SAP社がXenServerで500台のサーバを仮想化へ(20090310-1)
通常、virtualization.infoでは顧客の事例をカバーしていないが今回は例外だ。
ソフトウェアとしてのSAPは世界で最も重要でミッションクリティカルなアプリケーションの1つだ。
また、会社としてのSAP社の方は、業界で最も仮想化に関する知識が豊富な企業の1社だ。同社は2007年にハードウェア仮想化をフル採用し、VMware、Xen(Novell社とRed Hat社の両インプリメンテーション)、そしてMicrosoft Hyper-Vの各プラットフォームをサポートしている。
彼らは3日間にわたって開催されるVirtualization Weekというカンファレンスまで主催している。
しかし特に重要なのは、先ごろ開催されたVMworld Europe 2009においてPaul Maritz氏が開幕初日の基調講演でSAP社に30分以上の時間を提供して示されたように、SAP社がVMware社の重要なパートナーの1社であることだ。
SAP社がXenServerで約500台のサーバを仮想化している事実には要注目である。
これは本当の意味でCitrixのハイパーバイザーを実証するものだ。
とは言うものの、プレスリリースにはXenServerがまず世界中のトレーニングセンターの仮想化に利用され、その後プロジェクト管理に利用され、数百台の開発/テスト/サポートマシンのP2V移行が行われることへの言及がある。
したがって、SAP社ではまだXenServerを本番環境で利用する準備が整っていないのかもしれない(あるいは、準備はできているが実行できずにいるのかもしれない)。
いずれにせよ、VMware社の関係者はたびたび、XenServerはエンタープライズレベルのハイパーバイザーではないと話している。ならば、同社の最も優秀で最も信頼できるパートナーの1社がこれを大規模採用する理由をぜひ聞きたいものだ。
価格設定が悪いのだろうか?それともライバルを軽視しているのだろうか?
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