ニュースヘッドライン
Symantec社がVMwareのサポートについて早速対応を変更(20081124-8)
Symantec社はわずか5日前、「VMware VMotion」に関するサポートポリシーを巡って非難を浴びた。
基本的に、同社は顧客から複数の問題が報告されたことを受け、VMotionが利用されるVMware環境において自社の2つのコア製品のサポートを拒否した。
だが、(大規模なネガティブキャンペーンを展開した)ブロゴスフィアのおかげで、あるいはVMwareが与える強大な影響が要因となり、Symantec社は問題を引き起こした知識ベースの記事に即座に変更を加え、VMotion導入後の同社製品のおかしな動作にも対応するとした。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)現時点において、「Symantec Endpoint Manager(SEPM)」の運用は代替コンフィギュレーションの1つとして検討されており、「ベストエフォート式サポート」での対応が行われる。
「Symantec AntiVirus Server」や「Symantec Endpoint Protection Manager」とVMware VMotion ESXサーバに関する問題については顧客からの報告がある。これらの問題とVMware VMotionやSymantec Endpoint Protection Managerの存在との関係は不明だ。
…
Symantec社では各サポートケースの調査を進めており、必要に応じて自社製品のアップデートを行っていく。
VMスプロール(増殖)後の仮想化管理スプロールへの備えはできているか?(20081014-8)
VMware社がVMworld 2008開催中に行った発表の量や実体を理解し、適切に評価するにはある程度の時間が必要だ。場合によっては、最初の現実的インプリメンテーションが登場するまで詳細を完全に認識されていないこともある。
「Ready Management Initiative」がちょうどそれに当てはまる。
VMware社では、標準化され、相互運用可能な仮想インフラ管理のために「vCenter」(旧VirtualCenter)インターフェースをサードパーティーに公開すべく、この名前で自社のすべての取り組みをまとめている。
上のスライドから明らかなように、この相互運用性は双方向となっており、それは、サードパーティーの管理コンソールが期待と予想通りにvCenterに統合できることを意味するが、vCenterがサードパーティーの管理コンソールに統合できることも同時に意味する。
多数の重要なベンダー各社が既にReady Management Initiativeを支持しているが、前述の最後のシナリオを描写した具体例を最初に出してきたのはSAP社だ。
実際、同社はvCenterの基本機能を「Adaptive Computing(AC)Controller」に統合する作業に取り組んでいる。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)…AC UIは「Virtualization」と呼ばれる新しいタブを搭載し、仮想マシンのコア機能を既存のAC機能(基本的に仮想マシンを物理システムとして扱う)に追加する。「Virtualization」タブではどのアプリケーションサービスがどのESXホスト上のどの仮想マシン上で動作しているのかが分かり、ESXホストと仮想マシン利用率データの情報も得られる。また、VMでスタート/ストップ/サスペンド/レジュームといったVMwareのコアコマンドを実行することもでき、SAP UI経由でVMotionを使って移行を開始することもできる。以下の機能も秀逸だ。VMで「シャットダウン」をクリックすると、そのVMで動作中のSAPサービスを一覧したポップアップウィンドウがAC Controllerによって表示され、シャットダウン処理を継続するかどうかの確認を求められる。…
これはSAPの管理者にっとっては素晴らしいニュースかもしれないが、それ以外の人々にとっては恐怖だ。
- SAPの管理者が全く新しいコンソールから仮想マシンの移行を開始したら仮想化インフラ全体を管理するシステム管理者はどうなってしまうだろう?
- 全体像の分からないSAP管理者は、シャットダウンやライブマイグレーションを行う適切なタイミングをどのようにして知るのだろうか?
- SAP管理者が仮想マシンを移動もしくは再起動した場合、配備済みのセキュリティ対策のなかでどれが無効になってしまうのだろうか?
- 仮想インフラのシステム管理者にとって、SAPなどの副管理者の活動を調整する作業はどの程度難しいのだろうか?
ほかにもまだまだある。
もしかしたら、VMware社はデリゲーション用に非常に堅牢なインフラの準備を進めており、新モデルで発生するすべての技術的問題には既に対処済みかもしれない。
とはいえ、サードパーティー製のすべての管理コンソールがvCenterを提供するような世界では、VMware社が解決できない大きな運用の問題も発生するだろう。
その流れを管理する最良の手段を考え出すのは仮想化を採用する会社次第だが、われわれの見る限り、これらの企業はわずか1台の管理コンソールでさえも堅牢な運用フレームワーク構築にまだ苦戦している。
仮想化管理のスプロールはあるのだろうか?
Microsoft社によるVMware ESXのサポートは依然限定的(20081014-4)
Microsoft社は今年6月、仮想マシン上で運用されている同社ソフトウェアのサポートを必要とする顧客を楽にする「Server Virtualization Validation Program(SVVP) 」という新しい構想を立ち上げた。
同プログラムは既に、以下の2つのもっともな理由から多くの話題を集めている。
- 検証のためのハイパーバイザーを持っていなかったベンダー数社が驚いたことにメンバーになっているようだ(Cisco社とUnisys社がその好例)
- 最も闘志満々のライバルであるVMware社がESXハイパーバイザーの検証を真っ先に得ている
その後、LeMagIT社がこの2番目の成果を詳しく調査したところ、興味深いことが分かった。
SVVPプログラムは、申請者全員が具体的なコンフィギュレーションを検証のために提出するようになっており、Microsoft社のサポートはそのコンフィギュレーションのみに対応する。
今のところ、VMware社は32ビット仮想マシン1台あたりわずか4基の仮想プロセッサとわずか4GバイトのRAMしかないAMD OpteronおよびIntel Xeonの両CPUで運用する「ESX 3.5 Update 2」の検証しかとっていない。
ただ、VMware社が新ハイパーバイザーのリリース(まもなく登場する「ESX 3.5 Update 3」など)から60日以内に新しいSVVP検証を取得する意気込みを明確にすればこの状況も徐々に改善されるはずだ。
SAP社がMicrosoft Hyper-Vを正式にサポートリリース:Microsoft App-V 4.5(20081014-2)
自分たちの好みの仮想マシンをサポートするのに適したISV探しが依然として最大の課題の1つであることには、仮想化にアプローチをする世界中の多くの企業もそろそろ気付いている。
現状はVMware社の顧客にとっておそらく十分だと思われるが、企業が「Microsoft Hyper-V」のような新プラットフォームの採用を決める場合は、いろいろと複雑化する可能性がある。
もちろん、適当な誘因さえあればMicrosoft社はエコシステム全体に自社ハイパーバイザーのサポートを簡単に呼びかけられるだろうが、いずれにせよ多少の時間は必要になる。
したがって、SAP社が仮想インフラのサポートを正式にMicrosoft Hyper-Vにまで拡大したことはかなりの朗報だ。
現在サポートされている仮想化ベンダーはVMware社以外にはいない(これは、Citrix社、Virtual Iron社、Novell社、そしてRed Hat社の顧客にとって問題を意味する)。
この新しいポリシーを反映させるため、SAP社はVMware社とMicrosoft社のプラットフォームでサポートされるゲスト環境を厳密に解説した簡単な資料もアップデートした。
現在、SAP社がサポートするのはWindows Server 2008同梱版のHyper-Vだけであり、新しい「Hyper-V Server 2008」はサポートされないことに注意したい。
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