ニュースヘッドライン
| 1/28/2010 | Citrix社、XenDesktopの顧客を約3000社確保し、Apple社iPad用のReceiverも既に用意(20100128-4) |
| 12/18/2008 | Citrix社がiPhoneへの対応を正式に表明(20081218-11) |
Citrix社、XenDesktopの顧客を約3000社確保し、Apple社iPad用のReceiverも既に用意(20100128-4)
Citrix社最高経営責任者(CEO)のMark Templeton氏は、2009年第4四半期決算発表の場において、以下に示す数字のほかに、同社の過去の業績と今後の計画という2つの興味深い話を詳しく語った。
2009年のCitrix社の売上高は9%増の総額4億5100万ドルだった。
ライセンスの新規販売による売上高は2008年比4%増の1億6800万ドルで第3四半期比では30%増だった。一方、ライセンスアップデートの売上高は2008年比6%だった。
技術サービスは、サポートやメンテナンス契約に主導されて20%増、オンラインSaaSの売上高は18%増の8200万ドルだった。
Citrix社は5件の契約をまとめ、2009年第4四半期にはXenDesktopを1万本以上販売し、XenDesktopの顧客を合計約3000社とした。
同社では、同四半期にXenServerのダウンロードが2万件に達した。
今後についても、Citrix社は発表されたばかりの「Apple社iPad」に対応する「Receiver」を既に用意している。
Apple社が同タブレットを世界中に出荷するよりはるかに早く製品が用意されたことには全く驚かない。Citrix社はここ2年、XenAppインフラと組み合わせることでようやく生産性で妥協せずに機動性を提供できる「Nirvana」デバイスの概念をオープンに議論してきたからだ。
Citrix社は、理想的サイズとは言えなかったものの、Apple社がiPhoneを発売するとすぐにリモートデスクトップクライアントのReceiverをAppStoreで急きょ公開した。
iPadがはるかに大きいサイズの画面(9.7インチで解像度は1024x768)と注目すべき処理能力(どうやら1GHzのARM Cortex-A9 MPCoreのようだ)を搭載しているため、Citrix社はようやく待望のエンドポイントデバイスに出会ったのかもしれない。
2010年通期では、同社は総売上高が17億4000万ドルから17億6000万ドルの間になるものと予想している。
発表の最後に質疑応答があり、Templeton氏はデスクトップ仮想化市場におけるVMware社の存在感と能力を認めたが、同社と競合しても戦略的な契約の大半はCitrix社が獲得しているともした。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Abhey Lamba氏(ISI Group社)の質問
デスクトップ仮想化市場の競争に関して、最も目立っているベンダーと、そこでプロジェクトを獲得できている理由を教えて欲しい。Mark Templeton氏の回答
言うまでもなく、この市場ではほとんどのケースでView製品を擁するVMware社を見る。現実問題として、実際に彼らは仮想デスクトップ市場にだいぶ以前から参入しており、多数の顧客の興味を刺激してきた。その関心の半分をつかんだら、デスクトップの仮想化とすべてのスタックなどについて顧客とかなり戦略的な話をする。すると彼らは、VMware社がこれまで提供できていたVDI単体では応用範囲に制限があり、われわれのXenDesktop 4を使えばオンデマンドアプリや、すべての強固なHDX技術をはじめ、さまざまな仮想デスクトップ配信手法を提供するシステムができることに気付く。
…
VDIを巡って接戦になれば、ユーザエクスペリエンスに優れ、ネットワークリソースの利用率に優れ、同等以上の仮想マシン密度を持つことから、われわれは大半の勝負に勝つ。つまり、競争のポイントは多いが、契約を見れば大体の場合は勝率が非常に高く、それは公表した数字からも分かる。そして、ビジネスの大半(ライセンスの95%)が言及した機能をすべて搭載する「Enterprise」と「Platinum」の両エディションに偏っていることも確かに分かる。
さらに興味深いのは、2009年10月の発売直後に多くのユーザが新しい価格構成に不満を訴えたことからXenDesktop 4.0の新しいVDIエディションにほとんど関心が集まっていないことをCitrix社が明らかにした点だ。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Bhavan Suri氏(William Blair社)の質問
短い質問を2つさせていただく。XenDesktopの50%がEnterpriseとPlatinumだということで、私もそうだが、残りの50%がXenAppベースの一部を浸食している可能性があると考えてもいいか。既存のXenAppライセンスの上からXenDesktopのVDIバージョンや標準版にXenAppを追加しているユーザもそうなのか。David Henshall氏の回答
ここで訂正させていただきたい。実際は90%以上であり、EnterpriseやPlatinumエディションの分は95%というのが実情で、VDIエディション分の売上高はかなり少ない。VDIのみのソリューションには、顧客の関心が今ひとつ高くない。
発表の全記録を提供してくれたSeeking Alphaに謝辞を述べたい。
Citrix社がiPhoneへの対応を正式に表明(20081218-11)
仮想化コミュニティーには、「Apple iPhone」が搭載する小さい画面でリモートデスクトップを運用する意義に対してさまざまな意見がある。
それにもかかわらず、Citrix社が「Application Delivery Conference 2008」において遊び半分でアイデアを初披露したときは多くの関心が集まった。
同社は壇上で新しいICAクライアントがiPhoneのネイティブアプリケーションで登場することを示唆したが、リリース日については正式な発表も予定の公表もなかった。
だが、社内で「Braeburnプロジェクト」と呼ばれるようになった同プロジェクトが正式なものとなった。Citrix社ではiPhone用のレシーバを開発中だ。
そのほか、Citrix社は同携帯端末のユニークなハードウェア機能を利用すべくApple社と提携も結んだ。
同社は、全体をこのプロジェクト専用としたコミュニティーサイトを構築しているものの、リリース日はまだ漠然と2009年前半ごろとしているだけだ。ただ、ここでヒントを1つ紹介しよう。
virtualization.infoは去る12月1日、5月5日から7日までネバダ州ラスベガスで開催されるVirtualization Congress 2009に向けて論文の募集を開始した。
提出されたセッション(現在、何と50以上集まっている)は、そのなかで最も興味深いものを選ぶため1月5日に本サイトで公開する。
これらの提案のなかに、この話題に関するものがあるかどうか見ていただきたい。
一方、われわれはCitrix社がApple社を説得し、外観はiPhoneだがAmazon Kindleのサイズで、信頼できる至福のデバイスとして使えるものをリリースすることを全員が願っている。Citrix社にはぜひともお願いしたい。
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