VMware社がHyper-Vのクラッシュビデオに謝罪(20090612-5)

6/12/2009   |   原文はこちら (English)

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IT業界の競争を見渡しても、仮想化業界で展開されているマーケティングのゲリラ戦ほどすごいものはない。

ハイパーバイザーを支配下に置くベンダーがほかのコンポーネントを提供する他社すべてに影響を与え、いろいろな意味でコントロールできることを考えれば、それは完全に理解できることだ。
OSベンダーの絶対的領域が史上初めてハイパーバイザーベンダーによって脅かされている。後者が仮想化をプラットフォームにしようと試みる一方で、前者はこの技術を確実に独立したものにしようとしているのだ。

また、10年前と比較した場合、ベンダー各社には競合各社に対するFUD(不安・疑念・不信)を広めるための新しいツールがあるのも事実だ。ブロガー、Twitter、Facebook、YouTubeなど、さまざまなところで対価を支払い、見込み客に影響を与え、熱心なファンたちに愛すべき製品を何が何でも過大評価し、守らせることができる。

最近では、マーケティング部門が一線を越えることもどんどん一般化している。
一方で、企業がマーケティング活動の誤りを公に謝罪することは非常に珍しい。

ここで問題になったのはVMware社で、同社はプロプライエタリなVMmarkベンチマークプラットフォームの特定のバージョンで仮想マシンが動作中に「Microsoft Hyper-V」がクラッシュするビデオを配信したことを謝罪した

ここにあるそのビデオは、VMware Performance Teamが用意し、同社の技術マーケティングマネージャ、Scott Drummonds氏によってYouTubeにアップロードされた。
Drummonds氏は仮想インフラのあらゆる分野に極めて真剣に取り組むVMware Performance Teamの所属だが、同氏はテスト環境に関する技術情報を一切公表しなかった。

詳細が不足していたことから多数の否定的な発言が飛び出し、VMware社研究開発担当シニアマネージャのBruce Herndon氏は、VMmarkがサポートされていないコンフィギュレーションのHyper-V仮想マシン内で実行されたことを公表せざるを得なくなった。

結局、最終的にDrummonds氏は謝罪を余儀なくされ、Herndon氏は以下のように認めざるを得なかった

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

これらの巨大でかなりアクセスのあるウェブサイトのダウンはHyper-Vが要因だと非難するのは不当だと指摘する興味深い電子メールを受け取った。Hyper-Vの安定性の問題により、親パーティションで青画面が表示されるなどして個々もしくは少数のVMがダウンする可能性はある。これは妥当な意見だと思うのでここで公表する価値はある。だが、MSDNやTechNetのクラッシュがHyper-Vの責任だとは言えない。これはクラッシュの背景にある問題を公表する判断を下した場合に限ってMicrosoft社が発言すべき内容だ。

当然、Microsoft社はこれ以上ないといった過剰反応を示した。パート1パート2パート3パート4、およびパート5に分かれている。

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