ツール:vmClient(20100309-4)

3/09/2010   |   原文はこちら (English)

著名な仮想化専門家(兼ブロガー)のEric Sloof氏が、「vmClient」と呼ばれるツールをリリースした。

vmClientは機能を最小限に抑えた管理コンソールで、空のウィンドウフレームとして表示される。
そこにはメニューバーがあり、VMware vCenter ServerもしくはESX/ESXiホストによってホスティングされた仮想マシンが一覧表示される。
リスト中の各仮想マシンは電源のオン/オフ、サスペンド、および再起動が可能となっている。ユーザがこれらへの接続を試みると、空のvmClientフレームにVMware MKSコンソール(VNC)セッションとゲストOSが表示される。

vmClient4

ラベル: , ,

ツール:Microsoft NVSPBind(20100201-1)

2/01/2010   |   原文はこちら (English)

microsoft logo

大半の読者はご存じのように、Microsoft社はHyper-Vに3つのエディションを用意している。Windows Server 2008 R2のフルバージョンが付属するもの、「Server Core」というWindowsの機能縮小版が含まれるもの、そしてスタンドアロンのHyper-V Serverだ。

WindowsのServer Coreエディションにはなじみ深いGUIが搭載されておらず、.NETのサポートも限定的で、ほかのOSコンポーネントも多くが完全に省かれている。これは、OSの表面に対する攻撃を減らすための処置であり、セキュリティ専門家の間で評判の良いLinuxの最小機能版を真似たものだ。

問題は、これがHyper-Vホストのローカル管理を本当の悪夢に変えてしまうことだ。コマンドラインではほぼ何でもできてしまうが、Microsoft社はすべてのタスクを実行するCLIインターフェースを提供していない。

たとえば、ホストNICから特定のネットワークプロトコルを解放したい場合(ハードニングの典型的なベストプラクティスだ)でも手段がなかった。だがこれからは違う。
これまでは社内用として利用され、バインドされたプロトコルを一覧し、そのどれでもHyper-V NICで有効もしくは無効にすることができるツール、「NVSPBind」をMicrosoft社がつい先ごろ公開した

C:\>nvspbind -d {F93672D9-9085-4EEF-9669154AD4391ED7} ms_server
Hyper-V Network VSP Bind Application 6.1.7672.0.
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.
acquiring write lock...success

Adapters:
{F93672D9-9085-4EEF-9669154AD4391ED7}
"pci\ven_8086&dev_10c9&subsys_a03c8086"
"Intel(R) Gigabit ET Dual Port Server Adapter":
    unbinding ms_server from Intel(R) Gigabit ET Dual Port Server Adapter
    unbinding ms_server from Intel(R) Gigabit ET Dual Port Server Adapter
    unbinding ms_server from Intel(R) Gigabit ET Dual Port Server Adapter
    unbinding ms_server from Intel(R) Gigabit ET Dual Port Server Adapter
    unbinding ms_server from Intel(R) Gigabit ET Dual Port Server Adapter
    unbinding ms_server from Intel(R) Gigabit ET Dual Port Server Adapter
applying changes...
cleaning up...releasing write lock...success
finished
C:\>

ラベル: , ,

ツール:VHDCopy and VMProv(20091204-1)

12/04/2009   |   原文はこちら (English)

「File Systems and Storage」カテゴリーのMost Valuable Professional(MVP)受賞経験のある元Microsoft社員のDilip Naik氏は先ごろ、「VMProv」と「VHDCopy」というHyper-V用の2つの興味深いツールをリリースした。

VHDCopyは特許申請中のコマンドラインユーティリティで、VHD本体内データの不要部分(ハイバネーションファイルなど)をスキップすることで大容量仮想ハードディスクファイルのコピー時間を大幅に短縮する。
オフラインのVMと、NTFSフォーマットの最大148Gバイトの固定VHDファイルにのみ対応している。

Naik氏の主張によると、ディスクI/O処理を20%から90%低減することにより、System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)チェックイン/チェックアウトや管理者のマニュアルでのcopyコマンド実行といった、ほかのコピー操作の2倍から10倍動作が高速になるという。

VMProvも同じく特許申請中のコマンドラインユーティリティで、VHDCopyに対応し、VHDCopyがコピー処理を行っている最中も管理者が仮想マシンを使えるようにする。
この間実行する操作はすべて、コピー終了直後にコピー先のVHDファイルに変更を適用するミニファイルシステムフィルタドライバで管理される。

両ツールとも現在はベータ中でこちらから入手可能。

ラベル: ,

ツール:Disk2VHD(20091019-4)

10/19/2009   |   原文はこちら (English)

microsoft logo

自分の物理環境をHyper-V仮想マシンに移行したいMicrosoft社の顧客はこれまで、「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)」とPhysical-to-Virtual(P2V)移行ツールを購入および使用する必要があった。
それ以外では、Novell/Platespin社やQuest/Vizioncore社といったサードパーティーのP2V移行ツールの購入/使用が必要だった。

P2V移行が可能な低価格(無料のものもある)ツールはほかにもあるが、たいていは動作中のマシンを変換することができない。
そこにライブマイグレーションの可能な無償ツールが登場した。「Disk2VHD」だ。

このツールは、Sysinternals/Winternals社の創業者兼元チーフソフトウェアアーキテクトで、現在はMicrosoft社でテクニカルフェローを務める世界的に人気の高いMark Russinovich氏が2週間前にリリースした。

Disk2VHDは、XP SP2やServer 2003 SP1以降のどのWindowsシステム上でも動作する。
これは大半の市販ソフトウェアと同様、Volume Shadow Service(VSS)を利用してライブマイグレーションを実行する。
変換したVHDはHyper-VもしくはWindows Virtual PC仮想マシンで起動することができる。また、Windows 7やWindows Server 2008のファイルシステム内部でマウントすることも可能だ。

Disk2VHD

大半のSystinternalsツール同様、これもネット起動にも対応するスタンドアロン実行イメージとなっている。

オプションは多くはないものの、評価を行う場合はHyper-Vと併用するのにパーフェクトだ。
そして、PowerShellの助けを借りればさらに多くのことが可能になるのではないだろうか。

ラベル: , ,

ツール:HyperV_Mon(20090316-1)

3/16/2009   |   原文はこちら (English)

広く尊敬を集めているアプリケーション仮想化専門家のTim Mangan氏が、Hyper-Vインフラのシステムパフォーマンスを監視する興味深いツールを先ごろリリースした。

「HyperV_Mon」は、各Windows仮想マシン内のTask Managerに頼るのではなく、WMIインターフェース経由でHyper-Vに接続し、ホストやゲストから物理/仮想CPUの消費データを取得する。

HyperV_Mon

同ツールは仮想CPUのスケジュール解除を認識できるため、ゲストOSのTask Managerよりも正確な情報を提供することができる。

HyperV_Monはこちらで無償提供されている。

ラベル: ,

帰ってきたMassimiliano Daneri氏とPXE Manager for vCenter(20090303-6)

3/03/2009   |   原文はこちら (English)

vmware logo

Massimiliano Daneri氏をご記憶のvirtualization.info読者は何人いるだろうか?

Daneri氏は、ESX仮想マシンのライブバックアップが可能な無償Perlスクリプトの「VMKB」(2004年リリース)や、「VMware Update Manager」の先行モデルである「VMTSPatchManager」(2007年中旬リリース)を生み出した優秀な人物だ。

VMware社は2007年10月にDaneri氏を招き入れ、それ以降は一握りの顧客しか同氏の活躍を目にしていない。

その同氏が先週開催されたVMworld Europe 2009(virtualization.infoによる第1日および第2日の速報参照)で再び姿を見せ、分科セッションで新作である「PXE Manager for vCenter」のプレゼンテーションを行った。

このツールは、基本的にはvCenter管理プラグイン付属のWindowsサービスで以下の機能がある。

  • 新しいESX/ESXiホストの自動プロビジョニング
  • ホストステータスのバックアップ/リストア
  • 導入するESX/ESXiビルドとインストレーションモード(ディスクレス、自動、あるいは主導)の選択

PXEManager

同製品は複数のvCentersと複数のネットワークセグメントをサポートするが、いくつか制限もある。VMware Toolsのインストレーションが自動化できず、ホストのウェブアクセスインターフェースも提供できず、リモートダウンロード用のvCenter Clientパッケージは含まれない。

PXE ManagerはVMware社の正式なツールではないため、同社はその使用を推奨することも、サポートすることもしていない。
しかし、複数の顧客から要望があれば状況が変わる可能性もある。

残念ながら、現在同ツールをダウンロードする手段はない。

ラベル: ,

ツール:Virtualization Manager Mobile(20090125-1)

1/25/2009   |   原文はこちら (English)

VMMVMware VirtualCenter 2.5(現在のvCenter)プラグインシステムのリバースエンジニアリングを行い、多数の非常に便利な非公認プラグインを作成したAndrew Kutz氏が帰ってきた。

Kutz氏は今回、さらに野心的なプロジェクトを立ち上げた。複数のハイパーバイザーをサポートする携帯端末用(もちろんiPhoneやGoogle Android対応携帯電話も含まれる)の管理インターフェースだ。

Virtualization Manager Mobile(VMM)」という名前が与えられた同製品は現在ベータテスト中で、既に「VMware Infrastructure 3.5」、「Microsoft Hyper-V 2008」、「Citrix XenServer 5.0」、そして「VMware Server 2.0」までサポートしている。

VMMを使うとどの仮想マシンでも電源のオン/オフが可能になり、そのリソースの消費(vCPUやvRAM)をコントロールできるようになる。

これを実現するため、Kutz氏はサードパーティーデベロッパーでも拡張が可能なUnified Virtualization API(UVAPI)を開発した。

Apache Tomcat 6のウェブアプリケーションとして開発されたVMMは、「Full」と「Lite」の2エディションが用意される。
両エディションの唯一の違いは、前者がフル機能搭載のAjaxウェブアプリケーションであるのに対し、後者はスタティックなHTML版である点だ。
これらのデモは、FullバージョンのデモがこちらLiteバージョンのデモがこちらとなっている(いずれもユーザ名とパスワードにvmmdemoを指定してログオンする)。

VMMは、ベータテスト中は無償だが将来的にはソリューションとして市販される。

ラベル:

Login Consultants社がVirtual Session Indexer 1.0をリリース(20080112-3)

1/12/2009   |   原文はこちら (English)

長期にわたるベータテストを終えた、(少なくとも欧州では)人気のLogin Consultants社は先週、「Virtual Session Indexer(VSI)」の初めてのバージョンをリリースした。

VSI 1.0は、Terminal ServerファームやVDI環境のリモートデスクトップのパフォーマンスを測定する無償のベンチマークプラットフォームとなっている。

同ツールを実行するには、認証用のドメインコントローラ、ユーザセッションログ用のファイルサーバ、TS/XenApp/VDIサービスホスティング用のサーバ、そしてユーザセッション立ち上げ用のワークステーションという4層構成のインフラが必要になる。 

以下は同製品が動作する様子を紹介しているビデオだ。


ダウンロードはこちら

ラベル: ,

Xenがネイティブホストのフェイルオーバーにまもなく対応(20081208-4)

12/08/2008   |   原文はこちら (English)

xen logo

先日東京で開催されたXen Summit 2008において、非常に興味深いあるプロジェクトがついにバージョン1.0に到達した。Kemariだ。
同プロジェクトの初公開は2007年4月のことだったが、今回、初めて一般公開用として十分に安定したバージョンになった。

田村芳明氏開発のKemariはホストのフェイルオーバーを追加する「Xen 3.3」用のパッチ。
LinuxとWindowsの両ゲストOSに対応している。

その仕組みは簡単な説明で容易に理解できる。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

VMM(仮想マシン・モニタ)内のKemariがイベントチャネルを利用して(サスペンドしていない)ゲストをポーズさせ、転送準備を行い、userland内のKemariがこのゲストを転送する。フェールオーバー時には、セカンダリマシン上のKemariがゲストをリストアし、dom0のバックエンドドライバがゲスト内の共有リングの状態からバックエンドリングをセットアップする。

以下は、2台構成のハードウェアクラスタで1つのノードがシャットダウンしたときにWindows XPの仮想マシンが生き残る様子を示している。

うれしいのは、KemariがXenのロードマップに組み込まれたというニュースで、これは同オープンソースハイパーバイザーがバージョン3.4到達直後に最初からフォールトトレランスをサポートする可能性があることを意味する。
Citrix社はかなり喜ぶことだろうが、Marathon Technologies社も喜ぶことになるのだろうか?

ラベル: ,

ツール:HVRemote(20081118-2)

11/18/2008   |   原文はこちら (English)

Hyper-V担当シニアプログラムマネージャのJohn Howards氏が、Microsoft社の新ハイパーバイザーである「HVRemote」のコンフィギュレーションを簡略化する小さいプログラムを先ごろリリースした

同ツールを使うと、「Windows Server 2008」(「Full Installation」と「Server Core」エディションの両方)のコンフィギュレーションを完成させ、Hyper-Vのロールを可能にし、多くの手順を不要にしてハイパーバイザーをわずか2つのコマンドでコンフィギュレーションできるようになる。

HVRemote

Howards氏はMicrosoft社の社員だが、このツールは個人の成果物であり、同社はこれを一切サポートしていないことに注意したい。

ダウンロードはこちら(ソースコードも含む)。

ラベル: ,