明らかになるCisco社とVMware社とEMC社の戦略概要(20090203-4)
2008年12月初旬、virtualization.infoはCisco社が間もなくx86サーバ市場に参入するという速報を伝え、VMware社の技術(そしておそらくEMC社のストレージ)を使った「California」というコード名の大規模ブレードシステムの一部詳細を明らかにした。
そのわずか2カ月後、この情報はほかの世界各国の報道機関(New York Timesなどの主力紙も含め)が確認した。
Cisco社(そしてVMware社とEMC社)は、同社最高技術責任者(CTO)のPadmasree Warrior氏が「Unified Computing」というような名前の製品による将来的な新市場参入を認めた以外はプロジェクトについて口を閉ざしたままだ。
これら3社が提携を発表する時期さえも明らかでない(VMworld 2009だろうか?)。
にもかかわらず、われわれはその謎を解く最初のカギを見つけたかもしれない。しかも、それはEMC社から出てきた。
実際、EMC社でVMware戦略提携担当シニアディレクターを務める(そしてvirtualization.infoで2008年度のトップブロガーに輝いた)Chad Sakac氏は2月2日、プライベートクラウドマシンのビジョンを大々的に売り込む驚くべき書き込みを公開した。
(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)…
ポイントその1:(少なくともx86のワークロードについては)100%仮想化されたデータセンタを想定。 x86のワークロードを何でもVMの候補にするためには何が必要か、そしてその変換を加速させるためには顧客をどのように支援するのか。
ポイントその2:物理インフラのレイヤ(CPU、メモリ、ネットワーク、ストレージ)はすべて透過的でなくてはならない。 透過的とは「表に出ない」ことを意味する。 これはいろいろなことにつながり、ハードウェアの各要素を透過的にするにはそのなかで互いを結びつける汎用OSなどが「APIモデル」を用意する必要がある。
ポイントその3: 物理インフラのレイヤはすべてが「VMオブジェクト」(もっと正確には、アプリケーションやアプリケーションSLAを定義するVMのグループ)を考え、理解し、対応する必要がある。 アプリケーションを定義するこれらのVMグループは、素早く価値を獲得する手段(Virtual Appliances)としても、サポートするインフラとしても中心的なものとなる。 要は、ネットワークとストレージが「VM対応」になる必要がある。
…
もちろん、Sakac氏はこの記事を将来を見据えた個人的見解として発表しているが、同氏の観点はかなり信頼性が高く、好都合な偶然の一致から、同氏はVMware社CTOのSteve Herrod氏や、Cisco社CTOのEd Bugnion氏と一緒に昨年のVMworld 2008でプレゼンテーションを行っている(そして、まもなく始まるVMworld Europe 2009でも行う)。
そこで、念のため全文を読んでおきたい。これら3社のベンダーの近い将来の行動を占う現在入手可能な情報のなかで最も優れたものだ。
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