VMware Fault Toleranceの概要と制限(20081014-6)

10/14/2008   |   原文はこちら (English)

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先月ネバダ州ラスベガスで開催されたVMworld 2008では、単純に「Fault Tolerance」もしくは「FT」という名称でまもなく登場する高可用性機能をVMware社が正式に発表した

Continuous Availability」という仮称で2007年後半初公開された画期的な機能について、VMware社はようやくその新たな詳細を公開し、これを現在プライベートベータテストが進行中で、まもなく登場する「VMware Infrastructure 4」に組み込むことを約束した。

ほとんどの情報はカンファレンスセッションのなかで明らかにされ(BC2621: Fault-Tolerant VMs in VI: Operations and Best Practices - BC2621:VIのフォールトトレラントなVMの運用と最優良事例)、その模様はScott Lowe氏がこちらからライブでブログを発信した。

同氏のレポートからはそのほかに、FTの仕組みに関する明確な解説、興味深いいくつかの制限、そして各種要件が明らかになった。

(※下記は引用部分の参考翻訳として掲載。)

…VMware FTは、ハードウェア仮想化をサポートするCPU(AMD-V、Intel VT)が必須だ。これらの機能は、サーバのBIOS内部で有効にしなければならない場合がある。ホストはすべてがVMware ESXの同じビルドを運用する必要があり、共有ストレージも必須(NASもしくはSAN)で、すべてのホストがHA対応クラスタ内になくてはならない。さらに、専用のFTのロギング用NICや専用のVMotion NICも必須だ。つまり、最低4枚のNICが必要ということになる(サービスコンソール、VMトラフィック、VMotion、FTのロギング)。FTのロギング用NICにはGigabitイーサネットが必須となっている(VMotion NICと同じ)。

VMware FTは、シンプロビジョニングのディスクを使っているVMを保護できない。ディスクは「シック」である必要がある。ディスクはVMware FTが有効になると自動的にシックになる。また、VMは非再生可能デバイス(USB、サウンド、物理CD-ROM、物理フロッピー、物理モードRDM)は一切持つことができず、準仮想化ベースのVMはサポートされない。…

これらの要件と現在の各種機能の価格を考えると、VMware FTはかなり高価なアドオンになるだろう。だがもしそうなると、VMware社は大きな機会を失う可能性がある。この機能だけでも(サーバの集約を検討しているか否かにかかわらず)仮想化を検討する価値があるし、ESXを調査中の見込み客は全員がどの選択肢よりもこちらの方を望むかもしれない。

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