Xenがバージョン3.4に到達し、Hyper-Vをデフォルトでサポート(20090601-5)
6/01/2009
| 原文はこちら (English)
オープンソースハイパーバイザーのXenが1年近くの開発期間を経てバージョン3.4に到達する。
次のような重要な機能が投入されるため、これは同プロジェクトにとって重要な節目となる。
- Xen Client Initiative(XCI)Enhancements
Xen 3.4には最初のXCIコードリリースが含まれており、コミュニティーの拡張/向上のための基本クライアントハイパーバイザーが提供される。
Citrix社の仮想化/管理事業部担当最高技術責任者(CTO)、Simon Crosby氏が、この点に関して興味深い新たな詳細を明かしている。
Xenプロジェクトでは初めて、単純にハイパーバイザーを提供するだけでなく、それをベンダー/ユーザ/開発者にまかせ、それぞれに自分のシステムを構築させようとしている。 このリリースには、管理ツールスタックの「Dom0」やXenなど、ありとあらゆるものが詰まっている。 つまり、Xenクライアントシステムの準備から運用開始までに必要なものすべてがそろっている。 - RAS - Reliability(信頼性) - Availability(可用性) - Serviceability(保守性)
Xen 3.4は、システムの不具合を回避および検知し、システム障害を切り離すことで最大限のアップタイムを実現し、システム障害を管理者に通知してハードウェア/ソフトウェアを適切に保守する多数の機能を用意している。これらのサービスを組み合わせることで、障害対応およびバックアップ機能を内蔵した堅牢なXenハイパーバイザーが実現する。 - 電源管理
Xen 3.4は、ピーク電力を節約するよう最適化されたスケジューラやタイマなど多数の新アルゴリズムによって節電機能を向上させ、プロセッサ管理を改善している。 - Hyper-V啓もうインターフェースのサポート
XCIコンポーネントは、クライアントハイパーバイザーの提供を目指すすべてのベンダー(Citrix社、Phoenix Technologies社、Virtual Computer社、およびNeocleus社など)にとって重要なものだが、当然ながら最も興味深いのはXenのクローズドソース版とも言えるHyper-Vを特に設定しなくてもサポートする新機能だ。
同ハイパーバイザーを利用する主要ベンダーがCitrix社、Novell社、そしてOracle社(今ではSunとVirtual Ironの両方)のわずか3社であることを考えると、今後はXenロードマップの進化が非常に興味深くなっていくだろう。
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