IBM社が仮想化管理ソリューションを有償化(20090721-1)
IBM社が、同社の顧客に無償提供されるDirector管理スイート用プラグインの「VMControl」を先ごろ発表した。
(「Express」および「Standard」の)2つのエディションが用意されたVMControlは、複数のハイパーバイザー用の管理機能をDirector 6.xプラットフォーム上に追加する。
Expressエディションはかなり基本的な管理機能とVirtual-to-Virtual(V2V)のコールド移行を提供するだけで無償となっている。
StandardエディションはOVFフォーマットをサポートするテンプレートライブラリ(Image Manager)を用意し、新たな仮想化プラットフォーム(AIX NIMとSystem z z/VM)もサポートする。
機能が多いこちらのバージョンは有償(現在価格は未定)で、現時点では60日の試用版となっている。
いずれにせよ、同ツールが対価を支払うに値するものかどうかは顧客が慎重に検証する必要がある。
IBM社が現在VMControlと呼んでいるものは、同社が2004年12月に投入し、それから何度も名前を変えてきたものだ。
当初の名前は「Virtual Machine Manager」で、Director 4.20の無償拡張機能としてリリースされた。
そして、IBM社はまる1年がかりでこれをバージョン2.0にアップグレードしたが、リリースされたものはバグ修正と新しいDirector 5.10のサポートが加わったのみだった。
同プラグインは1年後の2006年11月に「Virtualization Manager 1.0」へと名称が変更された。
IBM社がその際にインプリメントした新機能は「Virtualization Engine on System p」の試験サポートとNovell社のXenインプリメンテーションだけだった。
今回はこれが「VMControl 2.1」の名前で約3年ぶりに復活した。
非x86仮想化プラットフォームの試験サポートが正式サポートとなり、IBM社が5年がかりで追加してきたわずかな機能が有償となった。
ラベル: IBM
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