VMware社がTeradici PCoIPソフトウェアをインプリメントしてView 4.0のプライベートベータを投入(20090805-1)
VMware社は8月4日、「Site Recovery Manager(SRM)4.0」に続き、もう1つプライベートベータを投入した。VDIソリューションのViewだ。
この新しい「View 4.0」では、「Teradici PC over IP」(PCoIP)リモート処理プロトコルの同ソフトウェア専用インプリメンテーションがようやく用意された。
VMware社では、Video Electronics Standards Association(VESA)に参加し、登場することのなかった「Net2Display」と呼ばれる新標準の開発を始めた2007年後半から「Microsoft Remote Desktop Protocol」(RDP)の代替手段開発に取り組んでいる。
Net2Displayが近い将来RDPに取って代われないことが明確になると、VMware社は自社VDIプラットフォーム用としてもっと効率的なプロトコルを投入するための2段階構成の計画を立ててきた。
同社はその第1段階で、「TCX-MMR」(マルチメディア用)およびTCX-MDS(マルチディスプレイ用)の両技術を使うべく、シンクライアントベンダーのWYSE Technology社との間でOEM契約を結んだ。
VMware社は第2段階で、ハイパフォーマンスPCoIPプロトコルのソフトウェア専用バージョン作成に向けたTeradici社との共同開発プログラムを立ち上げた。
Teradici社の技術は、専用グラフィックスアダプタの助けを借りなければ今のところ動作せず、それが仮想デスクトップを提供するマシンにインストールされている必要がある。
VMware社はVMworld Europe 2009でこの技術が動作する様子のデモを行い、好評を得ている。
View 4.0のこの最初のプライベートベータは完全にPCoIP専用であったため、それから数カ月の開発期間を経て両社ともに何か見せられるものが準備できたようだ。
今後登場するベータ版はコネクションブローカ本体の方に重点を置くことになり、対象も拡大される可能性がある。
このソフトウェア専用インプリメンテーションのデモは、カリフォルニア州サンフランシスコでまもなく開催されるVMworld 2009で行われると仮定して間違いないだろう。
両社が開発中のものがRDP(Microsoft社が2008年1月に獲得したCalista技術のおかげでVDIの方に重点が置かれつつある)に取って代われるだけ高速なものかどうかはもうすぐ分かるだろう。
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