リリース:Microsoft Windows Server 2008 R2 with Hyper-V R2(20090722-9)
かねてからの予測通り、Microsoft社は7月22日に「Hyper-V R2」を搭載した「Windows Server 2008 R2 RTM」の最終確定を発表した。
確定機能のリストはMicrosoft社がRelease Candidateをリリースした6月から明らかにされていた。
- 仮想マシンのライブマイグレーションをサポート(Windows Server 2008 R2 Standard Edition)
- 仮想ディスクのホットプラグをサポート
- 最大64基の論理プロセッサをサポート(最大8基の物理プロセッサで8コア)
- 最大1Tバイトの物理RAMをサポート(Windows Server 2008 R2 Standard Editionは32Gバイトのみサポート)
- 最大384台の1ウェイ仮想マシンをサポート(論理プロセッサ1基あたり仮想CPU8基)
- Processor Compatibility Modeのサポート(同じCPUベンダーの世代を超えて仮想マシンを移行)
- Core ParkingおよびCPU消費電力コントロールをサポート
- Second Level Address Translationをサポート(SLAT、旧ネステドページテーブル:NPT。具体的にはAMD RVIとIntel EPT)
- TCP/IP Offload Engines(TOEs)のサポート
- ジャンボフレームのサポート
- Intel Virtual Machine Device Queues(VMDq)のサポート
さらに、新しいWindows Server 2008 R2 Remote Desktop Services(RDS:旧Terminal Services)に「Remote Desktop Connection Broker」という基本のコネクションブローカコンポーネントが搭載されたことでHyper-V R2がVDI対応になったことも加えておくべきだろう。
同社では現在、より友好的なライセンス供与条件と、Citrix社やQuest社などのパートナーの取り組みによってVDIの採用を大々的に売り込んでいる。
ライセンス供与条件については何の変更もない。Windows Server 2008 R2 Standard Editionでは1台、Enterprise Editionでは最大4台、そしてDatacenter Editionでは無限の仮想マシンを「無償」で持つことができる。
新しいハイパーバイザーは10月22日に世界同時発売されるが、Microsoft社のパートナーはMSDNおよびTechNetの両ウェブサイトから既にダウンロードが可能となっている。
Microsoft社の仮想化関連ポートフォリオには、先週リリースされた「Microsoft Assessment&Planning(MAP)Toolkit 4.0」や、現在Release Candidateが用意されており、もうすぐリリース予定の「System Center Virtual Machine Manager 2008 R2」など、ほかにもHyper-V R2をサポートするものがいくつかある。
virtualization.infoでは、「VMware vSphere 4.0」、「XenServer 5.5」、そして新しいHyper-V R2を含むバイヤーズガイドの新エディションを数週間以内にリリースする。
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