Microsoft社、VDI分野参入でTerminal Services機能を拡張へ(20081106-9)

11/06/2008   |   原文はこちら (English)

microsoft logo

大半の仮想化ベンダーが営業の新たなシナリオの重点をサーバの集約からデスクトップ集約(またの名をホステドデスクトップ環境、仮想デスクトップインフラ、そしてVDIともいう)へと移しつつあることは今では周知の事実だ。
集約関連ベンダーと起業間もない新興企業各社はどこも、利益にあふれ、果てしないポテンシャルを秘めたVDI市場のシェアを奪い合っている。

Microsoft社は、大規模な投資を行うには市場がまだ未成熟との評価を下しており、今のところ参入には慎重な姿勢だ。
同社は代わりに、集約戦略の一環としてCitrix社、Quest/Provision Networks社、そしてEricom社という勇敢な複数のパートナーに初期のチャンスを与えることにした。

だが、何らかの変化があったようだ。Microsoft社は「Terminal Services」製品の一部としてVDIコネクションブローカを投入する意向であることを先ほど発表してきた

Remote Desktop Services(RDS)」へと名前を変えたTSの新バージョンは、2010年登場予定の「Windows Server 2008 R2」で導入され、全く新しい「Remote Desktop Connection Broker」を搭載する。

いずれにせよ、Microsoft社は次のような理由からVDIパートナーが大歓迎であることを即座に明確にしている。



…技術革新を継続し、顧客に付加価値を提供できるようにする多彩なAPIセットがある。


このような形で、Microsoft社とCitrix社では相変わらず仮想化分野における製品のオーバーラップが続いている。
もちろん後者は、何年も前からTerminal Services上でしてきたように、RDSや新しいコネクションブローカのほかにも技術革新を実現できるようになるが、このようなシナリオでのXenDesktopの存在は、ポートフォリオのなかでもコストのかかる選択肢となる可能性がある。

Citrix社が2010年までに自社製品(具体的にはXenServerとXenDesktop)をどのように位置づけるのかは興味深い。

ラベル: ,