2008年度仮想化業界アンケート:第2回結果発表(必読)(20090128-1)
virtualization.infoでは1週間前、ハードウェア仮想化の選定に関する2008年度仮想化業界アンケートの結果を公表した。
容易に推測できることだが、「質問6 - ハードウェア仮想化のプラットフォームは何をインプリメントしていますか?」がVMware ESXよりMicrosoft Hyper-Vの方が多く採用されているように見える結果だったことで読者から懸念の声が多く集まった。
公表されたデータの収集/確認方法について説明を求める声もあったし、調査全体を全く使いものにならないと断じる声もあった。
いつもと違って結果についてはノーコメントだとする声もいくつかあった。だが、実情は違っていたのだ。
これほど多くの声が出てきたので、そろそろわれわれの集めた本当の情報を公表するときが来たようだ。
回答はウェブフォーム(開発にはGoogle Formsを使用)に入力する形でオンラインで集められ、匿名の回答も受け付けた(したがって調査対象者のプロファイルはない)し、特にセキュリティ対策も施さなかった(したがって、1人の読者が1日あるいは一定期間にわたって何度でも投票できる)。
この調査プラットフォームが記録した唯一のトラッキングデータは、回答フォームごとに日時を通知するユニークなタイムスタンプ(HH:MM:SS)だけだった。
Google Formsでだれにでもできる(同製品は無償)簡単なテストをしてみれば、1人の訪問者がトラッキングもブロックもされずに1日に何度も調査に回答できることはすぐ分かる。
にもかかわらず、virtualization.infoではサードパーティー製統計エンジンを使い、入力ページの訪問者に関する可能な限りの情報をトラッキングした。
われわれは、訪問者ごとに発信元のネットワーク、国、都市、ブラウザなどの典型的な各種情報を記録した。
もちろん、これでも特定の元ネットワークからの回答数を明言するには不十分だが、1人の訪問者がページ上で作業した時間(われわれはこの情報もトラッキングした)により、訪問者が実際に入力したかどうかはかなりの確率で推測できる。
話を先に進める前に、今回のような匿名の調査ではどのベンダーも同条件にあり、結果に影響を与えるような不正も同様に可能であることをまずここで強調しておきたい。
そのような彼らの行動は結果を完全にぶちこわし、調査を準備した側と、それに誠実に回答した側の努力を無駄にしてしまうため、それがとんでもない考えであることをベンダー各社(さらにはその社員)が明確に理解しておくのが本来の姿だ。
ここまで説明すれば以下の数字は改めて説明するまでもないだろう。
2008年10月29日 - IDC社とGartner社のマーケットシェアレポートに関する記事のなかで調査が非公式に発表される。
その日と、その週の別の2日(10月29日と31日)のアンケート入力フォームのページでは次のようなことが起きた。
- Microsoft社から1回の訪問当たり平均1分49秒で237ページビューがあった。
- Microsoft European Internet Data Centresから平均2分37秒で147ページビューがあった。
- 質問6には473人が「Hyper-V」と回答した。
これに対し
- VMware社からは1回の訪問当たり平均2分30秒で75ページビューがあった。
- 質問6には178人が「ESX」と回答した。
アンケート入力ページのアクセス統計は調査期間(10月28日から12月31日)を通じて以下の通り。
- Microsoft社(米国およびEMEA(欧州・中東・アフリカ))のページビューは551(平均1分38秒)
- VMware社(米国およびEMEA)のページビューは136(平均3分23秒)
ラベル: Announcements, Market Trends
Copyright © 2003-2009 virtualization.info. All rights reserved.
virtualization.info Network: virtualization.info | virtualization.tv | Virtualization Congress



