Microsoft社がVisual Studio Lab Management 2010のベータを投入(20090608-9)
仮想ラボ自動化システム分野で好調な少数のベンダー各社(VMware社、Surgient社、VMLogix社、Skytap社、そしてひん死のStackSafe社など)は、もうすぐMicrosoft社というとてつもなく大きな問題に直面する可能性がある。
世界各地で仮想化を普及させるのにその巨大なデベロッパーコミュニティーを活用せず数年間を無駄にした同社がようやく動きを見せてきた。
2008年11月に発表された「Visual Studio 2010」、「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)2008」、そして「Hyper-V 1.0/2.0」の仮想ラボ自動化システム向けの統合は、今後「Visual Studio 2010 Lab Management」と呼ばれることになった。
同製品はベータ1フェーズに入ったばかりで、.NET分野で大ヒットする可能性を秘めている。
Visual Studio Team System(VSTS)Lab Management Teamでは先ごろ、仮想ラボ自動化システムの基本情報やVisual Studio 2010の機能を説明するブログを開設しているので、ぜひ定期購読されたい。
以下にわずかながらその抜粋を紹介する。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)TFSのラボ管理サービスは、ラボインフラと複数の仮想化プラットフォームをまたぐ仮想マシンプロビジョニングの管理にSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)を使う。Lab ManagementにはSCVMMのコピーが付属する。
「Microsoft Test and Lab Manager」は「Windows Presentation Foundation」ベースのリッチクライアントとなっている。「Lab Center in Test and Lab Manager」を使うと以下が可能になる。
- 仮想/物理環境の作成と管理
- 環境のスナップショット取得や、仮想環境の既存スナップショットへの復帰
- 環境内での環境ビューワ経由での仮想マシンとのやりとり
- 環境向けテスト設定の定義
Testing Centerではテスト計画、テストスイート、およびテストケースを定義し、それらをラボ環境で実行することが可能となっている。
Team Foundation Build ServiceにはLab Managementワークフロー作業がバンドルされている。これらの作業はWindowsワークフローデザイナーのなかで以下を実現するカスタムワークフローの作成がドラッグ&ドロップを使って可能になっている。
- 仮想環境の素早いプロビジョニング
- 複数の「クリーンアップ」スクリプトを実行したり、必要なOSやアプリケーションを再インストールするのではなく環境スナップショットを利用する「クリーン」環境への素早い復帰
- 分散ワークフローの使用による仮想マシン上でのセットアップとコンフィギュレーションスクリプトの実行
- 導入後の環境スナップショット取得など
このベータ1は2010年4月半ばに有効期限が切れる設定になっているため、製品版の発売はその期限の数カ月前である可能性が非常に高い。
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