ニュースヘッドライン
ツール:vmClient(20100309-4)
著名な仮想化専門家(兼ブロガー)のEric Sloof氏が、「vmClient」と呼ばれるツールをリリースした。
vmClientは機能を最小限に抑えた管理コンソールで、空のウィンドウフレームとして表示される。
そこにはメニューバーがあり、VMware vCenter ServerもしくはESX/ESXiホストによってホスティングされた仮想マシンが一覧表示される。
リスト中の各仮想マシンは電源のオン/オフ、サスペンド、および再起動が可能となっている。ユーザがこれらへの接続を試みると、空のvmClientフレームにVMware MKSコンソール(VNC)セッションとゲストOSが表示される。
ラベル: Platform Management, Tools, VMware
リリース:Convirture ConVirt 2.0(20100304-7)
「ConVirt」(旧XenMan)は、XenやKVMをはじめとする複数のハイパーバイザーをサポートするオープンソース管理コンソール。
2006年に初めて登場した同製品は、2009年3月再投入され、非常に大きなポテンシャルを示した。
それから1年、ConVirtを開発するConvirture社が再び注目に値する機能を搭載してきたバージョン2.0をリリースする。
- 新アーキテクチャ
Ajaxウェブフロントエンドで開発され、仮想インフラ全体で複数の管理者とバックエンドデータレポジトリをサポート - パフォーマンスのトレンドレポート
データレポジトリの履歴情報に関するインタラクティブグラフを作成する機能 - テンプレートコンプライアンスのトラッキング
オリジナルのテンプレートからの仮想マシンの変更を追跡して不一致部分にフラグを立てる機能 - データセンタの全体監視
各ホストでコンフィギュレーションをチェックするのではなく、ストレージとネットワークの両方の資源を1台のコンソールから監視可能
同社はこの製品を今もオープンソースとして提供しているが、「Enterprise Edition」(現在ベータテスト中)の投入によって収益も確保しようと試みている。
この製品にはオープンソースエディションに加えて以下の機能が搭載されている。
- ダイナミック・リソースアロケーション(リソースプール経由)
- 高可用性(ホスト/仮想マシンフェイルオーバー経由)
- 仮想マシンバックアップ(スケジュール/オンデマンドの両対応)
- ネットワーク/ストレージの自動コンフィギュレーション(複数のホストにまたがるVLANおよびSANのセットアップ)
- ロールベースのアクセスコントロール
- 警告と電子メール通知
- CLIおよびAPI
ラベル: Convirture, KVM, Platform Management, Releases, Xen
VMware社がEMC Ionix社の資産を取得して物理レイヤを掌握(20100303-3)
VMware社は先週、RTO Software社の資産買収とともに同社の親会社であるEMC社の複数の資産の取得も発表した。
この2億ドルの買収には、いずれもEMC Ionix社のインフラ管理ポートフォリオの部品である「Server Configuration Manager」(Configuresoft社)、「FastScale」、「Application Discovery Manager」(nLayers社)、および「Service Manager」(Infra社)が含まれる。
- 2009年6月に買収したConfiguresoft社は1999年設立(当時の社名はFundamental Software社)で、当初は物理レイヤに力を入れていたコンフィギュレーション管理ベンダー。同社が仮想インフラとVMware社に焦点を移したのは2008年初頭になってからのことだ。
- 2009年8月に買収したFastScale社は、2007年設立の新興企業で、OSの最適化、基盤ハードウェアや仮想インフラへの導入、単一アプリケーション構造としてのそれらの管理を専門にしている。
同社はVMware社のインフラ対応を当初うたっていたが、その後徐々に物理レイヤのサポートを売り出してきた。 - 2006年6月に買収したnLayers社は2003年設立の新興企業で、ネットワークの検疫とパフォーマンスのトラブルシューティングに重点を置いている。
主に物理インフラをサポートし、VMware AppSpeedとの類似点が容易に分かる(B-hive社から2008年5月に獲得し、以前は物理ハードウェアもサポートしていた)。 - 2008年3月に買収したInfra社は1991年設立で、サービスデスク管理(インシデント管理や問題管理を含む)、変更管理、リリース管理、コンフィギュレーション管理(統合CMDBを含む)、可用性管理、そしてサービスレベル管理に重点を置いている。
ちょうど1年前、virtualization.infoはVMware社が徐々にインフラ管理会社へと変貌していること、そしてもうすぐ物理レイヤの覇権を巡ってBMC社、CA社、HP社、そしてIBM社と競合するようになると指摘している。
その当時、仮想化ベンダーとの直接競合から深刻な影響を受けるHP社は、インフラ管理の巨大企業を目指すためのUCMDBがVMware社には欠けていると指摘した。
さてVMware社は今、EMC社のおかげでInfra社のものを手に入れた。
この買収でもう1つ興味深いのが、VMware社とCisco社とEMC社のファブリックコンピューティングに対するアプローチ である「Vblocks」内でハイパーバイザー、ネットワーク、そしてストレージレイヤをつなぎ合わせるために使うIonix Unified Infrastructure Manager(UIM)をEMC社が引き続きコントロールしていることだ。
VMware社とEMC社は、HP社との関係をこれ以上危険にさらさないようUIMを合意内容から排除することにしたのかもしれないが、この重要なコンポーネントはいつまでEMC社の手中にとどまるのだろうか?
1月のZimbra社買収により、VMware社は既に自社を新しい形で売り込んでいる。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)この買収は、データセンタ、デスクトップ、アプリケーション開発、そしてコアITサービスの複雑性を排除し、根本的により効率的で新しいアプローチをITに提供するVMware社の使命をさらに推し進めることになる。
EMC社の資産獲得により、VMware社が物理レイヤも掌握しようとしていることが最終的に確認される。そして、これでもまだ十分に明確ではない場合のために、同社の最高経営責任者(CEO)、Paul Maritz氏がプレス発表のなかで明確にしている(強調部分)。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)VMware社の社長兼最高経営責任者(CEO)、Paul Maritz氏は、「顧客は現代のITアーキテクチャ基盤、そしてクラウドコンピューティングへの道として仮想化を次第に活用するようになる。 この進化に欠かせないのは、仮想化されたアプリケーションから基盤の物理インフラに至るまで可視性とコンプライアンスを実現する力だ。 Ionix社の製品や専門知識の獲得により、プライベートクラウドインフラ用次世代管理プラットフォームとしてのVMware vCenterのさらなる確立が期待される。
…
獲得したEMC社の製品と専門知識は、VMware社の既存の活動を補完し、ダイナミック仮想化環境の厳しいコンプライアンス標準を満たす機能によってVMware vCenter製品ファミリーを拡張するようになる。 この新機能により、基盤の物理資産からアプリケーションに至る完全なITサービスのコンフィギュレーションコンプライアンスを全体的に見られるようになる…
ほかにも、仮想化/クラウドプラットフォーム担当の主任管理アーキテクトであるBen Verghese氏のこちらの投稿に物理レイヤへの言及がある。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)われわれは先ごろ、非常にダイナミックな仮想化環境でvCenterと密接に協力してコンフィギュレーション管理とポリシーへのコンプライアンスを提供するConfigControl製品を発表した。Ionix Server Configuration Managerは、この機能を2つの重要な方法で強化する。まず、仮想化の有無にかかわらず、サーバ上でゲストOSとアプリケーションコンフィギュレーションの可視性を追加する。そして、ESXのハードニングガイドからHIPAAやPCIまでのコンプライアンスレポート機能を内蔵する。Ionix Application Discovery Manager製品(nLayers社)は仮想および物理の複数のサーバにコンポーネントがある複雑なアプリケーションを自動的に検出する。統合完了時のこれら3製品の組み合わせは、コアに仮想インフラを持つ幅広いドメイン間で包括的なコンフィギュレーション/コンプライアンス機能を実現するが、隣接するOS、複雑なアプリケーション、そして必要であれば物理ハードウェアにまで拡張する。
したがって、基本的には「仮想化(そしてクラウドコンピューティング)会社のVMware社」は忘れてかまわない。
かなり早い時期(おそらく2011年上半期)には「基盤からサービスおよび買い取り型のアプリケーションまでに対応するインフラ管理会社のVMware社」が誕生する。
これは、HP社、IBM社、およびDell社との関係に即座に影響を与えることになる。しかしそれ以上に、これはVMware社とMicrosoft社との競争を大幅に拡大させることになる。
もはや、Virtual Machine Managerが提供するのはハイパーバイザーと管理機能だけではない。これは、System Centerファミリー全体とデータセンタ内でのMicrosoft社のマーケットシェアにとっての脅威となるだろう。
ラベル: Acquisitions, EMC, Platform Management, VMware
Microsoft社がSystem Center Essentials 2010に仮想化機能を統合(20100121-3)
「System Center Data Protection Manager(SCDPM)2010」や「Visual Studio Team System(VSTS)2010 Lab Management」と一緒に、Microsoft社は仮想化機能を拡張するもう1つの製品もリリースしようとしている。「System Center Essentials(SCE)2010」だ。
Essentials(実際はHyper-V用管理スイートの1つであるCitrix Essentialsとの混同に注意)は複数のSystem Center製品をバンドルして1つの管理コンソールで統合しており、最大50台のサーバと500台のクライアントをサポートする。
現行バージョンのSCE 2007は、「System Center Operation Manager(SCOM)2007」と「Windows Server Update Services(WSUS)3.0」をまとめている。
System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)エンジンが含まれていないため、Hyper-Vを管理する機能はない。
そのかわり、現在Release Candidateに到達しており、まもなく登場するバージョンにはSCVMM 2008 R2エンジンが搭載されるため、顧客は仮想マシンの作成と運用、P2VとV2Vの移行、テンプレートやスナップショットの操作などができるようになる。
SCE 2010がSCVMM 2008 R2のようにVMware環境を管理できるようになるかどうかは明らかになっていない。
Microsoft社はこちらに14分のデモを公開している。
ラベル: Microsoft, Platform Management
リリース:Reflex Systems Virtualization Management Center 2.0(20090916-5)
Reflex Systems社(旧Reflex Security社)は、2008年11月に社名を変更し、戦略を立て直して以来かなり積極的な活動を展開している。
同社は3月、Dell社との間でOEM契約を結び、ISS社(IBM社により買収)から新しい営業担当バイスプレジデントを招き入れ、4月には第1回目の資金調達を実施して850万ドルを確保した。
Reflex Systems社はVMworld 2009の開幕2週間前、同社の(新しい)フラグシップ製品である「Virtualization Management Center」(VMC)の2番目のバージョンを投入した。
VMC 2.0は膨大な数の新機能を搭載してきた。
- ポリシー準拠を強化する新エンジン(vTrust)- VMware VMsafe認証済み
- 新しいエージェント不要のソフトウェア棚卸しエンジン
- Cisco Nexus 1000Vのサポート(Reflex社では2009年第4四半期に新たなAPIレベルの統合を計画中)
- 新しいCloud API(コントロール仮想インフラのマルチテナント管理を実現)
これらの新機能により、Reflex Systems社はManageIQ社などのVMライフサイクル管理ベンダー各社をあらゆる方面から追撃していく。
既にライバルを検討中の(わずかな数の)顧客の関心をこの新規参入ベンダーがいかに容易に集めることができるかどうかは、これから見極めることになる。
また、Reflex Systems社がこれまで用意していた「Virtual Security Appliance」(VSA)が同社のウェブサイトから完全に消えていることもお知らせしておきたい。
Virtual Computer社がXenoCode社と提携(20090915-2)
Virtual Iron社(Oracle社により5月に買収)の創業者により設立されたVirtual Computer社が、各種仮想化技術を大量に利用して「NxTop Center」管理ソリューションを進化させ続けている。
同社には既に、Xenベースのクライアントハイパーバイザーに加え、仮想マシン、 スナップショット、およびクローンを使って適切なシステム環境を適切にカスタマイズ(業界ではこれをペルソナ と呼ぶようになっている)して適切なユーザに配信するかなり複雑なウェブベースのコンソールがある。
さらに、今度は既にNovell社とOEM契約を結んでいるアプリケーション仮想化技術ベンダーのXenoCode社と技術提携を結んだ成果により、アプリケーションレイヤの管理も簡略化してきた。
Novell社との提携とは異なり、Virtual Computer社は「XenoCode Virtual Application Studioの」のOEM供給を受けるわけではない。
同社は、XenoCode技術で仮想化されたアプリケーションを、NxTop仮想マシン内で購入後そのままの状態でサポートしているに過ぎない。
革新的なことではないものの、Virtual Computer社はこのようにすることで、Citrix社やVMware社からまもなく登場するライバル製品と競合できる包括的なVDIスタックの構築を黙々と進めている。
ラベル: Alliances, Platform Management, VDI, Virtual Computer, XenoCode
リリース:ManageIQ EVM Suite 2.3(20090914-3)
長い間表舞台から隠れていたManageIQ社がようやくその存在感を示そうとしており、「Enterprise Virtualization Manager(EVM)Suite」をアップデートしてきた。
同新興企業は、既に非常に優れた出来栄えの「EVM Suite 2.0」の機能拡張に1年以上を費やした。新しいバージョン2.3は「VMware vSphere 4.0」を新たにサポートしてきた。
- ESX 4/4iホストのエージェントレス管理
- VMware vCenter 4.0とVirtualCenter 3.xのフェデレーション
- 準拠強化におけるVMware VMsafe APIのサポート
- VMware vCenter Orchestratorとの統合
このサポートにより、ManageIQ社はセルフサービスプロビジョニング、仮想マシンライフサイクル管理、キャパシティプラニング、およびチャージバック分析などの多数の分野でvSphereを拡張できるようになる。
virtualization.infoはVMworld 2009でこの新バージョンが動作する様子を見る機会に恵まれており、その膨大なポテンシャルは確認済みだ。
残念ながら、目にしたことだけで記事を書くにはEVMはあまりに複雑で内容が濃い。いずれにしても、数カ月以内には完全なレビューを公表する計画だ。
ラベル: ManageIQ, Platform Management, Platform Orchestration, Releases
VMware社がESXi用無償ウェブ管理サービスのGoを投入へ(20090831-1)
Forbesは8月28日、vSphereクラウドコンピューティングプラットフォームの採用加速に向けたVMware社の構想である「vCloud Express」がまもなく登場することを明らかにした。
そして今度は、eWEEKがVMworldで明らかになるはずのサプライズを台無しにしてきた。ESXi用の無償ウェブ管理サービス、「VMware Go」だ。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)…
ウェブベースの同サービスは、VMware社から無償ダウンロード可能なESXiハイパーバイザーの「VMware ESXi」のインストレーションとコンフィギュレーションを自動化する。VMware社のサーバ製品マーケティング担当バイスプレジデント、Bogomil Balkansky氏はeWEEKに対し、VMware Goを使えばSMBの顧客は「簡単なマウス操作だけでESXiのセットアップ処理を片付けることができる」と語っている。
…
VMware Goは、専用サイトから2009年8月31日にベータ版の形で顧客に提供される。 Balkansky氏によると、一般向けの公開は2009年第4四半期になる予定だという。
eWEEKで言及されている専用サイトはhttp://www.vmware.com/go/vmware-go/だが、まだアクセスすることはできない。
アクセスはVMware社が同製品を発表した直後から可能になる。
ラベル: Platform Management, VMware
リリース:Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008 R2(200908024-8)
数時間前、Microsoft社の仮想化管理ソリューション、「System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2008 R2」が製品版に到達した。
かねてからの予測通り、製品版は「Windows Server 2008 R2」、「Hyper-V R2」、そして「Hyper-V Server 2008 R2」がMicrosoft社のパートナー各社にリリースされてからわずか数週間後の登場となった。
このリリースに搭載されている最も重要な新機能が待望の仮想マシンライブマイグレーションだ。
いずれにしても、Microsoft社は6月上旬、Quick Storage MotionやVMwareポートグループのサポートといった歓迎すべき機能をSCVMM 2008 R2 Release Candidateに搭載してユーザを驚かせている。
Release Candidateは全機能が固定されるものだが、同社は製品版に想定外の機能を追加してきた。「VMware vSphere 4.0」の(一部)サポートだ。
基本的に、Microsoft社は新しいVMware社のプラットフォームをVI3.5と同じ機能に限定してサポートしている。VMware社が用意する新機能のいくつかは、今後のSCVMMのアップデートでサポートされるようになる。
virtualization.infoでは全機能セットの詳細をこちらで解説している。
Microsoft社では既に、同製品の試用版をDownloadサイトで公開している。
一方の完全版は、まず最初にVolume Licenseの顧客に向けて10月1日から提供が開始される。
ラベル: Microsoft, Platform Management, Releases
リリース:Veeam nworks for VMware 5.0 / Backup&Replicator 3.1.1(200908024-1)
Veeam社は、同社製品のアップデートをここ数週間で2つリリースした。
そして、最も重要なのが「nworks Management Pack 5.0 for Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)2007」だ。
Veeam社は2008年6月に未公表額でnworks社を買収している。
nworks社の管理スイートは、新しい経営陣の下でメジャーアップデート(4.0)を2008年12月に受け、さらに今回の新バージョンとなった。
この5.0リリースには以下のような重要な仕様が加わった。
- VMware vSphere 4.0のサポート
(同製品は、VMware DPM、ホストプロファイル、vApps、そしてVMware FTを監視するようあらかじめコンフィギュレーションされている) - nworks Collectorsをコンフィギュレーションするための新しいウェブ管理コンソール
- Collectorsの可用性(Collectorがハートビートを出さない場合、欠陥のあるエージェントの監視処理を同製品が自動的にネットワーク上のほかの利用可能なものに再分散する)
Veeam社は「Backup&Replicator」製品のマイナーアップデート(3.1.1)もリリースした。
3.1のわずか2カ月後に登場したこの新バージョンはバグ修正がメインだが新機能も1つある。同製品は速度が遅く信頼性の低いリンク上でのレプリケーションをサポートするようになった。
ラベル: Disaster Recovery, Platform Management, Releases, Veeam
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