ニュースヘッドライン
リリース:Citrix Workflow Studio 2.0(20090917-3)
Citrix社がデータセンタオーケストレーションフレームワークの「Workflow Studio」をリリースしてからまだ10カ月も経過していない。
仮想化(そしてクラウドコンピューティング)の未来は自動化次第であるため、virtualization.infoではこのような製品を大歓迎する。
残念ながら、多くの顧客がその価値を今認識することは容易ではない。
仮想マシンの台数がクリティカルマスに到達しない限り、それらのライフサイクルの大部分で会社が自動化のメリットを見いだすことはないのだ。
同時に、オーケストレーションはスクリプトと関係することが多いが、スクリプトは最も高い技術を持ったスタッフメンバーにしか扱えず、かなり詳細なシナリオでしか利用できない複雑な作業のように思える。
オーケストレーションはスクリプトを大幅に上回るものだが、仮想化ベンダーは概してそれをうまく明確にできていないので、この技術の真のポテンシャルを引き出すことはまだ非常に難しい。
VMware社やNovell社の自社製品に対する対応と同じように、Citrix社も今のところ自社のWorkflow Studioには大きな力を入れていない。
Workflow Studio 2.0の投入にあたって新機能を明確にすることにも同社はあまり積極的でない。
- Native XenAppアクティビティライブラリ(および、ほかの多くの新アクティビティ)
- リモートランタイム
- 管理インターフェースの簡略化
- セキュリティ機能の強化
- インストレーションおよびコンフィギュレーションの簡略化
- SDKの改良
- ワークフローデザイナの簡略化
- グローバライゼーションのサポート
これらは何を意味するのだろうか?最後の6項目については置いておくとして、最初の2つはスクリプトができない人にも理解できるものなのだろうか?
ベンダー各社が自社のオーケストレーションフレームワークが持つ価値や機能の伝え方を見直さない限り、多数の顧客が興味を持つ可能性はかなり低いだろう。
ラベル: Citrix, Platform Orchestration, Releases
リリース:ManageIQ EVM Suite 2.3(20090914-3)
長い間表舞台から隠れていたManageIQ社がようやくその存在感を示そうとしており、「Enterprise Virtualization Manager(EVM)Suite」をアップデートしてきた。
同新興企業は、既に非常に優れた出来栄えの「EVM Suite 2.0」の機能拡張に1年以上を費やした。新しいバージョン2.3は「VMware vSphere 4.0」を新たにサポートしてきた。
- ESX 4/4iホストのエージェントレス管理
- VMware vCenter 4.0とVirtualCenter 3.xのフェデレーション
- 準拠強化におけるVMware VMsafe APIのサポート
- VMware vCenter Orchestratorとの統合
このサポートにより、ManageIQ社はセルフサービスプロビジョニング、仮想マシンライフサイクル管理、キャパシティプラニング、およびチャージバック分析などの多数の分野でvSphereを拡張できるようになる。
virtualization.infoはVMworld 2009でこの新バージョンが動作する様子を見る機会に恵まれており、その膨大なポテンシャルは確認済みだ。
残念ながら、目にしたことだけで記事を書くにはEVMはあまりに複雑で内容が濃い。いずれにしても、数カ月以内には完全なレビューを公表する計画だ。
ラベル: ManageIQ, Platform Management, Platform Orchestration, Releases
VMware社がCode Centralを発表(20090625-1)
VMware社は、新しく開設された企業ブログのなかで、VMware社のコミュニティーが同社の各種SDK用スクリプトのアップロードや交換ができる「Code Central」の存在を明らかにした。
VMware社では、「vCenter Orchestrator」が4.0の無償モジュールとしてリリースされたことで、仮想化の専門家がどのような自動化を望んでいるのかに特別な関心がある。
Orchestratorは、VMware社が2007年9月のDunes Technologies社買収によって獲得した技術がベースになっている。
Dunes社の同フレームワークは、VDIコネクションブローカから仮想ラボ自動化システムマネージャまで、各種新製品の基盤となるのに十分パワフルかつ柔軟なものとなっている。
多くの場合、顧客はそれを自分の環境のなかの特定部分の自動化に使っているが、時にはCode Centralの公開スクリプトが人気を博し、有償の新製品につながるヒントをVMware社に与えてくれることもある。
これは、親会社のQuest社がかなり以前に無償でリリースしたPowerGUIコンソール用拡張機能の「Virtualization EcoShell」というPowerShell用無償スクリプトIDEを先ごろ投入したVizioncore社がとった戦略と同じものだ。
Quest/Vizioncore社はさらに、忠実なデベロッパーコミュニティーを育成し、そのメンバーが「vControl」という自社の新しい自動化製品を拡張する何か驚くべきものを作り出せないか見極めるべく、これらのツールを無償配布している。
ラベル: Platform Orchestration, VMware
リリース:icomasoft VI PowerScripter Professional 1.5(20090602-4)
最初のリリースから7カ月、スイスの新興企業、icomasoft社がフラグシップ製品である「VI PowerScripter」のバージョンを1.5にアップグレードする準備を整えてきた。
この新バージョンではVMware vSphereを試験サポート(vCenter 4.0 GUIとも統合)している。
icomasoft社にとっては残念だが、仮想化市場で有数の人気を誇るVizioncore社も、競合製品で、VI PowerScripterの機能をすべて無償で実現すると思われる「EcoShell」を先ごろ発売している。
リリース:Quest/Vizioncore vControl 1.0(20090601-4)
Quest社の子会社であるVizioncore社は3月初旬、VMwareだけでなく、複数のハイパーバイザーをサポートし、それらに洗練された自動化レイヤ適用する管理ソリューションを発売する計画をようやく公開した。
この計画は、5月初旬の「vControl 1.6」発売によって実際の製品となった。
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同製品は、プラットフォーム管理ツールで通常予想される多くの機能を初公開時から搭載している。
- 複数の仮想化プラットフォームのサポート(「VMware ESX/ESXi」、「Microsoft Hyper-V」、および「Citrix XenServer」。「Sun Solaris Zones」は今後のリリースで対応)
- 管理ウェブポータル
- セルフサービスウェブポータル
- 自動ワークフロー
新しいワークフローを構築するために、設定不要のワークフローやアクションのほか、ビジュアルワークフローエディタを提供し、アクションを組み合わせ、自社製スクリプト、Web Servicesインターフェース、そしてSDKを組み込んでサードパーティーシステムへの統合を実現する。 - 仮想マシンのフェイルオーバー
- 仮想インフラの発見
興味深いことに、vControlは、Vizioncore社が先ごろ発売した別の新製品である無償の「Virtualization EcoShell」を使って開発したスクリプトを読み込んで利用することが可能になっている。
vControlの価格はソケットあたり399.00ドル。
これに従って仮想化レーダーを更新した。
何としてでもVMware社の顧客を狙う構えのBMC社(20090218-7)
BMC社はこれまで、仮想化市場における適切な立場の確保に向けてほとんど何もしてこなかった。
もちろん、同社は多くの自社製品でVMware社の技術をサポートしているし、2008年3月にはBladeLogic社の買収にも踏み切ったが、それ以外に同社の仮想化に対する強い意気込みは感じられない。2月18日まではそうだった。
VMware社の顧客は、数週間もしくは数カ月以内に販売代理店が「BMC Service Automation」ソリューションの販売にかつてないほど力を入れてきても驚かないことである。そこにはそれ相当の理由があるからだ。
BMC社はこの分野のポートフォリオに以下を用意している。
- 「BMC BladeLogic Operations Manager」(「BMC BladeLogic Compliance Manager」を含む)
- 「BMC BladeLogic Application Release Manager」
- 「BMC Configuration Automation for Networks」
- 「BMC Configuration Automation for Clients」
- 「BMC Run Book Automation」
これらの製品の平均価格は20万ドルを超えており、BMC社は現在、各製品に20%という驚きの紹介料を支払っている。
自社製データセンタオーケストレーション製品の「vCenter Orchestrator」(おそらくは、2007年9月に獲得した「Dunes VS-O」)のリリースが近づいているにもかかわらず、VMware社はこのニュースを2月18日にチャネル経由で幅広く伝えた。
強力なライバルが市場に参入してくることはBMC社にも分かっている、BMC社も仮想化分野参入をようやく決断した、BladeLogicソリューションが予想ほど関心を引けていない(簡単には売れていない)、あるいは経済が非常に悪いなど、この大胆な紹介プログラムの背景には複数の理由が考えられるのだ。
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