はこちら。
ラベル: Releases, Virtual Lab Automation, VMware
VMLogix社がLabManagerでAmazon EC2もサポートへ(20090623-6)
VMLogix社とCitrix社(「Citrix Essentials for XenServer」で「LabManager」のOEM供給を受けている)の新たな関係が興味深い進展を見せている。
VMLogix社は6月22日、Amazon EC2(Citrix社の誇るXenベースのオンデマンド仮想インフラ)がまもなくサポートされることを発表した。
仮想ラボ自動化システム製品が、買い取り型仮想インフラのコストや資源を無駄にすることなくクラウドのなかにテストおよびQA用の仮想マシンを生成できるという考え方は魅力的だが新しいものではない。VMLogix社の新たなライバルとなっているSkytap社は、設立当初からこの分野に重点を置いている。
いずれにせよ、Skytap社とVMLogix社の違いは、前者が現在顧客の仮想マシンを自社の仮想データセンタでホスティングする一方で、後者は現在の市場で最も人気の高い(そしておそらく最も信頼性の高い)サードパーティー仮想データセンタでホスティングを行う初めての仮想ラボ自動化システム会社だという点だ。
しかし、インフラのバックエンドが何であれ、VMLogix社もSkytap社のようにセキュリティとチャージバックの問題に取り組む必要がある。
大半の大企業の顧客は、社外のどこかにあるVM内で自分たちの機密性の高いデータやカスタム製品をいじりたいとは思わないだろう。
その上、Amazon社などのクラウドサービスプロバイダーにペイ・パー・ユースの価格モデルで課金されている場合はチャージバックが必須機能となる。
「LabManager Cloud Edition」は現在ベータテスト中になっている。このプログラムへの参加はこちら。
一般向けの出荷が始まるまでは、こちらのデモかvirtualization.tv(初期ベータテスト中のvirtualization.infoのTVチャネル)で配信中のVMLogix社最高経営責任者(CEO)のホワイトボードによるプレゼンテーションをご覧いただきたい。
Microsoft社がVisual Studio Lab Management 2010のベータを投入(20090608-9)
仮想ラボ自動化システム分野で好調な少数のベンダー各社(VMware社、Surgient社、VMLogix社、Skytap社、そしてひん死のStackSafe社など)は、もうすぐMicrosoft社というとてつもなく大きな問題に直面する可能性がある。
世界各地で仮想化を普及させるのにその巨大なデベロッパーコミュニティーを活用せず数年間を無駄にした同社がようやく動きを見せてきた。
2008年11月に発表された「Visual Studio 2010」、「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)2008」、そして「Hyper-V 1.0/2.0」の仮想ラボ自動化システム向けの統合は、今後「Visual Studio 2010 Lab Management」と呼ばれることになった。
同製品はベータ1フェーズに入ったばかりで、.NET分野で大ヒットする可能性を秘めている。
Visual Studio Team System(VSTS)Lab Management Teamでは先ごろ、仮想ラボ自動化システムの基本情報やVisual Studio 2010の機能を説明するブログを開設しているので、ぜひ定期購読されたい。
以下にわずかながらその抜粋を紹介する。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)TFSのラボ管理サービスは、ラボインフラと複数の仮想化プラットフォームをまたぐ仮想マシンプロビジョニングの管理にSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)を使う。Lab ManagementにはSCVMMのコピーが付属する。
「Microsoft Test and Lab Manager」は「Windows Presentation Foundation」ベースのリッチクライアントとなっている。「Lab Center in Test and Lab Manager」を使うと以下が可能になる。
- 仮想/物理環境の作成と管理
- 環境のスナップショット取得や、仮想環境の既存スナップショットへの復帰
- 環境内での環境ビューワ経由での仮想マシンとのやりとり
- 環境向けテスト設定の定義
Testing Centerではテスト計画、テストスイート、およびテストケースを定義し、それらをラボ環境で実行することが可能となっている。
Team Foundation Build ServiceにはLab Managementワークフロー作業がバンドルされている。これらの作業はWindowsワークフローデザイナーのなかで以下を実現するカスタムワークフローの作成がドラッグ&ドロップを使って可能になっている。
- 仮想環境の素早いプロビジョニング
- 複数の「クリーンアップ」スクリプトを実行したり、必要なOSやアプリケーションを再インストールするのではなく環境スナップショットを利用する「クリーン」環境への素早い復帰
- 分散ワークフローの使用による仮想マシン上でのセットアップとコンフィギュレーションスクリプトの実行
- 導入後の環境スナップショット取得など
このベータ1は2010年4月半ばに有効期限が切れる設定になっているため、製品版の発売はその期限の数カ月前である可能性が非常に高い。
リリース:Surgient Virtual Automation Platform 6.1(20090602-3)
仮想ラボ自動化システム業界に最初に参入した新興企業の1社であるSurgient社は2008年9月、自社の戦略を一部練り直し、自社製品スイートの名称を変更し、新しいライセンス供与モデルを採用した。
「Virtual Automation Platform(VAP)」(旧VQMS:Virtual Q&A Management System)と呼ばれる刷新されたこのソリューションは、2009年の4月末に最初のマイナーアップデートを受けている。
VAP 6.1には次のような新機能が搭載されている。
- パーシャルホストプーリング
大型化した今日のホストのリソースを細かく分散すべく異なるユーザグループや異なるプールをまたいで大規模ホスト(RAMやVMなど)を分散する機能により、リソース利用率の最大化と新ホストのニーズの最小化を行う。 - ライセンススプロール保護
リソーススプロールを防止し、ライセンスコンプライアンスを確実にし、ライセンスの過剰コストを排除するためのプライベートクラウドや仮想プール内で利用されるライセンス数のアクティブトラッキングと管理を行う。 - サードパーティー導入後処理
導入された物理および仮想サーバのSurgient環境で導入後に直接実行する処理を「Symantec Altiris Deployment Solution」もしくは「HP Server Automation」から指定する。パッチ処理やゲストOSのアップグレード、負荷テストデータの自動化、夜間ビルドの処理開始、各種環境のカスタマイズに主に利用されるこの強化機能は、コンフィギュレーションや各種データセンタ自動化処理の導入済み仮想プールやプライベートクラウドへのプロビジョニングを可能にする。 - VMware vCenterとの統合
vCenterとの新たな統合で、Surgient Virtual Automation Platformとの間で読み書きを行うことにより、テンプレートの幅広い機能と既存の投資をVMware vCenter Serverから活用する。 - VMware ESXiのサポート
VMware ESXi、VMware ESX、そしてMicrosoft Hyper-Vなど、幅広いエンタープライズハイパーバイザー技術を活用する。 - カスタマイズ対応のユーザインタフェース
Surgient社の顧客の多くはプライベートクラウドを作成し、潜在的なバイヤーたちに自社ソフトウェア製品のデモを行う。新バージョンにはユーザインターフェースに会社や製品のブランドを埋め込む機能が用意されており、同製品から新たなマーケティング上のメリットを享受することができる。
興味深いことに、Surgient社は現在、自社ウェブサイトでビジネスの一部情報を公開しているため、2003年に設立され、2004年の半ばから活動している同社の顧客が70数社だけであることは分かっている(ただし、一部は非常に重要なところ)。
これまでのところSurgient社と競合するベンダーは非常に少ないが、残念ながらそこにはVMware社と同社の「Lab Manager」(Akimbi社が2006年に5900万ドルで獲得した技術)、そしてVMLogix社と同社の「LabManager」(Citrix社がCitrix EssentialsのOEMパートナーとして選択)もある。
Microsoft社や、仮想化業界の新しい最大手となり得るOracle社が買収に関心を寄せない限り、Surgient社がこの競争を生き抜くためには数々の試練が待ち受けている。
StackSafe社の経営陣が一斉に退社か?(20090324-5)
ある新興企業が2008年1月に仮想ラボ自動化システム市場に新規参入した。StackSafe社だ(virtualization.infoの記事はhere)。
同社の創業は2005年で、以前はRevive Systems社と名乗っていた。同社はVMware社、Surgient社、VMLogix社、そしてその後参入してくるVLA企業各社(Skytap社など)と競合するXenベースのソリューションを3年がかりで開発して発売した。
ほんの1年前まで、Symantec社やCounter Pane社出身の幹部をはじめ、StackSafe社にはセキュリティ関連の経験が豊かで堅実な経営陣がそろっていた。
どころが、現在同社の取締役の紹介ページには最高経営責任者(CEO)のLoren Burnett氏と、創業者であるNovak Biddle Venture Partners社のRoger Novak氏、そして同じくChart Venture Partners社のMatthew McCooe氏の名前しかない。
12カ月と少し(あるいは数え方によっては4年)の間、同社の活動は強い印象を残すことができず、同社の「Test Center」製品は仮想化コミュニティーにほとんど知られていない。
創業者らが代わりの経営陣を探しているのだろうか?
最新情報:StackSafe社は2008年に1000万ドルのSeries B資金調達を計画したが成功しなかったようだ(その半分は既存の投資家からの調達を予定していた)。
つまり、同社は資金が底をつきつつあるのかもしれない。
Skytap社がシリーズBで700万ドルを調達(20090318-3)
Skytap社(ステルスモード時にはIllumita社と呼ばれていた)は、(ほとんど競合のなかった)仮想ラボ自動化システム市場に2008年4月に参入した米新興企業だ(virtualization.infoの記事参照)。
この分野をリードするベンダーの1社であるSurgient社がホステドインフラのアプローチを転換するなかで、Skytap社は自社の技術をSaaS(クラウド版仮想ラボ自動化システムだとも言える)で提供している。
このビジネスモデルを追求している仮想ラボ自動化システムベンダーは、ほかには2008年1月創業の新興企業、StackSafe社しかいない。
1年以上が経過した今も、Skytap社やStackSafe社はいずれも開発/テスト市場に大きな影響を与えられずにいる。
そこには、最強のライバルですさまじい存在感を持つVMware社の影響も要因としてある。また、クラウドコンピューティングに対する関心の高さがITのすべての分野に当てはまるわけではないという事実もある。
いずれにせよ、Skytap社は今回、Ignition Partners社、Madrona Venture Group社、そしてWashington Research Foundation社から新たに700万ドルを調達したことになる。
クラウドコンピューティングが声高にうたわれるなかでSkytap社にはどこよりも大きく知名度を高める機会があるため、厳しい経済状況のなかでのこれだけの投資も当然理にかなう。
ラベル: Funding, Skytap, Virtual Lab Automation
Microsoft社が仮想ラボ自動化システムにVisual Studio 2010とSCVMMを利用(20081118-6)
Microsoft社はようやく、自社のデベロッパーコミュニティーが仮想化に提供できる機会を利用することにした。
同社は、IDEの次期バージョンである「Visual Studio 2010」が、「Hyper-V」や「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)」とシームレスに連動して完全な仮想ラボ自動化システムソリューションを提供するようになることを発表した。
具体的には、現在「Community Technology Preview(CTP)」として投入されている同製品の「Team System」バージョンにVLA機能が採用されるはずだ。
また、SCVMM(仮想マシン・モニタ)がサードパーティー製のハイパーバイザー(すなわち「VMware ESX」)をサポートするため、デベロッパーはVLA環境でこれらを使えるようになる。
Microsoft社では、2人のVS2010プログラムマネージャが新機能について語り、その動作を示すインタビューを公開した。
Microsoft PDC 2008カンファレンスで紹介されたPowerPointのスライドも用意されているのでぜひチェックしていただきたい。
この市場では、VMware社(Akimbi社を2006年に買収)、Surgient社、VMLogix社、そして新たに参入してきたStackSafe社とSkytap社(後者はホスティング版のVLAサービスのみ提供)が競合しているが、今のところ本当にデベロッパーのハートを掴んでいるのはデスクトップ製品のVMware Workstationを擁するVMware社だ。
VMware Workstationは、ソフトウェアの開発やテスト用に強化された機能を何年も前から用意しており、必須であるスナップショットマネージャの域を大きく超えてる。
たとえば、Workstation 6.0ではパワフルな「Record/Replay」機能が投入され、6.5のアップグレードではコードのデバッグ用として「VAssert」と呼ばれる専用のAPIセット が用意された。
今のところ、Microsoft社は自社の得意分野でVMware社に反撃する動きを見せておらず、これにより、ライバル各社は意思決定者らではなくエンドユーザを介して多数の企業に入り込むことができた。
VMware社はデベロッパーコミュニティーを通じてブランドを確立し、今となっては、それを弱めることはかなり難しい。2010年というのはあまりに先の話のようだが、Microsoft社がようやく何かしようと決めたことは良いことだ。
Copyright © 2003-2009 virtualization.info. All rights reserved.
virtualization.info Network: virtualization.info | virtualization.tv | Virtualization Congress











