ニュースヘッドライン
5nine社がMigrator for Hyper-V 1.0のベータを投入(20100121-4)
2009年6月に本格的な活動を開始した新興企業の5nine Software社が同社の3番目となる製品「Migrator for Hyper-V」を発表した。
同社の最初のソリューション、「P2V Hyper-V Planner」はP2V移行エンジンで、VMware社やMicrosoft社のハイパーバイザーを利用する場合、集約プラントを比較することでキャパシティプラニングも行える。
Migratorは、キャパシティプラニング、P2V移行、そして実行中の配置最適化を1つのソフトウェアにまとめるP2V Hyper-V Plannerのスーパーセットとなっている。これは非常に理にかなっている。
Microsoft System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)2008 R2と統合されて以下の作業を実行する。
- 仮想マシンの自動プロビジョニング
移行に使う仮想マシンのプロビジョニングを行う。移行プランの一環として当該仮想マシンのすべてのパラメータが計算される。 - ハードウェアのプリプロセス
物理マシンを分析し、移行の成功を妨げる要因を特定して、内蔵の総合Knowledge Baseを使って是正処置を提案する。P2V変換の成功率向上に役立つ。 - P2V移行ジョブと移行ヘルパの自動化
物理マシンを実際に移行する際、物理マシンが自動的に移行されなかった(例:オンラインではなくオフライン移行を行う、インストールでService Packsが必要になった、インストールされているソフトウェア/ドライバの修正が必要になったなど)場合に移行完了を成功させるのに必要な処理をシステム管理者に通知する。
5nine社がOptimizer 1.0のベータテストを開始(20091020-1)
新興企業の5nine社が同社ツールの第3弾とともに戻ってきた。
6月に本格的な活動を開始した同社は、P2V移行ツール搭載のキャパシティプラニングソリューションと仮想インフラ用ファイアウォールを既にリリースしている。
一方、現在ベータ中で第4四半期中にリリース予定の3つ目の製品は「Optimizer」と呼ばれている。
「P2V Planner」が仮想マシンへの変換が必要な物理サーバ上でwhat-if分析とキャパシティプラニングを行う一方で、Optimizerの方は既に仮想化されたインフラ上で同じことを行う。
5nine社が、P2V Plannerを機能強化する形ではなくOptimizerを別のツールとして投入する理由は明らかではない。
Physical-to-Virtual(P2V)キャパシティプラニングは、大企業以外の顧客だと年に数回しか行わないようなものだ。また、SMBのなかには年に1回しか行わないところもある。
Optimizerの方がP2V Plannerよりはるかに頻繁に利用されるかもしれないが、これらの顧客が同じエンジンに2倍の対価を支払うことは考えにくい。
ラベル: 5nine, Capacity Planning, Releases
リリース:5nine Virtual Firewall 1.0(20090707-1)
5nine社は仮想化市場参入から1カ月も経過していない全く新しい新興企業だ。
同社はプラニングフェーズだけでなく、実際にP2V移行までも行うHyper-V用のキャパシティプラニングツールを発売した。
5nine社は最初の製品に集まった関心を利用するのではなく、同じくHyper-V用となる「Virtual Firewall」という第二弾の製品を発売してきた。
つまり、セキュリティベンダーの大半がVMsafe APIの利用が可能なVMware環境向けの革新的な製品のリリースを競い合う一方で、この新興企業は基本的にMicrosoft社の市場で孤軍奮闘していることになる。
これらのベンダー各社がVMsafeを利用するに先立ち受けた厳しい批判は5nine社にも当てはまる。仮想マシン内でソフトウェアファイアウォールを実現しても、それが仮想ファイアウォールになることは絶対にないということだ。ホストの物理リソースに何台の仮想マシンのアクセスが集中するかが完全に予測不可能であるため、このような製品のパフォーマンスが「仮想」になるのがせいぜいだ。
そしてもちろん、仮想ネットワーキングやゲストOSと対話せずハイパーバイザーのカーネルと透過的にやりとりできるVMsafeライクなアプローチをHyper-Vが実現するまでは、5nine社、Microsoft社(Hyper-V VM内でISA Serverをサポート)、そしてほかのベンダー各社にもこれが当てはまる。
これ以外にも、最初のバージョンはホスト間とのトラフィックのフィルタリングにしか対応しないなど、Virtual Firewallには制限がかなりある。現在は、VM間のネットワークアクティビティを検査およびブロックする方法が全くない。
大事なことを言い忘れていたが、セキュリティ業界全体が高度なステートフルインスペクションを提供する一方で、同製品の核となっているのはシンプルなパケットフィルタリングエンジンのようだ。
5nine社がHyper-Vを採用するであろうSMBユーザ層にとって使いやすいものを提供しようとしていることは理解できるが、今回の最初の試みはやや弱く、「pfSense」のような無償だが極めてパワフルな製品には完敗だ。もちろん、同社の開発者はこれを「仮想ファイアウォール」とは呼んでいないが、顧客はこれを仮想マシンに導入し、仮想ネットワーキングを完全に保護できるよう再設定することができる。
5nine社がステルスモードから脱してキャパシティプラニング市場に参入(20090616-6)
6月15日、5nine社という新興企業が競合ひしめくP2V移行とキャパシティプラニングの2つの市場に一気に参入してきた。
P2V移行ツールはどの主力仮想化プラットフォームにも徐々に組み込まれるようになってきた。VMware社、Microsoft社、そしてCitrix社はいずれも自社製のものを用意しており、Oracle社も研究開発部隊を3つ傘下に入れて素晴らしいものを作り出そうとしている。
これらがどれも無償で提供されているという事実は、生き残りをかけて悪戦苦闘するこの業界内のベンダー各社に悪影響を与えた。
今のところ、この分野の競合各社はどこも、仮想化の採用を加速させ、スタンドアロンP2Vツールの存在を正当化すべく移行ツールとキャパシティプラニングプラットフォームを統合しようという先見の明を持ち合わせていない。
だが、5nine社の戦略はまさにこのような形のようだ。
同米新興企業は2009年はじめに設立された非公開会社だと思われる。
今のところ、同社の経営陣の詳細は分かっていない。われわれが知っている幹部は最高技術責任者(CTO)のKonstantin Malkov博士と、取締役のRatmir Timashev氏のわずか2人だけだ。
Malkov博士はコンサルティング会社であるPWI Corporation社の出身で、同氏はオーナー兼CTOだった。
Timashev氏はVeeam社の社長として知名度が高く、5nine社とVeeam社が将来提携するようになることは容易に想像が付く。
この新興企業が初めてリリースしたのは「P2V Hyper-V Planner」と呼ばれる製品だ。
ほかのキャパシティプラニングツールと同様に、これもデータセンタ内の物理マシンの棚卸しを作成および保守し、アプリケーションワークロードの利用率を追跡して、業務上の制約や仮定のシナリオに基づいて各種移行計画を計算する。
5nine社ではこの製品の無償バージョンを提供しているが、こちらはP2Vの移行と基本的なレポートの作成しかできないようだ。
VMware社、Novell/PlateSpin社、CiRBA社、Lanamark社、そして最近のLiquidware Labs/VMsight社など、キャパシティプラニング業界の競争は注目すべき状況にある。
その上、Microsoft社が既にMAPという完全無償のHyper-V用のキャパシティプラニングツールを提供しているという事実は明らかにしておくべきだろう。
5nine社もvirtualization.infoの仮想化レーダーに追加した。
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