Xenがネイティブホストのフェイルオーバーにまもなく対応(20081208-4)

12/08/2008   |   原文はこちら (English)

xen logo

先日東京で開催されたXen Summit 2008において、非常に興味深いあるプロジェクトがついにバージョン1.0に到達した。Kemariだ。
同プロジェクトの初公開は2007年4月のことだったが、今回、初めて一般公開用として十分に安定したバージョンになった。

田村芳明氏開発のKemariはホストのフェイルオーバーを追加する「Xen 3.3」用のパッチ。
LinuxとWindowsの両ゲストOSに対応している。

その仕組みは簡単な説明で容易に理解できる。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

VMM(仮想マシン・モニタ)内のKemariがイベントチャネルを利用して(サスペンドしていない)ゲストをポーズさせ、転送準備を行い、userland内のKemariがこのゲストを転送する。フェールオーバー時には、セカンダリマシン上のKemariがゲストをリストアし、dom0のバックエンドドライバがゲスト内の共有リングの状態からバックエンドリングをセットアップする。

以下は、2台構成のハードウェアクラスタで1つのノードがシャットダウンしたときにWindows XPの仮想マシンが生き残る様子を示している。

うれしいのは、KemariがXenのロードマップに組み込まれたというニュースで、これは同オープンソースハイパーバイザーがバージョン3.4到達直後に最初からフォールトトレランスをサポートする可能性があることを意味する。
Citrix社はかなり喜ぶことだろうが、Marathon Technologies社も喜ぶことになるのだろうか?

ラベル: ,