VMware社がVMworld Europeを2010年10月に延期(20090807-7)
8/07/2009
| 原文はこちら (English)
数カ月間流れていたうわさが正式に確認された。VMware社がVMworld Europeを第1四半期から第4四半期へと延期する。北米の主要カンファレンスからわずか1カ月だ。
これには少なくとも3つの意味がある。
- カリフォルニア州サンフランシスコで間もなく開催されるVMworld 2009ではなく、旅費削減のためにVMworld 2010への来場を予定していた欧州の人々は、これで数カ月ではなく丸1年待たなくてはならなくなった。
- 出展するベンダーはすべて、カンファレンスチームを2チーム構成し、1カ月しか間があかない2つのVMworldの物流を管理しなくてはならない。
大手企業各社はその準備が万端だが、規模の小さいVMware社のパートナー各社は問題を抱えているかもしれない。 - 両方のイベントへの参加を計画する一部の顧客は、四半期予算の関係でそれが無理になる可能性がある。
仮想化コミュニティーの有名なメンバーから当初出てきた反応は、こちらや、こちら、そしてこちらのものなど、あまりよいものではない。
いずれにせよ、VMware社としてはそうしなくてはならない理由がいくつかある。
- 北米カンファレンスの参加者数を減らす。
2008年開催のVMworld 08には1万4000人の参加者があった。世界的な経済危機はさておき、もしこの傾向が続けば利益も確かに増加するがロジスティックスの問題も発生する。
同社は地域ごとの参加者のバランスを取り直し、イベントの管理を簡略化したいのかもしれない。 - 欧州カンファレンスの重要性を高める。
VMware社が北米のイベントを主要カンファレンスとして位置づけていることは周知の事実だ。
欧州の参加者がこちらに参加したいと考えるのは、皆が同じ行動を取ることからネットワーク作りの機会が増え、人気の講演があり、最新の発表があるためだ。 - Microsoft社のカンファレンスビジネスを牽制する。
Microsoft社はTechEd欧州カンファレンスを第4四半期に設定しており、VMworldと重複するユーザ層はごく一部ではあるものの、彼らはVMware社にとって極めて興味深い対象だ。
今のところ、Microsoft社ではTechEdのスペースを仮想化には大きく割いておらず、仮想化専用カンファレンスがないことも確かだ。
欧州の多くの企業やシステム管理者にとって仮想化は今も重要な優先事項の1つで、第4四半期に1つのイベント分しか参加予算がない場合は、TechEdではなくVMworldを選ぶことになるかもしれない。
VMware社はVMworldファンのためのページをFacebookに用意している。そちらにコメントするのも良いかもしれない。
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