VMware社はクライアントハイパーバイザーを2010年前半以降リリースへ(20090904-1)
VMworld 2009カンファレンスが9月3日に終了したが、例によって驚くべき体験ができた。
virtualization.infoは既に、2日間にわたって行われた基調講演(第1日および第2日)のほか、非公開で特別に行われたクラウドコンピューティングに関する基調講演もカバーした。
例年通り、同ショーに関する感想も含めた長めの総括は1週間程度以内にお届けする。
いずれにせよ、サンフランシスコを離れる前にSteve Jobs氏を完全にまねて言うと、「もう1つある」。
VMworld開催中の小規模な記者説明会において、一新されたクライアントハイパーバイザーのリリース計画をはじめ、いくつかの質問に同社最高技術責任者(CTO)のSteve Herrod氏が答えてくれた。
Herrod氏によると、VMware社のクライアント仮想化プラットフォーム(CVP)のリリースは2010年前半以降になるという。
同氏はこれについて何の補足もしていないが、発売は第2四半期になる印象を受けた。いずれにせよ、同氏はそのコードがベータなのか一般公開版なのかも明らかにしなかった。
したがって、VMware社が競合各社を驚かそうとしているのでなければ、これは2009年末に一般公開予定の無償版「XenClient」でCitrix社が先行してくることを意味する。
同クライアントハイパーバイザーは、次世代仮想デスクトップインフラにとって重要なものだ。
「View 4.0」やソフトウェア版「Teradici PCoIP」プロトコルとともに、CVPも「VMware VDI 2.0」プラットフォームの重要な基盤部品となっているのだ。
実行に移すにあたり何かミスを犯せばVDIに対する信頼が傷つき、幅広い普及が遅れるのは避けられない。VMware社はVDI戦略に巨額の資本を投じており、CVPについては慎重の上に慎重を期したい考えだ。
今回のVMworldで同社があまり多くの情報を明かさなかったのはそれが理由なのかもしれない。
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