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書評:「Administering VMware Site Recovery Manager」が無償公開(20091019-6)
知名度の高い仮想化の専門家で作家のMike Laverick氏は数週間前、「VMware Site Recovery Manager(SRM)1.0」関連で初となる書籍を無償公開することにした。
298ページの同書はLuluからダウンロードすることができる(書籍版希望者のみ有料)。
VMware社からはSRM 4.0(2.0に相当)がリリースされたばかりであることは確かだが、少なくとも製品選定前に独自の立場から見るためにも同書が一読に値することは間違いない。
「Administering VMware Site Recovery Manager」(VMware Site Recovery Managerの管理)は、インプリメンテーションに関するすべてを網羅し、興味深い章が新たに2つ加わっている。その1つが、Laverick氏が自身の研究で使用した「LeftHand Networks Virtual Storage Appliance(VSA)」に関するもので、もう1つはVMware SRM不在の状態でサイトリカバリを行う方法に関するものとなっている。
ラベル: Books, Disaster Recovery, VMware
レビュー:Mastering VMware vSphere 4 - Scott Lowe(20091012-1)
Sybex社は8月末、ePlus Technology社国内仮想技術主任であり、仮想化コミュニティーで最も人気の高い専門家の1人であるScott Lowe氏の初めての著書を出版した。
同氏によるウェブサイトは必見で、virtualization.infoによって2008年のベスト仮想化関連ブログにも選定されている。また、同氏はわれわれが主催するVirtualization Congress 2009でも講演をしている。
Scottの著書である「Mastering VMware vSphere 4」は700ページという膨大な情報量で、VMware社の最新仮想化プラットフォームのプラニング、インストレーション、コンフィギュレーションを詳しく解説している。
このような製品の技術関連書を執筆する上で最大の課題の1つは、正式なマニュアルを補足し、読む価値のある内容を書くことだ。そして、VMware社の製品マニュアルのように詳細かつ幅広く書かれたものがある場合はそれが非常に難しい作業となり得る。
本書はScottの実体験に基づく明確な裏付けを多くの章(大半はプラニング関連)に含めることでこれに対処している。
本書はアーキテクチャのリファレンスガイドではないし、そのような想定もしていないが、内容は指標となる。
本書の中心となるのが第5章の「Creating and Managing Virtual Networks」(仮想ネットワークの作成と管理)と第6章の「Creating and Managing Storage Devices」(ストレージデバイスの作成と管理)だ。
いずれの章も、仮想データセンタの非常に複雑で重要な側面をカバーしており、vSphereを大幅に超える驚くべき内容となっている。
たとえば、第5章にはvSphere用初の仮想スイッチである「Cisco Nexus 1000V」のインストレーションとコンフィギュレーション専用セクションがある。
一方の第6章はストレージに関するもので、これが本書のほとんどを占めている。この分野のほかのマニュアルが既に手元にある読者も、この章だけで「Mastering VMware vSphere 4」は検討に値する。
この章は、EMC社のVMware技術アライアンス担当バイスプレジデントであるChad Sakac氏が書いているが、同氏もわれわれの2008年のベスト仮想化関連ブログに選ばれたトップ仮想化ブロガーの1人。
vSphereによるストレージアレイの使用/操作方法を多少理解する以前にエンタープライズストレージに関する知識自体があまりなくても、100ページの量があるこの章はひときわ優れた入門書となる。
一方、どの優れた製品でもそうだが改善の余地は残っている。
本書は読者がVMwareの世界を多少は知っているという仮定で書かれているため、全くの初心者は同じようなところ(特に最初の方の章)でやや混乱するかもしれない。もちろん、これは「仮想化/VMware入門」ではないのでそれで全くかまわない。
そのほか、第13章の「Securing VMware vSphere」(VMware vSphereのセキュリティ)や、第14章の「Automating VMware vSphere」(VMware vSphereの自動化)のようにもっと大幅に踏み込んでも良いのではと思われる章もいくつかある。読者は第5章と第6章のような詳細な記述に慣れてしまうため、セキュリティや自動化のような特に重要なトピックなど、ほかの章にも同レベルの詳細な分析を期待するようになる。
願わくば、Sybex社には内容が拡大/改善された続編に早急に着手してもらいたいところだ。
Mastering VMware vSphere 4は、それまでの間VMware製品管理者必携の書籍となる。
購入は、virtualization.info Bookstore(協力:Amazon社)もしくはAmazon.comで検討されたい。
書評:VMware Infrastructure 3 Advanced Technical Design Guideの無償版登場(20090803-1)
vSphere 4.0が登場し、virtualization.info Bookstoreはその関連新刊書であふれているが、VMware社の顧客の大半は今もVI 3.xを使用しているため、このプラットフォームに関するベストセラーの1つが無償公開されたのは朗報だろう。
その本とは、 Scott Herold氏(Quest社仮想化事業部の主任アーキテクト)とRon Oglesby氏(Dell社グローバルインフラストラクチャコンサルティングサービス事業部業務担当幹部)、そしてMike Laverick氏(RTMF Educationを支える人物)の共著による「VMware Infrastructure 3: Advanced Technical Design Guide and Advanced Operations Guide」(VMware Infrastructure 3:上級技術設計ガイド/上級運用ガイド)だ。
Mikeは、同書が無償公開され、新たに2章が無償で追加されたことも自身が運営する人気の高いブログで発表している。
ダウンロードはすべてこちらから。
- VMware Infrastructure 3: Advanced Technical Design Guide and Advanced Operations Guide
- Quick Start Guide to ESX3i(ESX3iのクイックスタートガイド)
- Upgrade Guide to ESX 3.5 and VirtualCenter 2.5(ESX 3.5およびVirtualCenter 2.5のアップグレードガイド)
書評:Performance Best Practices for VMware vSphere 4.0(20090722-4)
VMware社が、新しいvSphereのパフォーマンス最適化のための主要ガイドラインを多数集めた「Performance Best Practices for VMware vSphere 4.0」(VMware vSphere 4.0の高パフォーマンスベストプラクティス)という非常に有益な54ページの無償電子ブックを先ごろリリースした。
同書は以下の4章構成となっている。
- Hardware for Use with VMware vSphere(VMware vSphereで利用するハードウェア)
- ESX and Virtual Machines(ESXとVM)
- Guest Operating Systems(ゲストOS)
- Virtual Infrastructure Management(VIの管理)
著者はVMware社エンタープライズマーケティング担当ディレクターのBob Stephens。
新しいプラットフォームへの移行を計画中の方は是非お読みになることをお勧めする。
Microsoft社がHyper-V Resource Kitを初公開(20090618-1)
かなり皮肉なことだが、Microsoft社がHyper-V R2をリリースしようとするなか、同社の出版部門がようやく「Resource Kit for Hyper-V 1.0」(というより「Windows Server 2008 Hyper-V」)をリリースする。
全750ページの同書は、「Virtual Server 2005 R2 Resource Kit」を執筆したRobert Larson氏とJanique Carbone氏の共著によるもの。
Larson氏はMicrosoft社のコンサルティングサービス出身で、Carbone氏はMicrosoft社の元プレミアサポートエンジニア。
同書はvirtualization.info Bookstore(Amazon社提供)で発売中。
書評:Understanding Microsoft Virtualization Solution(20090204-2)
つい先ごろ、Microsoft社が仮想化製品の入門書を無償でリリースした。
| Understanding Microsoft Virtualization Solutions (From the Desktop to the Datacenter) Mitch Tulloch著(協力:Microsoft社仮想化技術チーム) ISBN:9780735693371 452ページ |
本書は「Hyper-V 2008」、「System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2008」、「App-V」(旧Softricity SoftGrid)、「Terminal Services」、「MED-V」(旧Kidaro Managed Workspace)、「Microsoft Assessment&Planning Toolkit」、そしてMicrosoft社がプロファイル仮想化技術として売り出そうとしている「User Profiles」、「Folder Redirection」、そして「Offline Files」の各技術までカバーしている。
かなり基本的な内容の章(MED-Vなど)もあれば、かなり詳細に書かれた章(Hyper-VやSCVMMなど)もある。
全体的に見て、Microsoft社の仮想化製品を理解するのに本書が過去最高の概説書であることは間違いない。
上述のいずれかの製品の評価もしくは選定を進めている方の必読書である。
このニュースを提供してくれたAndrew Dugdell氏に謝辞を述べたい。
書籍:Virtualization For Dummies(20081007-4)
クリエイティブなマーケティング活動の一環として、Sun社とAMD社がBernard GoldenおよびClark Scheffy共著による2008年Wiley刊の「Virtualization for Dummies(サルでも分かる仮想化)」という書籍を無償で配布している。
総数50ページの同書(全6章)は、デザインとコンテンツレベルで一部に修正を加えた特別版となっている。たとえば、第2章は話題を完全にAMD-V CPU拡張機能だけに絞っており、第3章はAMDのネステドページテーブル技術であるRapid Virtualization Indexing(RVI)とそのI/O仮想化活動を紹介し、第5章ではSun社が発表したばかりの仮想化製品をすべて紹介している。
全体的に見て、仮想化が全く初めての方にとって同書は一読の価値ありだ。
ラベル: Books
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