Vizioncore社が新戦略を公表し、マルチハイパーバイザー管理とオーケストレーションが登場へ(20090305-8)

3/05/2009   |   原文はこちら (English)

vizioncore logo

virtualization.infoでは12月末、VMware社の最も忠実なパートナーであるVizioncore社が向かう新しい方向を浮き彫りにした

同社がほかの仮想化ベンダーを受け入れるようになった背景には、Microsoft社やOracle社などと関係が深い管理会社のQuest社、VMware社の行動、そしてHyper-VとXenServerが生み出す新たなチャンスがある(Quest社がCitrix社の製品開発担当バイスプレジデントを引き抜いたことには理由があるのだ)。

われわれが集めた証拠以外、Vizioncore社はその方向性を示すことがなかった。これは、Quest社による2008年1月の買収完了後に多くの顧客が予想したことだった。

だが先週、同社がようやく新戦略を明らかにし、まもなく登場する2製品を発表した。「vControl」と「VESI」だ。

vControlはエンタープライズ管理製品で、「VMware ESX」、「Citrix XenServer」、そして「Microsoft Hyper-V」をサポートする。
セルフサービスのプロビジョニングポータルをエンドユーザに提供し、管理者にはタスクベースの自動化ツールを提供する。

VESI(もしくは「Virtualization EcoShell Initiative」)は、Microsoft PowerShell IDEフリーウェアの「Quest PowerGUI」の無償拡張機能で、仮想化のプロ専用にカスタマイズされている。
いずれも多彩なPowerShell cmdlet(Citrix XenEssentialも将来的にサポートされるかもしれない)をサポートするVMware vCenterとMicrosoft System Center Virtual Machine Managerの両方をサポートする。
そのほか、VESIは以下のような素晴らしい機能をいくつか搭載する。

  • あらゆる規模のVMware環境をまたぐ大量処理の実行による管理作業の最適化
    • コンフィギュレーション
    • 電源
    • 棚卸し
  • VMware環境のプロ向けのマニュアルを作成してホスト、VM、ストレージ、およびネットワークのコンフィギュレーションを表示し、潜在的なコンフィギュレーションの問題を簡単に特定する。
  • VMware環境に対する変更を追跡および報告し、環境のトラブルシューティングを行いながら根本原因の解析を支援する。
  • VMware環境や仮想化されたワークロードの各側面に関するカスタムレポートを作成/生成する。 

Vizioncore社では、メンバーが開発したスクリプトをほかのメンバーが共有および拡張できる新しいIDEのコミュニティー構築を目指している。
同社自身が最高のスクリプトを用意し、開発者たちがまもなく登場するvControlを強化するという流れは容易に想像できる。

つまり、Vizioncore社はVMwareに対応した信頼できるバックアップ/リカバリ会社から、すべての主要ハイパーバイザーに対応した管理/オーケストレーション会社への変革を進めているのだ。
方向性が見えた今、同社のポートフォリオでは今後さらなる統合や集約が予想される。

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