Red Hat社には仮想化の顧客に質の高いサポートは提供できないとするOracle社(20090715-4)

7/15/2009   |   原文はこちら (English)

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Oracle社は、Oracle VM、Sun xVM Server、およびVirtual Ironの各ハイパーバイザーの統合プランについて相変わらず口を閉ざしているが、新しいライバル各社の話になると冗舌になる。

同社はちょうど2カ月前、「オモチャのアプライアンスしか搭載していない」としてVMware社の仮想アプライアンス構想と「Marketplace」を切り捨てた。
それから1カ月、Oracle社はx86/x64アーキテクチャ用のハイパーバイザーを提供する全仮想化ベンダーを排除するようサポートポリシーを修正し、同社の辞書に「コーペティション」という言葉がないことを明確にしてきた。

そして、7月15日に攻撃の的になったのがRed Hat社(部分的にはNovell社も)だった。
Oracle社は先週、自社の企業ブログでXenとオープンソースに対する意気込みを強調してきた

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

…Linux版初の商用データベースを1998年に投入してOracle社によるLinuxへのコミットは始まった。Oracle社はすべての業務をLinuxで行っているだけでなく、製品の基本開発もLinuxで行っている。現在、Oracle社には9000人以上の開発者がLinuxで作業を行っており、「Global Linux Support」は100カ国以上の国で提供している。…

この率直な書き込みの要点がOracle社にしか提供できないサポート品質にあることは明らかだ。
この主張を裏づけるため、Oracle社は「Oracle Unbreakable Linux」発売の背景にある理由に関する別の記事を指摘している

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

Oracle Unbreakable Linuxは、既存の「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)インプリメンテーションあるいは新しい「Oracle Enterprise Linux」のインプリメンテーションのサポートプログラムとして2年前に発売された。Oracle Unbreakable Linuxプログラムは顧客がRed Hat社からは得られない(もしくは提供されない)エンタープライズクラスのサポートを提供するものだ。

Oracle社はLinuxのサポートでRed Hat社には不可能な以下をはじめ、最も品質の高いサポート、価値、そして実証済みのビジネス手法を実現している。

  • 145カ国で7500人以上の専門家が24時間体制でグローバルサポートを提供
  • ライフタイムサポートポリシー(7年以上の汎用製品サポートは年数無制限で期間延長可能)
  • プレミアバックポート(特定の機能のバックポートリクエストにより、アップデートがリリースされるたびに毎回アップグレードするプレッシャーから解放)

…Red Hat社のサポート品質に対する不満や、さらなる価値を追求したいという願望から、多くのユーザがRed Hat SupportからOracle Unbreakable Linux Supportに切り替えている。…

このメッセージはRed Hat社に直接向けられたものだが、それは、何年も前からXenを売り込んだ末にオープンソースハイパーバイザーをKVMに切り替えて完全な方向転換をした会社がRed Hat社であるためだ。

Red Hat社は新製品がようやく登場する9月にほかの仮想化ベンダーとの競争を(再)スタートさせる。
そして、顧客がKVMのトレンドに乗ることを全く考えないうちに、Oracle社は自社のサポートが格段に優れていることを周知させたい考えだ。

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