セキュリティ製品担当シニアディレクターがVMware社を退社(20081124-4)
VMware社は最高経営責任者(CEO)が交代した(Microsoft社元幹部のPaul Maritz氏がDiane Greene氏の後継となった)直後、解任された共同創業者の忠誠を尽くす知名度の高い幹部やソフトウェアエンジニアを多数失うリスクを被った。
人材の大量流出は発生しなかった(意欲的な人材引き留めプログラムも功を奏した)が、それでもVMware社は以下の重要人物を失った。
- Paul Chan氏(製品開発担当バイスプレジデント)は8月に退社。
- Richard Sarwal氏(研究開発担当エグゼクティブバイスプレジデント)は9月に退社。
- Mendel Rosenblum氏(共同創業者兼チーフサイエンティスト)も9月に退社。
そして今回、Computerworldや複数のニュースサイトで報じられたように、4番目の重要なリーダーが同社を去る。OpenDNS社のCEOに就任したNand Mulchandani氏だ。
この人物の辞任が特に懸念されるのは、VMware社がセキュリティ市場に本格参入しようとしている時期とタイミングが重なったためだ。
同社は、2008年末から2009年初頭にかけて投入する見通しのVI 4.0に搭載する形で「VMsafe API」をリリースし、セキュリティ関連の新興企業を2社買収し(2007年8月のDetermina社と2008年10月のBlue Lane Technologies社)、PCI Standard Councilにも参加した。
Mulchandani氏は入社直前までDetermina社でCEOを務めていた。
仮想化がセキュリティの世界に革命を起こす無限の機会を秘めていることを考えると、セキュリティ製品担当シニアディレクターというVMware社における同氏の立場は非常に重要なものだった。
しかし同氏は、基本的にはOpenDNSの役職の方が興味深いとComputerworldに対して語っている。
VMware社がMulchandani氏の後継にだれを選ぶか注目である。
ラベル: Leadership, VMware
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