ベンチマーク:App-V対SVS対ThinApp対XenApp(20090211-3)

2/11/2009   |   原文はこちら (English)

仮想化業界では、Ruben Spruijt氏 / Jeroen van de Kamp氏が提供し、VMware社が誤りを立証したVDIシナリオでのXenServer、ESX、そしてHyper-Vのベンチマークを巡る激論がまだ続いているが、そこに新たな調査結果が出てきた。

VMware社が関与したこのパフォーマンス分析は、焦点をVDIからアプリケーションの仮想化へと移し、「Citrix XenApp 5.0」、「Microsoft App-V 4.5」、「Symantec SVS Pro 2.1」、そして「VMware ThinApp 4.0.1」を比較している。

計測には「Devil Mountain Software(DMS)Clarity Suite」が使われた。「Clarity Tracker Agent」がベンチマークを計測するWindowsマシンに導入され、「Clarity Studio」がワークロードのシミュレーションを行い、結果は詳しい分析のためにExo Performance Networkにアップロードされた。

その結論はかなり興味深い。

  • 組み込み仮想化モデル(ThinApp)を使用するアプリケーション仮想化ソリューションが最高のアプリケーションスループットを達成した。そして、唯一ありのままで高いパフォーマンスを引き出し、全体のCPU利用率も低かったThinAppは、仮想化技術に関連して一般的に発生するパフォーマンス「ヒット」を最小限に抑えたい企業や組織のためのソリューションとして優れている。
  • 対照的に、カーネルモードドライバやサービスを採用するソリューション(App-V、SVS、XenApp)は、極めて高いカーネルモード動作など、ソフトウェアが一段と複雑化する。これは、アプリケーションの動作速度を低下させ、CPUの負担を増大させるランタイムのオーバーヘッドにつながる。これらのエージェントは、(エージェントのプロセスの一部として)直接的にも、(アプリケーションの作業セット拡大により)間接的にも、かなりのメモリ容量を消費する。
  • エージェントベースのソリューションは、破たんの可能性を秘めた新しい単一障害点(カーネルモード実行)も持ち込んでくる。IT部門では、これをデスクトップコンピューティング装置群のテストや認定で加味する必要がある。身動きできない環境の未サポートや、特定のバージョンのWindows(x64)で動作しないといった機能的な制限は、アプリケーション仮想化の要因をさらに複雑化し、ITの現場はこれらのプラニングや導入課題に基づいたインフラの設計に新たなリソースを投入せざるを得なくなる。

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