FastScale社が戦略を転換?(20090409-5)
2007年第2四半期に創業した米新興企業のFastScale Technology社( virtualization.infoの記事参照)は今週はじめ、「Stack Manager Workstation Edition」というまもなく登場する新製品を発表した。
現在公開ベータテスト中のこの新ツールは、Amazon EC2にアップロードを行うアプライアンスビルダだと考えることができる。
CentOSとRed Hat Enterprise Linux(4と5の両方)上で動作し、AMIフォーマットで仮想マシンを生成する。
同製品は、アプリケーションとOSのやりとりをトラッキングし、関連するライブラリやサービスなどだけを専用のパッケージ(DAB)内にカプセル化する「Composer Suite技術」を使ってアプライアンスを構築する。
いずれにせよ、DAB内部のアプリケーションにOSは見えない。Composerは各部品の位置を仮想化し、もしDABにないものでアプリケーションに必要なものがあれば、それを中央のレポジトリからすみやかに取得する。
今の市場にはこれに近いものが存在しない。同製品はWindows版もあり、かなりのメリットを提供している。
それでも、FastScale社はここ2年あまり影響力を強めることができずにいるようだ。
virtualization.infoが2008年6月に報じたように、同社はSun社をはじめとする複数の企業と買収交渉を行っているが進展はない。
FastScale社にとって、クラウドコンピューティングの流れに乗る必要はないようだ。その技術はどのデータセンタのなかでも便利だが、同社はその存在を世界中に周知させるのに適した方法を考え出す必要がある。
VMware ESXと同時にAmazon EC2をサポートする概念が最良の手段だとは思えない。
ラベル: FastScale
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