Citrix社とIntel社の提携に神経質になるVMware社(20090303-3)
1月末にCitrix社とIntel社が共同で驚くべき発表を行い、Xenベースのクライアントハイパーバイザー(コード名:Thunder Lake)を開発する大規模な技術提携を明らかにした。
新プラットフォームはまもなく登場するCitrix社製品に2009年下半期に統合され、主要OEM各社経由で流通するため、この提携は市場に大きな影響を与えるものになる。
両社ともこれが独占契約ではないことを強く明確にしているが、何らかの理由からVMware社が神経をとがらせている。
VMware社とIntel社はコラボレーションを常に進めてきた間柄であり、両社の密接な関係は大半の顧客がよく知るところだ。VMware社の新規公募時には、Intel社が2億1850万ドルを投資しており、同チップメーカーがVMware社の買収を熟慮しているとのうわさもだいぶ以前からある。
しかし、それだけでは十分でなかったようで、先週のVMworld Europe 2009(virtualization.infoによる第1日および第2日の速報参照)では、VMware社がまもなく登場する「Client Virtualization Platform(CVP)」を巡るIntel社との提携に関して発表 を急ぐ必要があると感じた。
これら2つのプレスリリースを比較すると、いくつか小さな違いが浮き彫りになる。Citrix社とIntel社の提携は相当額の資金の動きがある研究開発や財務業務のように感じるが(そして、Citrix社がThunder Lakeを販売するたびにIntel社にはかなりの手数料が入る)、VMware社とIntel社の提携はVMware CVPが「Intel vPro」技術をサポートすること(完全な想定内)を正式に確認するだけのように思える。
「開発」(Intel社-Citrix社)対「投入」(Intel社-VMware社)の関係だ。
この発表をどのように読むのが正しいとしても1つだけ明らかなことがある。VMware社がIntel社との有名な提携を顧客に思い出させようとしているのであれば、それは同社が不安になりつつあるということだ。
これでだれがプレッシャーを感じているのかはお分かりだろう。PR部門か、同社幹部か、それとも顧客だろうか?
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