Microsoft社がMED-V 1.0のベータテストを開始(20090116-3)
Microsoft社は1月15日、これまで「Kidaro Managed Workspace」と呼ばれていた「Microsoft Enterprise Desktop Virtualization(MED-V)」の最初のベータ版を11月の約束通り用意してきた。
Microsoft社はKidaro社を2008年3月に買収したが、製品は例によって同社が新ブランドで販売する前に課すソフトウェア開発基準と品質基準を満たすため開発し直す必要があった。
Managed Workspaceは「Type-2 VMM」(仮想マシン・モニタ)のプラットフォームラッパ(「Virtual PC」や「Virtual Server」のような基盤仮想化プラットフォームではない)となっており、セキュリティレイヤで仮想マシンを包んで、そこで管理者が詳細な社内ポリシーを定義し、アクセス可能な物理ネットワークを決定してVMの失効時期や仮想ハードディスクの暗号化の有無を決める。
Microsoft社ではこのカテゴリーの製品をプラットフォームラッパではなくクライアントホスティング型の仮想化と呼んで、仮想デスクトップのイメージが一元的に保管および管理される点を大々的に売り込んでいる。 しかし、この用語はVDI(Microsoft社はつい最近の2008年までこれをホスティング型デスクトップ環境と呼んでいた)との間で混乱を生じさせる可能性がある。
業界が明確な定義をまだ決めかねているため、virtualization.infoの記事と仮想化レーダーでは「プラットフォームラッパ」を使用する。
現在この分野におけるMicrosoft社のライバルは、ACEを擁するVMware社(ただし、ACE機能は「VMware Workstation」内部に組み込まれ、現在の形の製品は消滅する可能性があることに注意)、「vThere」を擁するSentillion社、そして「VM Fortress」で参入間もないTresys Technology社のわずか3社しかいない。
これら3社に加え、MokaFive社が同社の新しい「Virtual Desktop Solution」に同様の機能を組み込もうとしている。
最初のバージョンで「Virtual PC 2007 SP1」しかサポートしないMED-Vは、既にApp-V(旧SoftGrid)が搭載済みの「Microsoft Desktop Optimization Pack(MDOP)」に搭載される。
つまり、ソフトウェア保証プログラムへの加入が嫌な顧客はこれを利用できないことになる。
Microsoft社ではMED-V 1.0を2009前半にリリースする見込み。それまでの間、ベータプログラムへの参加はこちら。
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