KVM搭載Enterprise Linux 5.4をリリースするも、そのほかすべてに遅れが出るRed Hat社(20090914-5)

9/14/2009   |   原文はこちら (English)

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仮想化コミュニティーの多くがカリフォルニア州サンフランシスコのVMworld 2009で忙しい動きを見せていた9月上旬、Red Hat社は同社の新しい仮想化製品の第一弾をイリノイ州シカゴで開催したSummit 2009でようやくリリースしていた。

市場は、同社が新しい「Enterprise Virtualization Hypervisor」(RHEVH:VMware ESXiやMicrosoft Hyper-V Serverと競合する最小構成バージョンのRHELとKVMの組み合わせ)と、サーバおよびデスクトップ向けの新しい「Enterprise Virtualization Managers」(EVMs)を発売すると想定していたところが、Red Hat社がリリースしたのはRHEL 4.5だけだった

同社は3月、これらの新製品が2009年半ばから18カ月かけて順番にリリースされると発表したが、あるベータテスト担当者が非公式に公表した技術に関するいくつかの詳細を除き、今のところ一般大衆は一切何も知らない。

ただし、シカゴで開催されたRed Hat Summitの参加者(もしくはVMworldのRed Hat社ブース訪問者)にはもう少し情報がある。幸運にも、Red Hat社は同イベントの個別セッションのビデオを複数公表しているので、仮想化関連のものはだれでも見ることができる。

 

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こちらの最初のものについては、Linux-KVM.comが広範にわたって概要を公開している。
浮き彫りにする価値があると思われるポイントをいくつか紹介する。

  • Red Hat社では、コードベースが同じであるため、ベアメタル上でも、RHEL kvm上でも、スタンドアロンkvm上でも、RHEL上でのISVソフトウェア認証をサポートする。
  • RHEVスタンドアロンkvmは、100MB以下と必要容量がかなり小さく、pxeブートなどが簡単に行える。
  • ホストはコアが96、RAMが1Tバイトまで拡張可能。
  • ゲストは最大16vcpusとRAMが256Gバイトまで拡張可能。
  • サポートされるLinuxゲストはRHEL 3、4、5。サポートされるWindowsドライバはWindows XP、2003、および2008用。
  • そのほか、NUMA、パワーマネジメント、メモリページ共有(ksm)などの重要な機能がある。KSMは密度に関連して重要で、当初から製品に搭載される。
    48コアマシンで軽いワークロードのVM。256GバイトのRAMで600台以上のVMが動作可能。
  • 社内および顧客によるテスト結果では、SAPのワークロードが85-95%のパフォーマンス、Oracle OLTPがベアメタルで80-92%。LAMPスタックの方がベアメタルよりパフォーマンスに優れる。Javaはベアメタルで最大94%を達成。
  • 管理ツールは2009年後半にリリースされる。
    ホストでの問題発生時にほかのホスト上でのVMの自動再起動を可能にすることで高可用性をサポート。クラスタレベルのシステムスケジューラ、ライブマイグレーション、および節電モードをサポート。定期メンテナンス中にサーバからvmの自動ライブマイグレーションを行うメンテナンスマネージャも用意。さらに、監視およびレポートツールも搭載。
    テンプレートやシンプロビジョニングを含むイメージ管理をサポート。

    virtualization.infoからのお知らせ:Red Hat社はRed Hat Enterprise Virtualization ManagerのビデオをYouTubeで公開しており、われわれはこれをウェブサイトのサイドバーとvirtualization.tvで公開している。

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