ニュースヘッドライン

3/16/2010 IBM社が仮想ラボホスティング用のKVMベースのIaaS(ベータ)クラウドを立ち上げ - 記事更新(20100316-8)
3/15/2010 レビュー:Virtual Bridges VERDE 3.0(20100315-2)
3/04/2010 リリース:Convirture ConVirt 2.0(20100304-7)
3/02/2010 Novell社が2010年中にSLES 11でKVMをフルサポートへ(20100302-3)
Novell社と提携し、KVMに対する関心について説明するCitrix社(20100302-2)
2/12/2010 Red Hat社に続いてNovell社もKVMへ取り組みへ(20100212-2)
2/11/2010 Red Hat社がRHEL 5.5にKVMメモリバルーニングを搭載へ - 記事更新(20100211-5)
1/25/2010 XenからKVMへの移行簡略化など機能満載のFedora 13(20100125-2)
12/28/2009 Red Hat社がWindowsゲストOS用SPICEドライバをリリース(20091228-5)
12/10/2009 Red Hat SPICEプロトコルがオープンソース化(20091210-3)
10/13/2009 Microsoft社がHyper-VでRHELを認定し、KVM上でのWindows対応を認証(20091013-2)
9/14/2009 KVM搭載Enterprise Linux 5.4をリリースするも、そのほかすべてに遅れが出るRed Hat社(20090914-5)
8/27/2009 Red Hat社の新プラットフォームの詳細が明らかに(20090827-4)
8/24/2009 Citrix Open vSwitchがネットに登場(200908024-10)
Red Hat社製品が近い将来VMware ESXに対応か(200908024-7)
Red Hat社がWindows用のKVM準仮想化ドライバをオープンソースでリリース(200908024-6)
8/07/2009 Red Hat社の仮想化管理ソリューションはまだバージョン0.80?(20090807-6)
8/04/2009 リリース:Virtual Bridges VERDE 2.0(20090804-1)
7/15/2009 Red Hat社には仮想化の顧客に質の高いサポートは提供できないとするOracle社(20090715-4)
7/07/2009 Red Hat Enterprise Linux 5.4がKVMを搭載してベータに突入(20090707-4)
6/25/2009 Red Hat社のKVMベース仮想化製品が9月1日に登場へ(20090625-4)
6/11/2009 議論の続くLinuxカーネルへのXen統合(20090611-2)
5/13/2009 Cisco社がVMwareだけでなくKVMも使用する理由(20090513-2)
4/29/2009 企業がVMware社やCitrix社のハイパーバイザーではなくKVMを好む理由(20090429-3)
4/16/2009 Linux FoundationはXenからKVMへの移行を推奨か?(20090416-8)
3/16/2009 リリース:Convirture ConVirt 1.0(20090316-6)
3/05/2009 Red Hat社が新しい仮想化戦略をついに公開(20090305-5)
1/16/2009 Microsoft社は(Cisco版)KVMでWindowsをサポートするか?(20090116-4)
1/15/2009 KVMがAMD社のIOMMUを新たにサポート(20090115-3)
12/29/2008 Linux Kernel 2.6.28のKVMがIntel VT-dをサポート、ネステド仮想化もまもなく登場(20081229-7)
12/08/2008 IBM社がKVMベースのVirtual Bridges VDIを再販(20081208-6)
12/03/2008 Red Hat Enterprise Linuxが2009年前半にKVM搭載へ(20081203-3)
11/20/2008 KVMの仮想化の未来について示唆するRed Hat社のCEO(20081120-5)
11/10/2008 Intelから自社CPUへのKVM仮想マシンのライブマイグレーションを行うAMD社(20081110-4)
10/22/2008 Fedora 10にはXenが搭載されず、KVMの独走が続く(20081022-2)

IBM社が仮想ラボホスティング用のKVMベースのIaaS(ベータ)クラウドを立ち上げ - 記事更新(20100316-8)

3/16/2010   |   原文はこちら (English)

ibm logo

IBM社は3月16日、ソフトウェア開発/テスト用の新しいクラウドコンピューティング・プラットフォームのバージョン2を立ち上げる。
同サービスは、2008年4月から米新興企業のSkytap社が提供しているものと似通った仮想ラボ自動化システム施設に近いようだ。

CNETの報道によると、このサービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS)クラウドは、KVMをベースにした新しいRed Hat Enterprise Virtualization Hypervisor(REVH)によって運用されている。
確認されれば、これは新しいRed Hat仮想化プラットフォームで現在最も規模が大きく最も重要なケーススタディーとなる。

IBM社ではその仕組みを紹介する短いビデオを公開している。

 

このクラウドサービスは、IBM社が2009年10月に投入した「Smart Business Desktop」と呼ばれるプラットフォームの拡張となっている。「Smart Business Desktop Clouds」と呼ばれる部分は、仮想デスクトップとして機能し、VMware社、Citrix社、Desktone社、およびWyse社の技術によって動作する。

皮肉なことに、ウェブサイトにあるDesktop Cloudsのセクションはエラーが発生し、新しい顧客は同サービスにアクセスすることができない。同クラウドは回復力があるはずだが、それを宣伝するウェブページにはないようだ。


最新情報: Red Hat社が公式発表を行い、IBM社の新サービスが同社のKVMベースのプラットフォームで運用されていることを正式に認めた。 

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レビュー:Virtual Bridges VERDE 3.0(20100315-2)

3/15/2010   |   原文はこちら (English)

virtualbridges logo

BrianMadden.comは先ごろ、Virtual Bridges社が2009年12月から販売しているKVMベースのVDIプラットフォームである「VERDE 3.0」の大規模なレビューを公開した。

このレビューの要点をいくつか紹介する。

  • 操作はほぼ100%コマンドラインで行う(4月に登場予定のバージョン4.0ではサーバ管理用GUIが投入される)。
  • サポートされるプロトコルはRDPと、Virtual Bridges社によるRFBのインプリメンテーション(VNCが利用)。
    VERDEのRFBはかなり高速で、Virtual Bridges社の主張によると、RDP 5より優れているという。
    Red Hat SPICEプロトコルのオープンソースバージョンは役に立たないが、将来採用される可能性はある。
  • Active Directoryの統合はLikewiseのようなサードパーティー製品でサポートされているが、Single Sign On(SSO)の用意はない。
  • 5層(サテライトサーバ、マスタサーバ、ワークステーション、認証サーバ、およびストレージ)のコンフィギュレーションが必要なため、VERDE Clusterのセットアップは複雑になっている。
    RDPは部分的にだけサポートされている(バージョン4.0では変わる)。
  • プロプライエタリなプロトコルのSMARTは、オフラインのVDIシナリオにおいてサーバとワークステーションの間での仮想デスクトップイメージの同期に利用される。
    SMARTはWAN全体で仮想デスクトップレプリケーションを行う事業所のシナリオをサポートする。
  • クライアント側のプリントには、PDFベースのユニバーサルプリントソリューションを利用する。
  • ユーザデータは2つ目のドライブレターを使ってOSと切り分けられる。

価格設定の詳細にも踏み込んでいるのでコメントも一読に値する。ぜひお読みいただきたい。

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リリース:Convirture ConVirt 2.0(20100304-7)

3/04/2010   |   原文はこちら (English)

convirture logo

「ConVirt」(旧XenMan)は、XenやKVMをはじめとする複数のハイパーバイザーをサポートするオープンソース管理コンソール。 
2006年に初めて登場した同製品は、2009年3月再投入され、非常に大きなポテンシャルを示した。

それから1年、ConVirtを開発するConvirture社が再び注目に値する機能を搭載してきたバージョン2.0をリリースする

  • 新アーキテクチャ
    Ajaxウェブフロントエンドで開発され、仮想インフラ全体で複数の管理者とバックエンドデータレポジトリをサポート
  • パフォーマンスのトレンドレポート
    データレポジトリの履歴情報に関するインタラクティブグラフを作成する機能
  • テンプレートコンプライアンスのトラッキング
    オリジナルのテンプレートからの仮想マシンの変更を追跡して不一致部分にフラグを立てる機能
  • データセンタの全体監視
    各ホストでコンフィギュレーションをチェックするのではなく、ストレージとネットワークの両方の資源を1台のコンソールから監視可能

ConVirt20

同社はこの製品を今もオープンソースとして提供しているが、「Enterprise Edition」(現在ベータテスト中)の投入によって収益も確保しようと試みている。

この製品にはオープンソースエディションに加えて以下の機能が搭載されている。

  • ダイナミック・リソースアロケーション(リソースプール経由)
  • 高可用性(ホスト/仮想マシンフェイルオーバー経由)
  • 仮想マシンバックアップ(スケジュール/オンデマンドの両対応)
  • ネットワーク/ストレージの自動コンフィギュレーション(複数のホストにまたがるVLANおよびSANのセットアップ)
  • ロールベースのアクセスコントロール
  • 警告と電子メール通知
  • CLIおよびAPI

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Novell社が2010年中にSLES 11でKVMをフルサポートへ(20100302-3)

3/02/2010   |   原文はこちら (English)

novell logo

Novell社がKVMに対してさらなる重点を置いてきたことには誰もが気付いた。
複数のニュースサイトは、Red Hat社の動きに続き、これがNovell社によるXen切り捨ての第一歩かもしれないと指摘してきた。そうなると、最終的にはXenがコミュニティー主導のオープンソースハイパーバイザーではなくなってしまうことになる。

この全体的な考え方は、Xenの実証に向けてできる限り多くのパートナーを味方にしたいCitrix社にとって不都合であり、顧客がほか(つまりVMware社、Citrix社、Oracle社)に目を向け始めるのを避けたいNovell社にとっても間違いなく不都合だ。

Xenの完全な代用にはなれないが、場合によってはKVMも理にかなうという説明をCitrix社が加えても、Novell社はとにかく両仮想化プラットフォームをサポートする意向を明確にしてしまった。

それにもかかわらず、AlacrityVMに対する注目は、2010年中にリリースされるSUSE Linux Enterprise Server 11でKVMをフルサポートすることを(非公式に)発表する必要に迫られた同社を喜ばせたに違いない。

もし市場がKVMに対して本当に関心を示しているならば、Novell社は他社以上にチャンスを活かしてくるかもしれない。PlateSpin社の買収により、同社は市場有数のP2V/V2V移行ツールを獲得した。これは、XenからKVMへの移行を考える企業に容易に売れるようになるだろう。

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Novell社と提携し、KVMに対する関心について説明するCitrix社(20100302-2)

3/02/2010   |   原文はこちら (English)

citrix logo

novell logo

2週間ほど前、Citrix社は仮想化に関するNovell社との新たな提携を発表した

この提携は2つの部分に分かれている。
1つ目は、SUSE Linux Enterprise ServerをXenServerのゲストOSとして運用する顧客に対する共同技術サポートの提供だ。
そして2つ目は、Platespin Reconの使用をCitrix社とそのSolutions Advisorsパートナー各社に認めるものとなっている。

Xenのインプリメンテーションを見ればNovell社はCitrix社のライバルだとも考えられるが、今のところ、Citrix社にはハイパーバイザーレイヤではどこと競合することにも全く関心がないのが現実だ。
Citrix社の戦略は、できる限り多くのハイパーバイザー上にXenDesktopを置くことに重点を置いている。そして、これにはESX、Hyper-V、そしてもちろんあらゆる種類のXenも含まれる。
したがって、Novell版XenはCitrix用VDIを売り込む新たなチャンスに過ぎない。

同時に、Xenに対するNovell社の意気込みは、Citrix社が使っているハイパーバイザーが開発者や顧客を抱えておくための主要基盤であり、Citrix社がそれを台無しにしないよう懸命であることを実証している。
(Red Hat社に続き)また別のベンダーがXenを切り捨てようとしていると顧客が考える前に、Novell社がKVMにますます重点を置きつつあることを明確にする必要があるのだ。
Citrix社最高技術責任者(CTO)のSimon Crosby氏が、Novell社やRed Hat社の投資判断や、Oracle VMに対する関心の高まりにつながったKVMの価値や欠点に関する驚くべき実態を明らかにしたのはそれが理由だと思われる。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Linuxベンダーは、KVMがディストリビューションのエンジニアリング、テスト、パッケージングを大幅に簡略化する点を認識することが重要だ。KVMはカーネル搭載のドライバだが、XenはLinuxカーネルのparavirt_opsをサポートしても、ベンダーがXenとそのツールスタックの特定のリリースを選択し、それを特定のkernel.orgカーネルと統合して徹底的にテストしなければならない。kernel.orgから統合済みのカーネルとハイパーバイザーを入手するだけでは済まない。したがって、ディストリビューションが徐々にハイパーバイザーとしてKVMに重点を置いていくと想定するのは至極当然のことである。KVMはこの点で極めて強力だと思う。しかし、最終的な選択はエンドユーザがどのように仮想化を取得し、使いこなしたいかに依存してくる。

顧客がLinuxを購入し、インストールし、運用して仮想化を実現するというようなユースケースの場合、KVMはいずれ素晴らしい働きをすることだろう。その一方で、もし完全な仮想インフラプラットフォームを使ってゲストOSに対して完全に不可知の仮想化プラットフォームを導入する見通しのユーザは、OS不可知のタイプ1ハイパーバイザー(xen.org Xen Cloud Platform、Citrix XenServer、OracleVM、VMware vSphere)を採用することになるだろう。以前、OSにバンドルされたハイパーバイザーには市場へ浸透するにあたって固有の利点と欠点の両方があると主張したことがある。既存のOSに仮想化を含む新バージョンのOSで取って代わるチャンスがあるのだ。欠点は、競合各社の製品を非常にうまく仮想化したOSベンダーが存在しないことであり、実際のところ、戦略的にそのようなことになる可能性は低い。単刀直入に言うと、各社は今のところ、そこそこの開発程度しかしていないのだ…

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Red Hat社に続いてNovell社もKVMへ取り組みへ(20100212-2)

2/12/2010   |   原文はこちら (English)

novell logo

Red Hat社がXenからKVMへ仮想化技術を切り替えることを2008年6月に発表したときは大きな反響があった。

このプラットフォームがかなり新しいこと、創案者とメインテナーが設立間もない新興企業のQumranet社であること、そしてそのなかでアプリケーションを実際にサポートするISVが不在であることを考えると、それは危険な動きだった。
その一方で、KVMは開発からわずか6カ月でLinuxカーネルに統合されRed Hat社はその後Qumranet社を買収してその知識、人材、そして影響を獲得して危険な投資から最大の利益を得た。
そして、どこもRed Hat社に追従せず、Citrix社、Virtual Iron社、Oracle社、Sun社、そしてもちろん強力なライバルのNovell社も引き続きXenに取り組んだ。

ここで2009年後半まで話を進めると、Red Hat社がようやくKVMの商用インプリメンテーションを公開する準備を整え、「Enterprise Linux(RHEL)5.4」「Enterprise Virtualization Hypervisor(REVH)」、そして「Virtualization Manager for Servers(REVMS)」を投入した。
KVMの商用インプリメンテーションを提供している仮想化ベンダーは相変わらずRed Hat社だけだが、この状況にもまもなく変化があるかもしれない。

実際のところ、Novell社では「AlacrityVM」というKVMベースの新しいハイパーバイザーについて調査を進めている。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

AlacrityVMはパフォーマンスに重点を置いたハイパーバイザーで、Linux KVMプロジェクトがベースになっている。仮想化された環境は、ネイティブの同等の「ベアメタル」に対して所定のワークロードのパフォーマンスを大幅に低下させる場合が多い。このプロジェクトは、必ずしもそうなるわけではないし、その実現に新奇なハードウェアが必要になるわけでもないとの考えが動機になっている。AlacrityVMは、今日のシステムにおける既存のパフォーマンスボトルネックの大半が、最適とは言えないソフトウェアスタックに単に起因することを示している。ゲスト/ハイパーバイザーの方程式を系統的に特定し、弱い部分を修正することで、仮想化された環境でもネイティブに近いパフォーマンスが現実的に実現可能となる。
われわれはリアルタイム制約、ネットワークQOS、仮想ファイルシステムなどを実現する新機能の追加も目指している。

AlacrityVMまだかなり初期の段階にある(最初の公開版登場は2009年3月)が、Novell社ではまもなく登場する2.6.33に組み込めるよう、それをLinuxメインテナーに既に渡している
だが、Linus Torvalds氏はプロジェクトに対する関心が十分に集まっていないとしてその受け入れを拒否している。

カーネルの一部であろうと何だろうと、これはNovell社がXenの代替製品を検討し、それに投資をしていることを示している。そしてこのことは、2008年3月に(SUSE Enterprise Linuxの機能縮小版と一緒に)仮想化プラットフォーム軽量版のリリース計画を発表しながら未だ発表していないことを考えると特に興味深い。

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Red Hat社がRHEL 5.5にKVMメモリバルーニングを搭載へ - 記事更新(20100211-5)

2/11/2010   |   原文はこちら (English)

redhat logo

Red Hat社は先ごろ、KVMのメモリバルーニング・オーバーコミットテクニックを搭載した「Enterprise Linux(RHEL)5.5」の公開ベータを投入した。

このベータ版はRHEL 5.4になかったvirtio balloonドライバをようやく搭載している。つまり、これはKVM仮想マシンが割り当てられたメモリをランタイムで変更できるようになることを意味する。

KVMは2008年9月にメモリバルーニングを搭載してきたが、エンタープライズLinuxディストリビューションに搭載されるのは今回が初めてとなる。
効率的なメモリオーバーコミットの実現にはこのテクニックだけでは不十分だ(VMware社などでは主張ベースのページ共有とデマンドページングを使用する)との声もあるが、Red Hat社にはKernel SamePage(KSP)とKVMの統合のおかげでRHEL 5.4からコンテントベースのページ共有もある。

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XenからKVMへの移行簡略化など機能満載のFedora 13(20100125-2)

1/25/2010   |   原文はこちら (English)

redhat logo

Red Hat社がサポートするLinux OSのFedoraが、2010年5月にバージョン13に到達し、KVM機能を強化する多数の新機能を投入してくる。

  • Hostinfo
    制限がかかり、厳しくコントロールされた条件下において、ホスト管理者の判断の下、仮想マシンがホストOSの情報や統計を見られるようになる。
  • KVM Stable PCI Addresses
    ほかのデバイスがゲストコンフィギュレーションで追加もしくは削除される際に、KVMゲスト仮想マシン内のデバイスが同じPCIアドレスとアロケーションを引き続き保持できるようになる。
    (これはWindowsゲストがデバイスアドレス変更時の警告や再開を回避するのに特に重要)
  • Shared Network Interface
    ゲスト仮想マシンが物理ネットワークインターフェース(NIC)をほかのゲスト/ホストOSと共有できるようになる。これにより、ゲストが単独でホストマシンと同じネットワークに表示されるようになる。
  • VHostNet
    kvmネットワーキング用にカーネルアクセラレーションを可能にする。
  • VirtAppliances
    管理ツール内の仮想アプライアンスサポートを拡張する。
  • VirtAuthorization
    リモート仮想マシン管理サービスのきめ細かい承認を設定する。
  • VirtVNCResourceTunnel
    VNC回線のトンネリングにより、シリアルコンソールのようなゲストリソースに対するクライアントアクセスと、サウンドカード出力を提供する。
  • VirtioSerial
    この機能は、現行のシングルポートvirtioコンソールデバイスをqemuやkvm上動作するゲストに変更する。ゲストとホストユーザスペース間の簡単なI/O向けでシンプルなキャラクタデバイスとして複数のポートがゲストから見えるようにする。また、このようなデバイスを複数見見えるようにして現行のシングルデバイスの制限を撤廃する。
  • Xen to KVM Migration
    ほとんど何もしなくてもXen仮想マシンからKVM仮想マシンへの自動変換が行われる。
  • Xen pvops Dom0
    pvopsベースカーネル用のDom0サポートで、Fedora 8から欠如していたXenゲストのホスティングをサポートする。
    (現在、Fedorの11および12の両バージョンにはXenハイパーバイザーとツールが含まれているものの、Xen dom0対応カーネルはない)

当然ながら、これらの多くはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)の次期バージョンにも搭載されるかもしれない。これで、KVMプラットフォームがどのように進化していくのかよく分かるようになるだろう。


情報を提供してくれたlinux-kvm.comに謝辞を述べたい。

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Red Hat社がWindowsゲストOS用SPICEドライバをリリース(20091228-5)

12/28/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

Red Hat社は、2008年9月にQumranet社から獲得した「SPICE」リモートデスクトッププロトコル(RDP)をオープンソースでリリースするという大胆な行動に出た。

同社が今度はKVM仮想マシン用のSPICEドライバを提供する。

このパッケージ(現在はWindows XP用のみ)は「Red HAt QXL」と呼ばれる仮想GPUと「Virtual Desktop Interface Port」を作成する。

SPICEdrivers

管理者は、このほかに各Windowsゲスト内にSPICEエージェントをインストールする必要がある。
これで、オープンソースリリースに含まれるSPICEクライアントが仮想マシンに接続できるようになる。


情報を提供してくれたLinux-KVMに謝辞を述べたい。

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Red Hat SPICEプロトコルがオープンソース化(20091210-3)

12/10/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

Red Hat社は、XenをEnterprise Linux OSの一部として採用し、ハードウェア仮想化への取り組みに着手した。 それにもかかわらず、同社は市場に十分浸透してVMware社、Microsoft社、およびCitrix社の強力なライバルになることができていない。 仮想化分野のカギを握るベンダーになるチャンスを広げる試みとして、Red Hat社は勇気ある選択をしようとしている。

まず、 同社はXenをKVMと入れ替え、この比較的新しいプラットフォームを大企業で販売およびサポートする初めての主要ベンダーになろうとしている(IBMもKVMをサポートするが、VDI用として限られたソフトウェアスタックのみ)。

Red Hat社は今回、自社のVDI製品発売を目前に控え、2008年9月にQumranet社から取得したSPICE RDP(リモートデスクトッププロトコル)をオープンソース化してきた。これは、一石を投じる数少ない重要な措置の1つとなっている。

ほかの主力仮想化ベンダーはどこも、VDIに最適化されたパフォーマンスの高いRDPをリリース済み、もしくはリリースしようとしているところだ。Citrix社にはICA/HDXがあり、VMware社とTeradici社はソフトウェア専用のPCoIPをリリースしたばかりで、Microsoft社もCalista社から取得した技術をRDPに統合する見通しだ。 これらに加え、プロプライエタリなプロトコル(VDIworks社やPano Logic社など)や独自のRDP最適化(Quest社やEricom社など)を推進しているところもある。

互換性のない全く新しいプロトコル群のなかにあって、オープンソースの代替製品は間違いなく興味深いものとなる。

SPICEがオープンソース化されれば多くの潜在的な効果がある。 まず第一に、現在、自社の全く新しいサービスとしてのデスクトップ(DaaS)サービスでCitrix HDXプロトコルを使用しているIBM社が即座に関心を示すかもしれない。 次に、Xenに統合される可能性があり、それによりOracle社のような主力ベンダーが開発に参加してくる可能性が増す。 そのほか、どことも交渉することなく、ベンダー各社がこれを自由に拡張し、自社のデバイスに統合できるため、大半のシンクライアントが加わる可能性もある。 大事なことを言い忘れていたが、いずれ自社のIaaSクラウドで異種仮想化プラットフォームへの対応が必要になる多くのクラウドプロバイダーからも支持が集まるかもしれない。

いずれにせよ、最も重要なことは、オープンソース化されたSPICEプロトコルがLinuxカーネルの一部になる可能性があることだ。Qumranet社は既にKVMで、わずか6カ月の開発期間で同様の難題を成功させている。 もしLinuxカーネルがSPICEを統合することになれば、数カ月後にはすべてのディストリビューションがこれを最初から搭載することになるだろう。そしてそれは、すべてのLinuxゲストOSが何もしなくてもVDI対応になることを意味する。

もちろん、SPICEの成功はそのパフォーマンスに大きく依存している。Brian Maddenが、同プロトコルのアーキテクチャと仕様をカバーしたまさにこの点に関する貴重な見解を公開している。

SPICEのオープンソース版はこちらから入手可能。

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Microsoft社がHyper-VでRHELを認定し、KVM上でのWindows対応を認証(20091013-2)

10/13/2009   |   原文はこちら (English)

microsoft logo

redhat logo

Microsoft社とRed Hat社は先週、それぞれのOSであるWindowsとRed Hat Enterprise Linux(RHEL)が、それぞれの仮想化プラットフォームであるHyper-VおよびKVM上で動作することを認証したと発表した

これは、いろいろな意味で重要な発表だ。

まず第一に、WindowsとLinuxの混在環境を持つ顧客も、これでようやくきちんとした選択ができるようになる。 
Novell SUSE Enterprise Linuxと一緒に、Hyper-V(R1およびR2の両方)もRHEL 5.2、5.3、そして新しい5.4をサポートすることになる。

さらに重要なこととして、Microsoft社とRed Hat社はRHEL 5.4搭載のKVMインプリメンテーションでWindows Server 2003、2008、および2008 R2がゲストOSとして使用できることを認証した。

その上、Microsoft社は自社の大半のエンタープライズアプリケーションをKVM仮想マシン内で運用するRed Hatユーザへのサポート提供にも同意した。

これで、ようやくRed Hat社は顧客に具体的な話ができるようになった。
世界中の大半の仮想マシンがWindowsを運用するなか、この必須の処置がなければ、Red Hat社の新しい製品は興味深い未来のプラットフォームに過ぎなくなる。

だが、Server Virtualization Validation Program(SVVP)のおかげで、KVM(少なくともRed Hat社によるKVMインプリメンテーション)はVMware ESX、Citrix XenServer、Novell Xen、およびOracle VM ServerとMicrosoft社技術のサポートの点では同レベルにある。

Red Hat社は、次は本格的な取り組みを早急に見せなければならない。

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KVM搭載Enterprise Linux 5.4をリリースするも、そのほかすべてに遅れが出るRed Hat社(20090914-5)

9/14/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

仮想化コミュニティーの多くがカリフォルニア州サンフランシスコのVMworld 2009で忙しい動きを見せていた9月上旬、Red Hat社は同社の新しい仮想化製品の第一弾をイリノイ州シカゴで開催したSummit 2009でようやくリリースしていた。

市場は、同社が新しい「Enterprise Virtualization Hypervisor」(RHEVH:VMware ESXiやMicrosoft Hyper-V Serverと競合する最小構成バージョンのRHELとKVMの組み合わせ)と、サーバおよびデスクトップ向けの新しい「Enterprise Virtualization Managers」(EVMs)を発売すると想定していたところが、Red Hat社がリリースしたのはRHEL 4.5だけだった

同社は3月、これらの新製品が2009年半ばから18カ月かけて順番にリリースされると発表したが、あるベータテスト担当者が非公式に公表した技術に関するいくつかの詳細を除き、今のところ一般大衆は一切何も知らない。

ただし、シカゴで開催されたRed Hat Summitの参加者(もしくはVMworldのRed Hat社ブース訪問者)にはもう少し情報がある。幸運にも、Red Hat社は同イベントの個別セッションのビデオを複数公表しているので、仮想化関連のものはだれでも見ることができる。

 

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こちらの最初のものについては、Linux-KVM.comが広範にわたって概要を公開している。
浮き彫りにする価値があると思われるポイントをいくつか紹介する。

  • Red Hat社では、コードベースが同じであるため、ベアメタル上でも、RHEL kvm上でも、スタンドアロンkvm上でも、RHEL上でのISVソフトウェア認証をサポートする。
  • RHEVスタンドアロンkvmは、100MB以下と必要容量がかなり小さく、pxeブートなどが簡単に行える。
  • ホストはコアが96、RAMが1Tバイトまで拡張可能。
  • ゲストは最大16vcpusとRAMが256Gバイトまで拡張可能。
  • サポートされるLinuxゲストはRHEL 3、4、5。サポートされるWindowsドライバはWindows XP、2003、および2008用。
  • そのほか、NUMA、パワーマネジメント、メモリページ共有(ksm)などの重要な機能がある。KSMは密度に関連して重要で、当初から製品に搭載される。
    48コアマシンで軽いワークロードのVM。256GバイトのRAMで600台以上のVMが動作可能。
  • 社内および顧客によるテスト結果では、SAPのワークロードが85-95%のパフォーマンス、Oracle OLTPがベアメタルで80-92%。LAMPスタックの方がベアメタルよりパフォーマンスに優れる。Javaはベアメタルで最大94%を達成。
  • 管理ツールは2009年後半にリリースされる。
    ホストでの問題発生時にほかのホスト上でのVMの自動再起動を可能にすることで高可用性をサポート。クラスタレベルのシステムスケジューラ、ライブマイグレーション、および節電モードをサポート。定期メンテナンス中にサーバからvmの自動ライブマイグレーションを行うメンテナンスマネージャも用意。さらに、監視およびレポートツールも搭載。
    テンプレートやシンプロビジョニングを含むイメージ管理をサポート。

    virtualization.infoからのお知らせ:Red Hat社はRed Hat Enterprise Virtualization ManagerのビデオをYouTubeで公開しており、われわれはこれをウェブサイトのサイドバーとvirtualization.tvで公開している。

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Red Hat社の新プラットフォームの詳細が明らかに(20090827-4)

8/27/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

KVMをベースにしたRed Hat社の新しい仮想化製品の正式な発売がわずか数日後に迫っている。

製品名を除き、Red Hat社はこれまでのXenインプリメンテーションに替わる同プラットフォームの情報をほとんど明らかにしていない。

待ちきれないという方のために、Mark Wilson氏がこの製品に関する具体的な情報をいくつか公表している。要チェック(強調部分)である。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

…RHELカーネルとKVMをベースにしたスタンドアロンハイパーバイザーで、そのサイズは100Mバイト未満に収まる見通しだ。

PXE、フラッシュメモリ、ローカルディスク、あるいはSANからの起動に対応し、最大96個のプロセッサコアと1TバイトのRAM、そして最大16個の仮想CPUと256GバイトのRAMを搭載したVMをサポートする。

Red Hat社の主張によると、そのハイパフォーマンス仮想I/OドライバとPCIパススルーダイレクトI/Oにより、RHEVは物理(ベアメタル)ソリューションの98%のパフォーマンスを実現するという。

RHEVにはさらに、今のところ自社のハイパーバイザーで実現できていないのはMicrosoft社だけとなるダイナミックメモリページ共有技術隔離用のSELinuxライブマイグレーションスナップショット、そしてシンプロビジョニングも搭載される。

RHELの3 - 5、そしてWindows 2000からVistaやServer 2008(おそらくもうすぐWindows 7やServer 2008 R2も含まれる)の各ゲストのサポート

RHEVはx64限定のソリューションで、ハードウェアがアシストする仮想化を広範に活用し、方向性I/O(Intel VT-d/AMD IOMMU)PCIシングルルートI/O仮想化でPCIパススルーを確保する。

重要なのは管理の部分となっており、Red Hat社はRHEV Manager製品も投入する。

筆者が感動した(SCVMMでは見覚えがないが間違いかもしれない)のは、検索主導のユーザインターフェースだ。多くの仮想マシン管理製品にはタグ付けをして仮想マシンのグループ化などをする機能があるが、RHEV Managerは「85%以上の利用率で動作する仮想化ホストをすべて表示」といったクエリに基づいて結果を返すことができる

Red Hat社の3番目の仮想化ポートフォリオがデスクトップ用のRHEV Managerで、これは独立したコンピューティング環境(SPICE)適応リモートレンダリング技術のシンプルなプロトコルを使い、ウェブブラウザのクライアントからActiveXもしくは.XPI拡張機能を使ってRed Hat社の独自コネクションブローカサービスに接続する仮想デスクトップインフラ製品。

Red Hat社の主張によると、同社のVDIの使い勝手は32ビットカラー、高品質ストリーミングビデオ、マルチモニタサポート(最大でモニタ4台)、双方向オーディオ/ビデオ(VoIPおよびビデオ会議用)、USBデバイスリダイレクト、そしてWAN最適化圧縮などを搭載する物理デスクトップと見分けがつかないという。


情報を提供してくれたDABCCに謝辞を述べたい。

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Citrix Open vSwitchがネットに登場(200908024-10)

8/24/2009   |   原文はこちら (English)

citrix logo

Citrix社は主力カンファレンスであるSynergy開催中の5月、Cisco社がVMware vSphere用に投入した「Nexus 1000V」と競合する可能性のあるオープンソース仮想スイッチの存在を発表した。

Citrix社の最高技術責任者(CTO)、Simon Crosby氏も、これに関するかなりの詳細を6月上旬に明らかにしたが、仮想化コミュニティーの大半は今のところ詳細を把握していない。しかし、同プロジェクトの公式サイトがその姿をネット上にひっそりと現した。同製品は「Open vSwitch」と呼ばれ、Apache 2オープンソースライセンスでリリースされている。

最初のリリース(ほぼ完全版で、ネットからも入手可能)は、(Cisco Nexus 1000V同様)分散ネットワーキングをサポートする設計になっており、次のような機能がある。

  • NetFlow、SPAN、およびRSPANによるVM間コミュニケーションの可視性
  • トランキング付きの標準802.1Q VLANモデル
  • VM単位のポリシング
  • ソースMAC負荷バランシング付きのNICボンディング
  • Kernelベースのフォワーディング
  • OpenFlowのサポート
  • Linuxブリッジングコード用の互換レイヤ
    (普通のLinuxディストリビューション内でOSブリッジの代わりにOpen vSwitchを使うことも可能)

open_vswitch

その上、ロードマップには以下の機能も含まれている。

  • ユーザ領域フォワーディングエンジン
  • sFlow
  • VDE用互換レイヤ
  • Ethernet over GRE(ERSPANおよびVPNの作成用)
  • L3の完全サポート + NAT
  • プライオリティベースのQoS
  • 管理インターフェースの追加(IOSライクなCLI、SNMP、NetFlow)
  • 802.1x/RADIUS
  • ハードウェアアクセラレーション(VMDQ、SR-IOV NIC上のスイッチングチップ)のサポート

ネットでダウンロード可能なバージョンは製品版に近い(0.90.4)が、入手できるのはソースコードだけとなっている。
ネットにある資料では、XenServer 5.5ホストとの連係方法が既に解説されている。

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Red Hat社製品が近い将来VMware ESXに対応か(200908024-7)

8/24/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

Red Hat社のサポートを受ける多数の開発者が、ハイパーバイザーの管理を標準化し、ベンダー各社間のインプリメンテーションの違いを排除する仮想化インターフェースの開発をかなり以前から進めていた。

このAPIは「libvirt」と呼ばれるもので、2006年初頭に登場した。

2008年6月に発表されたように、登場間近のKVMベース仮想化製品がこれをベースにしているため、今のRed Hat社はこれに対する意気込みが強い。
このような理由から、同APIは市販製品への搭載が許される「GNU Lesser GNU General Public License」(LGPL)でリリースされた。

libvirtを介することで、Linux、Solaris、Mac OS、あるいはWindowsで動作する管理プラットフォームは既にXen、KVM、Sun VirtualBox、Parallels OpenVZ、QEMU、LXC、およびUser Mode Linux(UML)をコントロールすることができる。しかし、本命の登場はこれからだ。

リリースされたばかりのバージョン0.7.0にはIBM POWERハイパーバイザーのサポートや、初めてだと思われるVMware ESXのサポートなど、多数の注目すべき新機能が搭載されている。

もちろん、VMware社がこれでlibvirtを利用する製品にvCenter Serverを購入することなく自社のフラグシップハイパーバイザーを管理させるわけではない。
しかし、これでMicrosoft社が既にSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)と同時に投入済みのもの(1つの管理コンソールで複数のハイパーバイザーをコントロールする機能)をRed Hat社も近い将来投入できるようになることは確かだ。そして、それはvCenterを購入済みの顧客にとって極めて魅力的なことである。

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Red Hat社がWindows用のKVM準仮想化ドライバをオープンソースでリリース(200908024-6)

8/24/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

KVMと2008年9月に獲得したQumranet社の技術をベースにした新しいエンタープライズ仮想化製品の近日中の投入に向けてRed Hat社が準備を進めていることは明らかだ。

これを完成させるためにきわめて重要なのは、Red Hat社によるKVMインプリメンテーション上でのWindowsゲストOSの動作だ。
現存する仮想マシンの大半はWindowsを動かしているため、Red Hat社がここで輝きを見せないと、VMware社、Citrix社、そしてMicrosoft社の各ハイパーバイザーと競合に向けた具体的なものがなくなってしまう。

同社は7月中旬、自社の戦略計画のこの部分への対応に関連したヒントを出してきた。WindowsゲストOS用KVM準仮想化ドライバのバージョン1.0をオープンソースのGPLv2ライセンスでリリースしたのだ。

このセットにはネットワークドライバ(kvmnet)とデバイスブロックドライバ(viostor)が含まれており、いずれも既に「Microsoft Windows Hardware Quality Labs」(WHQL)で認証済みとなっている。


情報を提供してくれたLinux-KVM.comに謝辞を述べたい。.

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Red Hat社の仮想化管理ソリューションはまだバージョン0.80?(20090807-6)

8/07/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

virtualization.infoの大半の読者は既にご存じのように、Red Hat社が(ようやく)KVMベースの仮想化製品を9月1日にイリノイ州シカゴで開催されるRed Hat Summit 2009(そして、もしかするとVMware VMworld 2009でも)公開する計画だ。

新製品のポートフォリオには、1つではなく、2つの管理ソリューションが含まれることになる。

  • Enterprise Virtualization Manager for Servers」Live Migration、High Availability、System Scheduler、Power Manager、Imageマネージャ、Snapshots、シンプロビジョニング、監視、そしてレポートの各機能を搭載。
  • Enterprise Virtualization Manager for Desktops」(コネクションブローカおよびQumranet社から2008年9月に取得した管理コンソールの「SolidICE」)

SolidICEの概要は公になっているが、1つ目の管理ソリューションを実際に見たものはRed Hat社が6月前に密かに選んだ数人の幸運なベータテスト担当者以外にはいない。

Red Hat社が開発中の仮想インフラ用管理ソリューションで唯一公開されているのは、「virt-Manager」と呼ばれるものだけだ。
同製品は将来有望(Xen、KVM、およびQEMUの各仮想マシンをサポート)だが、開発は2006年9月から続いており、いまだにバージョンは0.80(7月末にリリース)のままとなっていて、エンタープライズ対応では全くないようだ

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Redhat社の仮想マシンマネージャは大きく進化し、本格的なユーザビリティが見え始めている。それはコマンドライン専用だったが、今ではテストの目的でしか使わないようになった。まだ必要な作業はあるものの、バージョンはまだ0.8であり、良いペースで進化している。既存のストレージを使ったVM作成時のバグを除けば、大きなユーザビリティの問題はない。ただし、メインビューワの改善には期待している。

virt-managerは、Red Hat社が「VMware vCenter」、「Citrix XenCenter/Essential」、「Microsoft System Center Virtual Machine Manager」、そしてOracle/Virtual Iron社の各管理プラットフォームと競合させるための製品でないことを願っている。

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リリース:Virtual Bridges VERDE 2.0(20090804-1)

8/04/2009   |   原文はこちら (English)

virtualbridges logo

2008年12月、Virtual Bridges社はIBM社との間で大規模な提携を結び、「Canonical Ubuntu Linux」や、「Lotus Symphony」および「Notes」などの各種IBM社製品が含まれた「IBM Open Collaboration Client Solution」(OCCS)と「Win4VDI」コネクションブローカのLinuxフレンドリーなバージョン(VERDE)をバンドルすることになった。

このバンドルはUbuntuが組み込んでいるKVM仮想化プラットフォームベースのVDIソリューションを実現するようになっており、提携として最適だ。また、IBM社は主力ISVとして初めてKVM仮想マシン内でエンタープライズ製品をサポートしていた。

そして8カ月後、Virtual Bridges社、IBM社、そしてCanonical社が「VERDE 2.0」で戻ってきた

今回のリリースでまず新しいのが同製品の戦略だ。Virtual Bridges社では、Win4VDIからVERDEへと完全に切り替え、同じコネクションブローカの2種類のバージョンを宣伝および販売する事態を回避している。

最も重要な2番目のニュースは、同パッケージの重要な新コンポーネントであるクライアント側仮想化プラットフォームだ。

プレス発表には「クライアントハイパーバイザー」という言葉への言及があるが、ここではKVM(これはハイパーバイザーアーキテクチャではない)搭載の軽量Linuxディストリビューションを指しているわけではない。
ほかのクライアントハイパーバイザーと同様、これもIntel VTが有効である必要があるため、(ソニー社とIntel社の方針により)一部ノートPCでは機能しない。

仮想デスクトップはチェックしてローカルのKVMプラットフォームにコピーすることができ、モバイルユーザがいわゆる「オフラインVDI」モードで作業できるようになる。
VERDE 2.0は、ここで新しい「Self-Managing Auto Replicating Technology」(SMART)プロトコルを使い、ローカルの仮想デスクトップイメージと社内の仮想インフラ内に常駐するメインのものとを同期させる。

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Red Hat社には仮想化の顧客に質の高いサポートは提供できないとするOracle社(20090715-4)

7/15/2009   |   原文はこちら (English)

oracle logo

Oracle社は、Oracle VM、Sun xVM Server、およびVirtual Ironの各ハイパーバイザーの統合プランについて相変わらず口を閉ざしているが、新しいライバル各社の話になると冗舌になる。

同社はちょうど2カ月前、「オモチャのアプライアンスしか搭載していない」としてVMware社の仮想アプライアンス構想と「Marketplace」を切り捨てた。
それから1カ月、Oracle社はx86/x64アーキテクチャ用のハイパーバイザーを提供する全仮想化ベンダーを排除するようサポートポリシーを修正し、同社の辞書に「コーペティション」という言葉がないことを明確にしてきた。

そして、7月15日に攻撃の的になったのがRed Hat社(部分的にはNovell社も)だった。
Oracle社は先週、自社の企業ブログでXenとオープンソースに対する意気込みを強調してきた

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

…Linux版初の商用データベースを1998年に投入してOracle社によるLinuxへのコミットは始まった。Oracle社はすべての業務をLinuxで行っているだけでなく、製品の基本開発もLinuxで行っている。現在、Oracle社には9000人以上の開発者がLinuxで作業を行っており、「Global Linux Support」は100カ国以上の国で提供している。…

この率直な書き込みの要点がOracle社にしか提供できないサポート品質にあることは明らかだ。
この主張を裏づけるため、Oracle社は「Oracle Unbreakable Linux」発売の背景にある理由に関する別の記事を指摘している

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Oracle Unbreakable Linuxは、既存の「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)インプリメンテーションあるいは新しい「Oracle Enterprise Linux」のインプリメンテーションのサポートプログラムとして2年前に発売された。Oracle Unbreakable Linuxプログラムは顧客がRed Hat社からは得られない(もしくは提供されない)エンタープライズクラスのサポートを提供するものだ。

Oracle社はLinuxのサポートでRed Hat社には不可能な以下をはじめ、最も品質の高いサポート、価値、そして実証済みのビジネス手法を実現している。

  • 145カ国で7500人以上の専門家が24時間体制でグローバルサポートを提供
  • ライフタイムサポートポリシー(7年以上の汎用製品サポートは年数無制限で期間延長可能)
  • プレミアバックポート(特定の機能のバックポートリクエストにより、アップデートがリリースされるたびに毎回アップグレードするプレッシャーから解放)

…Red Hat社のサポート品質に対する不満や、さらなる価値を追求したいという願望から、多くのユーザがRed Hat SupportからOracle Unbreakable Linux Supportに切り替えている。…

このメッセージはRed Hat社に直接向けられたものだが、それは、何年も前からXenを売り込んだ末にオープンソースハイパーバイザーをKVMに切り替えて完全な方向転換をした会社がRed Hat社であるためだ。

Red Hat社は新製品がようやく登場する9月にほかの仮想化ベンダーとの競争を(再)スタートさせる。
そして、顧客がKVMのトレンドに乗ることを全く考えないうちに、Oracle社は自社のサポートが格段に優れていることを周知させたい考えだ。

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Red Hat Enterprise Linux 5.4がKVMを搭載してベータに突入(20090707-4)

7/07/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

だれにもアクセスできなかったベータプログラムへの参加が定員を上回っている(とされる)にもかかわらず、新しいRed Hat社のQumranet VDI技術やKVMベースの仮想化ポートフォリオについてはまだ何も情報がない。

もちろん、この製品でカギを握るのはデフォルトの仮想化エンジンとしてXenを捨ててKVMに乗り換えたとみられる「Red Hat Enterprise Linux」だ。
発表されたばかりのRHEL 5.4のベータのリリースノートではそれを確認することができる。

RHEL 5.4に搭載されたKVMのバージョンはRHEL 3.x、4.x、および5.xの各ゲストOSのほか、Windows XP、Server 2003、そしてServer 2008をサポートする。
これらはすべて32ビットと64ビットの両方でサポートされ、ディストリビューションの一部としてコンポーネントも提供されるが、どのOSも準仮想化(PV)ドライバをインストールせずに動作するようになる。 
ただ、Windows Server 2008 R2および来週にも製品版に到達するWindows 7については何も言及がない。

Xenを利用しているRed Hat社の顧客は、完全に無視されているわけではないが、今後は一段と厳しい状況になっていくだろう。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Xenベースの仮想化は完全にサポートされるが、Xenベースの仮想化を行うには異なるバージョンのカーネルが必要になる。KVMハイパーバイザーは通常の(Xen以外の)カーネルにしか対応しない。

XenとKVMを同じシステムにインストールすることもできるが、これらはネットワーキングコンフィギュレーションのデフォルトが異なる。ユーザには使うハイパーバイザーを1つにすることを強く推奨する。

LeMagITによると、Red Hat社が新製品を9月1日にリリースする計画であるため、このベータ版の有効期限は最長でも2カ月になるはずだという。

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Red Hat社のKVMベース仮想化製品が9月1日に登場へ(20090625-4)

6/25/2009   |   原文はこちら (English)

redhat logo

Red Hat社は10日前、待望の新しいKVMベースの仮想化製品のベータテストが行われていたことと、ベータプログラムへの申し込みが定員をオーバーしていたことを発表した

実際のところ、われわれの知る限りRed Hat社がベータプログラムやQumranet社の技術(2008年9月に獲得)のインプリメンテーションの詳細を発表したことはなく、同プログラムへの参加を一般募集したこともない。
6月25日現在でも、Red Hat社がXenを捨ててKVMに移行してからの1年半の動きに関する情報は一切ない。

LeMagITが25日朝に明らかにしたように、Red Hat社は今後2カ月以内に、新仮想化プラットフォームの一般向け出荷が実際はVMware VMworld 2009開催期間中にあたる2009年9月1日に予定されていることを世界に向けて明らかにするだろう。
2009年の展示会場で自社ソリューションを披露する競合各社の参加をVMware社が望まなかったことが残念でならない。

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議論の続くLinuxカーネルへのXen統合(20090611-2)

6/11/2009   |   原文はこちら (English)

xen logo

現代の仮想化の歴史のなかで最も古くから(そして最も熱い)話題になっていたことの1つが、XenオープンソースハイパーバイザーがLinuxカーネルに統合できるかどうかという問題だ。

XenSource社では、この目標の達成を何年も前から目指しているが(一方のVMware社は何としてもこれを避けようとしてきた)、Linus Torvalds氏は2006年12月、Xenの代わりに別の仮想化プラットフォームを組み込む判断を発表した。KVMだ。

KVMは、2008年9月にRed Hat社によって買収された新興企業のQumranet社が開発とメンテナンスを行っていたが、当時はまだ登場からわずか6カ月しかたっておらず、Xenの方がはるかに熟成されていた。
にもかかわらず、KVMはそのアーキテクチャのおかげで(少なくともこれが正式な理由となっている)バージョン2.6.20からカーネルに組み込まれ、Xenの方は組み込まれなかった。

その後、XenSource社がCitrix社に買収され、XenをLinuxに組み込むというアイデアはお蔵入りが確定的になったように思われた。しかし、コミュニティーでは今もこの話題を巡る議論が続いている

これに対するTorvalds氏のコメントが言い得て妙だ。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

… Xenが一本化されていたらこのような議論はなかっただろう。しかし、さまざまな人のコードが集まってできているのがXenの現状だ。もしこれらの人々がXenに関心を持たないのなら、人々の大きな期待がかからなくても当然だろう。


このニュースを提供してくれたc0t0d0s0に謝辞を述べたい。

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Cisco社がVMwareだけでなくKVMも使用する理由(20090513-2)

5/13/2009   |   原文はこちら (English)
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cisco logo

ここ数カ月の間、virtualization.infoはCisco社がVMwareの代替仮想化プラットフォームとしてひそかにKVMを使っていることを何度も浮き彫りにしてきた。
だが、VMware社に対するCisco社の投資を考えると、われわれにはその理由が疑問だった。

だが、ついにその答えが分かった。Cisco社はQumranet社にも出資していたのだ

Qumranet社は、Red Hat社に買収される直前までKVMの開発とメンテナンスを続けていた新興企業だ。
自社の仮想化製品が弱いにもかかわらず、「Cisco Unified Computing System(UCS)」の発表会においてRed Hat社がさほど大きくはないが深く関与する立場にあったのはこのような理由からだった。

Cisco社がQumranet社に投資した事実はあまり知られておらず、正直なところvirtualization.infoでさえもこの重要な情報を今まで見落としていた。
この投資がCisco社とRed Hat社をどのように結びつけるのかは明確でないが、Red Hat社からまもなく登場するKVMベースの新しい仮想化ポートフォリオが当初UCSにバンドルされる可能性が高いことは容易に想像が付く。

これで、次に注視すべき最も興味深い会社は、Cisco社がIntel社とともに出資するモバイル仮想化技術新興企業のVirtualLogix社だということになる。

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企業がVMware社やCitrix社のハイパーバイザーではなくKVMを好む理由(20090429-3)

4/29/2009   |   原文はこちら (English)

WorksWithUに掲載された記事は、VMware社やCitrix社のハイパーバイザーではなくKVMを採用することにした会社の初めての事例かもしれない。

とは言うものの、この著者のシナリオは1台の仮想ホストにわずか2台の仮想マシンと、SMBでも最も規模が小さい部類に入る。
それでも、UbuntuでVMware ESXやCitrix XenServerではなくKVMを選択するに至った理由を読むのは興味深い。

  1. コスト。  仮想化要件が最小限(1台のホストマシンで2台のゲストサーバが動作すればよい)であるにもかかわらず、VMwareでは膨大な経費がかかってしまう。  「VMware Motion」のような機能を加味しても、膨大な予算が必要になり、すべてのCPUが実際に仮想化専用になっているかどうかにかかわらずVMware社がマシンではなくCPUに課金することも関係ない。  KVMは完全に無償かつ自由であり、VMware Motionと同等の機能を提供する。
  2. 導入のしやすさ。  Ubuntu 8.04へのKVMのインストールはapt-get並に簡単だ。  ESXサーバも同様に簡単にインストールできるが、ライセンスの手続きによって好ましくない複雑さが加わる。  もちろん、KVMにはライセンスが一切不要だ。
  3. 速度。  具体的な数字はないが、KVMベースの仮想マシンの方が明らかにVMware上のものより反応が優れているように「感じた」。  われわれの体験は、同じハードウェアでVMwareが3台であるのに対し、KVMは5台のVMをサポートできるとしたRed Hatの昨秋の主張を実証しているように感じる。  また、Ubuntuサーバがかなり効率的なホストであるのに対し、(VMが1つも動いていない状態で)ESXサーバがシステムオーバーヘッドで500Mバイト以上のメモリを無駄にしたのも厄介だった。
  4. 管理。  明らかに、VMware社はシステム管理者が自分のワークステーションでLinuxを運用していることは考えなかったようだ。  その結果、VMwareのグラフィカル管理インフラはWindowsでしかサポートされていない。  LinuxのCLIクライアントもあるが、もっと多くのオプションを望みたい。  対照的に、KVMはコマンドラインでも、グラフィカルインターフェース(ローカルマシン上およびssh経由でのリモートワークステーション)でも、Enomalyウェブインターフェース経由でも管理することができる。

この選択に至った経緯を完全に理解するためにも、この記事の全文をぜひお読みいただきたい。

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Linux FoundationはXenからKVMへの移行を推奨か?(20090416-8)

4/16/2009   |   原文はこちら (English)

SDTimesは今週はじめ、カリフォルニア州サンフランシスコで先週開催されたLinux FoundationのCollaboration Summitの簡単な記事を公開した。

記事中、かなり短い文章で注目すべき情報が浮き彫りになっている。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Zemlin氏[Linux FoundationエグゼクティブディレクターのJim Zemlin氏]は仮想化関係者に向け、Linux Foundationでは今後、ベンダー各社やデベロッパーに対し、XenではなくKVMでの標準化を推奨していくことを明らかにした。

もしこれが本当ならば、Citrix社が返還を進めているにもかかわらず、Citrix社によるXenServer社買収がオープンソースコミュニティーとの関係を壊したことになる。

ちなみに、KVMの開発と保守を行っていたQumranet社をRed Hat社が買収したときに今回と同じ影響がなかった点は興味深い。

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リリース:Convirture ConVirt 1.0(20090316-6)

3/16/2009   |   原文はこちら (English)

convirture logo

ConVirt開発チームは、Xen用にオープンソースのマルチホスト管理コンソールを開発するという野心的なプロジェクトを2006年に開始した。「
当初は「XenMan」」と呼ばれていたこのツールは、その後「ConVirt」へと名前が変更され、ロードマップには待望の機能が次々に加わった。

ConVirtチームは3年後にConvirture社という会社へと変貌を遂げ、今も変わらずオープンソース製品となっているConVirtは、注目すべき数の機能を搭載してついにバージョン1.0へと到達した。

  • XenおよびKVMのサポート
  • マルチホスト仮想インフラのサポート
  • 仮想マシンのスナップショット、ライブマイグレーション、バックアップ、および運用停止のサポート
  • VMテンプレートと仮想アプライアンスのサポート
  • ストレージ利用率のサポート

convirt10

同製品はこちらから無償で入手可能。

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Red Hat社が新しい仮想化戦略をついに公開(20090305-5)

3/05/2009   |   原文はこちら (English)

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2008年9月にQumranet社を買収したRed Hat社は多くの注目を集めた。
各所でXenインプリメンテーションを売り込んでいた同社を信頼した顧客は、自分たちの今後の運命を知りたがっている。
オープンソースハイパーバイザーに興味はあるものの、Citrix社がXenを間接的にコントロールすることを嫌う見込み客は、Red Hat社がどの程度真剣にKVMのことを考えているのか知りたがっている。

だがついに先週、同社が約束する内容を発表した

  • Enterprise Linux(RHEL)の次期バージョンはKVMを搭載する。
    Xenを搭載する既存のバージョンはRHEL 5のサポート期間終了までサポートされる。
  • Red Hat社は全く新しい「Enterprise Virtualization Hypervisor」(KVMと一部のドライバのみサポートする最小構成バージョンのRHEL)をリリースする。
  • Red Hat社はLive Migration、High Availability、System Scheduler、Power Manager、Imageマネージャ、Snapshots、シンプロビジョニング、監視、およびレポート作成の各機能を搭載した全く新しい「Enterprise Virtualization Manager for Servers」をリリースする。
    この製品はRHELとRHEVHの両方を管理できるようになる。
  • Red Hat社はQumranet社のコネクションブローカ/管理コンソールの「SolidICE」を「Enterprise Virtualization Manager for Desktops」へと変更する。

これらの製品はすべて、2009年半ばを皮切りに今後3から18カ月以内に逐次投入される。

もちろん、KVMに関する最大の懸念はISV各社がこれをサポートしていないという点だ。また、既存の仮想マシンのおよそ95%がWindowsゲストOSを運用しているため、Microsoft社との提携が重要となっている。

わずか2週間前にRed Hat社が「Microsoft Server Virtualization Validation Program(SVVP)」に加盟したのはこのような理由からだ。
同社はこれがないと、仮想化市場の規模を考えると小さいニッチ市場に過ぎないLinuxのゲストOSを運用する顧客にしか新しい仮想化プラットフォームを販売できなくなる。

しかし、それは(同社がまだ発表していない)新しいプラットフォームの価格設定に大きく依存することになる。
無償のXenServerはVMware以上にRed Hat社にとって打撃となる可能性があるのだ。

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Microsoft社は(Cisco版)KVMでWindowsをサポートするか?(20090116-4)

1/16/2009   |   原文はこちら (English)

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新しい仮想化プラットフォームを選定する際の最大の課題はISVのサポート確保だ。
それがないと、市場リーダーから、革新的あるいはコストの安いソリューションへの移行にリスクが伴う。

バージョン2.6.20からLinux Kernelの一部として組み込まれ、多数のデベロッパーを集めている(Xenから奪っているとされる)オープンソース仮想化プラットフォームのKVMがそのケースに当てはまる。

KVMはかなり優れているように思われるし、Red Hat社がそのメンテナンスを行う新興企業のQumranet社を買収したことで、同プラットフォームに対する期待が一気に高まることは間違いない。
しかし、現時点ではVMware社、Citrix社、あるいはMicrosoft社のような支持をISV各社から得られるだけの実績はKVMにないのが現実だ。

「Lotus Notes」や「Symphony」などの各種アプリケーションをKVMの「Virtual Bridges」インプリメンテーションで販売開始したばかりのIBM社を除き、ほかの主要ITベンダーはどこもKVMを正式に支持していない。

いつものことながら、この状況を変えるカギはMicrosoft社が握っている。世界中の大半のWindowsマシンの仮想化と集約に仮想化が利用されていることは明白だ。
もしMicrosoft社がKVM仮想マシンで正式にWindowsをサポートすれば、ほかのISV各社も追従し、顧客はこのソリューションを安心して採用できるようになる。

だが驚くことに、起こりがたいことが起こったのだ。

多くの読者がご記憶のように、Cisco社では自社の「Wide Area Application Services(WAAS)4.1」アプライアンスで謎の仮想化プラットフォームを使用している。 
同社はWAASの内部で採用されているVMM(仮想マシン・モニタ)について口を閉ざしているが、virtualization.infoではここ数カ月の間、同アプライアンスの心臓部がKVMであるのはほぼ確実との確認情報を複数の情報源から多数入手している。

Cisco社では現在WAAS 4.1を発売中で、その新しい仮想化機能はMicrosoftのコアサービス(Windowsの一部)を集約可能なプラットフォームとしての利用を認定しているのだ
Cisco社はこのために、2008年8月にMicrosoft Server Virtualization Validation Program(SVVP)に参加している。しかし、SVVPプログラムにはWindowsのサポートが含まれていないのだ。

これは、Microsoft社がSVVPプログラムを通じて同OS本体ではなくCisco WAAS 4.1仮想マシン(われわれはこれおがKVM仮想マシンであるとほぼ確信している)内部のコアサービスをサポートしていることを意味する。
では、正確にはだれがWindowsをサポートしているのだろうか? 

考えられる可能性はわずか2つで、(確率は低いと思うが)Cisco社がOSのサポートを担当するか、Microsoft社の方が例外的にKVM内の自社OS(もしくは少なくともCiscoのインプリメンテーション)をサポートしているかのいずれかだ。

これらの詳細が明らかになっておらず、Cisco社の顧客がWAAS 4.1を購入する前に調査しなくてはならないのは、両巨大ソフトウェアの取引関係に理由がある。Cisco社はVMware社と明確に同盟を結んで大々的な発表を行うべく準備を進めており、Microsoft社の方はCitrix社との関係が深く、同社はKVMが早急にサポートされるようになったことをあまり良く思っていない。

もしMicrosoft社がKVMでWindowsを正式にサポートすることが明らかになれば、Red Hat社がまもなく投入する新仮想化プラットフォームで顧客を集めるチャンスがさらに拡大するかもしれない。

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KVMがAMD社のIOMMUを新たにサポート(20090115-3)

1/15/2009   |   原文はこちら (English)

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オープンソース仮想化技術のKVMが1月14日に新たな節目に到達した。ビルド83で「AMD Input Output Memory Management Unit(IOMMU)」技術が新たにサポートされたのだ。

IOMMUは、VMM(仮想マシン・モニタ)が実際のデバイスを直接ゲストOSに割り当てられるようにすることでI/Oの仮想化を一段と効率的なものにする。VMMがゲストOS上で動作中のカーネルモードドライバと基盤ハードウェアの間に入ることができないため、VMMがIOMMUの変換および保護機能をエミュレートするのは不可能だ。そこで、IOMMUが不在のときは、VMMが代わりにエミュレートしたデバイスをゲストOSに提供する。VMMはゲストのリクエストを変換し、最終的にはホストOSやハイパーバイザー上で動作中の実際のドライバに渡す。

Linux Kernel 2.6.28に搭載されるバージョンのKVMが「VT-d」と呼ばれるIntel社のIOMMUサポートを導入してからまだ1カ月も経過していない。

これで、両方のインプリメンテーションがサポートされ、AMDのパッチはもうすぐ主流カーネル(おそらく2.6.29)に投入されることになる。

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Linux Kernel 2.6.28のKVMがIntel VT-dをサポート、ネステド仮想化もまもなく登場(20081229-7)

12/29/2008   |   原文はこちら (English)

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リリースされたばかりのKernel 2.6.28には、2.6.20からLinuxに搭載されてきたKVM仮想化エンジン用のパッチが104カ所以上ある。

これらのパッチの1つは、物理PCIデバイスを「Intel Virtualization for Directed I/O(VT-d)」技術経由で特定の仮想マシンにマッピングできるようにするという特に重要なものだ。

Intel社は「VT-d」を2006年の第1四半期初頭に発表したが、今のところNovell社とOracle社しかこれをXenインプリメンテーションでサポートしていない(virtualization.infoのバイヤーズガイドを参照)。

PCIダイレクトアクセスは、仮想インフラでより高いパフォーマンスを実現するが、柔軟性が低下する。たとえば、1つのVMはプラットフォームの中に物理的に存在する数だけしかデバイスをマッピングできない。
しかし、これはノートPCのような消費者用機器でハイパフォーマンスの仮想化を実現する(クライアントハイパーバイザーと呼ばれているもの)ための重要な一歩だ。 

幹部らが先月明言したように、Qumranetを買収して以来KVMに最も貢献しているRed Hat社には、この目標を達成する十分な理由がそろっている。

一方、KVMは相変わらず新機能を次々に搭載している。最終ビルドのKVM-82では、AMD CPU上に限りネステド仮想マシンが可能になっている。

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IBM社がKVMベースのVirtual Bridges VDIを再販(20081208-6)

12/08/2008   |   原文はこちら (English)

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Virtual Bridges社は2006年末創業の会社で、Linux、BSD、およびSolarisの各プラットフォームに対応した商用版QEMUを投入してきた。
KVMが登場すると、Virtual Bridges社は自社のLinux製品でそれをサポートし始めたが、KVMが対応しない場合は自動的にKQEUMが使われた。

そして8月、同社は初のKVM用VDIコネクションブローカである「Win4VDI」をリリースしてターゲットを大幅に拡大してきた。

同分野のほかの製品とは異なり、Win4VDIはそのユーザを実際のゲストOSではなく基盤のホストに接続し、そこからユーザセッションが始まる。
このようにすることで、Virtual Bridges社はホストが使用する認証手法やプロファイルを強化することができる。

これは勇気ある選択だ。
たとえKVMが Linuxカーネルの一部であり、それをメンテナンスするQumranet社がRed Hat社に買収されても、新しい仮想化プラットフォームが普及するには、ISVのサポートという巨大な障害を乗り越える必要がある。
また、現時点ではKVM仮想マシン内で正式にアプリケーションをサポートするISVが存在しない。

にもかかわらず、Virtual Bridges社は以下のようなバンドル製品の再販でIBM社が提携する形で報われることとなった。

  • Canonical Ubuntu Linux(2月からKVMの代わりにXenを採用
  • Virtual Bridges VERDE(WIN4VDIのサブセットでLinuxゲストOSのみサポート)
  • IBM Lotus SymphonyやLotus Notesなどの各種Lotusアプリケーション(Open Collaboration Client Solutionと呼ばれている)

これらすべてが組み合わされて同時使用ユーザ1人当たり49ドルとなる。

KVMベースの仮想インフラをサポート(そして積極的に販売)する最初の大手ベンダーがIBM社となったことは注目すべき動きである。しかし、IBM社のXenに対するこれまでの投資を考えても注目すべきだ。
Citrix社によるXenSource社の買収後、同オープンソースハイパーバイザーの開発を支えてきた多数の企業は不満を抱き、KVMに乗り換えたとされる。そして、これはXenに対するIBM社の不満を示す初めての具体的な動きのようだ。

本当かどうかは別として、IBM社のこの行動を見ると、Red Hat社の取りうる行動も予想が付く。
両社の違いとして、即時使用可能なVDIパッケージ販売ではRed Hat社の方が格段に優れた位置にいる。同社はOSをコントロールし、仮想化プラットフォームも(間接的だが)コントロールし、コネクションブローカもコントロールしていて、業界におけるOSプロバイダーとしての同社の役割がサポートされるISVアプリケーションに大きな影響を与えることは間違いない。

現在はQumranet社を除いてVirtual Bridges社がKVM用コネクションブローカを提供する唯一のベンダーとなっていること、そして同社の経験がやや不十分であることを考えると、IBM社がUbuntuやVirtual BridgesではなくRed Hat社とこのような行動に出なかった理由が大きな疑問として残る。

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Red Hat Enterprise Linuxが2009年前半にKVM搭載へ(20081203-3)

12/03/2008   |   原文はこちら (English)

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Red Hat社の最高経営責任者(CEO)は2週間前、自身が掲げる今後の仮想化戦略を示したが、慎重を期して同社のエンタープライズディストリビューションへのKVM統合時期には言及しなかった。

だがここになって、2009年上半期にはRed Hat社の準備が整うかもしれない、とCBRが報じている

同社はそれまでにRed Hat Enterprise Linux(RHEL)のXenをKVMで完全に入れ替えることになるが、前者の仮想化プラットフォームについても7年間サポートを継続する。

同社のEMEA(欧州・中東・アフリカ)担当バイスプレジデントWerner Knoblich氏は、大規模導入(仮想マシン数千台規模)においてはKVMの方がXen(あるいはVMware ESX)より優れていることを力説した。仮想化エンジンがLinuxのカーネル機能をフル活用できる一方で、基盤ハイパーバイザーの方はそれができないためだ。

それが本当かどうかは別として、このようなコメントはRed Hat社がKVMをサーバの集約としてよりもクラウドコンピューティング用として考えていることを強調している。

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KVMの仮想化の未来について示唆するRed Hat社のCEO(20081120-5)

11/20/2008   |   原文はこちら (English)

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相当数の企業やオープンソース貢献者が新しい仮想化戦略理解すべくRed Hat社の調査を開始してからもう数カ月が経過した。

同社は6月、何年もの間開発を続けてきたXenをきっぱり捨ててKVMで完全に入れ替え、大きな一歩を踏み出した
Red Hat社はそのわずか2カ月後、KVMを立ち上げ、保守を行い、これをLinuxカーネルに採用させ、かなり興味深いVDIソリューションを販売するQumranet社を買収した

Red Hat社がKVMとQumranet社で何をしたいのか(パフォーマンスの高いVDIプロトコルSPICEのオープンソース化を期待する声もある)は、人気の高いハイパーバイザーである「ESX」(VMware社が提供)や「Xen」(Microsoft社以外のすべてのベンダーが提供)と比べて仮想化プラットフォームとして価値のある部分を示したいLinuxにどのようなチャンスがあるのかを理解するために重要だ。

新戦略のヒントは、InformationWeekとRed Hat社最高経営責任者(CEO)のJim Whitehurst氏との間で先ごろ行われたインタビューから見えている。 

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

質問:Red Hat社の仮想化戦略について教えて下さい。

回答: …サーバとデスクトップの両方の仮想化を提供します。サーバ集約の最初のユースケースは氷山の一角に過ぎません。多数のデスクトップを運用するサーバグリッドには長期的な用途があります。われわれは、サーバOSを基盤にして仮想化ベンダーのトップに立つつもりです。…

質問:クラウドコンピューティングについてはどうでしょうか。

回答: クラウド系はLinuxになります。

Red Hat社がKVMをCitrix社、Virtual Iron社、Oracle社、そして最大のライバルであるNovell社と差別化するための巨大なチャンスだととらえていることは明らかだ。
これで、同社にはXenのときより一層優れた手法が必要とされる。

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Intelから自社CPUへのKVM仮想マシンのライブマイグレーションを行うAMD社(20081110-4)

11/10/2008   |   原文はこちら (English)

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AMD社は先週末、 ある偉業を発表した。動作中の仮想マシンを、それぞれ別のブランドのCPUで動作する1つの仮想化プラットフォームから別のものへ移行するというものだ。

この分野ではいくつもの進展が見られていたが(「AMD-V Extended Migration」や「Intel Flex Migration」など)、これまで可能だったのは、同一ベンダーの異なるCPUファミリー間でのVMのライブマイグレーションだけだった。
AMD社とIntel社が境界を越えるべく協力することは決してなく、Intel社のある幹部はかつて、このようなことが実現する可能性はほとんどないとまで語っていたはずだ。

だが今回、AMD社はCPU情報をマスクして「Intel Xeon DP Quad Core E5420」から近日中に登場する自社の「45nm Quad-Core Opteron」への移行を行う方法を見つけ出した。
同社はこの目標を達成するためにRed Hat社と協力したため、だれもがXenハイパーバイザー経由での移行実現を想定したが、実際はそうならなかった。

Red Hat社は6月、Xenの代わりとしてKVMを採用しており、デモではこの仮想化プラットフォームが使用された。

 

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Fedora 10にはXenが搭載されず、KVMの独走が続く(20081022-2)

10/22/2008   |   原文はこちら (English)

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単なる偶然に過ぎないのかもしれないが、リリースされたばかりのFedora 10にはXenが搭載されていない。Red Hat社は、わずか1カ月前に同社の新しい仮想化戦略を発表し、KVMを採用するとともに、これをメンテナンスする新興企業のQumranet社を買収したばかりだ。

今回の想定外の措置は同プロジェクトの公式ニュースレターで次のように説明されている。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Fedora 10でDom0は非サポート

…「Fedora 10にXen Dom0ホストが搭載される可能性はほとんどゼロに等しい。Xenの上のレベルの開発者は、Dom0からparavirt_opsへの移行作業を着々と進めているが、Fedora 10に間に合わせるにはいかんせん時間が足りない。したがって、Fedora 10をホストとして利用する必要がある場合は、現時点ではKVMが唯一の実用的選択肢となる。Fedora 11を待てる(もしくはRHEL-5 / CentOS-5を使う)なら、Xenも選択肢に入るかもしれいない」…

ディストリビューションのライフサイクルを見ると、新しいメジャーリリースは平均約6カ月で出てくるようだ。
つまり、FedoraユーザにはKVMが提供するチャンスを詳しく調査する時間も十分にあることになる。またその一方で、Red Hat社はQumranet技術をベースにした興味深い新製品によってさらに多くのユーザを誘い込めるだろう。


情報を提供してくれたMike DiPetrillo氏に謝辞を述べたい。

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