リリース:VMware View 3.0(20081203-6)
VMware社は12月2日、かつて「Virtual Desktop Manager」(VDM)と呼ばれていたVDIコネクションブローカのバージョン3.0(ビルド127642)をリリースした。同製品は現在、「VMware View」へと名称変更され、3つの主要な新機能を提供している。
まず第一に、View 3.0ではMicrosoft Terminal Serverや、RDPが有効になった一般的なWindowsマシンへのエンドユーザアクセスが可能になっており、この新バージョンによってVMware社はCitrix社やQuest/Provision Networks社の得意分野に深く侵攻する。VMware社ではこれを「Unified Access」と呼んでいる。
それだけではない。同製品は「試験的ながら」待望のオフラインVDI機能を投入し、ユーザが自分のノートPCのローカルにイメージを保存し、自分の仮想デスクトップをチェックアウトして企業ネットワークから離れることが可能になっている。
大事なことを言い忘れていたが、VMware Viewでは、ゴールドマスターとなっている仮想デスクトップ上でリンククローン 機能を利用することで大規模VDIをアップデートする機能も投入している。
この機能は「View Composer」と呼ばれており、VMware社によると、ストレージ容量を最大70%削減できるという(こちらに実例があるが、ゴールドマスターのイメージが壊れたらどうなるのだろうか?)。
一つだけ同バージョンのViewに不足している重要なものを挙げると、それは、VMware社が新興企業のTeradici社と共同開発中で既に発表済みの全く新しいリモートデスクトッププロトコルだ。
とはいえ、View 3ではシンクライアントベンダーであるWyse Technologies社とのコラボレーションのおかげでRDPの強化がいくつか行われている。
完全なアプリケーション配信プラットフォームをバンドルすべくCitrix社とその「XenDesktop」を追いかけるVMware社は、View 3.0を2つのエディションで用意している。
上位版の「Premiere」には、ハイパーバイザー(ESX)と管理コンソール(vCenter)、コネクションブローカ(View Manager)、アプリケーション仮想化プラットフォーム(ThinApp)、そしてデスクトップ仮想化プラットフォーム(Workstation)が含まれる。
しかし、Brian Madden氏が言うように、ローカルとリモートのアプリをユーザのデスクトップ上でシームレスに結合することが(今のところ)できておらず、VMware ViewはまだCitrix XenDesktopに大きく後れを取っているという。試用版のダウンロードはこちら。
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