ニュースヘッドライン
AMD社がクアドコアOpteronから6コアOpteronへのVMライブマイグレーションを披露(今回はKVMではなくVMwareを使用)(20090324-7)
AMD社が前回公開したライブマイグレーションのビデオは多くの注目を集めた。
同社はリリース前のKVM用未公開管理コンソール(おそらくRed Hat社が発売しようとしているもの)を使ってAMD社のクアドコアOpteron(コード名:Barcelona)と「Intel Xeon DP Quad Core E5420」との間の仮想マシンのライブマイグレーションを公開した。
今回のAMD社は前回より多少注意深くなっており、当然のことながらデモ製品を変更し、Red Hat/KVMからVMware(Intel社に対抗できる提携はいくらでもある)にしてきた。
VI 3.5仮想マシンはクアドコアOpteron(65nm)からクアドコアOpteron(45nm)へ、そしてまもなく登場する「Shanghai」というコード名の6コアOpteron(45nm)へと移行されている。
こちらのビデオはvirtualization.info.が提供する新しいウェブTV番組のvirtualization.tvで現在発信中。
ラベル: AMD
白書:AMD Rapid Virtualization Indexing(RVI)のパフォーマンス(20081120-3)
AMD社は2007年9月、「Rapid Virtualization Indexing(RVI)」という、仮想化プラットフォームで前代未聞のパフォーマンスを約束する待望のネステドページテーブル技術のインプリメンテーションを投入すべく真っ先に市場に参入した。
仮想化の専門家であればだれでも知っているように、最も機能の高いCPU拡張技術でも、自社製ハイパーバイザーでサポートする仮想化ベンダーが不在では使いものにならない。
VMware社は、1年近く前にVI 3.5をリリースしてAMD-V RVIのサポートを表明している。
今日では、大半のハイパーバイザーがこれをサポートしているが(ここのサポート状況については刷新された virtualization.infoバイヤーズガイドを参照)、この技術による仮想インフラのパフォーマンス向上の詳細はまだ分かっていない。
VMware社は今週、この疑問に答えるかなり興味深い全9ページの白書をリリースした。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)…われわれはRVI対応のAMDシステム上において、ソフトウェア専用シャドウページテーブルテクニックのパフォーマンスと比較することでRVIのパフォーマンスを評価した。この調査により、RVI対応のシステムは、MMUの仮想化でシャドウページを利用するのに対してパフォーマンスを向上させられることが分かった。
RVIにより、MMUに対する要求の高いベンチマークでは最大42%、そしてMMUに対する要求の高いマイクロベンチマークでは最大500%のパフォーマンス向上が可能になる。…
これらの結果はVMware ESX 3.5 Update 2とまもなく登場する「AMD Quad-Core Opteron 8384」(コード名「Shanghai」)を使って行われた分析から出てきた。
「Extended Page Tables」(EPT)と呼ばれ、2009年から2010年ごろに登場予定のこの技術のIntel版が出るまではこちらの白書をお楽しみいただきたい。
VMware社とIntel社はクロスCPUライブマイグレーションに懐疑的(20081118-8)
AMD社はちょうど1週間前、Intel製CPUからAMD製CPUへの仮想マシンのライブマイグレーションが可能であることを示すデモを行った。
SearchServerVirtualizationは11月18日、VMware社とIntel社がそのデモにコメントするというかなり興味深い記事を公開した。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)…Intel社の元CPUアーキテクトで、現在はVMware社の主任プラットフォームアーキテクトを務めるRichard Brunner氏は、「VMware社は現在、同じCPUベンダーの異なるプロセッサファミリー間でエンタープライズ環境のワークロードのライブマイグレーションを可能にする『Enhanced VMotion Compatibility』をフルにサポートしている。この技術により、顧客は異なるバージョンのプロセッサ間で、安定し、信頼性の高い形でこれらのワークロードを柔軟に移動することができる」と語っている。
しかし同氏は、「ライブマイグレーションを行うVMで互換性を持つクロスベンダーのx86命令セットや機能を開発する試みは安定性を危険にさらすため、われわれはまだそれに取り組んでいない」と付け加えている。…
クロスCPUのライブマイグレーションをサポートするのにかなり慎重になるVMware社はおそらく正しいが、記事の著者は仮想化ベンダーに対して2億1850万ドルを出資する(そして 買収を目指しているとのうわささえある)Intel社との特殊な関係を適切に浮き彫りにしている。
もしかすると、このような関係がなければVMware社は多少はリスクを冒してAMD社の取り組みをサポートするのかもしれない。
Intelから自社CPUへのKVM仮想マシンのライブマイグレーションを行うAMD社(20081110-4)
AMD社は先週末、 ある偉業を発表した。動作中の仮想マシンを、それぞれ別のブランドのCPUで動作する1つの仮想化プラットフォームから別のものへ移行するというものだ。
この分野ではいくつもの進展が見られていたが(「AMD-V Extended Migration」や「Intel Flex Migration」など)、これまで可能だったのは、同一ベンダーの異なるCPUファミリー間でのVMのライブマイグレーションだけだった。
AMD社とIntel社が境界を越えるべく協力することは決してなく、Intel社のある幹部はかつて、このようなことが実現する可能性はほとんどないとまで語っていたはずだ。
だが今回、AMD社はCPU情報をマスクして「Intel Xeon DP Quad Core E5420」から近日中に登場する自社の「45nm Quad-Core Opteron」への移行を行う方法を見つけ出した。
同社はこの目標を達成するためにRed Hat社と協力したため、だれもがXenハイパーバイザー経由での移行実現を想定したが、実際はそうならなかった。
Red Hat社は6月、Xenの代わりとしてKVMを採用しており、デモではこの仮想化プラットフォームが使用された。
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