企業がVMware社やCitrix社のハイパーバイザーではなくKVMを好む理由(20090429-3)
4/29/2009
| 原文はこちら (English)
WorksWithUに掲載された記事は、VMware社やCitrix社のハイパーバイザーではなくKVMを採用することにした会社の初めての事例かもしれない。
とは言うものの、この著者のシナリオは1台の仮想ホストにわずか2台の仮想マシンと、SMBでも最も規模が小さい部類に入る。
それでも、UbuntuでVMware ESXやCitrix XenServerではなくKVMを選択するに至った理由を読むのは興味深い。
- コスト。 仮想化要件が最小限(1台のホストマシンで2台のゲストサーバが動作すればよい)であるにもかかわらず、VMwareでは膨大な経費がかかってしまう。 「VMware Motion」のような機能を加味しても、膨大な予算が必要になり、すべてのCPUが実際に仮想化専用になっているかどうかにかかわらずVMware社がマシンではなくCPUに課金することも関係ない。 KVMは完全に無償かつ自由であり、VMware Motionと同等の機能を提供する。
- 導入のしやすさ。 Ubuntu 8.04へのKVMのインストールはapt-get並に簡単だ。 ESXサーバも同様に簡単にインストールできるが、ライセンスの手続きによって好ましくない複雑さが加わる。 もちろん、KVMにはライセンスが一切不要だ。
- 速度。 具体的な数字はないが、KVMベースの仮想マシンの方が明らかにVMware上のものより反応が優れているように「感じた」。 われわれの体験は、同じハードウェアでVMwareが3台であるのに対し、KVMは5台のVMをサポートできるとしたRed Hatの昨秋の主張を実証しているように感じる。 また、Ubuntuサーバがかなり効率的なホストであるのに対し、(VMが1つも動いていない状態で)ESXサーバがシステムオーバーヘッドで500Mバイト以上のメモリを無駄にしたのも厄介だった。
- 管理。 明らかに、VMware社はシステム管理者が自分のワークステーションでLinuxを運用していることは考えなかったようだ。 その結果、VMwareのグラフィカル管理インフラはWindowsでしかサポートされていない。 LinuxのCLIクライアントもあるが、もっと多くのオプションを望みたい。 対照的に、KVMはコマンドラインでも、グラフィカルインターフェース(ローカルマシン上およびssh経由でのリモートワークステーション)でも、Enomalyウェブインターフェース経由でも管理することができる。
この選択に至った経緯を完全に理解するためにも、この記事の全文をぜひお読みいただきたい。
ラベル: KVM
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