Linux Kernel 2.6.28のKVMがIntel VT-dをサポート、ネステド仮想化もまもなく登場(20081229-7)

12/29/2008   |   原文はこちら (English)

redhat logo

リリースされたばかりのKernel 2.6.28には、2.6.20からLinuxに搭載されてきたKVM仮想化エンジン用のパッチが104カ所以上ある。

これらのパッチの1つは、物理PCIデバイスを「Intel Virtualization for Directed I/O(VT-d)」技術経由で特定の仮想マシンにマッピングできるようにするという特に重要なものだ。

Intel社は「VT-d」を2006年の第1四半期初頭に発表したが、今のところNovell社とOracle社しかこれをXenインプリメンテーションでサポートしていない(virtualization.infoのバイヤーズガイドを参照)。

PCIダイレクトアクセスは、仮想インフラでより高いパフォーマンスを実現するが、柔軟性が低下する。たとえば、1つのVMはプラットフォームの中に物理的に存在する数だけしかデバイスをマッピングできない。
しかし、これはノートPCのような消費者用機器でハイパフォーマンスの仮想化を実現する(クライアントハイパーバイザーと呼ばれているもの)ための重要な一歩だ。 

幹部らが先月明言したように、Qumranetを買収して以来KVMに最も貢献しているRed Hat社には、この目標を達成する十分な理由がそろっている。

一方、KVMは相変わらず新機能を次々に搭載している。最終ビルドのKVM-82では、AMD CPU上に限りネステド仮想マシンが可能になっている。

ラベル: ,