ニュースヘッドライン
Red Hat社がEnterprise Virtualization HypervisorとVirtualization Manager for Serversをリリース(20091104-2)
Red Hat社は11月3日、KVMベースのプラットフォームとエンタープライズ仮想化マネージャを含む新しい仮想化製品の発売をようやく発表した。
同社は既に、(アーキテクチャの技術的違いはあるものの)「Microsoft Windows Server 2008」が「Hyper-V」を組み入れている手法と同じ方法でKVMを組み入れた「Enterprise Linux(RHEL)5.4」を9月中旬にリリースしている。
ただ問題は、KVM搭載のRHEL 5.4では「VMware ESX」や「Citrix XenServer」のような軽量の専用プラットフォームと競合するのに十分ではない可能性がある点だ。さらに、RHEL 5.4には顧客が大規模仮想データセンタのコントロールに利用可能なエンタープライズ管理ツールが不足している。
そのギャップが「Enterprise Virtualization Hypervisor(REVH)」と「Enterprise Virtualization Manager for Servers(REVMS)」のリリースによって今日解決された。
REVHはRHEL 5.4の機能縮小版で、次のような特長がある(一部):
- VT/EPTおよびAMD-V/RVIのサポート
- 最大64個の物理CPU(最大256コア)をサポート
- 最大1Tバイトの物理RAMをサポート
- 最大16個の仮想CPUをサポート
- 最大64GバイトのvRAMをサポート
- メモリオーバーコミット(Linux Kernel Same-page Mergingによりページ共有限定)のサポート
- 物理NICのボンディングとマルチパスI/Oをサポート
- NFS、iSCSI、およびFibre Channelのサポート
- RHEL(3から5)およびWindows(2003、2008、およびXP)ゲストOSのサポート
WindowsゲストにはRed Hat社がVirtIO標準ベースで、SVVP認定によりMicrosoft社認証済みの準仮想化(ネットワークおよびブロック)ドライバを提供。
Red Hat社のレポートによると、KVMは1台のホストで最大600台の仮想マシンを処理できるという。
そのレポートによれば、そのKVMベースのプラットフォームは1台のホスト(32コアと1Tバイトの物理RAM搭載)で400台以上の仮想マシンを処理できるという。
同社はさらに、SAPやOracle Databaseといったミッションクリティカルなワークロードでは実際のハードウェアパフォーマンスの最大95%に到達できるとも主張している。
REVMSの方は以下の機能をサポートする。
- 仮想マシンのライブマイグレーション(NFS、iSCSI、およびFC共有ストレージ経由対応)
- 仮想マシンの高可用性(ホストが停止してもその仮想マシンはすべて同じクラスタ内の別のマシン上で再開される。ホストのパワーマネジメントにIPMI、Dell DRAC、
HP iLO、IBM RSA、あるいはBladeCenterのような帯域外の管理インターフェースが必須) - 仮想マシンのダイナミックリソース管理(ストレージ、ネットワーク、およびコンピューティング機能がリソースプールに集約可能。System Schedulerがシステムポリシーに従い、ライブマイグレーションを使ってプールの一部であるホストをまたいでVMを再配置する)
- ホストメンテナンスモード(ホストがメンテナンス状態になるとREVMSがライブマイグレーションを使って仮想マシンを別の場所に移動させる)
- ホストのパワーマネジメント(ライブマイグレーションを使うことで、System Schedulerがアクティビティの少ないホストにVMを再配置し、不要なサーバの電源を落とすことができる)
- 仮想マシンのシンプロビジョニング(「Image Manager」と呼ばれるREVMSコンポーネントによりストレージのオーバーコミットを可能にする)
- 仮想マシンのスナップショット(スナップショットをスケジューリングし、リカバリポイントとして使用することが可能)
- 仮想マシンテンプレート
- 管理コンソールにおけるロールベースのアクセスコントロールと「Microsoft Active Directory」のサポート
- API
非常に面白いことに、REVMSコンソールはWindowsクライアント版しかないようだ(この点についてはRed Hat社に再度確認した後、内容に応じて本稿をアップデートする)。
「Red Hat Enterprise Virtualization for Servers」という名称でバンドルされたこの2製品はサブスクリプションモデルで販売される。価格は営業時間内サポート付きで1ソケット499ドルから。
もちろん、REVMSはRHEL 5.4内に搭載されたKVMプラットフォームを管理可能だが、同OSは別途購入の必要がある。
新製品の価値を正当化するため、Red Hat社は「VMware vSphere 4」や「VI 3.5」に加え、Hyper-V搭載の「Microsoft Windows Server 2008 R2」が含まれた機能比較表や、永久に議論を続かせるであろう(既に実感していることだ)価格比較表まで用意してきた。
新製品の最後を飾るのが「Enterprise Virtualization Manager for Desktops(REVMD)」だ。これはQumranet社から2008年9月に取得したSolidICE製品で、2010年初頭にリリースされる。
これは、Red Hat社が新規顧客を獲得し、確固たる地位を確立したライバル各社と競うための大きなチャンスを示している。サーバ集約用に優先ハイパーバイザーの乗り換えを顧客に説得するのは容易なことではないが、クライアントの集約(つまりVDI)周辺には未開拓の大きなチャンスが隠れているし、KVMとSPICEにマーケットシェア拡大の機会を与えると混乱を招く。
もう1つ重要なポイントは、このエコシステムが新製品をどのように迎え入れるのかという点だ。Red Hat社の製品が仮想データセンタ管理周辺の顧客のニーズすべてをカバーすることはできないので、パートナーが重要な意味を持つ。
Red Hat社グループに最初に飛び込んだのが、自社のラボ管理ソリューションである「Lab Manager」でREVHのサポート確約を発表したVMLogix社だ。
この製品をVMware社、Citrix社、およびMicrosoft社の仮想化プラットフォームの重要な代替製品とするには、ほかにも多くの企業の参加が必要になる。
Microsoft社は本当にエンタープライズデスクトップ仮想化にコミットしているのか?(20091030-5)
Microsoft社は2週間ほど前、「Desktop Optimization Pack(MDOP)2009 R2」の発売を発表した。
大半の読者がご存じのように、これは同社が大企業の顧客に提供する(ボリュームライセンスのみ)専用バンドルで、Software Assurance(SA)サービス加入者限定となっている。
MDOPには、2006年5月にSoftricity社から取得したアプリケーション仮想化プラットフォームの「App-V」や、2008年3月にKidaro社から取得した「Virtual PC MED-V」のセキュリティラッパなど、Microsoft社仮想化製品の重要なコンポーネントが含まれている。
これら2つの技術はいずれもハイパーバイザーほどの人気はないものの、いずれもMicrosoft社の長期仮想化戦略にとって重要なものとなっている。
App-Vが特に重要で、今日のようなデスクトップだけという形ではなく、これをサーバ内部で提供すべくMicrosoft社は舞台裏で密かに作業を進めている。
この新しいMDOP 2009 R2がアップデートするのはService Pack 1適用済みの「App-V 4.5」のみで、このSP1ではWindows 7が新たにサポートされただけとなっている(AppLocker、BranchCache、およびBitLocker ToGoの各機能のサポートを含む)。
MED-V 1.0がWindows 7をサポートするのは2010年第1四半期以降となり、そのほか特に重要なポイントはないものと思われる。
Microsoft社ではMED-Vの開発スケジュールが大幅に遅れているようだ。Kidaro社買収後、ブランドを変更したバージョン1.0のリリースまで13カ月を要し、最初のサービスパックをリリースするだけで9から12カ月を要している。
また、ホスティング版仮想化プラットフォームで、Microsoft社が全く力を入れていない「Virtual PC」を依然として同製品がサポートしていることも覚えておきたい。
市場の大規模採用準備が整うまでMicrosoft社がApp-Vをさほど強く売り込まないのはかまわない。
「ThinApp」でアプリケーション仮想化市場に侵攻するというVMware社の初期の戦略阻止をCitrix社が進める一方、こうすることで同社にはHyper-Vに専念し、さらに強力なエンジンを開発してサーバ側に移植し、有意義なマーケティング戦略を具体化するための時間ができるのだ。
その一方で、ハードウェア仮想化を活用して革新的な手法で大企業の安全を確保するMED-Vに関してMicrosoft社が何も具体的なことをしていない点はあまり納得がいかない。
Microsoft社はセキュリティ市場をリードしていない。また、セキュリティ業界のMicrosoft社に対する認識はここ数年さほど改善していない。
VMware社がACEではこの市場で勝てないことを考えれば、今は仮想化で大企業の顧客のセキュリティを確保するまたとないチャンスだが、Microsoft社はそれを無駄にしているのだ。
Microsoft社は、Virtual PCのような瀕死のプラットフォーム上で何かを開発したくないがためにこのようなことをしているのかもしれない。しかし、今のところ同社はデスクトップ仮想化分野に関しては何の計画も明らかにしていない。
同社では、Virtual PCをデスクトップ用Hyper-Vの別バージョン(非常に幅広く普及するかもしれないVDI用クライアントハイパーバイザー)で置き換えるか、本格的にVirtual PCへの投資を再開する可能性もある。
顧客には状況が全く分かっていないが、控えの立場にあるこの仮想化プラットフォームで起こることはMED-Vにも影響を与えることになる。
大企業にとって、リーダーではなく、明確なロードマップもなく、開発ライフサイクルが不活発なベンダー(セキュリティ市場におけるMicrosoft社など)は信頼することができない。SAに加入する顧客にとって、MDOPのなかにMED-Vを持つ価値はどこにあるのだろうか?
ラベル: Microsoft, Platform Wrapper, Releases
リリース:VMware Workstation 7.0/Player 3.0/ACE 2.6(20091030-4)
VMware社は先週はじめ、「Workstation 7.0」、「Player 3.0」、「ACE 2.6」、そして「Fusion 3.0」をリリースし、同社の全デスクトップ仮想化製品ラインをアップデートした。
Workstation 7.0(ビルド203739)は、Windows 7とそのAeroインターフェースを仮想マシン内でサポートするほかにも、多数の注目すべき機能を搭載してきた。たとえば以下のようなものだ。
- 自動プロテクト
30分、1時間、もしくは1日間隔で自動的に仮想マシンのスナップショットを取る。 - 暗号化
すべての仮想マシンをAES 256ビットアルゴリズムで暗号化する。 - CPUのリリース
仮想マシンがポースになると、電源を切ったりサスペンドをすることなく即座にCPU資源を解放する。 - 仮想ディスクの操作
サードパーティー製品を使うことなく仮想ディスクの拡張やコンパクト化が可能(Windows 7/Vistaのみ)。 - Virtual Hardwareバージョン7
仮想CPU最大4基、vRAM最大32Gバイト、vNIC最大10基をサポート - ESX 4.0サポート
物理ハードウェアがVT-x搭載のIntel EM64T CPUもしくはAMD-V搭載のAMD64 10H(以降の)CPUを搭載し、仮想マシンにCPUコアが2個以上割り当てられていれば、Workstation 7内でのVMware ESX 4の実行が可能。 - IPv6のサポート
Player 3.0(ビルド203739)はWorkstation 7.0と同じエンジンを共有するため、上述の多くの機能がこちらでも使用可能となっている。
その上、VMware社はPlayerをWorkstation Lightに変えることのできるフル機能搭載の仮想マシンエディタを投入している。
そして、最後に紹介するのがACE 2.6(ビルド203739)だ。
ただ、特にここで詳しい説明は必要ない。ほぼどの機能も仮想化エンジン関連で、Workstation内に完全統合されるポリシーエンジンではない。
VMware社がこのブランドをまだ廃止しない理由は明確ではない。
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リリース:Liquidware Labs社Stratusphere 4.5(20091030-3)
新興企業のLiquidware Labs社は、5月に買収したVMsight社の技術の名称変更後初のバージョンとなる「Stratusphere 4.2」を6月にリリースした。
そして先週、彼らは堅実なアップデートを実行し、容易に想像できることだが、新バージョンの4.5では9月にEntrigue Systems社から取得した「ProfileUnity」技術を統合している。
詳細に見ていくと、Stratusphere 4.5では「Citrix XenDesktop 4」と「Microsoft Window 7」を新たにサポートするほか、「VMware View 4」(依然としてプライベートベータテスト中)も仮サポートしている。
その上、同製品はGUI、レポート、および相関関係エンジンなど複数個所を強化している。
いずれにしても、このリリースで最も興味深いのは、ユーザが同製品の試用版をダウンロードできるようになったことだ。
同社はこれまで、特にITサービス提供事業者(PSO:Professional Services Organizations)をターゲットにしていることを常に公言しており、これは大体の場合、無償でダウンロードできる試用版の用意(および宣伝)が不要であることを意味する。
Liquidware Labs社がこの部分を変更したというのなら、それは同社がマーケティング戦略も変更することを意味するのかもしれない。
ラベル: LiquidWare Labs, Releases, VDI
リリース:VMware Fusion 3.0(20091030-2)
VMware社は先週はじめ、自社のデスクトップ仮想化製品群すべてをアップデートし、「Workstation 7.0」、「Player 3.0」、「ACE 2.6」、そしてもちろん「Fusion 3.0」をリリースした。
Fusionの新バージョン(ビルド204229)には膨大な数の機能が追加されている。
- 64ビットエンジン
- Virtual EFI(レガシーな仮想BIOSに代わり、Mac OS Xとの完全互換性を実現)
- 組み込みP2V移行ツール(Migration Assistant for Windows)
- Microsoft VHDフォーマットからのV2V移行
- 4ウェイCPUのサポート
- Aero(Windows 7/Vista)、OpenGL 2.1(Windows XP)、およびDirectX 9.0c Shader Model 3のサポート
- Mac OS X 10.6(コード名:Snow Leopard)のサポート(32ビットおよび64ビット、ホストおよびゲストOS)
リリース:VMware vCenter Chargeback 1.0.1(20091030-1)
最新製品の1つである「vCenter Chargeback」の発売から3カ月、VMware社が最初のマイナーアップデートを準備してきた。
新バージョンの1.0.1(ビルド204097)は多数のバグを修正し、歓迎すべき新機能もいくつか搭載している。
- 統合Windows認証のサポート
- コンピューティングおよび課金プロセスの追加
- API(技術プレビュー)
ラベル: Chargeback, Releases, VMware
リリース:VMware vCenter CapacityIQ 1.0(20091020-4)
VMware社は10月19日、新しいキャパシティプラニング製品の最初のバージョンとなる「vCenter CapacityIQ 1.0」(ビルド199314)をリリースした。
その名前が示すように、同製品は仮想インフラ上でキャパシティプラニングを実行し、継続的にwhat-if分析を適用して各種シナリオにおける仮想マシンの最適な配置を探り出す。
また、レポートとアドバイスの機能が提供される。
CapacityIQは、「vCenter」プラグインと、仮想アプライアンスの仮想インフラに関するデータを専用データベースに集める2つのコンポーネントによって構成されている。
同製品は、出したアドバイスに基づいて仮想インフラを自動再設定することはできないが、これは多くの顧客にとって問題ないだろう。
いずれにしても、アドバイスを見てそれを承認するだけという考え方に魅力を感じる企業もあるかもしれない。
CapacityIQの価格は1 CPUと1年間のGoldサポート付きで1204ドルからとなっている。
ただ、この製品を今リリースすることにした選択は奇妙だ。当初1月に発表され、VMware社が20日に出荷するこのバージョンのCapacityIQはvSphere 4をサポートしていないので、これに既に関心を持つ顧客はその採用によりVI3.xの継続使用を余儀なくされることを先刻承知だ。
この製品により、VMware社はパートナーとのまた新たな競争(そして摩擦)が生まれることになる。Novell/PlateSpin社、CiRBa社、VKernel社、Lanamark社、Liquidware Labs社や5ninee社などの新興企業、そしてManageIQ社、Embotics社、およびFortisphere社などの間接競合各社が現在もしくは将来にわたって影響を受けるようになるかもしれない。
ラベル: Capacity Planning, Releases, VMware
Fortisphere社が製品名と方向性を変更:Virtual InsightはVirtual Service Managementへ(20091020-3)
Fortisphere社はFairhaven Capital社およびGlobespan Capital Partners社の両ベンチャー事業から1000万ドルの資金を調達して2007年11月に創業した米新興企業。
同社は2008年1月にリリースした「Virtual Insight 1.0」によって、ほとんど競合のなかったVMライフサイクル管理市場にベンダーの1社として参入した。
同社はその後数カ月の間、VMsafeに関するVMware社とのものやRSA社とのものなど精力的に提携を進めたほか、Distributed Management Task Force(DMTF)やPayment Card Industry(PCI)Security Vendor Allianceといった戦略グループにも加盟した。
ただ、製品開発に関しては大きな進展が見られず、2008年9月に製品名を「Virtual Insight」から「Virtual Essentials Service Manager」へと変更した程度だった。
そして今年8月、Fortisphere社では創業時の最高経営責任者(CEO)だったMichael Harper氏がSiki Giunta氏と交替したことで、これまでのプレス発表を含むすべての過去との決別が始まった。
Giunta氏はNovell社で戦略ビジネス担当バイスプレジデントを9カ月務め、Managed Objects社で社長兼最高経営責任者(CEO)を9年間務めた。
そして、最大の変更が10月20日に行われた。Fortisphere社が製品名を再度変更(「Essentials」の言葉が消えた)して、バージョン1.0から仕切り直しとし、市場セグメントも変えてきたのだ。
この「新しい」Virtual Service Manager(VSM)は、今後主にキャパシティプラニングに重点を置くことになる(VMware社が「CapacityIQ 1.0」をリリースしたばかりであることを考えるとパーフェクトなタイミングだ)。
プレス発表の機能一覧を見る限り、コンフィギュレーション管理エンジン(大半のVMライフサイクル管理製品の心臓部)は健在のようだが、Fortisphere社がほかの方向に向かっていることが明確になった。
次第に競争が激しくなりつつあるキャパシティプラニング市場で同社がさらなる成功を収められるかどうか静観したい。
ラベル: Fortisphere, Releases
リリース:XenoCode Virtual Application Studio 2010(20091020-2)
前回のメジャーリリースから8カ月後、XenoCode社が新しいアプリケーション仮想化プラットフォーム、「Virtual Application Studio 2010」の発売準備を整えた。
この新エディションはこれまでより整合性が高まっているようで、必須の機能やうれしい機能がいくつか搭載されている。
- 仮想アプリケーションに有効期限を設定する機能(時限爆弾機能)
- 複数のターゲットOSに対して仮想アプリケーションパッケージを1つ作成する機能
- XenoCode社のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)である「Silver Spoon」に仮想アプリケーションをオンライン配信する機能
- Windows 7のサポート
XenoCode社はWindows 7をサポートする最初のアプリケーション仮想化ベンダーかもしれない(間違っている場合はコメント欄でご指摘いただければ幸いだ)。
ユーザが各フレームワークをインストールすることなくMicrosoft .NET、JAVA、およびAdobe AIRアプリケーションにも対応することを考えると、このウェブ配信機能が特に興味深い。
Spoonは、アプリを使用開始するために読み込まなくてはならないアプリのコンポーネントで構成された「プリフェッチ」を自動的に特定することでインターネット経由でのアプリケーション起動を加速する。このプリフェッチはアプリの合計サイズの約10%になる場合が一般的だが、これは具体的なアプリの動作によって大きく変わる。一度プリフェッチを転送してしまえばアプリは素早く起動する。
XenoCode社はまだ信頼できるPlatform-as-a-Service(PaaS)クラウドコンピューティングプロバイダーではないし、Silver Spoonの施設関連で同社が公表している情報量も、これに飛びつくにはあまりに少ない。
しかし、その価格は一部にとって非常に魅力的かもしれない。
5nine社がOptimizer 1.0のベータテストを開始(20091020-1)
新興企業の5nine社が同社ツールの第3弾とともに戻ってきた。
6月に本格的な活動を開始した同社は、P2V移行ツール搭載のキャパシティプラニングソリューションと仮想インフラ用ファイアウォールを既にリリースしている。
一方、現在ベータ中で第4四半期中にリリース予定の3つ目の製品は「Optimizer」と呼ばれている。
「P2V Planner」が仮想マシンへの変換が必要な物理サーバ上でwhat-if分析とキャパシティプラニングを行う一方で、Optimizerの方は既に仮想化されたインフラ上で同じことを行う。
5nine社が、P2V Plannerを機能強化する形ではなくOptimizerを別のツールとして投入する理由は明らかではない。
Physical-to-Virtual(P2V)キャパシティプラニングは、大企業以外の顧客だと年に数回しか行わないようなものだ。また、SMBのなかには年に1回しか行わないところもある。
Optimizerの方がP2V Plannerよりはるかに頻繁に利用されるかもしれないが、これらの顧客が同じエンジンに2倍の対価を支払うことは考えにくい。
ラベル: 5nine, Capacity Planning, Releases
リリース:Novell PlateSpin Recon 3.7(20091019-2)
Novell社は先週、同社のキャパシティプラニングツールである「PlateSpin Recon」のバージョン3.7をリリースした。
この新バージョンはストレージ(ローカルディスクに加えてFC/iSCSIアレイ)に大きな重点を置き、物理/仮想マシン利用の経時変化を追跡する。
手元にある資料では新機能の詳細が分からないが、仮想インフラの構築ではストレージに対する大規模な投資が必要なため、この分野に関する取り組みはいつでも歓迎である。
Recon 3.7ではAIXワークロードも新たにサポートされている。
AIXマシンを分析してキャパシティプランに組み入れることができるのは、市場ではこれが唯一のツールだと思われる。
ラベル: Capacity Planning, Novell, PlateSpin, Releases
Quest/Vizioncore社がVirtualization EcoShell 1.2のベータを投入(20091019-1)
最初のマイナーアップデートを出してから数カ月後、Vizioncore社が「Virtualization EcoShell 1.2」の投入準備を整えてきた。
「Quest PowerGUI」と併用する同ツールは、複雑なスクリプトを開発/実行するためのパワフルな環境で、今のところ「VMware VI 3.5」と「vSphere 4.0」のみに対応している。
現在ベータテスト中のこの新マイナーアップデートでは大幅な変更が行われており、Vizioncore社が自社製品の品揃えを徐々にVMware社の競合各社に拡大しつつあることを再度明確にしている。「Hyper-V」のサポートである。
具体的に、Virtualization EcoShell 1.2では「Hyper-V PowerPack」が新たに加わり、管理者がPowerShellを使って各Hyper-Vインストレーションを管理できるようになった。
ラベル: Quest, Releases, Vizioncore
リリース:Oracle VM 2.2(20091014-2)
Oracle社は10月14日、「Oracle VM 2.2」ハイパーバイザーのリリースを発表する。
この新ビルドには2つの主要な新機能がある。1つ目はXen 3.4ベースであること、2つ目はストレージコネクションとプロビジョニングのAPIが加わったことだ。
Xen 3.4には、まもなく登場する「XenClient」クライアントハイパーバイザーの開発でCitrix社が使っているベースコードが含まれている。
これは、Oracle社にも同じことができる可能性があることを意味しており、理にかなう。
クライアントハイパーバイザーは主にオフラインVDIで必要とされており、オフラインVDIは主に包括的なVDI戦略で必要とされている。Sun社がコネクションブローカとシンクライアントを親切に提供してくれたため、Oracle社はそのような包括的VDI戦略を簡単に提供できるようになった。
新しい「Oracle Storage Connect Program」経由で利用可能な新しいストレージAPIは、Citrix社が現在「XenServer StorageLink」技術と一緒に提供しているものと同じ機能を実現できるようだ。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Oracle VM Storage Connectフレームワークは、Oracle VM環境内にある既存のストレージシステムのリソースと機能をOracle VM Managerが直接利用できるようLogical Unit Number(LUN)の作成、削除、拡張、およびスナップショットネイティブストレージサービスをサポートする。ストレージベンダーがOracle VM Storage Connectプラグインを有効にすれば、顧客はそのベンダーのストレージをOracle VM Manager経由でプロビジョニングできるようになる。
このプログラムにはそうそうたるベンダーが参加してきた。AMD社、Brocade社、Chelsio Communications社、Compellent社、EMC社、Emulex社、FalconStor社、富士通社、Hitachi Data Systems社、HP社、IBM社、Intel社、LSI社、Mellanox Technologies社、NEC社、NetApp社、Pillar Data Systems社、QLogic社、 Symantec社、そしてVoltaire社の各社だ。
Oracle VM 2.2の新機能には以下のようなものがある。
- 仮想ホストのメンテナンスモード
- vCPU SchedulingのVM単位の優先順位や上限
- VHDファイルの読み込み(Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer、およびVirtual Ironなどの仮想マシン)
- 「Intel Xeon 5500」CPU(コード名:Nehalem)および「AMD sSx-Core Opteron」CPU(コード名:Istanbul)のサポート
リリース:Parallels Server 4.5 Bare Metal(20091007-7)
2005年から始まった長々と続く作業の末、Parallels社が基盤ハイパーバイザーである「Parallels Server 4.5 Bare Metal」の出荷準備をようやく整えた。
2008年6月発売のParallels Serverのホステドバージョンと異なり、(バージョン1.0から4.5に一気に飛んだ)このエディションは、競合ハイパーバイザーの「VMware ESX」、「Citrix XenServer」、「Microsoft Hyper-V」、そして「Oracle VM Server」のようなベアメタル上に実際にインストールする。
同ハイパーバイザーアーキテクチャは興味深いが、われわれにも、ほかのタイプ1 VMM(仮想マシン・モニタ)プラットフォームとの比較を行ったほかのところにも、これまで多くの混乱を招いてきた。
上の図では、同製品が同ハイパーバイザーのプライマリパーティションにVirtuozzo(「Container」のラベルが示している)をインストールするのか、それともLinuxタイプのものをVirtuozzoを上にしてインストールするハードディスク内に別の論理ボリュームを作成するだけなのかがあまり明確になっていない。
いずれにしても、Parallels Server 4.5 Bare Metalは以下をサポートする。
- 最大12基の仮想CPU/最大64GバイトのvRAM/最大2TバイトのvHDD /最大16枚のvNICを搭載した仮想マシン
- Intel VTおよびVT-d、FlexPriorityおよびEPT
- AMD-VおよびRapid Virtualization Indexing(RVI)
- 32/64ビットゲストOS(各種Windows、Red Hat、SUSE、DebianおよびUbuntuの各種Linuxのほか、FreeBSDも含む)
- USB 2.0
- 仮想マシンのテンプレートとスナップショット
- 仮想マシンのライブバックアップ(WindowsおよびLinuxゲスト限定)
- Parallels Servers Bare Metalホスト間におけるVirtual-to-Virtual(V2V)のコールド移行(VM間あるいはVM-to-container/container-to-VMも)およびV2Vのホット移行(コンテナ限定)
- 物理サーバから仮想マシンもしくはコンテナへのPhysical-to-Virtual(P2V)のコールド移行
- 1台のホスト内の大半の作業に対応するローカル管理コンソールとCommand Line Interface(CLI)
- エンタープライズ管理用のParallels Virtual Automation(旧Parallels Infrastructure Manager)のサポート
Parallels社が発表したこの製品の価格は、VMware社、Citrix社、Microsoft社、そしてOracle社のすべてが競合する有名なプラットフォームを完全に無償提供している点を完全に無視しているように思える。
CPUあたり1500ドルという価格ではあるものの、「Advanced Edition」はVirtuozzoをバンドルしているので面白くなりそうだが、Parallels社ではこれのLinuxバージョンしか提供しないことにしたようだ(これは、前述のアーキテクチャと何らかの関係があるのかもしれない)。
この5番目のハイパーバイザーを市場はどのように受け入れるのだろうか。
リリース:Parallels Virtuozzo Containers 4.5(20091007-5)
特別な宣伝をすることもなく、Parallels社が9月初頭に「Virtuozzo Containers(旧Virtuozzo)4.5」をリリースした。
1月に発売されたVersion 4ではWindowsとLinuxの開発部隊が初めて統一され、新しい主要機能や、仮想SMPマスキングやMicrosoft社やRed Hat社のクラスタサービスなどのサポートが加わった。
この新アーキテクチャを基盤にしたVersion 4.5でも、さまざまな新機能が加わっている。
- 強化リソース管理(CPUプール、論理CPUへの仮想CPUの再マッピング、オフラインvHDフラグメンテーション)
- コンテナクローニング
- コンテナ起動順位
- Windows Server 2008(Hyper-Vの有無にかかわらず32/64ビット版をService Pack 1まで)と新しい「Failover Clustering」のサポート
- Hyper-Vのサポート(Hyper-Vの親パーティションをコンテナにセグメント化できるだけなのか、それともほかに何かあるのかは不明)
- コンテナ内でのTCP/IP Offload Engine(TOE)NICのサポート
- 新しいサードパーティー製バックアップ/ウイルス対策ソリューション(AVG社、CA社、EMC社、IBM社、McAfee社、Symantec社、およびF-Secure社製を含む)のサポート
- コンテナ内でのiSCSIサポート(コンテナがイニシエータになることも可能)
- コンテナ内でのIPv6アドレスのサポート
Parallels社が今も同社のフラグシップ製品だと考えられているものをどのような形であれ宣伝しなかった理由は完全には明確になっていない。
注目の大半がハードウェア仮想化に集まっていることは事実だが、同社のOS仮想化プラットフォームは、今でもホスティング業界ではVMware社、Citrix社、およびMicrosoft社のハイパーバイザーに対して競争上のアドバンテージを持っているはずで、マーケティング活動を行う価値は十分にあるだろう。
リリース:VMware Site Recover Manager 4.0(20091007-4)
VMware社はプライベートベータ投入の2カ月後となる今週はじめに「Site Recovery Manager(SRM)4.0」をリリースした。
前回の記事に既に書いているように、これは同製品の4番目ではなく、2番目のバージョンとなっている。
VMware社は2008年6月にSRM 1.0を発売し、そこからvSphere 4.0のサポートを明確にするため一気にバージョン4.0に飛んだのだ。
それにもかかわらず、同製品は注目に値する進化を遂げつつあり、ファイバーチャネル、iSCSI、およびNFSストレージレプリケーションの各ソリューションを提供する12社のベンダー(そのうち11社はこちら)をサポートし、「Cisco Nexus 1000V」などのサードパーティー製仮想スイッチもサポートしている。
いずれにせよ、最も意味のある新機能は「Many-to-One Failover」シナリオのサポートで、1つのリカバリサイトで複数の本番サイトから来る仮想マシンを受け取ることができる。
これが多くの顧客が待ち望む「Many-to-Many Failover」への序曲に過ぎないことを期待したい。
VMware社はこちらに詳しい説明を公開している。
同社はほかにも、EMC Celerraを使用するもの、IBM SAN Volume Controller(SVC)を使用するもの、そしてNetApp FASシミュレータを使用するものの3種類のSRM 4.0コンフィギュレーションガイドを公開している。
ラベル: Disaster Recovery, Releases, VMware
リリース:Citrix Workflow Studio 2.0(20090917-3)
Citrix社がデータセンタオーケストレーションフレームワークの「Workflow Studio」をリリースしてからまだ10カ月も経過していない。
仮想化(そしてクラウドコンピューティング)の未来は自動化次第であるため、virtualization.infoではこのような製品を大歓迎する。
残念ながら、多くの顧客がその価値を今認識することは容易ではない。
仮想マシンの台数がクリティカルマスに到達しない限り、それらのライフサイクルの大部分で会社が自動化のメリットを見いだすことはないのだ。
同時に、オーケストレーションはスクリプトと関係することが多いが、スクリプトは最も高い技術を持ったスタッフメンバーにしか扱えず、かなり詳細なシナリオでしか利用できない複雑な作業のように思える。
オーケストレーションはスクリプトを大幅に上回るものだが、仮想化ベンダーは概してそれをうまく明確にできていないので、この技術の真のポテンシャルを引き出すことはまだ非常に難しい。
VMware社やNovell社の自社製品に対する対応と同じように、Citrix社も今のところ自社のWorkflow Studioには大きな力を入れていない。
Workflow Studio 2.0の投入にあたって新機能を明確にすることにも同社はあまり積極的でない。
- Native XenAppアクティビティライブラリ(および、ほかの多くの新アクティビティ)
- リモートランタイム
- 管理インターフェースの簡略化
- セキュリティ機能の強化
- インストレーションおよびコンフィギュレーションの簡略化
- SDKの改良
- ワークフローデザイナの簡略化
- グローバライゼーションのサポート
これらは何を意味するのだろうか?最後の6項目については置いておくとして、最初の2つはスクリプトができない人にも理解できるものなのだろうか?
ベンダー各社が自社のオーケストレーションフレームワークが持つ価値や機能の伝え方を見直さない限り、多数の顧客が興味を持つ可能性はかなり低いだろう。
ラベル: Citrix, Platform Orchestration, Releases
リリース:VMware Studio 2.0(20090917-2)
VMware社は8月末、virtualization.infoが7月末に伝えていたオーサリング製品の「Studio 2.0」をようやくリリースした。
この新バージョンのStudioは、VMware Virtual Appliances(VA)の次期バージョンであるvAppsを新たにサポートしているほか、多数の新機能を搭載してきた。
- vSphere 4.0(ESXとESXiの両ホストを含む)、Server、およびWorkstationをプロビジョニングエンジンとしてサポート。
- OVF 1.0および0.9の両フォーマットのサポート
- VA/vAppカスタマイズ(ロゴ、EULA、初回ブートスクリプト、およびユーザ管理機能)のサポート
- 仮想マシン(Studioで作成済みのもの)を入力としてサポート。
- Windows Server 2003および2008(32/64ビット)のサポート
- VMware Update Manager(VUM)により重要なアップデートを導入済みのVA/vAppsに定期的に配信
- 作成したVA/vAppsでは、ゲストOSの管理用にCommon Information Model(CIM)BrokerとCIM Provider上にエージェントを用意
リリース:VMware View Manager 3.1.2 / Lifecycle Manager 1.0.2 / Data Recovery 1.0.2(20090917-1)
VMware社は先週、自社の複数の製品向けに大量のアップデートをリリースした。どのビルドもバグ修正がメインだが、「View Manager 3.1.2」には以下の新機能も搭載されている。
- View Manager 3.1.2 - Build 188088
「Virtual Printing Multi Session」のサポート
ThinPrintクライアントにより、接続している各仮想デスクトップへのプリンタのマッピングが実現
ラベル: Disaster Recovery, Lifecycle Management, Releases, VDI, VMware
リリース:Reflex Systems Virtualization Management Center 2.0(20090916-5)
Reflex Systems社(旧Reflex Security社)は、2008年11月に社名を変更し、戦略を立て直して以来かなり積極的な活動を展開している。
同社は3月、Dell社との間でOEM契約を結び、ISS社(IBM社により買収)から新しい営業担当バイスプレジデントを招き入れ、4月には第1回目の資金調達を実施して850万ドルを確保した。
Reflex Systems社はVMworld 2009の開幕2週間前、同社の(新しい)フラグシップ製品である「Virtualization Management Center」(VMC)の2番目のバージョンを投入した。
VMC 2.0は膨大な数の新機能を搭載してきた。
- ポリシー準拠を強化する新エンジン(vTrust)- VMware VMsafe認証済み
- 新しいエージェント不要のソフトウェア棚卸しエンジン
- Cisco Nexus 1000Vのサポート(Reflex社では2009年第4四半期に新たなAPIレベルの統合を計画中)
- 新しいCloud API(コントロール仮想インフラのマルチテナント管理を実現)
これらの新機能により、Reflex Systems社はManageIQ社などのVMライフサイクル管理ベンダー各社をあらゆる方面から追撃していく。
既にライバルを検討中の(わずかな数の)顧客の関心をこの新規参入ベンダーがいかに容易に集めることができるかどうかは、これから見極めることになる。
また、Reflex Systems社がこれまで用意していた「Virtual Security Appliance」(VSA)が同社のウェブサイトから完全に消えていることもお知らせしておきたい。
リリース:KACE Virtual Kontainers 2.0(20090916-4)
KACE社は、アプリケーション仮想化市場ではかなりの後発になる。同社は2008年9月にComputers In Motion社を買収し、同社の技術を「Virtual Kontainers」というブランドに変更して今年3月にリリースした。
同社はVMworld 2009の開幕直前にも、以下のような興味深い新機能が複数搭載された「Kontainers 2.0」をリリースした。
- 署名アップデートサービス(これを使えば、仮想レイヤで適切に動作しない新しいアプリケーションを顧客がKACE社に通知できる)
- 再パッケージングせずに仮想アプリケーションをパッチ/アップデートする機能
- セルフサービスプロビジョニング型ウェブポータル
- コマンドラインインターフェース(CLI)
1番目の新機能が最も興味深い。
サードパーティーアプリケーションでサポートするアプリケーション仮想化の採用における最大の難問の1つを解決しようとするKACE社の姿勢は称賛に値する。残念ながら、KACE社がKontainers内で新しいアプリケーションをどれだけ早くサポートするかはあまり問題ではなく、顧客にとって本当に重要なのは、ISV各社がKontainers内で自社アプリケーションの動作を保証すべく受け入れるサポートの内容だ。
その上、KACE社にはもう1つの問題がある。同社にはKontainersを近い将来スタンドアロン製品としてリリースする計画がないようだ。
同アプリケーション仮想化プラットフォームは現在、KACE社のフラグシップ製品である「KBOX」管理アプライアンスの一部となっており、それが普及を非常に難しくする可能性がある。
KACE社がMicrosoft社、Citrix社、VMware社、Symantec社、そしてNovell社(XenoCode)からシェアを奪いたいならば、顧客がもっと簡単に同製品を入手できるような手段を提供する必要がある。
リリース:CiRBA Data Center Intelligence 5.2(20090916-3)
カナダの新興企業CiRBA社は先ごろ、同社の「Data Center Intelligence」(DCI)キャパシティプラニングツールの新しいマイナーアップデートをリリースした。
同社は自社製品をもっと簡単に使えるようにしようとしており、DCI 5.2にはVMwareインフラ内での集約用にカスタマイズされた多数の新しい定義済み分析テンプレートが付属する。
CiRBA社は次四半期中に新たなテンプレートをリリースし、Hyper-VとXenハードウェア仮想化のほか、IBM AIXやOracle/Sun Solaris OS仮想化ソリューションもサポートする。
CiRBA社は、VMware社を中心にビジネスを展開する多くの企業の1社だが、かつて優先されていたこのパートナーも、2010年ごろに「CapacityIQ」をリリースすることで同社と競合しようとしている。
したがって、CiRBA社が新たなチャンスを探し求めていることは意外ではない。
ラベル: Capacity Planning, CiRBA, Releases
リリース:Quest vWorkspace 6.2(20090916-2)
2カ月のベータテストを経て、Quest社が「vWorkspace 6.0」マルチプラットフォームコネクションブローカの2番目のマイナーアップデートをリリースした。
この新ビルドには、マルチモニタやUSB/グラフィックスサポートに対して新たに複数の強化が行われているほかに、以下の2つの新機能が加わっている。
- NetApp社の「FlexClone」技術との統合(VMware VDI環境のみ)
- vWorkspace Web AccessポータルとMicrosoft SharePointの統合(試験)
ラベル: Provision Networks, Quest, Releases, VDI
KVM搭載Enterprise Linux 5.4をリリースするも、そのほかすべてに遅れが出るRed Hat社(20090914-5)
仮想化コミュニティーの多くがカリフォルニア州サンフランシスコのVMworld 2009で忙しい動きを見せていた9月上旬、Red Hat社は同社の新しい仮想化製品の第一弾をイリノイ州シカゴで開催したSummit 2009でようやくリリースしていた。
市場は、同社が新しい「Enterprise Virtualization Hypervisor」(RHEVH:VMware ESXiやMicrosoft Hyper-V Serverと競合する最小構成バージョンのRHELとKVMの組み合わせ)と、サーバおよびデスクトップ向けの新しい「Enterprise Virtualization Managers」(EVMs)を発売すると想定していた。ところが、Red Hat社がリリースしたのはRHEL 4.5だけだった。
同社は3月、これらの新製品が2009年半ばから18カ月かけて順番にリリースされると発表したが、あるベータテスト担当者が非公式に公表した技術に関するいくつかの詳細を除き、今のところ一般大衆は一切何も知らない。
ただし、シカゴで開催されたRed Hat Summitの参加者(もしくはVMworldのRed Hat社ブース訪問者)にはもう少し情報がある。幸運にも、Red Hat社は同イベントの個別セッションのビデオを複数公表しているので、仮想化関連のものはだれでも見ることができる。
こちらの最初のものについては、Linux-KVM.comが広範にわたって概要を公開している。
浮き彫りにする価値があると思われるポイントをいくつか紹介する。
- Red Hat社では、コードベースが同じであるため、ベアメタル上でも、RHEL kvm上でも、スタンドアロンkvm上でも、RHEL上でのISVソフトウェア認証をサポートする。
- RHEVスタンドアロンkvmは、100MB以下と必要容量がかなり小さく、pxeブートなどが簡単に行える。
- ホストはコアが96、RAMが1Tバイトまで拡張可能。
- ゲストは最大16vcpusとRAMが256Gバイトまで拡張可能。
- サポートされるLinuxゲストはRHEL 3、4、5。サポートされるWindowsドライバはWindows XP、2003、および2008用。
- そのほか、NUMA、パワーマネジメント、メモリページ共有(ksm)などの重要な機能がある。KSMは密度に関連して重要で、当初から製品に搭載される。
48コアマシンで軽いワークロードのVM。256GバイトのRAMで600台以上のVMが動作可能。 - 社内および顧客によるテスト結果では、SAPのワークロードが85-95%のパフォーマンス、Oracle OLTPがベアメタルで80-92%。LAMPスタックの方がベアメタルよりパフォーマンスに優れる。Javaはベアメタルで最大94%を達成。
- 管理ツールは2009年後半にリリースされる。
ホストでの問題発生時にほかのホスト上でのVMの自動再起動を可能にすることで高可用性をサポート。クラスタレベルのシステムスケジューラ、ライブマイグレーション、および節電モードをサポート。定期メンテナンス中にサーバからvmの自動ライブマイグレーションを行うメンテナンスマネージャも用意。さらに、監視およびレポートツールも搭載。
テンプレートやシンプロビジョニングを含むイメージ管理をサポート。
virtualization.infoからのお知らせ:Red Hat社はRed Hat Enterprise Virtualization ManagerのビデオをYouTubeで公開しており、われわれはこれをウェブサイトのサイドバーとvirtualization.tvで公開している。
Vizioncore社が「vControl 1.6.5」、「vConverter SC 4.2」、および「vOptimizer WasteFinder 2.2」を無償公開(20090914-4)
Quest社の子会社であるVizioncore社は3月、VMware社との共益関係から脱すべく新戦略を実行に移し始めた。
これまでで最も重要な動きは、「vControl」と呼ばれ、複数のハイパーバイザーをサポートする新しい管理コンソールの発売で、同社はデータセンタオーケストレーションに向けた準備を整えた。
5月にリリースされたvControlの最初の公開バージョンは、興味深い機能をいくつか投入し、VMware社、Citrix社、およびMicrosoft社のハイパーバイザーを幅広くサポートしている。
いずれにしても、Vizioncore社ではソケットあたり399ドルという価格では十分に意欲的なものでないとだれかが判断したようで、VMware社主催のVMworld 2009カンファレンスで驚くべき行動に出て、vControlの核となる機能をフリーウェアとして公表することを発表した。
基本的に、Vizioncore社はvControlの管理コンソールを無償で提供する一方、ソケットあたり399ドルの価格を自動化エンジンだけに適用する。
同社はこうすることで、管理コンソール(vCenter)を有償とし、自動化エンジン(vCenter Orchestrator)は無償で提供するVMware社と正反対の行動に出る。
vControlはほんの始まりに過ぎない。Vizioncore社は「vConverter Server Consolidation」(SC)と「vOptimizer WasteFinder」も無償でリリースしてきた。
vConverterのフルバージョンと比較して、このSCエディションはP2V/V2Vの増分移行とライブマイグレーション(いずれも災害対策で核になると考えられている機能)を提供していないが、ファイルもしくはブロックレベルのクローニング、パラレル変換、VMware RDMフォーマットのサポートなどは引き続き提供されている。
さらに、vConverter SCもvControlのようにESX、XenServer、そしてHyper-Vをサポートする。
最後のWasteFinderはvOptimizer Pro製品のサブセットで、次の2つの機能だけを搭載している。vCenterデータベースをスキャンして割り当てられているものと、無駄になっているものの両方の仮想ストレージを検索するほか、64Kパーティション領域に配置されていない仮想マシンも検索する。
WasteFinderでは無駄になったスペースを実際には取り戻すことができなかったり、2回以上操作した場合にVMを再編成することができない点がフル機能搭載製品との重要な違いとなっている。
ラベル: Quest, Releases, Vizioncore
リリース:ManageIQ EVM Suite 2.3(20090914-3)
長い間表舞台から隠れていたManageIQ社がようやくその存在感を示そうとしており、「Enterprise Virtualization Manager(EVM)Suite」をアップデートしてきた。
同新興企業は、既に非常に優れた出来栄えの「EVM Suite 2.0」の機能拡張に1年以上を費やした。新しいバージョン2.3は「VMware vSphere 4.0」を新たにサポートしてきた。
- ESX 4/4iホストのエージェントレス管理
- VMware vCenter 4.0とVirtualCenter 3.xのフェデレーション
- 準拠強化におけるVMware VMsafe APIのサポート
- VMware vCenter Orchestratorとの統合
このサポートにより、ManageIQ社はセルフサービスプロビジョニング、仮想マシンライフサイクル管理、キャパシティプラニング、およびチャージバック分析などの多数の分野でvSphereを拡張できるようになる。
virtualization.infoはVMworld 2009でこの新バージョンが動作する様子を見る機会に恵まれており、その膨大なポテンシャルは確認済みだ。
残念ながら、目にしたことだけで記事を書くにはEVMはあまりに複雑で内容が濃い。いずれにしても、数カ月以内には完全なレビューを公表する計画だ。
ラベル: ManageIQ, Platform Management, Platform Orchestration, Releases
リリース:VMLogix LabManager Cloud Edition 1.0(20090914-2)
VMLogix社は6月、Amazon EC2をサポート可能な専用バージョンの仮想ラボ自動化システム製品がまもなく登場すると発表した。
「LabManager Cloud Edition(CE)」と呼ばれる同製品は、2週間前にVMworld 2009でリリースされた。
前回のわれわれの記事でお伝えしたプライバシーとセキュリティに関する懸念は残るものの、VMLogix社が今後数カ月のトレンドを作り出すベンダーの1社であることは事実だ。クラウドコンピューティングを採用することにした顧客なら、サードパーティーのIaaSアーキテクチャを拡張して仮想ラボ自動化システムのような特定の作業を実現する管理コンソールの必要性は容易に認識できることだろう。
そこには明らかなメリットがいくつかある。
買収先としてのVMLogix社の立場はますます興味深いものとなりつつある。
Essentialの一部としてLabManagerを流通させるべく同社との間で既にOEM契約を結んでいるCitrix社は、VMLogix社がXenベースのクラウドコンピューティング関係製品の扱いに熟達しているのを目の当たりにして大喜びしているに違いない。
ラベル: Amazon, Releases, Virtual Lab Automation, VMLogix, Xen
リリース:Parallels Desktop for Windows/Linux 4.0(20090914-1)
2年の時を経て、Parallels社が自社のWindowsおよびLinux用ホステド仮想化プラットフォームをようやくアップデートしてきた。
「Parallels Workstation」という正式名を持つ同製品は、今回「Desktop for Windows&Linux」となり、バージョンも2.2から4.0へと一気に上がった。
搭載された新機能は膨大な数にのぼり、もちろんそれはParallels社がここ数年R&Dに最大の力を投入してきた「Desktop for Mac」製品から取り入れたものとなっている。
最も重要な改善点を以下に一覧する。
- 64ビットホスト/ゲストOSのサポート
- 最大8ウェイのSMPサポート
- 仮想マシン1台あたり最大8GバイトのvRAMサポート
- Intel EPTネステドページテーブル技術のサポート
- Intel FlexPriority CPU移行技術のサポート
- 最大2Tバイトの仮想ハードディスクサポート
- 最大16枚のvNICサポート
- PXEネットワークブートとポートフォワードのサポート
- シームレスなアプリケーションのパブリッシュ(Coherence)(WindowsゲストOSのみ)
- スナップショットとディスクのアンドゥ
- 仮想マシンテンプレート
- P2V移行ツール(Transporter)
- 仮想マシンのイメージ圧縮(Compressor)
- コマンドラインインターフェース(CLI)
- SDK
今回のリリースにより、Parallels社はApple市場以外も重視しているという姿勢をようやく示すことになる。
次回のメジャーリリースが2年以内に登場することを願いたい。
リリース:VMLogix LabManager 3.8(20090827-2)
VMLogix社は仮想ラボ自動化システム市場に2006年10月に参入してきた米新興企業。
このセグメントはほどよく空きがあり、競合ベンダーはわずか数社にとどまる。ただ、残念ながらそのなかには「vCenter Lab Manager」を擁するVMware社がいる。
それにもかかわらず、Linuxのサポート、異種仮想環境のサポート(2006年のAkimbi社買収直後にVMware社が捨てた仕様)、あるいはAmazon社のXenベースのクラウドインフラであるEC2のサポートなど、VMLogix社は常に有益な機能をタイムリーに提供してきた。
同社が競争をおそれていないことは確実で、そのために同社は注目すべきOEM契約をCitrix社との間で結ぶことができたほか、XenServerとMicrosoft Hyper-V用としてVMLogix社のフラグシップ製品までもがEssentialsパッケージに加わった。
そして同社は8月27日、「VMware vSphere 4.0」と「Microsoft Hyper-V Server 2008 R2」(スタンドアロンバージョンのHyper-V)を新たにサポートする「LabManager 3.8」をリリースする。
加えて、同製品はそのネットワークフェンシングエンジンを2通りに拡張する。
- 今後は、仮想マシンがラボのなかで双方向のトラフィックを処理できるよう複数の基本的なファイアウォールルールを定義できるようになる。
- 隔離されたネットワークコンフィギュレーション(IPゾーン)が複数の仮想ホストに同時に適用可能になる。
リリース:Embotics V-Commander 3.0(20090827-1)
Embotics社は、ちょうど2年前にVMライフサイクル管理市場に参入したカナダの新興企業。
同社がVMware社、Citrix社、そしてMicrosoft社との間で進めてきた提携は、異種仮想環境で好まれる製品を目指すという同社の意図を明確にしている。
また、PlateSpin社の元国際提携担当バイスプレジデント獲得は、VMware社だけとの関係にとどまりたくないというEmbotics社の考えをさらに裏付けるものとなり、VMware社がこの市場セグメントに独自製品を投入していることを考えればそれも完全に理にかなう。
同社は今週はじめ、フラグシップ製品である「V-Commander」のバージョン3.0をリリースした。
同製品は新しいモジュール型のアーキテクチャに変更され、3つのモジュールを顧客が個々にライセンスすることでプラットフォームを段階的にアップグレードすることができる。
これは主にライセンスの変更に過ぎないが、「VMware vSphere 4.0」のサポートや、分析やポリシーエンジンの多数の改良など、新しいV-Commander 3.0は新機能もいくつか搭載している。
全体的に、Embotics社は大きな飛躍を遂げているようにも、革新的な新機能を搭載しているようにも見えない。
また、PlateSpin社の創業者で元最高経営責任者(CEO)のStephen Pollack氏が今も同社を支援しているのかどうかは明らかでない。
この起業家は、自身の会社がNovell社による買収されると、2008年11月にEmbotics社の顧問に就任したが、同氏のプロファイルは同社のウェブサイトから削除されている。
ラベル: Embotics, Lifecycle Management, Releases
リリース:Novell/PlateSpin Forge 2.5(20090826-3)
2007年12月、PlateSpin社が「Forge」を発売した。これは、VMware VI 3.xを組み込み、同社のP2V移行技術を使って顧客の災害対策を簡略化するハードウェアアプライアンスだ。
同社は、Novell社に買収されてから数カ月が経過したちょうど1年前に同プラットフォームをバージョン2.0へとアップデートした。
そして、Forgeは8月はじめにバージョン2.5に到達し、以下のような機能を搭載してきた。
- Windows Server 2008およびWindows Vistaのサポート
(ファイルベース/ブロックベースの両ライブレプリケーション) - 64ビット保護システムでのブロックベース転送のサポート
- サーバシンクブロックベース転送
- 物理マシンサーバシンク
- 24時間以上のレプリケーションサポート
- ロールベースアクセスとマルチテナント
Novell社は以下のユニットパッケージを用意している。
ラベル: Disaster Recovery, Novell, P2V/V2V Migration, PlateSpin, Releases
リリース:Leostream Connection Broker 6.2(20090826-2)
Leostream社が先ごろ「Connection Broker」の新バージョンをリリースした。
Leostream社はバージョン6.0でCitrix XenServerをフルサポートしてきたが、今回の新しい6.2ではMicrosoft社の技術に完全に重点を置いてきた。
実際のところ、Connection Broker 6.2は「Windows Server 2008 R2 Hyper-V」と「Hyper-V Server 2008 R2」をバックエンドハイパーバイザーとして、Windows 7を仮想 デスクトップのゲストOSとして、そしてRDP 7.0をリモート プロトコルとしてフルサポートする。
その上、この製品の新バージョンには多数の興味深い新機能も搭載されている。
- マルチモニタのサポート
- USB管理
USBパススルーポリシーにより、管理者がニーズに応じてデバイスを複数クラスもしくは個々に管理できるようになる。USBポリシーは、ロケーションベースのようなLeostream社のほかのポリシーと組み合わせることが可能で、ビジネスルールの正確なインプリメンテーションをサポートする。 - ロケーションベースの印刷
管理者は、場所に応じて特定のクライアントグループに接続する一連のネットワークプリンタを指定することができる。リモートデスクトップに接続しているときは、エンドユーザがローカルプリンタを選択することができる。 - RDPのシングルサインオン
すべてのバージョンのWindows仮想デスクトップに対し、Windows 2000/2003/XP/VistaなどのすべてのクライアントデバイスとRDP 7からシームレスなアクセスを提供する。 - ユーザープロファイルのサポート
見えてきたXen 4.0のロードマップ(200908024-11)
6月、Xenがバージョン3.4に到達し、Hyper-Vをデフォルトでサポートし、同プラットフォームを優れたクライアントハイパーバイザーにするための一連の機能を強化してきた。
Xenは今月初めにさらにバージョン3.4.1へと到達した。これはメンテナンスリリースに過ぎないが、本当に興味深いものがXen 4.0のロードマップのなかにある(以下の強調部分)。
- RDMAライブマイグレーションのサポート
- Linux 2.6.30以降でのDom0カーネル
- Marvell 6480ディスクドライバでのDom0サポート
- PVゲストでのパススルーUSBコントローラ/デバイス
- フォールトトレランス - Remus/Kemariプロジェクト
- DomUsへ流れるネットワークトラフィックの監視、制限、コントロール
- 国際化/Unicodeのサポート
- 実スイッチのような仮想ブリッジのコンフィギュレーション(例:VLANやポートステータスのコントロール)
- VMコンフィギュレーションファイル内におけるNIC単位でのVLanタギング
- 仮想イーサネットスイッチ
- ネイティブUEFI(pUEFI)および仮想UEFI(vUEFI)サポート経由での物理Xenブート/インストールのサポート
- VMの各ディスクのI/O制限(クレジットスケジューラウェイトと同様)
- 過剰割り当てRAMのDMM(Dynamic Memory Management)
- VT-d用のPCI CGAパススルー(Nvidia社やATI社などのベンダー製カード)
- AMD IOMMUの完全サポート
- DomUディスクのオンラインリサイズ
- Xenとモジュラービルドのクロスコンパイル
このかなり興味深いリストに加え、(Xen.orgの会長、XenSourceの創設者、そしてCitrix社の高度製品担当バイスプレジデントでもある)Xen社最高技術責任者(CTO)のIan Pratt氏は、開発協力者を募集している複数の分野に非公式に言及している。また、このリストには多くの貴重な詳細も含まれている(こちらも強調してある)。
- Xen社では、openvswitch.orgプロジェクトで開発されたopenflow vswitchをもうすぐ組み込む。SR-IOVネットワークハードウェアをサポートするには、最初にvswitch経由でトラフィックをルーティングし、それから個々のフローをダイレクトハードウェアパスにルーティングする(SR-IOV VFが外された場合はvswitch経由での通常のソフトウェアパスに戻る)指示をvswitchから受け取れる専用のボンドドライバがゲストに必要だ。
- ケンブリッジ大学で行われたTungsten Graphics社のGalliumをデバイスにもAPIにも依存しない3Dリモートプロトコルとして利用する研究をベースに構築。
- HVMゲスト内で動作するblkback/netbackドライバを取得し、domain0がHVMゲストにもなれるオプションを実現。
- domain0の再起動機能を完全実装し、ほかのシステムの再起動が不要なdom0の再起動やアップグレードを事実上可能にする(これに関しては既に多数の作業が行われているがまだ完成には至っていない)。
- ハイパーバイザーによる大容量NANDフラッシュメモリの最適な利用方法について調査する(ディスクAPI経由だけでなくネイティブのフラッシュとしても)
- xenの確定的再実行(ミシガン州立大学の論文参照)。
- xenのARM移植版の開発を進め、x86ポート版と同レベルにする。
- UBC Remus for HVMゲストを実装し、これをメインのXenツリーに統合。
- GPUをデバイスに依存しない形で仮想化する(だれもがデバイスに依存しない形で行ってきたが、デバイスに特化した形で行っていた方がパフォーマンスや忠実度的に絶対に良かったかもしれない)。Intel GPUドライバはオープンソースであるため、これはIntel GPUで行うことが可能。
- Cambridge/UBC Parallaxを拡張して内容アドレスハッシングをインプリメントしてハードディスク容量を節約。
- PV SCSIをnetchannel2リングプロトコルの使用に切り替え、パフォーマンスを向上する。
現在Xenに依存する主要仮想化ベンダーは、Citrix社、Oracle社、そしてNovell社のわずか3社となっている。
どのベンダーも、この「基本」機能セットに追加されるエンタープライズグレードの機能によって技術革新を試みることになる。
顧客にはこれで3社の方向性がよく見えてきたのではないだろうか。唯一の問題は、上記の機能の全部もしくは一部でもそのリリース日を公表できるベンダーがいないという点だ。
リリース:Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008 R2(200908024-8)
数時間前、Microsoft社の仮想化管理ソリューション、「System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2008 R2」が製品版に到達した。
かねてからの予測通り、製品版は「Windows Server 2008 R2」、「Hyper-V R2」、そして「Hyper-V Server 2008 R2」がMicrosoft社のパートナー各社にリリースされてからわずか数週間後の登場となった。
このリリースに搭載されている最も重要な新機能が待望の仮想マシンライブマイグレーションだ。
いずれにしても、Microsoft社は6月上旬、Quick Storage MotionやVMwareポートグループのサポートといった歓迎すべき機能をSCVMM 2008 R2 Release Candidateに搭載してユーザを驚かせている。
Release Candidateは全機能が固定されるものだが、同社は製品版に想定外の機能を追加してきた。「VMware vSphere 4.0」の(一部)サポートだ。
基本的に、Microsoft社は新しいVMware社のプラットフォームをVI3.5と同じ機能に限定してサポートしている。VMware社が用意する新機能のいくつかは、今後のSCVMMのアップデートでサポートされるようになる。
virtualization.infoでは全機能セットの詳細をこちらで解説している。
Microsoft社では既に、同製品の試用版をDownloadサイトで公開している。
一方の完全版は、まず最初にVolume Licenseの顧客に向けて10月1日から提供が開始される。
ラベル: Microsoft, Platform Management, Releases
Red Hat社がWindows用のKVM準仮想化ドライバをオープンソースでリリース(200908024-6)
KVMと2008年9月に獲得したQumranet社の技術をベースにした新しいエンタープライズ仮想化製品の近日中の投入に向けてRed Hat社が準備を進めていることは明らかだ。
これを完成させるためにきわめて重要なのは、Red Hat社によるKVMインプリメンテーション上でのWindowsゲストOSの動作だ。
現存する仮想マシンの大半はWindowsを動かしているため、Red Hat社がここで輝きを見せないと、VMware社、Citrix社、そしてMicrosoft社の各ハイパーバイザーと競合に向けた具体的なものがなくなってしまう。
同社は7月中旬、自社の戦略計画のこの部分への対応に関連したヒントを出してきた。WindowsゲストOS用KVM準仮想化ドライバのバージョン1.0をオープンソースのGPLv2ライセンスでリリースしたのだ。
このセットにはネットワークドライバ(kvmnet)とデバイスブロックドライバ(viostor)が含まれており、いずれも既に「Microsoft Windows Hardware Quality Labs」(WHQL)で認証済みとなっている。
情報を提供してくれたLinux-KVM.comに謝辞を述べたい。.
リリース:HyTrust Appliance 1.5(200908024-4)
2009年4月、アクセスコントロールとコンフィギュレーション管理を目玉にするHyTrust社という新会社が仮想化市場に参入した。
同新興企業は8月はじめ、自社フラグシップ製品用の初めての堅牢なアップデートとなる「Appliance 1.5」をリリースした。
この新バージョンには以下のような新機能がある。
- ラベルベースのポリシー強化
(仮想インフラ内の各オブジェクトが最低1つのラベルを受け取ることが可能で、複数のホスト間で移行されてもラベルは仮想マシンに組み込まれ、同じラベルを持つオブジェクト同士だけがやりとりできる) - RSA SecureIDを使った二要素認証
(ホストダイレクトおよびvCenter管理用) - VMware vSphere 4.0のサポート(ESXi 4.0を含む)
- Cisco Nexus 1000Vのサポート
バージョン1.0と同じように、HyTrust社ではESXホストを3台に制限したAppliance 1.5の無償バージョンも用意している。
リリース:VMware vCenter 4.0 Patch 1 / Workstation 6.5.3 / ACE 2.5.3 / Player 2.5.3(200908024-3)
VMware社はこの8月、多くの製品に対応する一連のマイナーアップデートをリリースした。
- vCenter Server 4.0 Patch 1
この重要なパッチは、VMware HAと「Service Console Port」や「Management Network」IPアドレスをインプリメントした顧客がClass Aアドレス(KnowledgeBaseの関連項目参照)を利用可能にすべくリリースされた。 - Workstation 6.5.3(ビルド185404)
このアップデートは主にバグ修正が目的だが、VMware社はUbuntu Linux 9.04をゲストOSとして新たにサポートする。 - ACE 2.5.3(ビルド185404)
このアップデートはバグ修正とセキュリティパッチがメインで、ACE Management Serverで利用されるApache for Windowsのバージョンが2.0.63にアップグレードされた。 - Player 2.5.3(ビルド185404)
このアップデートもバグ修正がメインだが、VMware社ではゲストOSとしてUbuntu Linux 9.04を新たにサポートする。
リリース:Veeam nworks for VMware 5.0 / Backup&Replicator 3.1.1(200908024-1)
Veeam社は、同社製品のアップデートをここ数週間で2つリリースした。
そして、最も重要なのが「nworks Management Pack 5.0 for Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)2007」だ。
Veeam社は2008年6月に未公表額でnworks社を買収している。
nworks社の管理スイートは、新しい経営陣の下でメジャーアップデート(4.0)を2008年12月に受け、さらに今回の新バージョンとなった。
この5.0リリースには以下のような重要な仕様が加わった。
- VMware vSphere 4.0のサポート
(同製品は、VMware DPM、ホストプロファイル、vApps、そしてVMware FTを監視するようあらかじめコンフィギュレーションされている) - nworks Collectorsをコンフィギュレーションするための新しいウェブ管理コンソール
- Collectorsの可用性(Collectorがハートビートを出さない場合、欠陥のあるエージェントの監視処理を同製品が自動的にネットワーク上のほかの利用可能なものに再分散する)
Veeam社は「Backup&Replicator」製品のマイナーアップデート(3.1.1)もリリースした。
3.1のわずか2カ月後に登場したこの新バージョンはバグ修正がメインだが新機能も1つある。同製品は速度が遅く信頼性の低いリンク上でのレプリケーションをサポートするようになった。
ラベル: Disaster Recovery, Platform Management, Releases, Veeam
リリース:Hyper9 Virtualization Optimization Suite 1.4(20090812-1)
フラグシップ製品を発売して5カ月が経過したHyper9社はInovaWave社としての前身を完全に捨て去った。同社製品の名前は「Virtualization Optimization Suite」(VOS)となり、バージョンも既に1.4に達した。
今回のアップグレードでは、核となる検索エンジンを拡張する多数の新しい機能が搭載された。
- ダッシュボード
- スケジュール検索
- 定義済み検索(未使用VM、ペアレントなしVMDKやファイルなど)の新搭載
- VMware vSphere 4.0のサポート
同社はさらに、異なる仮想マシンのパフォーマンスや履歴を追跡および比較する機能を「VMDNA」へと変更している。
リリース:VKernel Capacity Analyzer 4.1(20090807-3)
VKernel社が、自社製品のアップデートを相変わらずかなりのハイペースでリリースし続けている。そしてバージョン4.0の投入から2カ月後、同新興企業はフラグシップ製品である「Capacity Analyzer 4.1」の最初のマイナーアップグレード投入準備を整えている。
この新ビルドでは多数の強化が行われたほか、興味深い自動レポート機能がいくつか加わった。
- 稼働率で「異常な」システム動作を検知した際の警告自動生成
- 重要な環境キャパシティトレンドの自動レポート
- 仮想マシンのドライブ動作検知時のキャパシティ警告自動生成
こちらのリリースノートにある新機能の1つに以下のような記載があるため、VKernel社はこの製品のライセンスモデルも変更したに違いない。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)[VK-3439]- ソケットベースのライセンス条件をインプリメント
ラベル: Capacity Planning, Releases, VKernel
リリース:Virtual Bridges VERDE 2.0(20090804-1)
2008年12月、Virtual Bridges社はIBM社との間で大規模な提携を結び、「Canonical Ubuntu Linux」や、「Lotus Symphony」および「Notes」などの各種IBM社製品が含まれた「IBM Open Collaboration Client Solution」(OCCS)と「Win4VDI」コネクションブローカのLinuxフレンドリーなバージョン(VERDE)をバンドルすることになった。
このバンドルはUbuntuが組み込んでいるKVM仮想化プラットフォームベースのVDIソリューションを実現するようになっており、提携として最適だ。また、IBM社は主力ISVとして初めてKVM仮想マシン内でエンタープライズ製品をサポートしていた。
そして8カ月後、Virtual Bridges社、IBM社、そしてCanonical社が「VERDE 2.0」で戻ってきた。
今回のリリースでまず新しいのが同製品の戦略だ。Virtual Bridges社では、Win4VDIからVERDEへと完全に切り替え、同じコネクションブローカの2種類のバージョンを宣伝および販売する事態を回避している。
最も重要な2番目のニュースは、同パッケージの重要な新コンポーネントであるクライアント側仮想化プラットフォームだ。
プレス発表には「クライアントハイパーバイザー」という言葉への言及があるが、ここではKVM(これはハイパーバイザーアーキテクチャではない)搭載の軽量Linuxディストリビューションを指しているわけではない。
ほかのクライアントハイパーバイザーと同様、これもIntel VTが有効である必要があるため、(ソニー社とIntel社の方針により)一部ノートPCでは機能しない。
仮想デスクトップはチェックしてローカルのKVMプラットフォームにコピーすることができ、モバイルユーザがいわゆる「オフラインVDI」モードで作業できるようになる。
VERDE 2.0は、ここで新しい「Self-Managing Auto Replicating Technology」(SMART)プロトコルを使い、ローカルの仮想デスクトップイメージと社内の仮想インフラ内に常駐するメインのものとを同期させる。
ラベル: IBM, KVM, Releases, VDI, Virtual Bridges
リリース:Microsoft Hyper-V Server 2008 R2(20090803-5)
Microsoft社は7月22日、待望のWindows Server 2008 R2とHyper-V R2をリリースした。Microsoft社は同日、「Hyper-V Server 2008 R2」と呼ばれるスタンドアロン版ハイパーバイザーもリリースしている。
Windows Server 2008エディション搭載機能のサブセットを持っていた最初のリリースに対し、今回の新しいスタンドアロン版Hyper-VはWindows組込版と同等の機能を持っているようだ(ほかに情報があればこの投稿を更新する)。また、このなかには待望の「Live Migration」機能も含まれている。
Hyper-V R2バージョンは機能を抑えることをせず、代わりにフラッシュメモリからのブート機能を追加してきた。
これはMicrosoft社が発表していなかった主力新機能の1つで、VMware ESXiやCitrix XenServerと並んでHyper-VがOEM各社のプレインストレーションオプションになれるかもしれない。
Hyper-V Server 2008 R2は、MSDNやTechNetなどの各種販売チャネル経由で8月6日にMicrosoft社のパートナー各社に対してWindows組込版と同様に無償でリリースされる。
リリース:Symantec Workspace Virtualization 6.1(20090803-4)
一時はスケジュールがどうなるのかとも思われたが、2007年1月にAltris社から獲得し、「Software Virtualization Solution(SVS)」と呼ばれていたアプリケーション仮想化プラットフォームをSymantec社がようやくアップデートする。
製品名はSVSからSymantec Workspace Virtualization(SWV)へと変更され、バージョンは2.1から6.1へと一気に上がった。
同プラットフォーム初の公開ビルド(「Maintenance Pack 1」とされる6.1.4108)は以下のような興味深い新機能を多数用意してきた。
- レイヤ隔離粒度
各仮想レイヤのなかで実OSのどの部分を見せるかを管理者が定義できる。 - リセットポイント
仮想マシンスナップショットを使うハードウェア仮想化と同様、管理者がチェックポイントを定義し、仮想レイヤ内部で何かがあった場合はこれを復帰できる。リセットポイント以降で加えた修正は、仮想レイヤの持続部分に再統合することができる。 - クローンレイヤと依存レイヤ
仮想レイヤは持続部分もカスタマイズ部分もオンデマンドでクローン作成ができる。
クローンやリンククローンを使ったハードウェア仮想化と同様、クローン仮想レイヤもその親に依存する。 - レイヤパッチ
仮想レイヤ内のアプリケーションのアップデートは、パッケージングをし直して仮想レイヤを再配布しなくても配布することができる。
アップデートは、オリジナルの仮想レイヤとアップデートされた仮想レイヤの差分である「レイヤパッチ」を経由して行われる。 - レイヤからの自動実行と最終プロセス終了時の解除 (閲覧には登録が必要)
実アプリケーションはどれも起動時に必ず仮想レイヤ内で実行するような設定にできる。
使用中ユーザによって発生した変更は仮想レイヤ内にとどめておくことも、実アプリケーションの終了直後に仮想レイヤをリセットして無効にすることもできる。
同製品は次の2つのコンポーネントで構成されている。Windows Server 2003の32ビットおよび64ビット版をサポートする「Workspace Corporate Server」と、Windows XPの64ビット版限定サポートの「Client Workstation」だ。
同社ウェブサイトの「試用版」コーナーからダウンロードする必要はあるものの、特に試用期限のない「Free for Personal Use」(個人利用に限り無償)エディションをSymantec社が残したことは世界中の顧客が高く評価するだろう。
リリース:Novell/PlateSpin Protect 8.1(20090803-3)
Migrate 8.1をリリースしたNovell社が「Protect 8.1」をリリースする。
MigrateもProtectも元もとは「PlateSpin PowerConvert」の機能だが、Novell社はこれを子会社買収にともない2分割してきた。
こうすることにしたのは、P2V移行エンジンを災害対策(PlateSpinが数年前から唱道してきたもの)に利用したい考えが顧客にあり、その作業専用の機能が望まれているかもしれないためだ。
新しいProtect 8.1には以下のような新機能が加わっている。
- ブロックベース転送によるライブインクリメンタルレプリケーション
- ファイルレベルのリストア
- V2P移行におけるライブインクリメンタルレプリケーションのサポート
- VMware vSphere 4.0、Microsoft Windows Server 2008、およびWindows Vistaのサポート
ラベル: Disaster Recovery, Novell, P2V/V2V Migration, PlateSpin, Releases
ツール:vAudit 1.0(20090803-2)
VMworld Europeを支える人気VMwareシニアエバンジェリストのRichard Garsthagen氏が「vAudit」という新しい無償ツールをリリースした。
このツールを使えば、ユーザが利用しているVMware View 3.x環境を追跡し、仮想デスクトップ上での彼らの行動(ログオンやログオンの失敗、作業時間、ログオフや接続解除)を監査し、それを時間に沿って表示させることができる。
vAuditはVMware社の正規製品ではないが、人気が高まれば同社がその機能を「VMwar View」の次期バージョンに組み込む可能性もある。
差し当っては、この無償バージョンをこちらからダウンロードしてお楽しみいただきたい。
リリース:Pano Logic System 2.7(20090722-10)
独自のリモートデスクトッププロトコルを投入し、総計1800万ドルの資金を調達した新興企業のPano Logic社が、同社のVDIプラットフォームである「Pano System」のアップデートをリリースする。
新バージョンの2.7では、VMware vSphere 4.0が新たにサポートされ、一部のパフォーマンスが強化されたほか、新機能が2つ加わる。
- ポリシーベースのインストールとアップデート
これにより、Pano Direct Serviceのグループポリシーのインストールとアップデートがシームレスかつ自動的に行えるようになり、Pano Managerが管理者インターフェースからアップデート可能になる。 - リモートユーザのログオフと接続解除コマンド
これにより、Pano Devices経由でデスクトップ仮想マシン(DVM)にアクセスしているユーザを管理者がPano Managerのインターフェースを使ってログオフさせ、接続を解除するなど、1台のコンソールで管理が可能になる。
ラベル: Pano Logic, Releases, VDI
リリース:Microsoft Windows Server 2008 R2 with Hyper-V R2(20090722-9)
かねてからの予測通り、Microsoft社は7月22日に「Hyper-V R2」を搭載した「Windows Server 2008 R2 RTM」の最終確定を発表した。
確定機能のリストはMicrosoft社がRelease Candidateをリリースした6月から明らかにされていた。
- 仮想マシンのライブマイグレーションをサポート(Windows Server 2008 R2 Standard Edition)
- 仮想ディスクのホットプラグをサポート
- 最大64基の論理プロセッサをサポート(最大8基の物理プロセッサで8コア)
- 最大1Tバイトの物理RAMをサポート(Windows Server 2008 R2 Standard Editionは32Gバイトのみサポート)
- 最大384台の1ウェイ仮想マシンをサポート(論理プロセッサ1基あたり仮想CPU8基)
- Processor Compatibility Modeのサポート(同じCPUベンダーの世代を超えて仮想マシンを移行)
- Core ParkingおよびCPU消費電力コントロールをサポート
- Second Level Address Translationをサポート(SLAT、旧ネステドページテーブル:NPT。具体的にはAMD RVIとIntel EPT)
- TCP/IP Offload Engines(TOEs)のサポート
- ジャンボフレームのサポート
- Intel Virtual Machine Device Queues(VMDq)のサポート
さらに、新しいWindows Server 2008 R2 Remote Desktop Services(RDS:旧Terminal Services)に「Remote Desktop Connection Broker」という基本のコネクションブローカコンポーネントが搭載されたことでHyper-V R2がVDI対応になったことも加えておくべきだろう。
同社では現在、より友好的なライセンス供与条件と、Citrix社やQuest社などのパートナーの取り組みによってVDIの採用を大々的に売り込んでいる。
ライセンス供与条件については何の変更もない。Windows Server 2008 R2 Standard Editionでは1台、Enterprise Editionでは最大4台、そしてDatacenter Editionでは無限の仮想マシンを「無償」で持つことができる。
新しいハイパーバイザーは10月22日に世界同時発売されるが、Microsoft社のパートナーはMSDNおよびTechNetの両ウェブサイトから既にダウンロードが可能となっている。
Microsoft社の仮想化関連ポートフォリオには、先週リリースされた「Microsoft Assessment&Planning(MAP)Toolkit 4.0」や、現在Release Candidateが用意されており、もうすぐリリース予定の「System Center Virtual Machine Manager 2008 R2」など、ほかにもHyper-V R2をサポートするものがいくつかある。
virtualization.infoでは、「VMware vSphere 4.0」、「XenServer 5.5」、そして新しいHyper-V R2を含むバイヤーズガイドの新エディションを数週間以内にリリースする。
リリース:PHD Virtual esXpress 3.6(20090722-6)
数年ぶりのメジャーリリースからちょうど1カ月後、PHD Virtual社はフラグシップ製品である「esXpress」のマイナーアップデートも出してきた。
新しい「esXpress 3.6」は、VMware vSphere 4.0を新たにサポートし、大幅にパフォーマンスを強化して7月22日に投入された。
- ファイルレベルのリストア速度が最大4倍に改善
- Windows共有経由のデータのレストアとアーカイブ速度が最大4倍に高速化
- PHDDデデュープ(重複除外)イメージレベルリストアの速度が最大2倍に改善
- 高速化されたデデュープエンジンにより、初期バックアップが以前の2倍に高速化
リリース:Quest/Vizioncore vRanger Pro 4.0 DPP(20090715-6)
短い公開ベータテストを終えたVizioncore社が「vRanger Pro」の4番目のメジャーリリースを公開した。
先の投稿に詳細があるように、同製品はVizioncore社が「Data Protection Platform」(DPP)と呼び、3段階でリリースされる何か組織化されたものへと進化しつつある。
同社は最初のフェーズで「Direct-To-Target」という新しいプラグイン対応アーキテクチャを投入する。
Direct-To-Targetを使えば、複数のプロトコルやストレージターゲットをサポートする新たなコンポーネントによって同製品を拡張できるようになる。
同社はこれらのコンポーネントを2番目か3番目のフェーズでリリースする可能性が高く、これにより好きなオプションを提供できるようになる。今のところ、vRanger Pro 4.0はSFTPとCIFSのレポジトリをサポートしている。
仮想マシンのバックアップとリストアは「VMware Consolidated Backup」(VCB)へのプラグインがなくても可能になり、仮想ホストからバックアップレポジトリ、そしてその逆も直接可能になった。
vRangerはさらに、複数のESXバックアップを並行処理することもできる。
リストア関連では、vRanger Pro 4.0はディスクレベルとファイルレベルの両方のリストアをサポートするが、将来的にはオブジェクトレベルのリストアも実現する。バックアップにデータベースやディレクトリサービスのサーバなどが関係する場合、vRangerは削除されたテーブルや削除されたユーザもリストアできるようになる。
そうするために、Vizioncore社は親会社のQuest社が既に「LiteSpeed for SQL Server」や「Recover Manager for Active Directory」などの専用製品で提供している技術を活用してくるのではないだろうか。
容易に推測できることだが、vRanger Pro 4.0はVMware vSphere 4.0をサポートする。同製品は「Microsoft PowerShell」(数カ月前からVizioncore社の戦略上重要な意味を持つようになった言語)をサポートすることでスクリプト機能も提供する。
ラベル: Disaster Recovery, Quest, Releases, Vizioncore
リリース:Novell/PlateSpin Migrate 8.1(20090715-2)
Novell社は、買収後のPlateSpin社に対して複数の変更を実施した。
virtualization.infoも、インドへの開発チーム移行や、買収後に退社した複数メンバーの補充など、既にその一部について報道している。
Novell社はさらに、オリジナルの「PlateSpin PowerConvert」を「Migrate」および「Protect」の2製品に分割する。
Migrateは今週新しいアップデートが登場し、バージョン8.1に到達する。
同製品は、これで「Windows Server 2008」(これに登場間近のR2エディションが含まれるかどうかは不明だがおそらく含まれないだろう)、「Windows Vista」、および「Novell SUSE Linux Enterprise 11」をサポートするようになった。しかし、このリリースで最も重要な新機能は「Sun Solaris 10」のサポートだろう。
このサポートははっきり限定されており、P2Vの移行はSPARCアーキテクチャのSolaris搭載ハードから「Sun Solaris 10 Container」(別名:Zone)へしか実行できない。
現在その逆は未サポートで、ライブマイグレーションも実行できない。
この機能は、Novell社が永久ライセンスを一律1495ドルで販売する「Migrate for UNIX」と呼ばれる同製品の専用バージョン経由でサポートされる。
このような機能を提供するのはPlateSpin社が初めてで、常に豊富な機能を用意してきたPowerConvertにとっても歓迎すべき追加機能であることは間違いない。いずれにせよ、Sun社が同様の処理を行う無償P2V移行ツールを2007年10月から用意している点は指摘しておくべきだろう。これは、Solaris 8および9のSPARCハードをSolaris 10コンテナに移行する(もちろんSPARCアーキテクチャのままだ)。
この発表のタイミングは偶然ではない。Oracle社がSun社を買収したことで、Sun Solaris OSとSPARCアーキテクチャの運命はだれにも分からなくなった。
一部で予想されるように、もしOracle社がSPARCの開発を中止したい考えである場合、Sun社の顧客は自分たちのシステムを遅かれ早かれ捨てなくてはならず、ハードを集約して減らすという中間措置が多くのケースで必須となる。
ラベル: Novell, P2V/V2V Migration, PlateSpin, Releases
リリース:Leostream Connection Broker 6.0(20090715-1)
前回のメジャーリリースから2年近くが経過したところでLeostream社がようやく「Connection Broker 6.0」を出してきた。
搭載された新機能で最大の呼び物が「Citrix XenServer」のサポートだ。
Connection Brokerは、Citrix ICAプロトコルをバージョン1.0から、そして新しいXenApp 4.5インプリメンテーションを2008年2月にリリースされたバージョン5.3からサポートしているが、Citrixハイパーバイザー上での同製品の動作が完全認定されたのは今回が初めて。
VMwareの世界がどんどん、どんどん縮小するなか、これでLeostream社が代替機会を探し求めるVMware社の長年の忠実なパートナー各社の仲間入りを果たすのは明らかだ。
Connection Broker 6.0は、複数のモニタも新たにサポートする。
リリース:VMware AppSpeed 1.0(20090713-7)
VMware 社は7月13日、1月に発表された新しい vCenter アプリケーションをいくつかリリースした。
最初の「Data Recovery」と「vShield Zones」は vSphere 4.0とともに先月登場した。
そして、今回登場したのが「vCenter Chargeback 1.0」と「AppSpeed 1.0」だ。
AppSpeed 1.0(ビルド36919)は2008年5月に VMware 社が B-hive 社から獲得した技術がベースになっている。
これは、仮想インフラの要素(物理ホスト、仮想マシン、クラスタなど)、その内部で動作中のアプリケーション、そしてアプリケーション内のいくつかの構造(データベース内のテーブルなど)を発見することができる。
AppSpeed は、一度アプリケーションを追跡するとそのトラフィックをスニッフィングし、それらの「通常の」動作(レスポンスタイムやパフォーマンスなど)を理解し、基準をいくつか構築する。
同製品はこの時点で基準と実際のアプリケーションのパフォーマンスを比較し、ユーザエクスペリエンスに影響を与える潜在的な速度低下(もしくは可用性の欠如)を見分ける。
新しい AppSpeed の価格は CPU あたり1250ドルからとなっている。
ある意味、このアプローチは Liquidware Labs 社/ vmSight 社がVDI 環境におけるユーザエクスペリエンスを理解し、それに沿った環境容量を計画するためにとっているものと同様のように思える。
いずれのケースも、ハイパーバイザーがパフォーマンス低下の要因でないことを頻繁に証明しなくてはならない仮想化技術の管理者にとっては自習技術が貴重な存在となっている。アプリケーションが想定通りの動作をしないときに真っ先に疑うコンポーネントは最新のものである仮想化レイヤだが、AppSpeed がソフトウェアの動作を毎日追跡するので調査可能な具体的な情報が存在することになる。
Chargeback 1.0同様、AppSpeed も大きなポテンシャルを秘めている。その機能と変更管理ソリューション(VMware 社は「vCenter ConfigControl」というものを2009年中にリリースする)を組み合わせれば、仮想インフラのどの修正が1つ以上の仮想化アプリケーションの動作に悪影響を与えているのかを追跡することができる。
いずれにせよ最も興味深いのは、AppSpeed が物理インフラと簡単に連動するように見えて実はそうではないコンポーネントの1つであることだ。
virtualization.info では既に、VMware 社が徐々にインフラ管理会社へと変貌を遂げつつあり、BMC 社、CA 社、IBM 社、そして HP 社の四大ベンダーと競合すべく準備を進めていることを指摘している。
同社は物理インフラの管理には関心がないと言い続けているが、たとえ顧客がそのことを認知しても、多くが自社システムを100%仮想マシン内に移行することはなく、それらの顧客が興味を持つのはすべてを管理するソリューションなのだ。
これらの顧客に対する現時点での VMware 社の回答は、包括的な統合ソリューションを提供し、自社製品と先の四大ベンダーの製品を混在させることだ。
しかし、VMware 社にはインフラ管理会社になるための部品がまだすべてそろっておらず、既存のもの(AppSpeed など)は仮想データセンタ向けに故意に制限されている。そして、VMware 社が現在持つ最大のポテンシャルがこれなのだ。
ラベル: Performance Monitoring, Releases, VMware
リリース:VMware Chargeback 1.0(20090713-6)
VMware社は7月13日、1月に発表した新しいvCenterアプリケーションのなかからいくつかをリリースした。
最初の「Data Recovery」と「vShield Zones」はvSphere 4.0とともに先月登場した。
そして、今回登場したのが「vCenter Chargeback 1.0」と「AppSpeed 1.0」だ。
仮想化技術が成熟し、同組織内の複数の部署が同じ仮想インフラを安心して使い始めるなか、チャージバック機能に対するニーズが急速に増加しつつある。
VKernel社のような新興企業が人気を獲得しつつあり、経験豊かなVizioncore社のようなベンダーが自社のパフォーマンスモニタ製品にチャージバック機能を搭載し始めているのはこのような理由からだ。
VMware社は、パーフェクトなタイミングでこのセグメントに参入し、vCenter Server 3.5/4.0用のこの新モジュールをリリースする。
仮想アプライアンスとして登場する「Chargeback 1.0」(ビルド175384)は以下のような機能を搭載する。
- 複数コストセンターのサポート
同製品を使えば仮想インフラを複数のチャージバック階層にセグメント化し、それが1つの組織の各部署、コストセンター、もしくは事業部に割り当てられた各種ホストや仮想マシンをグループ化できる。 - 複数コストモデルのサポート
同製品はCPU、メモリ、ストレージ、ネットワークの送受信、そしてディスクの読み書きを監視する。これらのリソースは、固定コスト、アロケーションベースコスト、そして利用率ベースコストの3種類のコストモデルと比較して分析を行うことができる。 - コスト比較レポートのサポート
レポート機能を使うことで、階層や、階層内のすべて、もしくはひとかたまりの項目のコストレポートを生成することができる。コスト比較レポートは2種類のコストモデルを利用して生成することができる。 - ローカルユーザとLDAPユーザ(Active Directoryのみ)のサポート
特定のパーミッションセットを持つ異なるユーザを生成し、あらかじめ定義された役割を割り当てることができる。1人のユーザが1つの階層内および階層を超え、異なるレベルの異なるパーミッションを持つことができる。 - 高可用性のサポート
複数のインスタンスをインストールしてクラスタに追加することができる。1つのクラスタ内のインスタンスはすべて自動的に同期され、同じデータベースを使用し、ロードバランサ経由でアクセスすることができる。
Chargebackの価格はCPUあたり750ドルから。
上記のリストで浮き彫りになっているように、同製品はかなり細かく、1.0版としては機能も充実している。この分野の競合各社には3種類のコストモデルさえないところもいくつかある。
vCenterとの密接な統合や非常に高いポテンシャル(コスト予測やwhat-if経費分析など)は、以前からチャージバック機能を求めていた大企業にとってこれらの製品を非常に望ましい追加機能としている。
もちろん、これは付加価値を提供する余地があまり残されていないVMware社のパートナーにとってはあまり良いニュースとは言えない。
同社はこれまでのところ、VMware社のような成長を遂げるベンダーが自社製品のポートフォリオを多くの方向に拡大するのは自然なことであり、投入されたすべての機能は顧客が明確に要求したもので、VMware社が基本機能しか提供しないため製品ポートフォリオがパートナーの製品と一部でしか競合できない、と述べることで自社の既存戦略を擁護してきた。
最初の2点は文句なく妥当な指摘だが、Chargebackが最初のリリースでどれほど完成度が高いか見た場合、最後の点はもはや当てはまるようには思えない。
virtualization.infoでは、VMware社の拡張路線について同社を非難するのではなく、その戦略が、未だ恵まれたパートナーエコシステムがなく、多くの望ましいサードパーティーツール(チャージバックもその1つ)が提供できないでいる強力なライバル各社(すなわちMicrosoft社とCitrix社)に新たなチャンスを与えているだけであることを浮き彫りにするために強く主張してきた。
VMware社は今も仮想化市場の優良株であり、だれもが同社との提携を望んでいるが、3年前と比較すると、資金に限りのある新興企業は、市場リーダーに対して巻き返しを図るか、それとも中期的に大きく成長するチャンスを与えてくれるかもしれない競合ベンダー(その競合ベンダーの1社がMicrosoft社ならなおさらだ)に高い価値を提供するかのいずれかの選択を迫られている。
採用幅の拡大を享受し、興味深い売上獲得機会を実現できるなか、VMware社では複数のハイパーバイザーへの参入スペースを狭めようとするのではなく、この転換の加速を進めている。
したがって、VMware社以外の顧客すべてに向けたメッセージは最終的には次のようなものになる。VMware社のパートナーが進出してくる。現在ESXとvCenterしかサポートしないツールは遅かれ早かれだれでも使えるようになる。
ラベル: Chargeback, Releases, VMware
リリース:VMware Lab Manager 4.0(Stage Managerと統合)(20090713-5)
VMware社は7月13日、第4世代の仮想ラボ自動化システムツール、「Lab Manager」をリリースした。
新しいバージョン4.0(ビルド1140)は新たに以下の機能を用意する。
- 複数作業空間のサポート(同組織内の複数の作業空間でのリソースの隔離、異なる作業空間でのコンフィギュレーションの共有)
- ネットワークフェンスを越えたホストのスパニング(ネットワークフェンスを採用した複数の仮想ラボが同じホストを見ることができる)
- リソース利用量の監視
- コンフィギュレーション履歴とアーカイブ
- vSphere 4.0のサポート(VMware FTとLinked Clones技術は除く)
新しいLab Managerの価格はCPUあたり1495ドルから。
いずれにせよ、最大のニュースはVMware社がLab Managerから派生したもう1つの製品である「Stage Manager」を切り捨てたことだ。
Stage Managerは13カ月前に発売され、その後はマイナーアップデートが1回行われただけだった。
virtualization.infoはその発売時、この製品がLab Managerのエンジンと(そして、さらにはエージェントとも)相当部分を共有していることを報じ、VMware社が前者を拡張して後者のステージング機能を実現しないことに疑問を呈した。
それから1年以上が経過し、同社もようやくこの意見に同意し、Stage ManagerとLab Manager 4.0を一緒に戻したようだ。
消滅することになったStage Manager 1.0.1はこちら。
ラベル: Releases, Virtual Lab Automation, VMware
リリース:Microsoft MAP 4.0(20090713-4)
Microsoft社は7月13日、「Microsoft Assessment&Planning(MAP)Toolkit 4.0」キャパシティプラニングツールの製品版をリリースした。
ベータプログラム期間中に予想されたように、この新バージョンは、今日、明日中にも「Windows Server 2008 R2 RTM」に搭載されるHyper-V R2と、VMware Server HostsとGuestsの棚卸しもサポートする。
同製品は今もまだ無償で提供されている。
ラベル: Capacity Planning, Microsoft, Releases
リリース:VMware Data Recovery 1.0.1(20090713-3)
VMware社は7月13日、「vSphere 4.0」の「Plus」、「Advanced」、および「Essential Plus」のライセンスにバンドルされるディスク・ファイルバックアップ/リストア製品「Data Recovery」用の初のマイナーアップデートをリリースした。
この新ビルド(176771)には新機能がまったくないものの、 多数のバグ修正が行われ、パフォーマンスが向上している。
ラベル: Disaster Recovery, Releases, VMware
リリース:VMware vCenter Server 2.5 Update 5(20090713-2)
ようやく「vSphere 4.0」が投入されたにもかかわらず、VMware社は前プラットフォーム向けメジャーアップデートのリリースをやめなかった。
「vCenter Server 2.5」版のみ7月13日に投入された新しいUpdate 5(ビルド174841)は、1つのHAクラスタで仮想マシンをホストあたり最大80台サポートする。
新たな制限値を達成するために仮想インフラに対していくつかの修正が必要になったが、それらについてはこちらの知識ベースの1012002項に解説がある。
リリース:Altor Networks VF 3.0(20090707-5)
さあ来た。Altor Networks社は、VMware社の新しいVMsafe APIをフル活用する全く新しいカーネルを搭載した同社のVirtual Firewall(VF)の第三世代を7月7日にリリースした。
同製品のコア部分を書き直すという選択によりその安定性が懸念されるところだが、そこには重要な理由がある。
VMware社はVMsafeのネットワークAPIを利用するために「Slow-Path」および「Fast-Path」という2つのモードを用意している。
セキュリティベンダーは「Slow-Path」を使うことで専用VMsafe仮想アプライアンス内の仮想トラフィックのコピーを要求し、保護されたVMを相互接続する仮想スイッチをつなぐ。
このアプローチは遅く(コンテキストスイッチングの実行が必要になる)、VMsafe仮想アプライアンス事態が攻撃対象になる可能性があるため、リスクのポテンシャルもある。
代わりに「Fast-Path」を使うと、セキュリティベンダーがESX vKernelの内部から完全な透過モードで仮想トラフィックを処理できるようになる。
残念ながらFast-Pathを統合する方が難しいものの、パフォーマンス、柔軟性、そしてセキュリティ上のメリットが生まれるため、ベンダー各社は両方のモードを利用してハイブリッドソリューションを提供している。
Altor Networks社では、Fast-Pathモードだけを利用するよう自社製品のカーネルを手直しすることにし、スループット分析の概要からも分かるように、かなり低価格のハードウェアでも(そして新しいIntel Xeon 5500 CPUがなくても)競合各社の製品に対してパフォーマンスが10倍から20倍以上向上することを明らかにした。
さらに、Fast-Pathのアプローチでは仮想ネットワークのコンフィギュレーションをいじって複数のvSwitchインスタンスを導入する必要がないため、Altor Networks社はこれまで不可能だったCisco Nexus 1000Vを即座にサポートできるようになる。
VF 3.0には、圧倒的な人気を誇るオープンソースエンジンの「Snort.」をベースにした侵入検知システム(IDS)モジュールも搭載されている。Altor Networks社では、Snortの保守を行うSourcefire社との間で市販のアタック署名を再販するOEM契約を結んでおり、顧客が複数のゼロデイアタックを認識できるようにしている。
ほかの多くのセキュリティベンダーとは異なり、Altor Networks社はセキュリティエンジンをバンドルするだけでなく、それらを統一されたインターフェースでまとめようとしている。
同社は、IDS(将来的にはほかの各種モジュールも加わる)からの情報を使ってVFのルールベースをダイナミックに再配置することで、より密接な統合を目指している。
このアプローチには複雑な面もあるが、ほかの外見だけの多数のオールインワンソリューションよりこちらの方が興味深いことは間違いない。
大事なことを言い忘れていたが、新しいVF 3.0にはそのままの金額ですべての冗長コンポーネントが付属し、管理/コントロールモジュールのホットスタンバイコピーもある。
これらのパーツは、自社開発ツールでフェイルオーバーをコントロールしたいクラウドコンピューティングプロバイダー向けにAltor Networks社が開発した専用のAPIによって外部から管理することができる。
Altor Networks社をvirtualization.infoの仮想化レーダーに追加した。
ラベル: Altor Networks, Releases, Security
リリース:Oracle/Sun VirtualBox 3.0(20090707-2)
Sun社は先週、ドイツのinnotek社から2008年2月に獲得した「VirtualBox」と呼ばれる第三世代のホステド仮想マシンモニタ(VMM)をリリースした。
Sun社はこの製品に本格的に力を入れ、18カ月もしない間にメジャーアップデートを2回、そしてマイナーアップデートを複数回実施してきた。
ESX、XenServer、あるいはHyper-Vのような基盤となるVMMとホステドVMMが競合できたり、同社の製品が仮想デスクトップインフラを運用できるようにも思えるため、同社の戦略はしばしば懸念されることもある。とはいえ、Sun社はこのプロジェクトのエンジニアリング面でかなり健闘している。
新バージョンの3.0には以下のような新機能が加わっている。
- 最大32個の仮想CPUをサポート(ただしIntel VTもしくはAMD-V対応CPU限定)
- すべてのゲストOS(Windows、Linux、およびSolaris)でOpenGL 2.0をサポート
- WindowsゲストOSでDirect3D 8・9を試験サポート
VirtualBoxは今のところWindows、Linux、Solaris、およびMac OS X版が用意され、オープンソースで無償となっている。だが、顧客にとってはOracle社によるSun社の買収完了後もこの状況が続くかどうかが気になるところだ。
リリース:5nine Virtual Firewall 1.0(20090707-1)
5nine社は仮想化市場参入から1カ月も経過していない全く新しい新興企業だ。
同社はプラニングフェーズだけでなく、実際にP2V移行までも行うHyper-V用のキャパシティプラニングツールを発売した。
5nine社は最初の製品に集まった関心を利用するのではなく、同じくHyper-V用となる「Virtual Firewall」という第二弾の製品を発売してきた。
つまり、セキュリティベンダーの大半がVMsafe APIの利用が可能なVMware環境向けの革新的な製品のリリースを競い合う一方で、この新興企業は基本的にMicrosoft社の市場で孤軍奮闘していることになる。
これらのベンダー各社がVMsafeを利用するに先立ち受けた厳しい批判は5nine社にも当てはまる。仮想マシン内でソフトウェアファイアウォールを実現しても、それが仮想ファイアウォールになることは絶対にないということだ。ホストの物理リソースに何台の仮想マシンのアクセスが集中するかが完全に予測不可能であるため、このような製品のパフォーマンスが「仮想」になるのがせいぜいだ。
そしてもちろん、仮想ネットワーキングやゲストOSと対話せずハイパーバイザーのカーネルと透過的にやりとりできるVMsafeライクなアプローチをHyper-Vが実現するまでは、5nine社、Microsoft社(Hyper-V VM内でISA Serverをサポート)、そしてほかのベンダー各社にもこれが当てはまる。
これ以外にも、最初のバージョンはホスト間とのトラフィックのフィルタリングにしか対応しないなど、Virtual Firewallには制限がかなりある。現在は、VM間のネットワークアクティビティを検査およびブロックする方法が全くない。
大事なことを言い忘れていたが、セキュリティ業界全体が高度なステートフルインスペクションを提供する一方で、同製品の核となっているのはシンプルなパケットフィルタリングエンジンのようだ。
5nine社がHyper-Vを採用するであろうSMBユーザ層にとって使いやすいものを提供しようとしていることは理解できるが、今回の最初の試みはやや弱く、「pfSense」のような無償だが極めてパワフルな製品には完敗だ。もちろん、同社の開発者はこれを「仮想ファイアウォール」とは呼んでいないが、顧客はこれを仮想マシンに導入し、仮想ネットワーキングを完全に保護できるよう再設定することができる。
リリース:PHD Virtual Patch Downloader 6.0(20090625-3)
PHD Virtual社(旧PHD Technologies社)は2008年10月、その再生計画の一環として、人気の高い英コンサルティング会社、Xtravirt社のソフトウェア事業部を買収した。
同社は「Xtravirt」ツールのブランドを見直し、3月には、フラグシップである「esXpress」バックアップ製品に興味を持ってくれるかもしれない見込み客が多数集まることを期待して、その一部を無償公開した。
遅れに遅れていたesXpressの新バージョンをリリースして一息ついたPHD社は、Xtravirtツールの無償配布計画に戻り、好きなファイルレポジトリにあるVMware ESXのパッチのダウンロードを自動化する「Patch Downloader 6.0」という製品を投入する。
同様のツールやスクリプトは多数存在するし、Patch Downloader同様どれも無償だ。
そのうちの1つで、「VMTS Patch Manager」と呼ばれるものは、VMBK.plで有名なMassimiliano Daneri氏がVMware社入社前に公開した。
もう1つの「esxPatcher」と呼ばれるものはドイツのコンサルティング会社、Mightycare社によってリリースされている。
そしてもちろん、VI3.xやvSphere 4.0の一部となっている「VMware Update Manager」(VUM)もある。
PHD Virtual社によると、同社の新ツールはVUMの使用ライセンスがない、もしくはvCenterやESXホストからインターネットにアクセスできないVMware社の顧客にとってそれに代わるものだという。
リリース:VMware Fusion 2.0.5(20090624-4)
VMware社は、Fusionの次期メジャーリリースのベータプログラムを開始する一方で現行製品のアップデートも進めており、バージョンは2.0.5(ビルド173382)に到達している。
Fusion 2.0.5はバグ修正が主だが、以下のホストおよびゲストOSを新たにサポートしている。
- ホストOS
Mac OS X 10.6 コード名:Snow Leopard (32ビット限定、試験サポート) - ゲストOS
Mac OS X 10.5(新しいIntel Xeon 5500および3500シリーズ)
Ubuntu 9.04
Mac OS X 10.6 Server コード名:Snow Leopard (32ビット限定、試験サポート)
リリース:Citrix XenConvert 2.0.1(20090624-3)
Citrix社が先ごろ、「XenConvert 2.0」P2V/V2V移行ツール初のマイナーアップデートをリリースした。
このバージョンでは「VMware vSphere 4」で作成したOVFコンテンツを新たにサポートするほか、「VI 3.x」、「Workstation 6.5.2」、「Studio 1.0」、「OVF Tool 0.9」、「Converter 3.0.3」および「Converter 4.0」など、それ以外のVMware製品で作成したOVFとVMDKファイルのサポートも強化している。
同製品はこちらから無償ダウンロード可能になっている。
ラベル: Citrix, P2V/V2V Migration, Releases
リリース:DynamicOps Virtual Resource Manager 3.2(20090623-4)
Credit Suisse社は2008年5月、DynamicOps社という非常に興味深い会社をスピンオフさせた。同社は、VMライフサイクル管理市場でEmbotics社、Fortisphere社、そしてManageIQ社に加え、すぐにVMware社とも競合することになる。
同社初の製品である「Virtual Resource Manager」(VRM)は7月に発売されたが、マーケティング部門はそのバージョンを「3.0」にしてきた。
そのほぼ1年後にはVRM 3.2が市場に投入され、同社はこれがいわゆるVMスプロール現象で無駄にされた物理リソースのトラッキング以上の機能を実現できると発表している。現在では、放棄された仮想マシンの再要求およびリサイクルプロセスを自動化できるようになっている。
同社はプレス発表のリリースに間に合うようウェブサイトを更新するのを忘れているため、現在はその仕組みを正確に知るための資料を入手することができない。
現時点で調査できていないもう1つの新機能が「Software Developer’s Toolkit」で、これはサードパーティー製管理ソリューションとの統合に利用することができる。
DynamicOps社がLinkedInに用意している会社案内によると、同社には現在25人の社員が在籍している。そのうち数人には発表を支援する技術・マーケティング資料の制作にぜひ力を入れてもらいたく思う。
ラベル: DynamicOps, Releases
リリース:MokaFive Suite 2.0(20090623-3)
3年とちょっと前、安全な仮想マシンをありとあらゆる消費者向けデバイスにストリーミングすることで市場を変える、というシンプルな計画を立ててMoka5社という米新興企業が仮想化業界に参入してきた。
だが、その計画は今のところあまり成功していない。
同社は1年もたたないうちに、最高経営責任者(CEO)に続き、エンジニアリング担当バイスプレジデントとマーケティング担当バイスプレジデントも更迭した。
それから2年、同社はブランドとビジネスモデルの変更も決断し、大企業にその重点を置くことにした。
それから2年半、MokaFive社となった同社がCEOの更迭を再び決断した。
これら一連の流れの最後に、同新興企業は「VMware ACE」、「Sentillion vThere」、そしてとりわけMicrosoft社との間で危険な競争に巻き込まれている。Microsoft社は2008年3月にKidaro社を買収し、「Workspace」製品を「MED-V」へと変更し、それを「Microsoft Desktop Optimization Pack」(MDOP)の一部として配布している。
今回、MokaFive社は法人向け製品のバージョン2.0を出してきたものの、見込み客を混乱させることを懸念し、名前を「Virtual Desktop Solution」から「Suite」へと再び変更してきた。
MokaFive Suite 2.0は、Active Directoryとソフトウェア配布ソリューションのサポート、そして二重事実認証システムのサポートによって前バージョンの集中管理機能を拡張してきた。
その上、新バージョンではユーザデータに持続性を持たせることができる。
こちらのプレスリリースには新機能として、仮想マシンをサービスとしてのデスクトップ(DaaS)として提供する機能への言及もある。もちろん、これはMoka5社が3年前にやろうとしていた計画でもある。しかし、現在では言葉が新しくなっているため機能も新しいものとして売り込む必要があるだろう。
これに従って仮想化レーダーを更新した。
リリース:VMware ThinApp 4.0.3(20090623-2)
VMware社は先週末、同社がThinstall社から2008年初頭に獲得した「ThinApp」アプリケーション仮想化技術の新しいマイナーアップデートを公開した。
この新ビルド(Thinstall版で数えると3313、VMware社では169725)は、コンフィギュレーションファイルの小変更以外は多数のバグ修正が行われている。
特に、このバージョンは「VMware vSphere 4.0」クライアントとの互換性確保のためにリリースされたようだ。
virtualization.infoが3月のThinApp 4.0.2リリース時に浮き彫りにしたように、VMware社はこの製品のメジャーアップグレードをもう1年以上出しておらず、ほかで出ているような買収の背景にある戦略を明確にする用意もないようだ。
リリース:Oracle VM 2.1.5(20090623-1)
Oracle社は同社のハイパーバイザーが近い将来どうなるのか、あるいはそれがSun社とVirtual Iron社から獲得した仮想化技術とどのように統合されるのかを明確にすることに関心がないように思える。
われわれに確実に分かっているのは、一部にとってはその統合が苦痛になるということだけだ。
Oracle社ではあらゆる点において、既存客は戦略が明確になるまで一切の行動を中止するのではなく既存のOracle VMインプリメンテーションをアップグレードし続けるものと考えており、そこからマイナーアップデートをリリースするに至った。
Oracle VM 2.1.5はバグ修正が主だが、いずれもOracle VM Managerに対応する全く新しいCommand Line Interface(CLI) (Unbreakable Linux Networkアップデートサイト経由でもうすぐリリースされる)とWeb Services APIも同時に投入してきた。
リリース:Citrix XenServer 5.5 / Essentials 5.5(20090616-8)
Citrix社は6月16日、5週間の公開ベータプログラムを経て「XenServer and Essentials 5.5」(コード名:Project George)をリリースした。
搭載される新機能は以前から明らかになっていたが、Citrix社はこれまで、無償版のXenServerと、「Essentials Enterprise」および「Platinum」の両エディション(いずれのパッケージもリリースノートは同じ)にしかないものの詳細は明かしていなかった。
正式な説明を待つ間、virtualization.infoでは次のような分け方になると想像している。
XenServer
- Active Directoryの統合
認証に利用するADドメインをプール単位で指定し、自分のAD信用証明を使ってXenCenterとssh経由でプールに接続する。アクセスを許可するADユーザ/グループは自分でコントロールする。 - ゲストOSのサポート拡大
RHEL 5.3、Debian Lenny、およびSLES 11 Linuxゲスト。 - XenCenterおよびCLIでのスナップショットのサポート
仮想マシンのライブスナップショットをXenCenterもしくは「xe」CLIから作成および管理する。
Essentials
- StorageLinkの統合
HP MSA、HP EVA、EMC Clariion、およびNetAppの各ストレージアレイを自動イニシエータ/ファブリック/アレイ管理をオプションにして、iSCSIやFibre Channel経由で標準でネイティブサポートする新しいStorageLink Gateway SRのCLI専用サポート。 - LVHD
ソフトウェアVHDスタックとLVMベースのStorage Repositories(SRs)の統合により、すべてのSRタイプで高速クローニングとスナップショットをサポート。 - 作業負荷バランシング
ゲストおよびホストのパフォーマンス評価指標を使ってリソースプールの個々のVMの配置とバランスに関するアドバイスを格付けし、最適なパフォーマンスを実現する。
もちろん、Essentials 5.5の価格はサーバあたり2500ドルからとなるが、XenServer 5.5は引き続き無償となっている。
5nine社がステルスモードから脱してキャパシティプラニング市場に参入(20090616-6)
6月15日、5nine社という新興企業が競合ひしめくP2V移行とキャパシティプラニングの2つの市場に一気に参入してきた。
P2V移行ツールはどの主力仮想化プラットフォームにも徐々に組み込まれるようになってきた。VMware社、Microsoft社、そしてCitrix社はいずれも自社製のものを用意しており、Oracle社も研究開発部隊を3つ傘下に入れて素晴らしいものを作り出そうとしている。
これらがどれも無償で提供されているという事実は、生き残りをかけて悪戦苦闘するこの業界内のベンダー各社に悪影響を与えた。
今のところ、この分野の競合各社はどこも、仮想化の採用を加速させ、スタンドアロンP2Vツールの存在を正当化すべく移行ツールとキャパシティプラニングプラットフォームを統合しようという先見の明を持ち合わせていない。
だが、5nine社の戦略はまさにこのような形のようだ。
同米新興企業は2009年はじめに設立された非公開会社だと思われる。
今のところ、同社の経営陣の詳細は分かっていない。われわれが知っている幹部は最高技術責任者(CTO)のKonstantin Malkov博士と、取締役のRatmir Timashev氏のわずか2人だけだ。
Malkov博士はコンサルティング会社であるPWI Corporation社の出身で、同氏はオーナー兼CTOだった。
Timashev氏はVeeam社の社長として知名度が高く、5nine社とVeeam社が将来提携するようになることは容易に想像が付く。
この新興企業が初めてリリースしたのは「P2V Hyper-V Planner」と呼ばれる製品だ。
ほかのキャパシティプラニングツールと同様に、これもデータセンタ内の物理マシンの棚卸しを作成および保守し、アプリケーションワークロードの利用率を追跡して、業務上の制約や仮定のシナリオに基づいて各種移行計画を計算する。
5nine社ではこの製品の無償バージョンを提供しているが、こちらはP2Vの移行と基本的なレポートの作成しかできないようだ。
VMware社、Novell/PlateSpin社、CiRBA社、Lanamark社、そして最近のLiquidware Labs/VMsight社など、キャパシティプラニング業界の競争は注目すべき状況にある。
その上、Microsoft社が既にMAPという完全無償のHyper-V用のキャパシティプラニングツールを提供しているという事実は明らかにしておくべきだろう。
5nine社もvirtualization.infoの仮想化レーダーに追加した。
Diskeeper社がHyper-V用デフラグツールのV-locityをリリース(20090616-5)
Diskeeper社は2週間前、Microsoft Hyper-V専用の新しいディスクデフラグツール、「V-Locity」をリリースした
Diskeeper社は仮想化を当初からサポートしてきた(既に2006年にはサポート)企業の1社で、同社のフラグシップ製品はMicrosoft社やVMware社の仮想マシン内で既に実行可能となっているが、新しいV-locityには調査に値する新機能がいくつか搭載されている。
- すべての仮想マシンとホストでデフラグ処理を同期させる新アーキテクチャ(ホスト上と各VMに1つ、コンポーネントのインストールが必要)
- VM内部のデフラグが終了するとすぐに自動的に起動されるシュリンク機能
V-locityの最初のバージョンはWindows Server 2008とHyper-Vの組み合わせと、Windows 2000/XP/2003/Vista/2008のゲストOSしかサポートしない(つまり、Hyper-V 2008 Serverは未サポート)。
リリース:Liquidware Labs Stratusphere 4.2(20090616-3)
1カ月ほど前、Liquidware Labs社という新興企業がVDI市場に参入してきた。
同社の背後には、Vizioncore社(Quest社によって2008年1月に買収)の創業者・元最高経営責任者(CEO)と、Foedus社(VMware社によって2008年1月に買収)の創業者の存在がある。
Liquidware Labs社のベースにはvmSight社という別の新興企業の技術があるが、同社はステルスモードの時に既に買収され、今ではStratusphere社に社名が変更されている。
この新会社はvmSight社の業務をそのまま引き継ぎ、同じConnector ID技術を使ってVDI環境用の物理デスクトップ候補を格付けしたり、既存のVDI環境でユーザエクスペリエンスが劣る部分を特定する。
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Stratusphere 4.2では、その上で以下のような主要機能を搭載してきた。
- 新しいVDI Assessmentモジュール
Stratusphere 4.2はVDI Assessment用の全く新しいモジュールを追加してきた。これには、既存コンフィギュレーションやアプリケーション利用パターン、そして基準パフォーマンスやリソース利用率に関する多彩な実データ収集用としての分解型Connector ID Keysの物理デスクトップ導入と、環境評価とVDIへの移行計画立案用のすべてを網羅したレポート/分析ツールといった新機能も含まれている。分析ツールには、「マシンコンフィギュレーション」、「リソース利用率」、そして「コンフィギュレーションクラスタ分析」が搭載されたInspectorワークベンチのほかに、フルセットのVDI Assessmentレポートが含まれる。 - VDI用のVDI FitおよびVDI UX Breakthrough Metrics
Stratusphere 4.2には、2つの重要な新しい評価指標が新たに搭載されている。適性の格付け評価に利用される「VDI Fit」と、既存のVDIインストレーションのユーザエクスペリエンス格付け診断に利用される「VDI UX」だ。この評価指標は多変量分析プロファイルに依存しており、ツールを使ってプロファイルを調整し、現場でシステムを格付けする。この評価指標は調整や分析が可能となっており、最終的にはすべてのマシン、ユーザ、そしてアプリケーションを赤、青、黄色の3ランクで格付けする。分析グラフも用意されるので、管理者はグループ分けとその環境の問題を素早く特定することができる。
Brian Maddenが、同社のロードマップに関する新たな洞察を次のように公開している。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Liquidware Labs社は最終的に5つの製品を用意する計画だが、現在はまだそのうちの最初の2つしかない。機能面から見ると、同社の製品には次のようなものが含まれることになる。
- 評価モジュール(現在発売中)これは、物理デスクトップの詳細なコンフィギュレーションを収集し、実際のワークロードを測定してVDI環境の基準を確立する。VDI「適性」レポートを作成し、デスクトップ、リソース要件など(今後続々登場)のクラスタを特定する。
- 診断モジュール(現在発売中)これは、評価データをベースにしてアプリ、ネットワーク、ストレージなどの詳細な利用率情報を収集する。
- キャパシティプラニングモジュール(未発売)これは「Win7」を導入したらどうなるか?ハードウェアを切り替えたらどうなるか?huluを使わせたらどうなるか?といった「仮定」用のエンジンとなっている。自分から積極的に工夫をして拡張モデルを作り出すことも可能。
- 移行モジュール(未発売)これは、アプリ互換性リストとパッケージャを結びつけ、(評価データに基づき)必ず各自が適切なアプリを利用できるようにするなど、実際の移行作業を一部自動化できるコンポーネント。
- サポートセンターモジュール(未発売)これは、レベル1およびレベル2のサポート担当者用のツールで、ユーザのセルフサービスを実現するポテンシャルもある。VDI環境と接続してほかのモジュールからデータを取得する。
リリース:Veeam Monitor 4.0 / Backup&Replicator 3.1(20090612-2)
Veeam社はここ2週間の間に、同社のカギを握る2つの製品をアップデートしてきた。「Monitor」と「Backup&Replicator」(旧Backup)だ。
両リリースともに「VMware vSphere 4.0」を新たにサポートしてきたほか、Monitor 4.0には以下の新機能が搭載された。
- ストレージ監視
- ハードウェア監視(VMware社提供のCIM/SMASH APIを使用)
- プロセス監視(WindowsおよびLinuxの両ゲストOS)
- 定期レポート
Veeam社は、ストレージおよびプロセスの両監視機能を搭載せず、定期レポートのパフォーマンス履歴とキャパシティプラニングデータが省略され、無制限のアラームがないMonitor 4.0の無償バージョンも提供している。
リリース:Tripwire vWire 1.0(20090612-1)
セキュリティベンダーのTripwire社はここ数カ月、さまざまな措置を講じ、自社のコンフィギュレーション管理・準拠技術が強く求められる仮想化市場へとビジネスの焦点を移してきた。
同社は当初、フラグシップ製品であるTripwire Enterpriseの機能を拡張してVMware社の各種仮想インフラをサポートしてきたが、このようなアプローチが新市場参入にとって最適な選択肢となることはほとんどない。
そこで同社は、「vWire」という仮想化専用の新ソリューションを発売した。
この新製品は、Tripwire社がこれまでにリリースした「OpsCheck」および「ConfigCheck」の2つの無償ツールの機能を拡張してコンフィギュレーション管理以外も可能にする。
実際、vWireの最初のバージョンでは仮想インフラの変更や重要なイベントの追跡が可能になっており、ユーザが対応(前のコンフィギュレーションをレストアするなど)を自動化できるが、今後のリリースではコンフィギュレーションの変更と仮想インフラのパフォーマンス測定を相互に関連付けられるようになり、環境のトラブルシューティングがはるかに洞察に満ちたものとなる。
検索エンジンと自動化エンジンがPowerShellをサポートすることで、Vizioncore社などの総合ベンダーから新興企業のHyper9社まで、vWireは短期間で各種市場の多数のベンダーと競合できるようになるかもしれない。
今のところ、Tripwire社は「VMware Infrastructure 3.5」しかサポートしていないが、VMware社が独自コンフィギュレーション管理ソリューションである「ConfigControl」をリリースすれば、Citrix社やMicrosoft社のハイパーバイザーにもすぐ対応する可能性が高い。
これに従って仮想化レーダーを更新した。
リリース:Hyper9 Virtualization Manager Mobile 1.0(20090611-4)
新興企業のHyper9社(旧InovaWave社)は3月、有名な仮想化専門家のAndrew Kutz氏を招き入れた。
現在研究開発主任サイエンティストを務めるKutz氏は当時、Javaをサポートする携帯端末に搭載可能な複数ハイパーバイザー対応の管理ソリューションを開発していた。それが、「Virtualization Manager Mobile (VMM)」だ。
容易に想像の付くことだが、Hyper9社はKutz氏だけでなくVMMの知的財産も獲得し、今では最初のリリースの発売準備も整えた。
「VMM 1.0」が搭載する機能は以下の通り。
- 仮想マシン、ホスト、あるいはデータセンタのCPUやメモリ消費量を監視
- 仮想マシンの電源とネットワークの状況を管理
- 「VMware Infrastructure 3.5」と「vSphere 4.0」、「VMware Server 2.0」、「Microsoft Hyper-V 1.0」、そして「Citrix XenServer 5.0」をサポート
- インターフェースのカスタマイズ
VMMは最大5台の仮想マシン管理まで無償となっている。6台から1000台の場合は、発売記念価格の199.00ドルとなっている。
VMMは、Hyper9社が3月にリリースし、同社のフラグシップ製品として考えている検索エンジンとは大きく異なるように思える。これを主力製品の一機能として、もしくはブランド認知度向上のために完全に無償でリリースするのではなく、スタンドアロンソリューションとして発売することにした判断は、同社が戦略の再考を進めており、将来的には複数の別ツールで仮想化管理分野にさらに浸透していく可能性があることを示唆している。
リリース:VMware Converter 4.0.1(20090608-5)
vSphere 4.0のリリースを報じた記事で述べたように、VMware社製品で現在新プラットフォームをサポートしているのは「Converter」だけだ。
VMware社では先月、まさしくこの目的達成のためこれをバージョン4.0.1(ビルド161434)にアップグレードしてきた。
新製品のサポート内容に関する詳細は以下の通り。
- vSphere 4.0はソースとしてもターゲットとしても以下をサポートする。
- ターゲットディスクをシンプロビジョニングディスクとしてコンフィギュレーション
- vSphere 4.0でのIDEディスクの作成
- VCBでバックアップしたvSphere 4.0仮想マシンのリストアを行うバックアップ製品
- vSphere 4.0のターゲット上における仮想ハードウェアバージョン7.0仮想マシンの作成、ハードウェアバージョン7.0仮想マシンのWorkstationやServerプラットフォームからvSphere 4.0への移行
- OVF 1.0単一仮想マシンイメージの読み込み
- Windows Server 2008ゲストのカスタマイズ
同製品はもちろんまだ完全に無償となっている。ダウンロードはこちらから。
リリース:Quest/Vizioncore vOptimizer Pro 2.2およびvFoglight 5.6.2(20090608-2)
Quest社の子会社でハードウェアの仮想化を行うVizioncore社は6月8日、その増え続ける製品群の中から「vOptimizer Pro」と「vFoglight」の2つをアップデートしてきた。
Quest社が2007年7月にInvirtus社から獲得した技術である前者はバージョン2.2に到達し、以下の機能を新たに搭載してきた。
- インフラストラクチャスキャニング
仮想インフラ全体から未使用仮想ストレージを探しだし、無駄にされているストレージ量を顧客が正確に把握できるようにする。さらに同製品は、無駄にされているストレージを取り戻すことで復元可能な総容量を予測し、社内で利用可能なレポートを生成することができる。 - VMware vSphere 4.0のサポート
- Microsoft Windows VistaおよびWindows Server 2008(32/64ビット)
vFoglight(旧esxCharterおよびvCharter)の方はバージョン5.2.6に到達し、以下の機能を新たに搭載してきた。
- キャパシティプラニング - VMの管理者にとって、組織的成長や変化のサポートに必要な必須インフラ資源を判断することは大きな課題の1つだ。この課題への取り組みを支援すべく、vFoglight Proに組み込まれた新キャパシティプラニングモジュールは「Migration Modeler」をベースに構築され、実際もしくは仮の物理サーバ間でVMを移動する際の「what-if分析」を可能にしている。
- Measured Resource Utilization(チャージバック)
vFoglightは、インフラの利用率を計測する顧客向けにMeasured Resource Utilization(MRU)を搭載している。MRUはインフラ中のIT資源の測定消費量をベースにしており、物理サーバやVMを使っているユーザ、グループ、あるいはアプリケーションの把握などでITを支援できる。
Vizioncore社がパフォーマンスモニタの大幅な機能拡張にひそかに取り組んでいることを一段と明確にする最後のアップデートは特に興味深い。
同社は非常に近い将来、CiRBA社、Lanamark社、Novell/PlateSpin社、VKernel社などの新興企業や、もちろんかつての盟友である VMware社とも激しくぶつかるライバルになるものと思われる。
ラベル: Quest, Releases, Vizioncore
リリース:PHD Virtual Technologies esXpress 3.5(20090608-1)
3年近くを経て、PHD Virtual Technologies社(旧PHD Technologies社)がようやく同社フラグシップバックアップソリューションの「esXpress 3.5」の堅牢なアップデートをリリースした。
5月初旬にリリースされたこの新バージョンには次のような機能がある。
- 導入時間を大幅に削減する階層、ポリシー主導のコンフィギュレーションを実現するマルチユーザのグローバル導入/コンフィギュレーションアプリケーション
- ESXファーム全体でソース側のグローバル重複排除を行い、LANトラフィックとハードディスク容量の利用率を大幅に削減する特許申請中の機能
- 簡単にデータ圧縮ができるマルチユーザ対応のファイルレベルリストア機能
- 新たに変更されたブロックをレプリケートし、それらをレプリケートされた仮想マシンに直接挿入できるインクリメンタルレプリケーション機能の内蔵
- 日付をスマート処理し、あらかじめ定義された日付ベースのディレクトリを用意し、データを選んでテープもしくはディスクの好きな方に書き出せるという重要な柔軟性を実現したダイナミック書き出し機能
esXpress v3.5の価格は4つの同時バックアップストリームでホスト1台あたり1000ドルから。
StarWind社が無償のV2V移行ツールをリリース(20090602-8)
StartWind Software社は、Windows用の無償iSCSI(VMware社、Microsoft社、およびCitrix社の仮想マシン内でもサポートされている)によってストレージの世界で有名なベンダーだ。
同社は最近、仮想化業界で活動を活発化してきており、「V2V Converter」と呼ばれる無償のVirtual to Virtual(V2V)移行ツールを6月1日にリリースした。
同ツールは「VMware VMDK」仮想ハードディスクと「Microsoft Hyper-V VHD」の相互変換が可能となっている。
同ツールは、顧客が希望すればStarWind社が自社のiSCSI Targetで使用するIMGフォーマットのvHDを変換することも可能だ。
選択したターゲット上でセクタ単位のコピーを実行するV2V Converterは、こちらからだれでも入手可能となっている。
ラベル: P2V/V2V Migration, Releases
リリース:Lanamark Storage Design Module 1.0(20090602-7)
カナダの新興企業、Lanamark社が同社のホステドキャパシティプラニングスイート用新モジュールをリリースし続けている。
先ごろ投入された「Desktop Analysis Pack」に続き、今度は「Storage Design Module」が投入される。
同モジュールは物理ディスクの利用率とI/Oの要件を評価し、サーバ集約やVDIシナリオ用の仮想インフラのホスティングに適したSANの容量決定を支援する。
この新コンポーネントは「what-if」シナリオの評価も可能で、顧客が使いたいHBA、FCスイッチ、そしてストレージアレイに依存した技術的制約にも対応する。
SANをデザインする(もしくはそれを見直す)作業は、仮想化を採用するにあたって最も重要でやりがいのある作業の1つであり、そこで多くの企業が隠れたコストに気付くことになる。
したがって、新しいStorage Design ModuleはLanamark Suiteに欠かせないコンポーネントの1つとなっている。
ラベル: Capacity Planning, Lanamark, Releases
リリース:Surgient Virtual Automation Platform 6.1(20090602-3)
仮想ラボ自動化システム業界に最初に参入した新興企業の1社であるSurgient社は2008年9月、自社の戦略を一部練り直し、自社製品スイートの名称を変更し、新しいライセンス供与モデルを採用した。
「Virtual Automation Platform(VAP)」(旧VQMS:Virtual Q&A Management System)と呼ばれる刷新されたこのソリューションは、2009年の4月末に最初のマイナーアップデートを受けている。
VAP 6.1には次のような新機能が搭載されている。
- パーシャルホストプーリング
大型化した今日のホストのリソースを細かく分散すべく異なるユーザグループや異なるプールをまたいで大規模ホスト(RAMやVMなど)を分散する機能により、リソース利用率の最大化と新ホストのニーズの最小化を行う。 - ライセンススプロール保護
リソーススプロールを防止し、ライセンスコンプライアンスを確実にし、ライセンスの過剰コストを排除するためのプライベートクラウドや仮想プール内で利用されるライセンス数のアクティブトラッキングと管理を行う。 - サードパーティー導入後処理
導入された物理および仮想サーバのSurgient環境で導入後に直接実行する処理を「Symantec Altiris Deployment Solution」もしくは「HP Server Automation」から指定する。パッチ処理やゲストOSのアップグレード、負荷テストデータの自動化、夜間ビルドの処理開始、各種環境のカスタマイズに主に利用されるこの強化機能は、コンフィギュレーションや各種データセンタ自動化処理の導入済み仮想プールやプライベートクラウドへのプロビジョニングを可能にする。 - VMware vCenterとの統合
vCenterとの新たな統合で、Surgient Virtual Automation Platformとの間で読み書きを行うことにより、テンプレートの幅広い機能と既存の投資をVMware vCenter Serverから活用する。 - VMware ESXiのサポート
VMware ESXi、VMware ESX、そしてMicrosoft Hyper-Vなど、幅広いエンタープライズハイパーバイザー技術を活用する。 - カスタマイズ対応のユーザインタフェース
Surgient社の顧客の多くはプライベートクラウドを作成し、潜在的なバイヤーたちに自社ソフトウェア製品のデモを行う。新バージョンにはユーザインターフェースに会社や製品のブランドを埋め込む機能が用意されており、同製品から新たなマーケティング上のメリットを享受することができる。
興味深いことに、Surgient社は現在、自社ウェブサイトでビジネスの一部情報を公開しているため、2003年に設立され、2004年の半ばから活動している同社の顧客が70数社だけであることは分かっている(ただし、一部は非常に重要なところ)。
これまでのところSurgient社と競合するベンダーは非常に少ないが、残念ながらそこにはVMware社と同社の「Lab Manager」(Akimbi社が2006年に5900万ドルで獲得した技術)、そしてVMLogix社と同社の「LabManager」(Citrix社がCitrix EssentialsのOEMパートナーとして選択)もある。
Microsoft社や、仮想化業界の新しい最大手となり得るOracle社が買収に関心を寄せない限り、Surgient社がこの競争を生き抜くためには数々の試練が待ち受けている。
リリース:VMware vSphere 4.0(20090601-7)
4月下旬の発表(virtualization.infoの記事参照)どおり、VMware社は新しい「vSphere 4.0」(ESX 4.0プラスvCenter 4.0)を5月下旬に投入した。
そして、先の書き込みで既に詳細が明らかになっているように、同社の残りの製品群は今のところ同プラットフォームをサポートしていない。
ここの部分を補うため、VMware社はほぼすべての製品のアップデートをリリースしなくてはならない。まず最初がConverterで、バージョン4.0.1(ビルド161434)でvSphereをサポートする。
ほかに関してはもう少し時間がかかるかもしれない。たとえば、Viewはバージョン3.1にアップグレードされたばかりだが、まだvSphereを認識することができない。
また、VMware社ではトレーニングや認定のアップデートにも取り組んでいる。Mike Laverick氏は自身のブログで、VACT全員に送付された公式発表に言及している。
- VMwareの新ユーザ
- 「VMware vSphere 4: Install, Configure, Manage」(VMware vSphere 4のインストール、コンフィギュレーション、管理)コースもしくは「VMware vSphere 4: Fast Track」(VMware vSphere 4の速習)コースを受講すること。
- vSphere 4のVCPテストに合格すること。
- VMware Infrastructure 3のVCP
- vSphere 4のVCPテストに合格すること。 これは2009年12月31日までの限定。 VI3のVCPは、2010年からは「VMware vSphere 4: What’s New」(VMware vSphere 4の最新情報)の受講がアップグレードに必須となる。
- ESX 2.xのVCP
- VMware Infrastructure 3のVCPテストに合格すること。
- vSphere 4のVCPテストに合格すること。これは2009年12月31日までの限定。 VI3のVCPは、2010年からは「VMware vSphere 4: What’s New」(VMware vSphere 4の最新情報)の受講がアップグレードに必須となる。
- VI3のVCPではないが「Install & Configure」(インストールとコンフィギュレーション)、「Deploy Secure & Analyze」(安全な導入と分析)、もしくは「Fast Track」(速習)の必須クラスに出席したことがある場合
- VMware Infrastructure 3のVCPテストに合格するか、「VMware vSphere 4: What’s New」(VMware vSphere 4の最新情報)を受講してvSphere 4のVCPテストに合格すること。
リリース:Quest/Vizioncore vControl 1.0(20090601-4)
Quest社の子会社であるVizioncore社は3月初旬、VMwareだけでなく、複数のハイパーバイザーをサポートし、それらに洗練された自動化レイヤ適用する管理ソリューションを発売する計画をようやく公開した。
この計画は、5月初旬の「vControl 1.6」発売によって実際の製品となった。
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同製品は、プラットフォーム管理ツールで通常予想される多くの機能を初公開時から搭載している。
- 複数の仮想化プラットフォームのサポート(「VMware ESX/ESXi」、「Microsoft Hyper-V」、および「Citrix XenServer」。「Sun Solaris Zones」は今後のリリースで対応)
- 管理ウェブポータル
- セルフサービスウェブポータル
- 自動ワークフロー
新しいワークフローを構築するために、設定不要のワークフローやアクションのほか、ビジュアルワークフローエディタを提供し、アクションを組み合わせ、自社製スクリプト、Web Servicesインターフェース、そしてSDKを組み込んでサードパーティーシステムへの統合を実現する。 - 仮想マシンのフェイルオーバー
- 仮想インフラの発見
興味深いことに、vControlは、Vizioncore社が先ごろ発売した別の新製品である無償の「Virtualization EcoShell」を使って開発したスクリプトを読み込んで利用することが可能になっている。
vControlの価格はソケットあたり399.00ドル。
これに従って仮想化レーダーを更新した。
リリース:VKernel Capacity Analyzer 4.0(20090601-3)
VKernel社は数週間前、「Capacity Analyzer」のバージョン4.0をリリースした。
これで、同製品は仮想CPU、vRAM、およびvHDのどのような問題でも根本的原因を分析し、解決に向けたアドバイスを提供できるようになった。
VKernel Capacity Analyzer 4.0の価格はソケットあたり199ドルから。
リリース:Novell Platespin Recon 3.6(20090601-2)
virtualization.infoがPlateSpin社幹部の大量流出とインドの開発動向について速報を伝える数日前、Novell社が「PlateSpin Recon 3.6」をリリースした。
ただし、新機能は1つもなく、新しいレポート(リソース再生利用関連)、Novell SUSE Linux Enterprise Server 11とOracle/Sun Solaris Containersのサポート拡大、そして新しいライセンススキーマ(Novell社はプレスリリースでもウェブサイトでも詳細を明かしていない)だけとなっている。
「PowerRecon」は、PlateSpin社(当時はまだ別会社)がバージョン3.0をリリースした1年以上前からメジャーアップデートがない。
2007年9月リリースのVersion 3.1は新機能の点では充実していたが、その後は同製品に投入されるリソースが大幅に削減されたようだ。
リリース:Leostream Connection Broker 6.0(20090601-1)
前回のメジャーリリースから2年近くが経過したが、Leostream社がようやく「Connection Broker 6.0」を投入する。
搭載される最大の新機能が「Citrix XenServer」のサポートだ。
Connection Brokerは、Citrix ICAプロトコルをバージョン1.0から、そして新しいXenApp 4.5のインプリメンテーションは2008年2月リリースのバージョン5.3からサポートしているが、Citrixハイパーバイザー上での完全動作が認定されるのは今回が初めてとなる。
VMwareの世界が狭まり、小さくなるなか、これでLeostream社が代わりのチャンスをうかがう長年の忠実なVMware社のパートナー各社の仲間入りをすることは明らかだ。
Connection Broker 6.0も複数のモニタを新たにサポートする。
リリース:VMware Server 2.0.1(20090416-4)
VMware社は先週、自社製デスクトップ仮想化製品である「Workstation」のマイナーアップデートをリリースし、新しい「Intel Xeon 5500」CPUファミリーと多数の新ゲストOSを新たにサポートしてきた。
3月末にバージョン2.0.1(ビルド156745)にアップグレードされたVMware Serverでも一連の新ゲストが新たにサポートされている。
- Asianux Server 3.0 Service Pack 1
- CentoOS 4.7 / 5.2
- Windows Essential Business Server(EBS)/ Small Business Server(SBS)2003 Service Pack 2 / 2008
- Windows XP Service Pack 3
- Windows Vista Service Pack 1
リリース:Lanamark Desktop Analysis Pack 1.0(20090414-3)
カナダの新興企業、Lanamark社は先週、ホステドキャパシティプラニングサービス用の新モジュールを発売した。
「Desktop Analysis Pack」と呼ばれるこの新コンポーネントは、VDI環境のキャパシティプラニング専用となっている。
同コンポーネントは、対象のコンピュータがノートPCかワークステーションかを認識する(これによりモバイルユーザを認識する)、実際に使用中でインストールされたばかりのアプリケーションを認識する、モニタ、プリンタ、スキャナといったハードウェア制限の有無を認識するなど非常に興味深い機能を持つ。
Lanamark社の競合各社(VMware社、PlateSpin社、およびCiRBA社など)はサーバに完全に重点を置いているので、これは業界初かもしれない。
Lanamark社が使用中のホステドモデルが期待の成果を上げるかどうかは何とも言えないが何らかの考えが同社にあることは確実だ。
リリース:VMware Workstation 6.5.2(20090409-6)
VMware社は先週、「Workstation」デスクトップ仮想化製品のマイナーアップデートをリリースした。
この番号(156735)が何であれ、新ビルドではリリースされたばかりのIntel Xeon 5500 CPU(コード名:Nehalem)が待望のサポート追加となり、多数のゲストOSのサポートが拡大された。
| フルサポート | 試験サポート |
| Windows Vista SP1 and SP2 Asianux Server 3.0 SP1 Novell openSUSE 11.1 Ubuntu 8.04 LTS and 8.10 | Fedora 11 FreeBSD 7.1 Mandriva Linux 2009 Novell SLES 11.0 Red Hat Enterprise Linux 4.8 and 5.3 Sun Solaris 10 Update 6 Ubuntu 9.04 |
リリース:Microsoft MED-V 1.0(20090409-2)
Kidaro社の買収から1年以上が経過して、Microsoft社もようやく「Enterprise Desktop Virtualization」(MED-V)へと名称を変更した自社バージョンの「Managed Workspace」をリリースできるようになった。
MED-VはVirtual PC用のプラットフォームラッパで、仮想マシンをセキュリティレイヤで包むことにより、管理者はより細かい社内ポリシーの設定、アクセス可能な物理ネットワークの決定、VMの期限、仮想ハードディスクの暗号化などが可能になる。
ユーザは、MED-Vでは一度に複数の仮想マシンを実行することができず、イメージは中央の管理コンソールからアップデートする。![]()
MED-Vのポテンシャルは相当なものだが、Microsoft社は主に、新OS(すなわちVistaと登場間近のWindows 7)へのアップデート中に社内レガシーアプリケーションを保守するためのソリューションとしてこの製品を投入する。
現在、この分野でMicrosoft社と競合するベンダーはわずか3社しかいないが、マーケティングのメッセージはすべて異なる。VMware社はACE(しかし、ACE機能が直接VMware Workstation内部に移動されている途中であること、そして現状の同製品はまもなく消える可能性があることに留意いただきたい)、Sentillion社はvThere、そして設立間もないTresys TechnologyはVM Fortressを売り込んでいる。
MED-V 1.0は「Microsoft Desktop Optimization Pack(MDOP)2009」の一部として、「App-V 4.5 Cumulative Update 1」などの各種非仮想化製品と一緒に配布されている。
MDOPはSoftware Assuranceを購入したMicrosoft社の顧客専用になっている。
この販売モデルにはかなりの苦情が集まっているが、Microsoft社はかなり満足しており、MDOPの顧客数を1440万人としている。
もしかしたら本当なのかもしれないが、これの代わりにMED-VやAPP-VをMicrosoft社が直接販売したら何人の顧客を獲得できるのだろうか。
ラベル: Microsoft, Platform Wrapper, Releases
リリース:Sun VirtualBox 2.2(記事更新)(20090409-1)
Sun社は4月8日、「VirtualBox」デスクトップ仮想化製品の新しいマイナーアップデートをリリースした。
この新ビルドは批准されたばかりのOVF 1.0標準を新たにサポートしている。
VirtualBox 2.2ではさらに、次のようなうれしい新機能も搭載されている。
- OpenGLを使ったLinuxおよびSolaris用アプリケーションの3Dグラフィックスアクセラレーションをサポート
- Apple Mac OS X (コード名:Snow Leopard)をサポート
- 1台の仮想マシンあたり最大16GバイトのvRAMをサポート
- ホストインターフェースのネットワーキングモードをサポート
いずれにせよ、このプレス発表を非常に興味深いものにしていることがほかに2つある。
- Sun社は製品名から「xVM」という言葉を外した。
Sun社では、2008年2月のinnotek社買収直後にxVM製品ファミリーにVirtualBoxを組み入れた。
これまでのSun社は命名手法にかなり慎重なので、これがミスである可能性は低い。
もしかすると、同社はリリースできないかもしれない仮想化製品のポートフォリオを宣伝したくないか、何らかの名称変更を考えているのかもしれない。 - Sun社ではVirtualBoxを説明するのに「ハイパーバイザー 」という言葉を用い始めている。
Sun社がこのようなことをしているのが自社製品に対するユーザの認識を変えるためなのかどうかは明らかでないが(VDI環境用の正当なプラットフォームとして販売が開始されている)、VirtualBoxがタイプ1の仮想マシンモニタ(VMM)、つまりハイパーバイザーでないことは確かだ。
これはまさにVMware Player/Workstation/Server、Parallels Workstation/Desktop/Server for Mac、あるいはMicrosoft VirtualPC/Virtual Serverのようなタイプ2のVMMだ。
技術用語をあれこれいじり回すのは顧客を混乱させるだけで、ベンダーに対する信頼が失われる可能性もある。過去にParallels社が犯したミスだ。
VirtualBox 2.2とVMware 5.x(およびESX)との互換性は相当高くなっているようだ。
リリース:VMware ESX 3.5/i Update 4(20090331-4)
VMware社は3月初め、同社の管理層となる「vCenter」のUpdate 4をリリースした。
さらに同社は、3月30日にハイパーバイザー自体を大幅にアップデートしてきた。
新しいUpdate 4(ビルド153875)は「ESX 3.5」と「ESXi」の両方に対応し、以下の内容を含んでいる。
- Intel Xeon 5500シリーズCPU(コード名:Nehalem)のサポート
- ゲストOSとして「Novell SUSE Enterprise Linux 11」(サーバおよびデスクトップの両方、32ビットおよび64ビットの両方)、「Ubuntu 8.10」(サーバおよびデスクトップの両方、32ビットおよび64ビットの両方)、および「Windows PE 2.0」をサポート
- 新しいSATAコントローラ(PMC社、Intel社、CERC社、およびHP社の各社製)のサポート
- 新しいNIC(HP社製、NetXtreme社製、そしてIntel社からVT-c搭載で発表されたばかりのもの)のサポート
- 新しいストレージアレイ(Sun社製)のサポート
- 新しい管理エージェント(Dell社およびHP社製)のサポート
- Windows XP/2003向けの強化VMXNETドライバ(VMware Toolsの再インストールが必要)
ThinAppの開発はVMware社にとって予想以上に難問?(20090327-3)
VMware社は、同社の歴史のどこかでハードウェア仮想化市場をリードするだけでは不十分だと判断したに違いない。同社はその長期戦略(内容が何であれ)を現実のものとするため、少なくとも新たな仮想化レイヤが必要だと判断した。
そこで、同社は2008年1月に米新興企業のThinstall社を買収した。
Thinstall社のブランド変更後初の技術は2008年7月に「ThinApp 4.0」の名前で登場した。
これは、2つの興味深い機能(「Application Sync」と「Application Link」)を搭載していたものの画期的なメジャーリリースではなかった。
そして8カ月後(買収発表から数える場合は13カ月後)の先週はじめ、ThinAppがバグ修正リリースとなるバージョン4.0.2(ビルド3089)に到達して登場した。
現在、VMware社がvSphere 4.0の2009年第2四半期リリースに大きな重点を置いていることは有名だが、大幅なアップグレードがないことを考えると、Thinstall社のオリジナルコード開発で予想以上の難問に直面しているのではと考えるのが妥当だ。
あるいは、もしかするとVMware社はアプリケーションの仮想化では市場の準備がまだ整っていないと考えており、そのためThinApp開発の優先順位が今のところ低いままなのかもしれない。
リリース:Veeam Reporter 3.5 Enterprise(20090327-2)
Veeam社は2008年10月、新しい「Enterprise」エディションを投入して「Reporter」ツールの機能を拡張してきた。
標準版と今回のバージョンで最も違うのは、大規模仮想インフラの変更個所をレポートすることに重点を置いている点だ。
Veeam社は先週、この新しいEnterpriseエディションのバージョン3.5をリリースし、最も待ち望まれていた以下の2つの仕様を投入した。
- Microsoft PowerShellのサポート
新しいVeeam PowerShell Extensionを使うことにより、Reporter Enterprise 3.5が収集したVirtual Infrastructureデータに対するカスタムクエリを実行し、現在もしくは過去の一定時点のステータスの詳細を取得できるようになる。 - カスタムレポートのサポート
日報要件を満たすカスタムブランドやカスタムレポートを組み込むことでRaw Data Analysisレポート用のカスタムテンプレートの作成が可能。
新しい3.5バージョンは、定義済みレポート数を拡張してネットワーキングレイヤに関する新しいデータも収集する。
PHD Technologies社がロゴを刷新し、無償ツールを用意して、CEOを更迭(20090325-5)
PHD Technologies社は2008年8月、名前の明かされていないベンチャーキャピタルから未公表額の資金を調達した。
同社はその一部を利用して、経営陣(新しい最高経営責任者(CEO)、新しい国際営業担当EVP、そして新しい代表取締役会長)を刷新し、Xtravirt社開発のソフトウェア製品を取得した。
CEOのSridhar Murthy氏は既に退社したようだが、PHD Technologies社では少なくともブランドを見直してXtravirt製品を無償ツールとしてリリースしている。
同社は3月25日、新社名のPHD Virtual Technologies社(ロゴはPHD Virtualのみ)で再出発する。
- VMNetBac 1.2.0
VMNetBacを使えば、仮想マシンのネットワークコンフィギュレーションをバックアップおよびリストアできるようになる。VMNetBacは、強制力のある、もしくは一斉アップグレードのような作業を行う際に、素早いリカバリによってネットワークコンフィギュレーションを失うリスクを最小限に抑えるツール。 - Virtual SAN 1.0.0
このVMware ESX 3 Server用Virtual SANアプライアンスは、SANに悪影響を与えることなく共有VMFSストレージのメリットを提供する。使われないESXサーバ上のローカルストレージを活用し、「vMotion」、「DRS」、そして「HA」といったエンタープライズレベル機能を推進する。 - SnapHunter 0.5.3
SnapHunterはESX 3 Service Consoleユーティリティの1つで、仮想マシンのスナップショットステータスを複数のVMware ESX Serverから報告する。 - KS QuickConfig 1.3.0
KS QuickConfigはWindows GUIユーティリティで、VMware ESX3サーバの導入およびコンフィギュレーションに必要な時間を短縮し、手作業時に発生する矛盾を排除する。
これに従って仮想化レーダーを更新した。
Citrix社がHyper-V LinuxゲストOS用にオープンソース向け強化機能をリリース(20090325-4)
Citrix社は3月24日、「Microsoft Hyper-V」上で動作する並行仮想化されたLinuxゲストOS用ソフトウェアスタックである「Project Satori」の新コンポーネントをGPL2オープンソースライセンスでリリースした。
このソフトウェアのコア部分は、「Linux Integration Components」の名前でMicrosoft社によって既に2008年9月にリリース済みだった。
このなかには最適化されたディスクドライバ(「StorVSC」)であるHyper-V用のハイパーコールアダプタと、最適化されたネットワークドライバ(「NetVSC」)が含まれる。
だが、このパッケージには最適化されたマウスドライバ(「InputVSC」)が用意されていなかったため、Hyper-VコンソールにリモートからアクセスしてそのなかからゲストOSとやりとりしようとした場合はパフォーマンスが低下することになる。
今回そのInputVSCドライバが公開され、こちらからダウンロード可能になった。
リリース:KACE Virtual Kontainers 1.0(20090324-6)
管理システムベンダーのKACE社は2008年9月、Computers In Motion社という小規模アプリケーション仮想化ベンダーの買収を発表した。
その6カ月後、KACE社はこのとき取得して「Virtual Kontainers」へと名称変更した技術を発売し、Microsoft社、Citrix社、VMware社をはじめ、仮想化レーダーにあるすべてのベンダーと過酷な競争を繰り広げる準備を整えてきた。
KACE社では集中管理機能を提供するKBOXアプライアンスの一部としてこの製品を発売する。
これがスタンドアロンのソフトウェアとして発売されるのかどうかは明らかでないが、今のところKACE社がAltiris社をまねようとしているのは明白だ。Altiris社(2007年1月にSymantec社に買収された)では以前、エンタープライズ管理コンソールによる集中管理が可能なアプリケーション仮想化プラットフォーム(SVS)を発売していた。
仮想化レーダー はこれに従い更新が行われている。
リリース:Hyper9 1.0(20090324-4)
InovaWave社からHyper9社へと社名を変更してから1年以上もの開発期間を経た後、この生まれ変わった新興企業初の製品が登場準備を整えた。
このソリューションが実際にどのような名称になるかは明らかでない。同社からこれまで伝わってきたニュースからすると、「VI Search and Analytics」と呼ばれるようだが、今あるすべてのマーケティング資料の各所にはHyper9と書かれている。
同製品の名前がどのようになるにせよ、vCenterと統合されて、VMware Infrastructureの棚卸し内に格納された情報をインデックス化する検索エンジンであることに変わりはない。
いったんインデックスが構築されれば、Hyper9は手元の仮想インフラのあらゆる詳細(VM、仮想ネットワーク、データストア、ゲストOS内のアプリケーションなど)を、GoogleよりもSplunkに非常に近い検索エンジンインターフェース経由で検索できるようになる。
Splunkライクな結果を受け取った管理者は、自分のクエリを保存し、それをHyper9コミュニティーと共有(多数の社内規則に反するように思える)したり、その結果と前日に取得したものや完全に異なるクエリで得た結果とを比較して取得データをさらに絞り込むことができる。
このソリューションの価格はESXホスト1台当たり年間300ドルから。
リリース:Sun xVM VDI 3.0(20090324-3)
IBM社がSun社を飲み込むのかどうか、その行方をだれもが見守るなかSun社が相変わらず自社の(論争を呼んでいる)仮想化戦略を進めている。
シンプルに「VDI」と呼ばれる同社VDIコネクションブローカの第三弾がついにその登場準備を整えた。
1月に発表された同製品はかねてからの予測通り、Sun社が2008年2月にinnotek社から獲得したホステドVMM(仮想マシン・モニタ)の「xVM VirtualBox」を新たにサポートする









































