Sun社との合併計画について詳しく説明するOracle社 - 記事更新(20100127-4)

1/27/2010   |   原文はこちら (English)

oracle logo

数カ月待たされてきたが、Oracle社は1月27日、74億ドルで買収したSun製品群統合に向けた自社のロードマップをついに明らかにすることができる

全日にわたって開催されるこのオンラインイベントを発表するにあたり、同社はこの2社の巨大ベンダーが共通して保有するコンピューティングスタック全体を見せる長時間の紹介ビデオを用意した。ハードウェア製品にはどれにも新しいSun|Oracleロゴがついている。

ここ数カ月の間は、Oracle社はSun社のハードウェア事業を捨て、自社の現行の戦略と合致するほかの部分に集中したいのではないかとの声が複数あった。
この紹介ビデオはあらゆるものを網羅しているが、そのような考えだけは含まれていない。全く逆で、Oracle社がハードウェア市場で持つようになったポテンシャルを強調しているように思えるし、ステージにある3台のラックはこの分野に対する同社の意気込みをさらに示すものとなっている。

このイベントはすべてを表したキャッチフレーズで幕を開ける。「ソフトウェア。ハードウェア。完成。」である。


Oracle社は最初の会計年度において研究開発に総額43億ドルを投資しようとしている。

Oracle社がSolaris OSと、それが組み込む仮想化技術への投資額を増やす計画であるため、これは仮想化にも影響を与える。

Edward Screven氏がステージに登場し、OSと仮想化に関するOracle社の計画を説明する準備を整える。
まず第一に、Oracle社はLinuxとSolarisの両方の提供と投資を継続する。

Oracle VM Serverはx86/x64およびSPARCの両アーキテクチャ上で動作する。Oracle VM Managerは両タイプのホストを一緒に管理する。

SunOracle_Virtualization

さらに、Oracle社はOS仮想化製品である「Solaris Containers」(x86/x64用)と「Logical Domains」(SPARC用)の両方を提供し続ける。

Oracle社はSun VirtualBoxをOracle VMファミリーの一部として統合し、サンドボックスのような形で利用する計画だが、これは同社が近い将来いずれかの仮想ラボ自動化システムベンダーを買収して自社製品を統合したい考えであることを意味する。

そのほか、Oracle社にはSun VDIコネクションブローカをOracle VM Server内でサポートし、包括的なVDIソリューションを提供する計画もある。これは、現行のSun VDIがVMwareを近々サポートしなくなる可能性があることを意味する。

Oracle_VirtualBoxまた、VMware社との関係についてもOracle社は時間を無駄にすることなく、この仮想化ベンダーと競合したい考えであることを明確にしてきた。

Oracle_vs_VMware

この比較で興味深いのは、Oracle社がMicrosoft社と同じアプローチでVMware社に対抗している点だ。いずれのベンダーも物理/仮想管理を実現しているが、VMware社は仮想分野にしか対応していない。

現実問題、インフラ管理会社に変わっていくことをVMware社が近い将来認めることはないだろうが、同社の重点がもはや仮想化だけではなくなっているという兆候はある。
SpringSource社の買収Zimbra社の買収ミドルウェア製品に対する関心はすべて、他社が限界を指摘するのを同社が静観していないことを確認するものだ。
したがって、Oracle社が顧客にとって興味深いVMware社の代替ベンダーとなるには、この日あまり詳しい解説がなかった仮想化の計画をかなりうまく実行に移さなければならないことになる。


最新情報:EMC社国際マーケティング担当バイスプレジデントのChuck Hollis氏が、この合併に関するかなり興味深い実態を公表しており、Oracle社は自身の会社がCisco社やVMware社と連合を組むことに決めたときに取ったものと同じアプローチを取る新たなライバルであるとしている。

Hollis氏はまた、VCE Coalitionと全面対決するには今のOracle社にはネットワーキングコンポーネントが欠けていること、それが自社の次の買収先になるかもしれないことを示唆した。
これには100%賛同できる。HP社が3Com社を買収したばかりであることは残念でならない。Juniper社などいかがか?

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