Sun xVM Serverの開発が無期限延期に(20090429-2)

4/29/2009   |   原文はこちら (English)

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1週間前、Oracle社がSun社買収を発表し、顧客、パートナー、アナリスト、そして両社の社員までも驚かせた。
Sun社の多くのプロジェクトについては現在議論が行われており、一部は打ち切られる可能性がある。
FacebookやTwitterなどのSNSサイトで流れているメッセージを読むと、Sun社内でFUD(不安・疑念・不信)が広まりつつあることは容易に想像が付く。

Sun社が現在抱えるなかで最も重要なプロジェクトの1つであり、今回の合併の悪影響を受けると思われるのが、Xenベースのハイパーバイザーで、Sun社が当初2007年9月に発表した「xVM Server」のリリースだ。

同ハイパーバイザーの発売は何度も延期されてきた。Sun社が出した最後の最新情報では、最初のリリース予定は2009年第2四半期とのことだった。
購入を考えている人々は、このようなリリースではFibre ChannelやiSCSI SANのサポートといった重要な機能がいくつも欠けることは先刻承知だ。この件についてSun社では、2009年後半のアップデートを待つよう示唆している。

同社では当初、xVM Serverと、物理と仮想の両方のマシンを処理できる野心的なエンタープライズ管理ソリューションである「xVM Ops Center」とを一緒にリリースし、仮想マシンのライブマイグレーションやリソースプールなどの強化機能を提供する計画だった。
だが、Ops Centerの用意は整ったものの、xVM Serverが用意できなかったため、Sun社は仮想データセンター管理を未サポートのまま後者を途中でリリースすることにした。 
「xVM Server 1.0」が存在しないのにOps Centerが既に2.0に到達しているのはこのような理由からである。

Sun社は先週末、Ops Centerを密かに再びアップデートし、バージョンを2.1に引き上げた。
xVM Serverをサポートする兆候は全く見えないので、ハイパーバイザーの発売日はまだ先になるようだ。

Sun社が実際にこの製品をリリースする可能性はかなり低くなったようだ。
Oracle社はXenベースの独自ハイパーバイザーである「Oracle VM Server」を既に保有しており、同ベンダーが重複する製品をリリースするのは全く理にかなわない。
つまり、VM ServerとxVM Serverが結合する方がはるかに可能性が高い。もしこれが何らかの技術的束縛から不可能な場合、Oracle社は自社の独自ソリューションを使い続け、Sun社のコードは捨ててしまう可能性がある。Sun社が仮想化市場参入を遅らせるごとに競合各社は毎日マーケットシェアを拡大しており、メインで使用するハイパーバイザーの変更が容易ではないことから、Oracle社がxVM Serverの開発継続は割に合わないとの判断を下す可能性もある。

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