クラウドコンピューティングに乗り遅れないMicrosoft社(20081007-9)
ここ数年の間、多くの企業がクラウドコンピューティングのメリットを公言し、それを実現するための複数の取り組み(場合によっては製品も)を発表してきた。
仮想化は幅広く普及するアーキテクチャ構築の基盤になると思われるため、他社よりも関連性のあるVMware社は便乗戦略の立ち上げに向けたかなり特殊な位置にいる。 。また、同社の便乗戦略は、はっきり言ってこれまでのものより格段に優れているように思われる。
同社のライバルであるCitrix社も時間を無駄にせず、XenServerがクラウドにも対応することを発表したし、相棒のMicrosoft社も乗り遅れることはできなかった。
Microsoft社は、10月末にカリフォルニア州ロサンゼルスで開催されるProfessional Developers Conference(PDC)2008で、クラウドコンピューティング対応版のWindowsを公開する。
これが何らかの仮想化技術を利用するのかどうか、そしてこのバージョンが製品版にどれほど近いものなのかは分からないが、発表されたばかりのVMware社のロードマップへの回答がこの製品であることをMicrosoft社が示唆しているのは明らかだ。
Steve Ballmer氏がホスティング版のソフトウェアに具体的に言及したように、同OSはアプリケーション仮想化製品の「App-V」(Softricity社が2006年に買収した旧「SoftGrid」)と密接に統合される可能性がある。
App-Vは現在デスクトップ版しか用意されておらず、それはサービスとしてのソフトウェア(SaaS)の提供には十分ながら、クラウドコンピューティングスタックの構築には不十分なものとなっている。
それにもかかわらず、virtualization.infoではMicrosoft社がApp-Vをサーバに移植すべく作業を進めていることを既に浮き彫りにしており、そこでは「Hyper-V」が既に待っている。
いずれにせよ、もしMicrosoft社が本当に仮想化によってクラウドコンピューティングに早急に進出したいと考えているならば、不足している(多くの)機能を補うべくその分野で多数の買収を進めるか、多数のパートナーに早急に対応を呼びかける必要がある。
ラベル: Cloud Computing, Microsoft
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