リリース:Parallels Server 4.5 Bare Metal(20091007-7)
2005年から始まった長々と続く作業の末、Parallels社が基盤ハイパーバイザーである「Parallels Server 4.5 Bare Metal」の出荷準備をようやく整えた。
2008年6月発売のParallels Serverのホステドバージョンと異なり、(バージョン1.0から4.5に一気に飛んだ)このエディションは、競合ハイパーバイザーの「VMware ESX」、「Citrix XenServer」、「Microsoft Hyper-V」、そして「Oracle VM Server」のようなベアメタル上に実際にインストールする。
同ハイパーバイザーアーキテクチャは興味深いが、われわれにも、ほかのタイプ1 VMM(仮想マシン・モニタ)プラットフォームとの比較を行ったほかのところにも、これまで多くの混乱を招いてきた。
上の図では、同製品が同ハイパーバイザーのプライマリパーティションにVirtuozzo(「Container」のラベルが示している)をインストールするのか、それともLinuxタイプのものをVirtuozzoを上にしてインストールするハードディスク内に別の論理ボリュームを作成するだけなのかがあまり明確になっていない。
いずれにしても、Parallels Server 4.5 Bare Metalは以下をサポートする。
- 最大12基の仮想CPU/最大64GバイトのvRAM/最大2TバイトのvHDD /最大16枚のvNICを搭載した仮想マシン
- Intel VTおよびVT-d、FlexPriorityおよびEPT
- AMD-VおよびRapid Virtualization Indexing(RVI)
- 32/64ビットゲストOS(各種Windows、Red Hat、SUSE、DebianおよびUbuntuの各種Linuxのほか、FreeBSDも含む)
- USB 2.0
- 仮想マシンのテンプレートとスナップショット
- 仮想マシンのライブバックアップ(WindowsおよびLinuxゲスト限定)
- Parallels Servers Bare Metalホスト間におけるVirtual-to-Virtual(V2V)のコールド移行(VM間あるいはVM-to-container/container-to-VMも)およびV2Vのホット移行(コンテナ限定)
- 物理サーバから仮想マシンもしくはコンテナへのPhysical-to-Virtual(P2V)のコールド移行
- 1台のホスト内の大半の作業に対応するローカル管理コンソールとCommand Line Interface(CLI)
- エンタープライズ管理用のParallels Virtual Automation(旧Parallels Infrastructure Manager)のサポート
Parallels社が発表したこの製品の価格は、VMware社、Citrix社、Microsoft社、そしてOracle社のすべてが競合する有名なプラットフォームを完全に無償提供している点を完全に無視しているように思える。
CPUあたり1500ドルという価格ではあるものの、「Advanced Edition」はVirtuozzoをバンドルしているので面白くなりそうだが、Parallels社ではこれのLinuxバージョンしか提供しないことにしたようだ(これは、前述のアーキテクチャと何らかの関係があるのかもしれない)。
この5番目のハイパーバイザーを市場はどのように受け入れるのだろうか。
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