Microsoft社が仮想ラボ自動化システムにVisual Studio 2010とSCVMMを利用(20081118-6)
Microsoft社はようやく、自社のデベロッパーコミュニティーが仮想化に提供できる機会を利用することにした。
同社は、IDEの次期バージョンである「Visual Studio 2010」が、「Hyper-V」や「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)」とシームレスに連動して完全な仮想ラボ自動化システムソリューションを提供するようになることを発表した。
具体的には、現在「Community Technology Preview(CTP)」として投入されている同製品の「Team System」バージョンにVLA機能が採用されるはずだ。
また、SCVMM(仮想マシン・モニタ)がサードパーティー製のハイパーバイザー(すなわち「VMware ESX」)をサポートするため、デベロッパーはVLA環境でこれらを使えるようになる。
Microsoft社では、2人のVS2010プログラムマネージャが新機能について語り、その動作を示すインタビューを公開した。
Microsoft PDC 2008カンファレンスで紹介されたPowerPointのスライドも用意されているのでぜひチェックしていただきたい。
この市場では、VMware社(Akimbi社を2006年に買収)、Surgient社、VMLogix社、そして新たに参入してきたStackSafe社とSkytap社(後者はホスティング版のVLAサービスのみ提供)が競合しているが、今のところ本当にデベロッパーのハートを掴んでいるのはデスクトップ製品のVMware Workstationを擁するVMware社だ。
VMware Workstationは、ソフトウェアの開発やテスト用に強化された機能を何年も前から用意しており、必須であるスナップショットマネージャの域を大きく超えてる。
たとえば、Workstation 6.0ではパワフルな「Record/Replay」機能が投入され、6.5のアップグレードではコードのデバッグ用として「VAssert」と呼ばれる専用のAPIセット が用意された。
今のところ、Microsoft社は自社の得意分野でVMware社に反撃する動きを見せておらず、これにより、ライバル各社は意思決定者らではなくエンドユーザを介して多数の企業に入り込むことができた。
VMware社はデベロッパーコミュニティーを通じてブランドを確立し、今となっては、それを弱めることはかなり難しい。2010年というのはあまりに先の話のようだが、Microsoft社がようやく何かしようと決めたことは良いことだ。
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