「Hello Freedom」:VMworld出展者にかかるさらなる制限(20090812-2)
開示情報: virtualization.infoでは、「Virtualization Congress」と呼ばれる仮想化技術のカンファレンスを単独開催している。
その第1回は2009年5月に米国で開催されたが、これはCitrix Synergy 2009カンファレンスとの共催だった。Citrix社のイベント共催はVirtualization Congressのスケジュール、セッションの内容、あるいは講演者の選択に何の影響も与えていないが、Citrix社がVMware社と競合関係にあり、Virtualization CongressがVMworldに対するお粗末な対抗イベントだと誤認される可能性があることも事実だ。
Brian Maddenは5月末、間もなく開催されるVMware社主催の主力カンファレンス、VMworld 2009では(その多くが直接競合するところであるため)出展者に前代未聞の深刻な制限がかけられていることを浮き彫りにした。
具体的に、VMworldの出展者はVMware社の製品と重複する、もしくはそれにとって代わる製品の宣伝やデモを行うことが許されていない。
さらに、VMware社のパートナー以外(つまり「競合各社」)は、10平方フィート(0.93平方メートル)以上の広さのブースを持つことができない(virtualization.infoではスポンサーの1社にこのことを確認している)。
さらに大事なことを言い忘れていたが、出展者の社員は各社のブース周辺外に出てはならないという。
そして今度はCitrix社が新たな制限を公表してきた。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)「出展者」は、「主催者」のイベントを利用して「出展者」がスポンサーもしくは参加者となるイベントの宣伝や広報活動をしないことに同意し、それにともない、本契約において「主催者」が参加する「イベント」以外については、「イベント」の前後2日間は本契約の対象となる「イベント」と同様の内容で半径50マイル以内で開催されるイベントにおいて行事、クラス、セミナー、展示、あるいは同様のマーケティング活動の実施、宣伝、支援、後援を行わないことにも同意する。
この契約は、VMware社の公式マーケティング活動の最中や前後にベンダー各社がカンファレンス会場周辺のホテルで同時開催する晩さん会への参加までもが簡単に制限されるほど制限が強いものとなっている。
Microsoft社では、この新たな制限を回避する独創的なソリューションを考え出した。同社は、VMworldの開催日に大きく先立ち同社最高の情報源がカンファレンス会場周辺のセッションやレストランにいることを宣伝しているのだ(笑)。
2009年のVMworldのキャッチフレーズが「Hello Freedom」(自由よこんにちは)だというのはあまりに皮肉なことである。
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