VDIの本格普及は2010年から2011年以降とするVMware社に対し、異なる見解を示すCitrix社(20090804-5)
VMware社の最高経営責任者(CEO)、Paul Maritz氏は前回の決算発表で利益の38%減や複数の新幹部の獲得を発表しただけでなく、VDIの採用に関する同社の予想も示した。
VMware社が新興企業のPropero社を買収し、これまで最高のパートナーであったCitrix社や、自らが2006年に作り出した業界の他社すべてと競合する決断を下した2007年4月からVDIに力を入れてきたことはよく知られている。
したがって、VDIの本格的な採用が早くとも1、2年後になるだろうというMaritz氏の言葉を聞くのは驚きだ。
これは、決算発表時にCiti社のアナリストが誇大宣伝と現実を切り離すよう求めたことに対して答えたものだ。Maritz氏は以下のように答えている。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)…関連する問題をすべて問題なく理解させ、素晴らしいポテンシャルを秘めた極めて重要なものと考えられるよう本番環境に投入するにはしばらく時間がかかるが、売上高で大きな影響を与えるようになるのは実際は2010年もしくは2011 I年になると思う。…
VMware社とCitrix社がデスクトップ仮想化分野で発表した結果を比較すると、このコメントはさらに驚くべきものになる。
Maritz氏によると、同氏の会社は2009年第2四半期に2件の新しいEnterprise License Agreements(ELA)を確保したという。Citrix社CEOのMark Templeton氏は同時期に200社の新規顧客を開拓したことを発表し、そのうち10社が1000台以上の仮想デスクトップを契約したという。
これで、VDIの本格採用がまだであることがはっきりしたが、VMware社の自信のなさについては最近見えてきたばかりだ。
デスクトップ仮想化戦略の指揮が執れる新しい最高技術責任者(CTO)を同社が積極的に探しているのはこれが理由なのかもしれない。
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