Microsoft社がHyper-V Linux Integration Componentsのオープンソースリリース前にGPLライセンスに違反(20090804-7)
Microsoft社は2週間ほど前、同社史上類を見ない行動に出た。自社技術のいくつかをGPLv2ライセンスでオープンソースとして公開したのだ。
具体的には、LinuxゲストOSのパフォーマンスを引き上げる準仮想化ドライバのセットである「Hyper-V Linux Integration Components」をオープンソースとしてリリースした。
Microsoft社がこの前代未聞の行動を正当化する表向きの理由は、Linux仮想マシンの相互運用性とパフォーマンスを向上させたいという願望だ。しかし、投入直後に舞台裏の詳細が見え始め、完全に別の話が明らかになった。
これらのコンポーネントをオープンソースとして公開するはるか以前に、Vyatta社の主任エンジニアであるStephen Hemminger氏は、自身の会社が最初からHyper-Vをサポートできるようにするための方法を調査していた。
そのため、Hemminger氏はMicrosoft社が「Novell SUSE Linux Enterprise」用にリリースする「Linux Integration Components」を調査して、準仮想化ドライバをVyatta仮想ルータのカーネルに統合できるかどうか判断する必要があった。
同氏はこのとき、Microsoft社がクローズドソースとオープンソースのコードをパッケージ内で混在させることでGPLライセンスに違反していたことを発見した。
事を荒立てないようにするため、同氏はNovell社に連絡を取り、Microsoft社と協力し、パッケージ全体をオープンソースとしてリリースすることでライセンス侵害の問題を穏やかに解決するよう求めた。
Microsoft社の公式発表にはGPL違反への言及はなく、Novell社もこの詳細は省略することにしたが、ZDNetの報道によると、彼らは最終的にこれを正式に認めざるを得なくなったという。
Microsoft社がこの件について寄せた最終回答は、違反があったことを否定している。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)Microsoft社の判断は、GPLv2ライセンスに関連して認識された義務に基づいて下したものではない。
ラベル: Microsoft
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