VMware OrchestratorがvCenter 4.0用無償モジュールとして登場(20090429-7)
VMware社は先週初め、5月21日以降人気の高い「VMware Infrastructure 3.x」に取って代わる「vSphere 4.0」プラットフォームの価格と発売日を発表した。
VMware社はこの発表に先駆け、来月リリースされ、仮想インフラ管理者にとって考えられるほとんどのニーズをカバーする新製品の一覧を公開している。
そのうちの1つが特に興味深い。「vCenter Orchestrator」だ。
この製品を支える技術は2007年9月に買収した欧州の新興企業、Dunes Technology社から獲得したものだ。
Orchestratorは非常に複雑なあらゆる自動化インフラの基盤部品となっているため極めて興味深い。
仮想インフラに同様の自動化フレームワークを提供している企業は非常に少ない(その一方で、同レベルの精度を提供しながら物理および仮想の両データセンタを自動化すると主張するベンダーは多い)。
これまでのところ、VMware社はこれらの新モジュールの価格設定に関する計画を公開していないが、新しいvSphereの価格設定を見ると、それが安くはならないことは容易に想像がつく。ところが、今回の同社には顧客を驚かせる可能性があるのだ。
virtualization.infoが複数の情報源から得た情報によると、VMware社にはOrchestratorをvCenter用の無償モジュールとして提供する計画があるという。
関連ウェブサイトにある公開文書はこの点が明確でないが次のようにある。
「VMware vCenter Orchestrator」は「VMware vCenter Server」に同梱され、VMware vSphereをサポートする。運用するために新規購入する必要はない。
これで、あとはどのエディションのvSphereにこの新モジュールが登場するかの問題になる。新しい「Enterprise Plus」ライセンスの高額な料金を正当化するために、その一部でのみ提供されるのかもしれない。
VMware社が既に発表しているもう1つの新製品、「vCenter Data Recovery」がこのケースに当てはまる。この場合、すべてにではなくvSphereの一部エディションにだけバンドルされている(ほかのエディションでは有料オプション)。
VMware社には、この投稿に対するコメントもしくは電子メールによるOrchestratorパッケージングの説明をぜひ期待したい。
いずれにせよ、もし本当にVMware社が同ツールを無償で提供する計画ならば、既存のライバル(Workflow StudioのCitrix社、PlateSpin OrchestrateのNovell社)や、まもなく登場するライバル(Vizioncore vControlのQuest社)は厳しい状況に直面するかもしれない。
ラベル: VMware
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