VMware社がLifecycle Manager 1.1のベータプログラムを開始(20090714-1)
1年以上が経過し、刷新された自社製品ポートフォリオのなかで最も有益なツールの1つである「Lifecycle Manager」についてVMware社がようやく何らかの進展を見せてきたようだ。
この製品を支える技術はスイスの新興企業であるDunes Technologies社から2007年9月に獲得したものだ。
Dunes社のオーケストレーションフレームワークは、セルフサービス仮想マシンプロビジョニング用のシンプルだがかなり便利なウェブポータルの構築に利用された。
そのフレームワーク自体は「vCenter Orchestrator」へと変化し、「vSphere 4.0」の一部としてバンドルされ、自動化パッケージの方は「vCenter Lifecycle Manager」へと変化した。実際、新しい1.1ベータ(ビルド4376)が適切に動作するには前者のアップデート版を必要とする。
かなり複雑ではあるが、理論上、 顧客はOrchestratorを使うだけで独自バージョンのLifecycle Managerを開発できるはずだ。
vSphere 4.0が明確にサポートされた以外、今回のアップデートでどのような新機能が加わったのかは明確でない。リリースノートには、バグ修正とパフォーマンス強化の記述しかない。
悲しむべきことに、新ベータは「Internet Explorer 8」、「Firefox 3.5」(1週間前のリリースなのでとりあえずこれは良しとする)、「Safari 4」、そして「Chrome 1.0/2.0」をはじめ、最も人気の高い最近のブラウザを全くサポートしていない。
しかしながら、同製品は多くの仮想環境において重要なものだと考えられる。
Lifecycle Managerのカギを握るコンポーネントは、(新しいVMを必要とする)「ユーザ」、(新しいプロビジョニングの問い合わせを承認もしくは否認する)「承認者」、(承認したVMの導入場所を決める)「ITスタッフメンバー」、そして(VMテンプレートへのアクセスを許可し、導入ガイドラインを定義する)「IT管理者」の4種類のアクセスレベルで新しいVMの導入を許可する機能だ。
この製品は、複数の部署がITスタッフ用の新しい仮想マシンを継続的に必要とする大企業において最も有益なように思えるが、VMのスプロール現象は堅牢な運用フレームワークがなく、管理者の数も不十分なSMBセグメントの方で見受けられる。
VMware社にはMicrosoft社がSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)でやっているようなvCenter Serverとの完全な融合を考えていただきたい。
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ラベル: Lifecycle Management, VMware
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