Cisco社がTidal Software社を買収した理由(20090410-1)

4/10/2009   |   原文はこちら (English)

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まもなく登場する「Unified Computing System(UCS)」ブレードシステムの技術的な詳細はあまり明らかになっていないが、Cisco社に何らかの計画があることは明らかだ。
そして、これはHP社、IBM社、そしてDell社と競ってx86サーバを販売するだけが狙いの計画ではない。

Cisco社が市場に投入できると考えているものが何であれ、最も関連性が高いのはハードウェア側ではなさそうだ。
UCSを巡る最大の疑問は、同ネットワークベンダーがBMCやVMware製品を自社の「UCS Manager」とどのように組み合わせるのかだ。
どのような手法をとるにせよ、UCSが今月中の発売予定(4月21日に想定される「VMware vSphere 4.0」と同日の可能性が大)であることから、Cisco社は既にこれを用意しているようだ。

ではなぜ、Cisco社は現金と保有ベースの報奨金で1億500万ドルを投じてTidal Software社を買収しなければならないのだろうか

Tidal社はジョブスケジューリング、アプリケーションパフォーマンス管理、そして自動化ソフトウェア製品を扱っている。しかし、これらは既にBMCやVMware製品に搭載済みのはずだ。

もしかすると、Cisco社はUCSサポートソリューションの第二弾(Microsoft社やRed Hat社など)として登場するサードパーティープラットフォーム用オーケストレーションスイートの発売準備を進めているのかもしれない。
また、Cisco社はBMCとの技術提携だけでは十分安全だと感じておらず、自前のツールボックスを用意したいと考えているのかもしれない。
あるいは、ベータフェーズで現行のUCSソフトウェアスタックの制限が明らかになり、Cisco社がパートナーのギャップを自前で埋めようとしているのかもしれない。
さらには、Cisco社の計画が今明らかになっているものよりはるかに複雑で、競合各社が注意すべきなのかもしれない。

われわれは先週はじめにテキサス州ヒューストンのHP本社を訪れていたが、同社幹部らがこの新規参入者を過小評価することはないようだ。

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