リリース:VMware View 4.0(ソフトウェア専用PCoIP付属)(20091116-4)
VMware社は先週、「vSphere 4.0」をサポートし、Teradici社のソフトウェア専用版リモートデスクトッププロトコル、「PCoIP」を新たに搭載した待望の「View 4.0」をようやくリリースした。
VMware社ではView 4に2つのバージョンを用意している。同時ユーザ1人当たり150ドルの「Enterprise」(vSphereおよびView Manager 4.0付属)と、同時ユーザ1人当たり250ドルの「Premier」(さらに加えてView ComposerとThinAppが付属)だ。
もちろん、このリリースでメインとなる問題はLANやWANでPCoIPがどこまで優れたパフォーマンスを示すかだ。
残念ながら、同製品のダウンロード販売開始が11月19日であるため、パフォーマンス分析を行い、「Microsoft RDP 7」や「Citrix ICA/HDX」など、VDI市場に大量に登場してきた多数の 代替製品との比較を行うことは現時点では不可能だ。
PCoIPにとっての重大な問題は、最初の製品版(同プロトコルはこのレベルよりもっと成熟しているが、今のところハードウェアコンポーネントに依存している)の段階で新しいプロプライエタリなRDPを選定するに値するパフォーマンスをそれが示すのかという点だ。
VMware社とTeradici社が共同開発契約を結んだばかりで、しかもそれが独占ではない点を考えると、顧客の多くはここで注意しておきたい。
もしTeradici社がVMware社のライバルに買収されたり、大きな問題を抱えたらどうなるだろうか?
そして何より、プロトコルの最適化は非現実的で高コストだと1年後にVMware社が判断し、批准されたばかりの「Net2Display」標準のような別のものと交換することになったらどうなるだろう?
いずれにしても、もう既にいろいろ言われ尽くした。
Brian Maddenも既に簡単なFAQリストを公表しているが、そこには2つの興味深い詳細がある。
- PCoIPクライアントは現在Windowsのみサポートしており、LinuxとMac OSの両バージョンは2010年にサポートの見込み。
- View 4.0は、Microsoft Windows 7をゲストOSとして2010年初頭にフルサポートする。
Chad Sakacでは、先ごろ発表された「VBlock」と呼ばれるVMware/Cisco/EMCハードウェアでView 4.0アーキテクチャをデザインするための原案を既に公表している。
このソリューション(VBlock 1)は2048台以上の仮想デスクトップに対応し、価格はすべて込みでライセンスあたり750ドルとなっている。
このなかではパフォーマンス分析もいくつか行われている。ここでは、これらの数字が(何らかの差が生じるとの仮定で)RDPとPCoIPのどちらのプロトコルを使って入手したものなのかが明確になっていないが、その内容は必読である。
最新情報:多少の遅れはあったがVMware社がようやくView 4.0(ビルド210939)の一部をリリースした。
これをインストールするには、2009年11月19日にリリースされた「Update 1」(ビルド208156)で先にvSphere 4.0をアップデートしておく必要がある。
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